カードローンとは

「テレビやラジオでカードローンという言葉をよく聞くけれど、どういうものなんだろう?要するに借金のこと?」
最近では消費者金融などでも有名なタレントさんを起用してCMを行っていますので、気になっているという方も多いかもしれませんね。

カードローンというのは、消費者金融や銀行が行っている「無担保、利用目的限定なしの貸付」のことを言います。
カーロドーンは、保証人などの担保が必要ないことやお金の利用目的が問われないというで住宅ローンや自動車ローンとは異なります。(このような特徴があることから、カードローンは生活資金として使う人が多くなっています)

「要するに借金」という理解でも決して間違いではありませんが、カードローンにはいろんな種類があるということは知っておきましょう。
どの種類のカードローンを利用するかによって利息の負担や返済方法が変わってきますので、自分自身のニーズにあった商品を選ぶことが大切です。

カードローンとキャッシングの違いは?

現在はカードローン、キャッシング共に「担保の費用のない借り入れ」という意味でそれほど厳密に分けて使われているわけではありません。
本来であれば、カードローンは分割払い、キャッシングは一括で返済する場合をいいますが、キャッシングであってもお金を借りた後に分割払いに変更するということも可能な場合がほとんどです。
カードローンとキャッシングの違いはそれほど意識せずに使われている言葉ということができます。

カードローンの種類

カードローンには、大きく分けて銀行カードローン、消費者金融カードローン、信販会社のカードローンの3種類があります。
カードローンを利用するときにはそれぞれの特徴を把握した上で自分にあったものを選択するのが大切です。
以下、3つのカードローンの特徴やメリット、デメリットについて解説させていただきます。

銀行カードローン

銀行カードローンは巷でよく聞く銀行(三菱東京UFJ銀行や、三井住友といったような銀行)で利用できるカードローンです。
銀行カードローンは消費者金融でのカードローンよりも利息が低く、借入限度額も多くできる傾向があります。

後で説明する「総量規制(そうりょうきせい)」という縛りが銀行カードローンには適用されないというメリットもあります。
その分、カードローン審査については消費者金融よりもやや厳しいというのが一般的です。
最近では即日での審査にも対応している銀行カードローンが増えていますが、地方銀行などのカードローンの場合はローン利用の前に預金口座の開設が必要な場合もある(その場合、即日でのローン審査は難しいです)ので注意が必要です。

消費者金融カードローン

銀行のように預金の受付をしておらず、一般消費者に対して広くお金の貸付を行っている金融機関のことを「消費者金融」といいます。
具体的にはアコムやレイク、プロミスといった会社が消費者金融に該当します。

消費者金融のカードローンの特徴はなんといっても手軽に審査〜入金まで完了することができる点です(早い場合であれば即日での融資も可能です)
最近では銀行カードローンも即日融資を行うようになっていますので、消費者金融のカードローンとの違いは小さくなってきていると言えます。
ただし、消費者金融からお金を借りているというのは世間的なイメージがよくないというのが実情です。

請求書が自宅に届くのであれば、できれば銀行やクレジットカード会社からの方がイメージが良いというのが通常の感覚だと思います。
また、消費者金融からの貸付には「総量規制」というルールがあります。
総量規制は年収の3分の1を超える金額は借りることができないという金融機関側が守らないといけないルールのことで、例えば年収300万円の人が100万円の融資申し込みをした場合には自動的に審査落ちという判断をすることになります。
逆に言うと、総量規制が原因でカードローンの審査に落ちてしまうという人の場合、総量規制の適用外である銀行カードローンに申し込めば審査に通る可能性があるということでもありますね。

信販会社

信販会社のカードローンというのは、簡単に言うとクレジットカード会社が行っている貸付のことです。
信販会社のカードローンとしては、オリコやオリックス、セディナなどが有名ですね。
信販会社のカードローンの特徴としては、適用される貸付利率がカードに設定されている与信枠(いくらまでお金を使えるか)によってかなり幅があるという点が挙げられます。

例えば、オリックスクレジットのVIPローンでは上限額は800万円で、適用される貸付利率は3%〜16.8%とかなり幅があります。
なお、信販会社のカードローンも消費者金融のカードローンと同様に総量規制の対象となりますので、現在複数の借り入れがあるという方は審査申し込みをする時には注意しましょう。

カードローンは担保・保証人が必要?

