ソーシャルレンディングとは

ソーシャルレンディングとは、借り手(お金を借りたい人・企業)と貸し手(お金を投資したい人・企業)をインターネット上で仲介するサービスです。
ソーシャルレンディングはインターネット上で完結するサービスであるという仕組み上から、借り手には低金利、投資家には高利回りでサービスを提供しています。
イメージとしては、ソーシャルレンディングはクラウドファンディングに近いかもしれません。

ソーシャルレンディングのメリット:借り手

借り手側のソーシャルレンディングのメリットについては以下のようなものが挙げられるのではないでしょうか。

低金利で借り入れすることができる

ソーシャルレンディングでは全てがインターネット上で完結するので、業者を利用するよりもコストを抑えることができるため、低金利で借り入れをすることができるようです。
またインターネットを利用することができれば簡単に利用開始できるので、その点もメリットかもしれません。

銀行の融資基準を満たさなくても借り入れができる

銀行からの融資だと財務内容、資金使途、返済原資・返済見通し、担保・保証人など、様々な条件をクリアする必要がありますが、これらを満たさない状況であっても、ソーシャルレンディングでは借り入れができる可能性もあり、間口が広くなっているところはメリットと言えるのではないでしょうか。

融資審査にかかる時間が少ない

借入申込の申請のあと、数日で融資が実行されることが非常に多く、銀行からの融資と比べると、融資実行までの期間は圧倒的に短くなっています。

融資と考えると銀行での融資が一般的になりますが、それよりも早く手軽に借り入れが行えることは、借り手側にとっての一番のメリットになるのではないでしょうか。

ソーシャルレンディングのメリット:貸し手

貸し手側のソーシャルレンディングのメリットについては以下のようなものが挙げられるのではないでしょうか。

高利回り、小規模案件が多い

ソーシャルレンディングでは様々ある投資方法の中でも、高利回りかつ小規模投資が可能な案件が多いです。
そのため、手軽に投資を開始することができます。

市場の価格変動に左右されない商品が多い

ソーシャルレンディングでは株や通貨など、日々変動するものによる影響を受けない物が多いです。
そういう意味では、詳細な知識のない方でも投資を行うことができます。

短期間での融資案件も多い

投資というと長期間のイメージがありますが、ソーシャルレンディングでは1ヶ月などの短期間での融資案件も多いため、手軽に投資を行えます。

毎月分配金がある案件もある

投資案件の中には、投資した額に応じて毎月分配金のある案件も多いため、投資に対して早いリターンを求める際にもソーシャルレンディングはおすすめです。

ソーシャルレンディングとクラウドファンディングの違いとは

ソーシャルレンディングはクラウドファンディングに近いイメージであると紹介しました。

そこで、ソーシャルレンディングとクラウドファンディングにはどのような違いがあるのか、紹介していきます。

クラウドファンディングとはクリエイターや起業家が製品やサービスの開発のため、アイディアを実現するため、夢をかなえるため、など様々な目的を達成するために、不特定多数の人や企業から資金の出資や協力をしてもらうサービスです。

このクラウドファンディングは大きく分けると「投資型」「非投資型」にわけられます。

投資型クラウドファンディング

  • ファンド型:お金(事業の利益の一部等)、商品やサービスのリターンがある
  • 株式型:お金(株売却の差額)のリターンがある
  • 貸付型:お金(金利)のリターンがある

非投資型クラウドファンディング

  • 寄付型:リターンなし
  • 購入型:商品やサービスのリターンがある

ソーシャルレンディング≒投資型クラウドファンディング

ソーシャルレンディングはこの中の投資型のクラウドファンディングと同じ意味で使われているようです。

サービスが開始された頃はソーシャルレンディングと呼ばれていたものが、近年のクラウドファンディングの流行によって、ソーシャルレンディング=投資型(融資型)のクラウドファンディングと呼ぶ人が増えていったようです。

以上で紹介したようにソーシャルレンディングとクラウドファンディングの大きな違いは、クラウドファンディングを起点に考えると、投資型のものがソーシャルレンディングということになります。

おすすめのソーシャルレンディング比較

Crowdcredit(クラウドクレジット)

