2017年03月04日

富裕層の定義や意味って?どんな生活をしてて、日本にはどんな割合でいるの?

目次

日本の富裕層はどこにいる?

毎日慌ただしく働いている中で「毎日遊んで暮らしたいな」「贅沢な暮らしがしたい」と考えてしまうこともあるかもしれません。
そんな時に富裕層の方々のことがうらやましいと感じてしまうこともあるでしょう。
富裕層とは一体、どのような人たちで日本にはどれくらいの人がいるのでしょうか。
また、富裕層の方々はどんな暮らしや生活習慣なのでしょうか。

まずは富裕層の定義を確認してみましょう。
富裕層とは年収で決まるというよりも保有している純金融資産で決まります。
純金融資産とは株や現金、預貯金などの資産から借金などの負債部分を引いた金額です。

富裕層はこの純金融資産が1億円以上と定義されています。中には純金融資産を5億以上保有している超富裕層も日本にはいるようです。

富裕層の割合

さて、先ほど定義を説明した富裕層ですが、日本にはどれくらいの割合でいるのでしょう。
年収が多い人であれば、大企業に勤めている方や会社の社長さんなどある程度わかってくる場合もあるかと思われます。
しかし、富裕層は年収ではなく、純金融資産の金額で決められているので一見わかりにくいかもしれません。

2016年に出された野村総合研究所の調査結果によると、2015年時点で富裕層や超富裕層は日本全国に121.7万世帯いるそうです。割合でみてみると全体の2.28%にあたります。
なお、純金融資産の保有額で富裕層が定義されていると解説してきましたが、年収2,000万円以上を富裕層と呼ぶこともあるようです。

年収2,000万円はサラリーマンをしている場合はなかなか難しいかもしれませんね。
実際に厚生労働省や国税庁の統計結果からみても給料をもらっている方で年収2,000万円を超える方は全体の0.4%しかいないです。

年収を基準に富裕層をみても大企業の役員や社長、プロのスポーツ選手などといった雲の上の存在のように思ってしまった方もいるかもしれません。

都道府県別富裕層の割合

富裕層が実際にどの都道府県に何世帯いるのかなどという統計は行われていないので正確な数値はわかりませんが、各都道府県の預貯金額や年収の割合などをみてみると富裕層が多い都道府県もわかってくるのではないでしょうか。
まず現在の貯蓄額が1番高い都道府県は東京都の1,124万円です。
2位以降は静岡県、神奈川県、大阪府、兵庫県と続いていきます。

次に年収の多い都道府県を順番にみていきますと1位は東京都の580万円、2位以降は神奈川県、愛知県、大阪府、滋賀県と続きます。
やはり、人口の多い大都市は仕事が集まるので貯蓄額や年収が高くなる傾向にあるのでしょう。
大都市は土地などの値段も高くなることを考えると富裕層も大都市に多く集まっているのかもしれませんね。

富裕層の職業

次にどんな職業の方が富裕層に多いのかを解説します。
富裕層とは純金融資産の額で決められているので、この職業だから富裕層というような職業はないでしょう。

例えば親などから受け継いだ財産が多い富裕層などの中には一般企業でサラリーマンとして働いている場合や公務員として働いている場合もあります。
代々事業や商売をしてきた家の方は親の職業を継いでいるという場合もあるかと思われます。

それに対し一代で財を築き富裕層になる方は、やはり年収の高い実業家や芸能人、医者などが多いと思われます。
また、近年は共働き世帯も増えてきています。

そのため、夫婦ともに一般企業に勤めているサラリーマンだけれど、コツコツ働いているうちに世帯の純金融資産が1億を超えて富裕層になったという方も増えているかもしれません。
この職業に就けば絶対に富裕層になれる、などという職業はほとんどないのかもしれませんね。
次に富裕層の生活習慣についてみていきましょう。