カードローンの最大のメリットは、担保や保証人が必要ないことです。
借入にあたっての手続きが最低限で済みますので、早ければ即日で誰にも知られることなくお金を借りることが可能になります。

担保や保証人が不要ということは、金融機関側はあなた自身の資力(収入や財産のことです)だけを参考に貸付をするかどうかを判断することになります。
そのため、あなたが提出する書類は収入を証明する書類(給与明細数ヶ月分や源泉徴収票)だけでOKの場合がほとんどで、勤務先として申告した企業への在籍確認さえ問題なければ審査に通るケースが多いです。

ただ、担保や保証人はあなたが自主的に設定することには問題はありません。
銀行カードローンなどでは担保や保証人がある場合には利息を下げてもらうことができるケースもあるので、担保や保証人を用意できる人は用意した方が有利にお金を借りられることは間違いありません。

カードローンを利用するメリット・デメリット

カードローンを利用するメリット

カードローンを利用するメリットしては、何よりも手軽で、誰にも知られることなく利用できるという点があります。
最短であれば融資申し込みから即日で現金をあなたの銀行口座に振り込んでもらうことも可能です。

駅前などに設置されている無人機を利用すれば、その日うちにカードを発行することも可能です。
請求書などに関しても延滞をしない限り自宅に届くことはありませんし、自宅や勤務先に電話がかかってくるというようなこともほぼありません(ただし、審査時には勤務先に対して電話による在籍確認があるのが一般的です)

カードローンのサービスを展開している金融機関側も私たちが家族に対してできれば知られたくないという気持ちを持っていることは理解してくれていますので、どうしても連絡が必要な場合などには会社名を名乗らずに「友人の〜です」といったように名乗ってくれるなど配慮をしてくれます。

カードローンを利用するデメリット

カードローンのデメリットとしては、設定される貸付利率が高いことです。
消費者金融の場合であれば法律上設定できる上限ぎりぎり(10万円〜100万円未満の貸付で年利18%)や、それより少し低い程度のの利率が設定されるケースがほとんどです。
カードローンは手軽に利用できますが、利息の負担が大きいことを理解した上で、少しでも早く完済を目指すという意識を持っておくことが大切です。

初心者の人におすすめのカードローン


これから初めてカードローンを利用するという方の場合、まずは銀行系のカードローンから審査を受けてみることをおすすめします。
銀行系カードローンとしては三井住友銀行カードローンや、三菱東京UFJ銀行カードローンなどが有名ですね。

多くの場合は比較的規模の大きい銀行ATMに申し込みのための無人機が設置されていることが多いです。
また、ネットからも申し込みを行うことが可能です。
ネット申し込みであれば誰にも見られることなく審査を受けることができるので、周りに見られてしまうのは絶対に嫌だという方はネットの公式サイトから申し込みをするようにしましょう。
以下、銀行カードローンが初心者の方におすすめな理由について理由となるポイントを解説させていただきます。

消費者金融等に比べて利率が低い

銀行系カードローンは消費者金融や信販系のカードローンに比べて利息の負担が低いのが一般的です。
消費者金融のカードローンに申し込みをしたら利率が18%だったのに、銀行系カードローンに申し込んだら利率は10%だったというようなケースも決して珍しくありません。

また、銀行カードローンは借りられる限度額も消費者金融などより大きくなる傾向があります。
これは総量規制の適用外であることも影響しています(消費者金融や信販系のカードローンの場合、年収の3分の1を超える金額は借りることができません)
収入が少ないけれどできるだけたくさんの金額を借りたいという方も銀行カードローンを選択するメリットは大きいと言えるでしょう。

一般のイメージに反して審査のハードルが低いことも

一般的には「審査が厳しい」というイメージのある銀行カードローンですが、無担保のローンの場合には保証会社の保証がつくため、消費者金融と比べても特別審査が厳しいということは少ないと思われます。
例えば、三井住友銀行の場合であればプロミス(SMBCコンシューマーファイナンス)が保証を行っているので、消費者金融であるプロミスに申し込みをした場合と比較して審査に大きな違いは出ないものと思われます。

家族にばれてしまった場合の負担が小さい

また、銀行カードローンであれば、万が一自宅に請求書類などが届いてしまったような場合にも家族に違和感を持たれてしまうということが少ないです。
カードローンの請求書であっても差出人が「三井住友銀行」となっていれば、中身を開けない限りただちにカードローンの督促とはわかりませんよね。

借金をしていることは親しい人にほど知られたくないものです。
家族に借金の存在を絶対に知られたくないという方は銀行カードローンを利用するのがおすすめです。

カードローンとは?知っておくべき基礎知識解説しますのまとめ

今回は、カードローンについて知っておくべき基礎的な知識について解説させていただきました。
カードローンは「明日お金が必要!」といったように切実かつ緊急的なお金のニーズに応えてくれる便利なサービスである分、高い利息を支払わなくてはならないというデメリットがあります。
カードローン利用時にはご自分の収入金額で毎月きちんと返済していける金額を把握しておくとともに、利息の負担を小さくするために少しでも早く全額返済を行うということを意識として持っておきましょう。

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