  • 伊藤忠商事株式会社からの出資を受けている
  • 子会社が海外に多く存在する
  • 海外への投資に特化している

Crowdcredit(クラウドクレジット)は、日本では唯一海外への投資に特化したソーシャルレンディングです。
伊藤忠商事株式会社が株主として出資していたり、多くのメディアに取り上げられていたり、安心して利用ができます。
また小会社が海外の様々ん所にあるため、その地域での投資に強味を持っています。

【クラウドクレジット】

maneo(マネオ)

  • 国内シェアNo.1
  • 利息が毎月分配される
  • 案件は3カ月から1年程度のものが中心

maneo(マネオ)は、矢野経済研究所の2015年度の調査で、国内ソーシャルレンディング市場でシェアNo.1を獲得しており、人気のサービスです。
利息が毎月分配されたり、案件は3ヶ月から1年のものが中心であることから、短期間での投資をしたい方にはオススメです。
また、ジャンルごとのソーシャルレンディングを提供しています。

maneo(マネオ)

SBIソーシャルレンディング

  • ネット証券の口座数がNo.1
  • SBIグループのサービスという安心感
  • 1万円から投資ができ、分配は毎月

SBIソーシャルレンディングは、ネット証券の口座数がNo.1のSBIグループが提供しているソーシャルレンディングです。そのため安心して利用ができます。
また1万円からの少額投資が可能な案件も多く、毎月分配金があるため、手軽に投資を始められます。

SBIソーシャルレンディング

AQUSH(アクシュ)

  • 2009年からサービスを提供している歴史がある
  • 投資費用は貸付残高の1.5%と分かりやすい
  • 保証会社の付いている案件が多い

AQUSH(アクシュ)は2009年からサービスを提供している歴史があるソーシャルレンディングです。
投資にかかる費用は貸付残高の1.5%で固定になっており分かりやすいです。
また保証会社の付いている案件が多いので安心して投資をすることができます。

AQUSH(アクシュ)

OwnersBook(オーナーズブック)

  • 不動産投資に特化している
  • 運営会社が元々不動産に携わっていた会社
  • 案件のリスク評価・解説をしている

OwnersBook(オーナーズブック)は不動産投資に特化したソーシャルレンディングです。
運営会社が元々不動産投資やコンサルを行っていたようで、案件ごとのリスク評価やリスクの解説を行っているので、初心者でも安心して投資を行えます。

OwnersBook

Crowd Bank(クラウドバンク)

  • 証券会社が提供している
  • 昨年度平均利回り6.78%
  • 多くのジャンルのとうし案件を持っている

Crowd Bank(クラウドバンク)は、日本で初めて証券会社が提供したソーシャルレンディングです。そのため信用があり、安心して利用できます。
昨年度の平均利回りは6.78%と公開されており、様々な投資方法と比較しても高い率となっています。
また多くのジャンルの投資案件が充実しているのも魅力です。

クラウドバンク

おすすめのソーシャルレンディング比較表

サービス名不動産企業海外新興国エネルギー成約ローン総額
(情報取得時)
参考運用利回り出資者手数料最低出資額募集金額(万円)運用期間業務開始時期
Crowdcredit(クラウドクレジット)1,826,220,000
(2017/02/08)
5.3%~14.7%商品ごとに異なる1万円300~8,0007ヶ月~4年2014年6月
maneo(マネオ)62,796,000,000
(2017/02/08)
5.0%~8.0%なし1万円500~5,0002ヶ月~3年2008年10月
みんなのクレジット3,513,430,000
(2017/02/08)
~14.5%なし10万円1,510~5,2101ヶ月~3年2016年4月
SBIソーシャルレンディング10,964,190,000
(2016年2月)
3.5%(証券担保ローン)
5.0%(不動産担保ローン)
年1.5%(証券担保ローン)
年2.2%(不動産担保ローン)
1万円1~130,0004ヶ月~3年2011年3月
AQUSH(アクシュ)234,595,715
(2017/02/08)
4.0%~15.0%貸付金残高の0.125%5万円500~30,0003ヶ月~3年2009年12月
OwnersBook(オーナーズブック)463,000,000
(2016年4月)
4.5%~6.0%なし1万円300~50501ヶ月~2年2014年9月
Crowd Bank(クラウドバンク)10,565,216,000
(2017/02/10)
平均6.78%なし1万円300〜25,0002ヶ月~3年2013年12月

