株式投資信託とは?


投資信託は、別称ファンドとも呼ばれ、株式などの各種の有価証券で構成されます。
簡単に説明するなら、投資信託がバスケット、果物自体が株式またはその他の有価証券で、フルーツバスケットを構成していると考えてください。

投資信託へ投資するということは、バスケット全体を所有しますが、中に入れる果物を決定することはできません。
それは、投資信託会社の仕事になります。
通常は、リスクを分散するために多くの異なる果物を選択します。

投資信託の種類

投資信託が何に投資するかに応じて、異なるカテゴリに分けられます。
株式、債券、ヘッジファンド、インデックスやファンド・オブ・ファンズが含まれます。
また、特定の業界、市場に投資するファンドもあります。

株式と記載されていなくても株式が組み込めるもの株式投資信託と言う

税法上の分類では、債券に投資する公社債投資信託とその他の分野に投資をする投資信託とに分かれます。
商品設計の自由度を上げるために株式に投資できるような約款にする場合もあり、一口に株式投資信託といっても様々な商品があります。

株式投資信託として対象になっている投資信託

投資信託のカテゴリーは、投資する有価証券の種類だけでなく、投資市場によっても分類されます。
例えば、ちょうど新興市場やいくつかの市場の組み合わせで、北米でのみ投資する投資信託があります。

あるいは、ある業種に明確な焦点を持って投資をする投資信託もあります。
これらのカテゴリの多くの可能な組み合わせがあるため、投資家には非常に大きな可能性が広がるのです。

投資先である市場や産業の新しい合わせが常に新商品として生み出され、投資信託は常に躍進し続けています。
そのため商品によっては分類が難しい場合があります。

国内株型投資信託


文字通り国内の株式に対して中心的に投資を行う株式投資信託です。
国内株式投信には、日経225やTOPIXなど指数を指標とするインデックスファンドとアクティブファンドの二種類があります。

インデックス型は、指標とする指数の値動きに連動するよう作られているファンドで、アクティブには運用せず、売買はコンピュータにより人為を介さずに運用されます。
そのためコストが低いため人気ですが、特色には欠けます。
ファンドごとに大きな値動きの違いがないため初心者に向いていると言えるでしょう。

一方、積極的に指標を上回る成績を目指すのがアクティブファンドです。
ファンドによって様々な分野に投資、運用するため、ファンドにより運用成果が大きく分かれるのが特徴ですが、そのためリスクがあります。
投資信託に明るく、慣れた投資家に向いています。

外国株型投資信託

文字通り外国の企業の株式を中心として投資する投資信託です。
日本にいて外国の株式に投資をするのは、なかなか難しいものです。

外国株式投信が投資対象する地域は公汎で、一国のみに投資するもの、ユーロ圏、ユーロ圏外のヨーロッパの国、オセアニア、アジア等、地域別のもの、先進国、新興国など経済圏別になるものもあります。

グローバル、日本、北米、欧州、アジア、オセアニア、中南米、アフリカ、中近東、エマージングの10地域の分類によって表記されることになっており、投資先がどの地域なのか分かりやすくなっています。
運用方法は、国内株式投信と同様、インデックスファンドとアクティブファンドに大きく分類します。

インデックス型では、米国のS&P500、Dow Jones US、NASDAQなど、各国の証券取引所の指数を指標とするもの、複数国を組み合わせた指数を指標とするものがあります。

アクティブファンドでは、特定のテーマ関連銘柄などを単一国から選定するもの、複数国から選定して組み入れるものがあります。
外国に投資する利点は、一つのかごに全部の卵を入れておかないよう、リスク回避のためにが一点、日本に比べ変動幅が大きい分高いリターンが期待できる点にあります。

最大の懸念事項としては為替リスクがあることを念頭に入れておくべきです。
為替リスクを回避するには、長期的な目的での投資にお勧めします。

債券型投資信託

債券とは

債券とは、お金を借りるときに発行する、借用書のようなものです。
債券を購入すると、あらかじめ決められた利息を、受け取ることが出来ます。

債券型投資信託とは

債券型投資信託とは、国や、国の機関、会社などが発行する債券に主に投資する投資信託を指します。

景気が上昇し、金利が下がると株が上がります。債券型投資信託では金利動向に連動的である債券と、株式型投資をコーディネートすることで、全体の値動きのバランスと取ります。
また、債券は株式よりも値動きが少なく安定しています。