富裕層の生活習慣


「きっとお金に困らない富裕層は毎日パーティしているんだろうな」「高級外車を乗り回してるのかな」なんて、富裕層のセレブな生活習慣を想像して、うらやましく思っている方もいるでしょう。
今回は実際の富裕層の生活習慣を少しご紹介します。

富裕層だから華々しい毎日を送っているというわけではなく、富裕層の方々も私たちとそんなに変わらない日常生活を送っているという場合が多いようです。
移動も高級車ではなくタクシーや電車を使うこともあるようです。

パーティ三昧というわけでもなく、私たちのように普通に会社員をしている場合もあります。
身に着けているものすべてが高級ブランド品という富裕層の方も少なく、生活習慣だけを切り取ると私たちも富裕層も大きな差はないのかもしれません。
富裕層が多くの資産を保有しているにも関わらず、目立たない生活をしている理由はどうしてでしょうか。

富裕層が目立たない生活をしている理由

富裕層が目立たない生活をしている理由には大きく分けて2つあるかと思われます。

まず1つは単純に使い道がない、もしくは使う時間がないからです。
会社の経営者などの中にはその人が一代のみで多くの資産を築いた方などもいます。

その場合、多くのお金を手に入れたはいいけれど使い道がわからず、富裕層になる前からの生活習慣をそのままにしているというケースもあるようです。
余ったお金を投資や事業の拡大にあてて更にお金が増えていくこともあります。
また、忙しくお金を使う余裕がない場合もあるでしょう。

次の理由は、目立つ生活をしてしまうと思わぬ危険やわずらわしいことに巻き込まれる恐れがあるからです。
資産を持っていることが周りにばれてしまうと良からぬ誘いを受けてしまうこともあります。
そのような危険を避けるために、目立たない生活をしている場合もあるようです。

富裕層の教育方針

富裕層の方は使うべきところにはお金を積極的に使うという側面も持っています。
富裕層の方はどのようなことに多くのお金を使うのでしょうか。

多くの富裕層は教育に関して、積極的にお金を使う傾向にあるようです。
一代で財を成した経営者などは自分自身がたたき上げで苦労した部分を子どもなどにはさせたくないと考えることや、教育の重要性を認識している場合が多いようです。
そのため、子どもたちには早い段階から良い教育を受けさせることが多いです。

また、代々資産を多く持っている家系の方などは、幼いうちから教育やしつけ、教養などを身に着けさせるために教育に力をいれることも多いようです。
代々子どもは同じ名門私立のエスカレーターに入学させるというものも一般的でした。

しかし、近年は国内の学校だけではなく幼いうちから海外留学させるという富裕層も増えているようです。
確かに国内だけでなく世界レベルで通用する学歴や教養、生活習慣を身に着けるためには幼いうちから海外の名門学校で生活をさせるというのも良さそうですね。

富裕層の定義や意味って?どんな生活をしてて、日本にはどんな割合でいるの?のまとめ

いかがでしたか?富裕層とは年収ではなく、純金融資産の額で定義されることが多いようです。年収のみでみるならば年収2,000万円以上が富裕層の目安とされることが多いです。
富裕層の生活は海外セレブのように派手で高級外車を乗り回していたり、プライベートジェットでどこでも行ったりなどということは少ないようです。
むしろ、私たちとさほど変わらないような目立たない生活をしている富裕層も多いです。

これは目立つ行動をしていると、良からぬ誘いや危険に巻き込まれる恐れがあるからというのもあります。
富裕層の方は、個人の浪費よりも自分の資産を次の世代に受け継ぐことを重要視している方が多いかと思われます。

そのため、自身の子どもの教育に関しては熱心な方が多く、最近は国内にとどまらず、幼いうちから海外の名門スクールに留学させるという場合も増えているようです。
単に贅沢な暮らしがしたい、遊んで暮らしたいという理由のみで富裕層に憧れたり富裕層を目指すのは考え直した方がいいかもしれません。

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