maneoが提供するジャンル別ソーシャルレンディング

さくらソーシャルレンディング

  • 特化ジャンル:地方創生
  • 地域に根ざした投資案件が豊富
  • 不動産担保を中心にしている

さくらソーシャルレンディングは、地域の活性化を目的にした、地域に根ざした投資案件が豊富です。
案件は不動産担保を中心としたものが多く、安心して投資を行えます。

さくらソーシャルレンディング

LCレンディング

  • 特化ジャンル:不動産投資
  • 運用利回り5.0~10.0%と比較的高め
  • 原則毎月分配がある

LCレンディングは不動産投資に特化した、maneoが運営しているソーシャルレンディングです。
運用利回りが比較的高く、原則として毎月分配があります。また投資期間も最長で3年までと幅広い投資を行えます。

LCレンディング

American Funding(アメリカンファンディング)

  • 特化ジャンル:米国不動産投資
  • 成約手数料・事務手数料がかからない
  • 貸し倒れた際の回収効率が高い

アメリカンファンディングは米国不動産投資に特化したmaneoが運営するソーシャルレンディングです。
成約手数料や事務手数料がかからないため、費用を抑えられますし、貸し倒れが起こった際の回収率も高いため、万が一のときも安心です。

American Funding(アメリカンファンディング)

GAIA FUNDING(ガイアファンディング)

  • 特化ジャンル:米国不動産投資(担保付き)
  • 全ての投資案件が担保付
  • 最大60ヶ月までの投資案件がある

ガイアファンディングは、アメリカンファンディングと同様に米国不動産に特化したソーシャルレンディングです。違いとしては全ての投資案件が担保付きであるという点です。
また、投資案件では最大60ヶ月のものもあり、長期での投資を考えている方にもおすすめです。

GAIA FUNDING(ガイアファンディング)

グリーンインフラレンディング

  • 特化ジャンル:再生可能エネルギー
  • スマートシティの開発に貢献できる
  • インフレや経済発展を想定した高い利回り

グリーンインフラレンディングは、再生可能エネルギーに特化したmaneoが提供しているソーシャルレンディングです。
投資することでスマートシティの開発に貢献することができますし、インフレや経済発展を想定した高い利回りになっています。

グリーンインフラレンディング

Crowd Lease(クラウドリース)

  • 特化ジャンル:店舗ビジネス
  • 中小・ベンチャー企業の事業支援を行える
  • 担保・保証付きの案件が非常に多い

Crowd Lease(クラウドリース)は店舗ビジネスに特化したソーシャルレンディングで、中小・ベンチャー企業の事業支援を行えます。
一見不安定なように見えますが、担保・保証付きの案件が多いため、安心して投資を行えます。

Crowd Lease(クラウドリース)

スマートレンド

  • 特化ジャンル:幅広い業界、規模企業
  • 経営・会計のプロフェッショナルが見極めている
  • 大企業〜零細企業で利回りが変化する

スマートレンドは幅広い業界、様々な規模企業に対応したソーシャルレンディングです。
経営・会計のプロフェッショナルが案件を精査しているので、安心して投資を行えます。
また案件の規模によって利回りが変わるので、利回り・案件の規模など、様々な視点から案件を選ぶことができます。

スマートレンド

maneoが提供するジャンル別ソーシャルレンディング比較表

サービス名特化分野成約ローン総額
(情報取得時)
参考運用利回り最低出資額運用期間業務開始時期
さくらソーシャルレンディング地方創生146,150,000
(2017年2月)
7.0〜11.0%2万円3ヶ月〜12ヶ月2016年12月
LCレンディング不動産投資5,999,520,000
(2017年2月)
5.0%~10.0%2万円6ヶ月〜2015年7月
アメリカンファンディング米国不動産投資157,220,000
(2017年2月)
〜10.0%2万円6ヶ月〜2016年7月
ガイアファンディング米国不動産投資(担保付き)2,544,040,000
(2017年2月)
〜10.0%1万円〜60ヶ月2015年10月
グリーンインフラレンディング再生可能エネルギー1,657,450,000
(2017年2月)
〜12.0%6万円10か月~2016年9月
Crowd Lease(クラウドリース)店舗ビジネス1,924,900,000
(2017年2月)
5.0%~8.0%1万円2ヶ月〜2016年2月
スマートレンド幅広い業界、規模企業1,110,270,000
(2017年2月)
〜10.0%3万円1ヶ月〜2016年4月