値の動向の幅が少ないため、株式の大きなリターンは期待出来ません。
リスク回避するより大きなリターンを得たい投資家には、魅力があまりないと言えます。
しかし、安定した利息収入を得たい投資家には向く運用法です。

国内債券は、金利が低い時にはリターンが低く、外国債券は、国内債券に比べコンスタントな利益を上げています。

バランス型投資信託

バランス型投資信託は資産複合型の投資信託で、初心者に向いていると考えられています。
バランス型投資信託は、複数の資産にバランスよく分散させて投資するタイプの商品です。
株、債券さらに不動産投信などの資産も組み入れるものなどがあります。

そもそも投資信託とは一体なに?株式投資信託以外にも気になる基本知識

ヘッジファンド

資金の専門分野間のばらつきが大きいため、株式、インデックスファンドのように明白な定義がありません。
他のタイプとは異なり、ヘッジファンドの本来の目的は、投資家は市場の動きからの影響をヘッジして安定したリターンを提供することです。

ファンド・オブ・ファンズ

安定性を重視する投資を追求したい人のための、複数の投資信託を複合した商品のことです。
一般的な投資信託は、複数の株式や債券を一つのパッケージとして投資しますが、ファンド・オブ・ファンズとは一つのパッケージとして複数の投資信託を投資することにより、その分散効果によって安定性を計ります。
理想的に思えますが、信託投資を二重に買う事になるためコストがかかる欠点があります。

投資信託は「実際の手続きをプロに行ってもらう」投資方法である

資金を運用したいと思いつきます。
はじめてで右も左も分からない場合、その道の専門家に預けた方が自分で試行錯誤するよりも安全だと考えたとき、運用をお願いする先が投資信託といえます。
世界の金融情勢はお互いに複雑に連動し合っていて、過去の実績だけでは相場は読めません。

日々、専門家は幅広く深い知識を生かし市場の動向を読み、その微妙なさじ加減がリターンに繋がるのです。
株の魅力も同質のものと言えますが、経験と知識が必須です。
専門家にお任せできるのは安心感があります。

投資信託には3社が関わっているー安全に、ルールに従って運用

信託銀行と運用会社がすること個々に機能する図式になっているので、投資家の資本は安全に、ルールに従って投資信託は運用されています。

投資信託に関わる会社①販売会社


一般の個人投資家は、証券会社や銀行などの販売会社において投資信託を売買します。

投資信託に関わる会社②委託会社

委託会社(運用会社)が投資信託の商品を設計して運用方針を定めます。
ファンドマネジャーとよばれる専門家がこのポジションです。

投資信託に関わる会社③受託会社

委託会社(運用会社)から指示を受けた「受託会社」が実際の投資および管理を行います。

投資信託の利益は配当金として還元されるー普通分配金と特別分配金

普通分配金は、分配金の分配後の基準価額が、購入時の価額を上回って支払われます。
つまり、投資家にとってその分配金は収益であるため、課税の対象となります。

特別分配金は、分配金の分配後の基準価額が、購入時の価額を価額を下回って支払われます。
つまり、特別分配金は投資家にとって元本割れしていた一部が払い戻されたにすぎないため、税金は課せられません。

株式投資信託の基礎知識を種類や用語までわかりやすく解説のまとめ


いかがでしたか。
分散することがリスクを回避する手段であると述べました。
さらに時間の尺度つまりどのくらいのスパンで投資するのか、投資をはじめるまえに一度慎重に検討してください。

はじめて投資する方には、5年10年先を目指して着実に増やしていくことをお勧めします。

千里の道も一歩からです。
分配金をも投資することによって、最初は小さいかもしれませんが、その一歩が大きな結果すなわちリターンに繋がります。

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