リボ払い(リボルビング払い)とは?

クレジットカードでの商品の購入などによる支払残高に応じ、元本返済額と手数料額の合計である毎月の支払額があらかじめ決められている分割支払方法の一つです。

リボ払いの種類


以下、リボ払いの種類についてまとめます。
定額方式、定率方式、残高スライド方式とあり、商品によりそれぞれ特色があり、少々複雑かもしれませんが、大変重要な情報ですので、使用の前にお持ちのカードの契約内容への理解を深めることをお勧めします。

定額方式

支払い残高に関係なく毎月一定額を支払う方式です。
支払い残高が増えても毎月の元本返済は変わりませんが、支払い期間が延びるとその期間は手数料がかかります。

定率方式

借入残高の10%を支払うなどの契約を金融機関と交わすリボ払いの方式です。
元利定率リボと元金定率リボの二種類のリボ払いがあり、元金に利息を含めて計算する方法と、元金のみで計算するかで返済額が違ってしまいます。
借り入れの残高が月により大きく変わる場合、月々の支払額も変動するため、他のリボ払いとはかなり異なるので、注意が必要です。

残高スライド方式

あらかじめ決められている支払い残高のランクに応じて、毎月の支払額(手数料を含む)が増減するしくみです。

大手リボ払いサービスご紹介


一般に使用されている大手カード会社のリボ払いサービスをご紹介します。
商品によって、多少実質年率や返済方法の種類など異なります。

具体的にどの金額でリボを設定するかなどは一見して分かりにくいので、多額なカードの利用をする場合、返済を実際にシュミレーションしてからことをお勧めします。

JCBカードのリボ払いサービス

JCBカードのリボ払いサービスは、支払額の変更が郵送、電話サービス、インターネットで行えます。
また、まとめ払い(繰上返済)も可能です。
ボーナス時などの臨時収入で余裕が出来た場合、毎月の口座振替日以外でも返済ができます。

・支払いコース:定額コース、5,000円以上1,000円単位で設定、全額コース、残高スライドコース(標準コース、短期コース)、および自由払い型サービス「支払い名人」(定額コース、全額コース)から選択できます。
・手数料:実質年率8.04~18.00%

三井住友VISAカードのリボ払いサービス

あとからリボ ー 買物をしたあと、支払い方法をリボ払いに変更できます。
マイ・ペイすリボおよびマイ・ペイすリボ ー 登録に登録してあると、「1回払い」と支払い方法を提示するだけで、あらかじめ設定済みの最低支払い金額にリボ払い手数料を加えた金額を支払うだけで、支払い後の残高がリボ払いとなるサービスです。
最低支払い金額は、状況に応じて増やしたり減らしたりできます。

・支払いコース:元金定額コース(5千円から1万円以上1万円単位で設定)、自由払い型サービスマイ・ペイすリボ
・手数料:実質年率15.0%

セゾンカードのショッピングリボ

あとからリボ ー 買物をしたあと、支払い方法をリボ払いに変更できます。
リボ宣言ー毎月の支払い金額を 一 定にしたいまたは全ての買物をリボにしたい人へのサービスです。

・支払いコース:残高スライドコース(標準コース、長期コース)と定額コース(1万円・2万円・3万円コースから選択)があります。
自由払い型サービスはないですが、ゴールドカードおよびプラチナカードはリボ払い手数料が低いため、返済回数が多数の場合は、他社の自由払い型サービスよりもお得です。
・手数料 ー実質年率14.52%

NTT Docomoのdカードリボ払い

NTT Docomoのdカードでは、カードでの返済額の全額または一部ををリボ払い、ボーナス払いをリボ払いに変更出来るサービスがあります。

・手数料 ー実質年率15.0%

リボ払いのメリット(利点)について

タイミング悪く出費がかさむ月などに、一度に支払わずに一定額ずつ返済出来るので、たまたま困っているときなど、長期的でない場合は重宝するサービスです。

リボ払いのデメリット(注意点)について

毎月の支払額を一定にすることが出来るので一見便利なサービスですが、繰り返しての使用するには仕組みが複雑なため、思わぬ散財になる危険性も多々あります。
個人によってつい使いすぎてしまい、一回払いや現金払いでの決済よりも手数料分多額な買い物になってしまいがちです。

リボ払い利用失敗例

ここでは、リボ払いで失敗したAさんの例をご紹介します。

(Aさん)
長期間支払い要件や、支払い残高、支払額の確認を全くせずにカードを使用していました。
半年以上経ったとき、銀行口座の残高がなんだか少ない気がして、カードの請求書を確認すると、月7000円の支払いだけだと思っていたのに、その3倍近くになっていて、よく見ると手数料がたくさん取られてました。

うっかり無駄なお金の使い方をしていたのが残念です。
リボ払いは気をつけないといけないようです。

リボ払いとは。メリットデメリットや危険性、各社の金利・利息など紹介のまとめ


一定額を支払うサービスは、出費が安定し安心感があるので、どうしても購入しなければならない大きな買い物などには非常に便利です。
近年は多様なオプションで、返済方法も楽に選択出来、身近にリボを使えるようになりました。

しかしながら、手数料の実質年率をみると、どのカード会社も平均して15%と総じて高い年率であることが分かります。
いざというときに使用出来るオプションとしてあるのは便利ですが、常に使う場合は、カードの契約がどのようになされているか自覚しながら、計画的に使うことが望ましいと考えられます。

一回払い、ボーナス払いには手数料がかからないことがほとんどで、同じものを多く支払ってまで購入すべきか、あまり多用することはリスクがあるサービスであることを認識してください。

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