その他人気のソーシャルレンディング比較

Lucky Bank(ラッキーバンク)

  • 関東エリアの物件を取り扱っている
  • 募集金額の伸びが早く人気がある

Lucky Bank(ラッキーバンク)は関東エリア(東京・埼玉・神奈川)などの物件を担保付きで投資案件として掲載しています。
募集金総額の伸びが非常に早く人気のあるソーシャルレンディングです。

Lucky Bank(ラッキーバンク)

Crowd Realty(クラウドリアルティ)

  • 不動産ファンドの詳細が公開されている
  • 配当が不動産投資信託の仕組みに近い

Crowd Realty(クラウドリアルティ)は国内・海外の不動産投資のソーシャルレンディングです。
配当の仕組みが他のソーシャルレンディングとは少し違い、不動産投資信託に近いので、場合によっては非常に大きい配分を受けることが可能かもしれません。

Crowd Realty(クラウドリアルティ)

111ソーシャルレンディング

  • 米国不動産担保ローン債権に特化している
  • 本社がアメリカにある

111ソーシャルレンディングは、米国不動産担保ローン債権に特化しているソーシャルレンディングです。
本社がアメリカにあるため、情報の鮮度が高いですし、配当金は毎月支払われます。

111ソーシャルレンディング

スマートエクイティ

  • 日本で初めて証券会社が提供
  • 84ヶ月など長い期間での案件もある

スマートエクイティは第一種金融商品取引業者(証券会社)であるAIP証券が、日本で初めて証券会社として提供したソーシャルレンディングです。
案件の中には84ヶ月運用する案件もあるなど、長期での投資をお考えの方は一度検討してみてはいかがでしょうか。

スマートエクイティ

Trust Lending(トラストレンディング)

  • 貸し倒れが起こったことがない
  • 収益は毎月分配で手数料はかからない

トラストレンディングは不動産や債権、流動資産の担保付き案件のソーシャルレンディングです。
収益が毎月支払われるのですが、その際の手数料がかかりません。また、これまで貸し倒れが起こったことが内容で、安心して投資ができます。

Trust Lending(トラストレンディング)

TATERU FUNDING(タテルファンディング)

  • 不動産投資に特化している
  • 評価額が30%減らなければ元本に影響がない

TATERU FUNDINGは不動産投資に特化したソーシャルレンディングで民泊物件や海外不動産などの案件も多くあります。
また、不動産評価額が運用開始時評価額の30%超下落しなければ、投資元本に変動がないため安心して投資ができます。

TATERU FUNDING(タテルファンディング)

その他人気のソーシャルレンディング比較表

サービス名不動産企業海外新興国エネルギー成約ローン総額
(情報取得時)
参考運用利回り出資者手数料最低出資額募集金額(万円)運用期間業務開始時期
Lucky Bank(ラッキーバンク)7,738,320,000
(2017/02)
6 ~ 10%なし1万円300~8,0002ヶ月~3年2014年12月
Crowd Realty-9.00%なし1万円500~5,00013ヶ月2014年12月
111ソーシャルレンディング-5.0%~8.0%なし10万円1,510~5,210〜3年2006年10月
スマートエクイティ-5.0%~10.0%なし1万円1~130,000〜84ヶ月2015年5月
トラストレンディング1,601,300,000
(2017/02)
4.0%~12.0%なし5万円500~30,0003ヶ月~2年2015年11月
TATERU FUNDING-5%なし1万円300~5050-2016年4月

ソーシャルレンディング比較のまとめ

いかがでしたでしょうか。今回はソーシャルレンディングについて利回り率や現時点での募集金額など、様々な要素から比較してきました。
ソーシャルレンディングの利用をお考えの方、ぜひこれらの要素を比較しながらサービスを選定してみてはいかがでしょうか。

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