逆張りについては何かと話題になりますが、その逆の順張りとはどんな方法か、どんな人に向くのかなど、ご紹介していきます。

順張りとは「株価の方向に合わせて売買する」こと!


順張りとは、株価の上昇傾向上昇トレンドにあると判断した時点に買い、株価が下落トレンドにあると判断したときに売るといった方法で、トレンドの下降時を狙う逆ばりの反意語になります。

順張りのタイミングとは?

テクニカル分析であれ、ファンダメンタルズ分析であれ、市場が上昇しそうな気配を察知したときに、株などの証券に投資する方法です。上昇しそうな気配をよくトレンドと呼びますが、トレンドを判断するコツを説明します。

順張りのタイミング①前回の高値を超えたら

トレンドのをチャートで見ると、株価がカーブを描いて上下しているのが見えます。そのカーブからトレンドを読むタイミングですが、前回のトップの位置を超えた地点が判断のポイントとする方法があります。

順張りのタイミング②年初来高値を更新したら

初来高値とは、その年の初日から今日までを見て、最高値をつけたときの株価のを指す言葉です。初来高値の更新を判断ポイントとする方法です。

順張りのタイミング③上場来高値を更新したら

上場来高値とは、その株が上場したときから見て、最高値をつけたときの株価のことをいいます。上場来高値を更新したときを判断ポイントとする方法です。

順張りのメリットとは?

順張りのメリット①心理的に取引がしやすい

逆張りは精神的に難しいと言われていますが準張りは流れに乗る感があるせいか、心理的には判断しやすい方法です。買いにおいては、心理的には逆張りと異なり、取引がしやすいと言えます。逆張りでは、トレンドに逆い、株価が下がっているときに買うので心理的に難しいと言われます。

順張りのメリット②短期間で利益が生み出せることがある

トレンドを追うので、大きなリターンではなく、ある一定期間で得られる範囲のリターンを狙うため、中・短期間で勝敗が決まります。コツコツと勝敗を決めて、継続することでリターン得ます。

順張りのデメリットは?

順張りのデメリット①買った時点が天井であるリスク

買った時点がピーク、つまり最高値でトレンドが降下してしますというリスクがあります。またトレンドが同じ地点に戻って来るまでに時間がかかるので、待つか、ロスカットするかのどちらかになり、思った結果にならないケースです。

順張りのデメリット②資金額以上に投資してしまうリスク

信用取引で投資をする最大のリスクは、資金額以上の資金を運用することになるので、損失を出したときにも、ダメージが大きくなります。①を準張りで信用取引した場合、ロスカットのタイミングを逸して損失を出してしまうと、証券会社から借金している部分がマイナスです。

ショート(空売り)も同様、リスクがかなり高くなりますので、要注意です。よほど熟練した投資家以外には難易度が高いのでお勧め出来ません。

順張りが向いている人ってどんな人?

順張りが向いている人①ロストカットができる人

株をはじめて思うことの一つに、ロスカットがいかに難しいかとうことです。理屈では理解出来ているつもりでも、なかなか売りに踏み切れないものです。冷静にロスカットが出来る人は、順張りで大失敗をしないため、順張りに向いていると言えるのだと思います。損失をある一定額にとどめられるというのも、経験と強い精神力が必要です。

順張りが向いている人②精神力が強い人

1勝9敗でも利益が出せると考えるのが順張りであると考えると、ロスカットもさることながら、負けてもなお続ける精神力が最後には物を言うのでしょう。損失を作りながら、それでも売買を続けていかなければ、一勝が得られませんね。

そう言う意味でかなり向き不向きがあります。

株式投資の基本用語「順張り」とはどういう意味かメリデメを交えて解説のまとめ

順張りとは、
・上昇のタイミングを判断して買うこと
・そのタイミングが天井であるというリスクを知る
・負けを続けながら勝ちを得るため、強い精神力の持ち主に向くということ
・ロスカットで、大きな損失を出さないことがコツ
・信用取引、空売りは資金額以上の損失を出しかねないので、高リスク

株式投資にはリスクはつきまとうものですが、自分の責任の持てる範囲で運用することが成功のポイントです。失敗しない、大きな損失を出さない投資というものを、経験を積むにつれて身につけられれば、思うようなリターンが得られるようになるのかもしれません。

誰でも失敗をしますが、投資もその失敗から何を学ぶかが大切です。

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