2017年03月30日

ロボアドバイザーの市場規模が急成長中!国内外の市場動向について解説

目次

ロボアドバイザーとは

ロボアドバイザーとは、AIなどによる自動資産運用システムのことです。
証券会社ごとにその特色や手数料などが異なります。
世界的に広がりを見せており、日本でも広まりつつあるサービスとなっています。

ロボアドバイザーの市場規模レポート紹介

ロボアドバイザーは、今後さらなる利用拡大が見込まれており、市場規模も拡大していくと予想されています。
市場規模に関するレポートに関しては、国内外問わず数多くの報告があがっています。

例えば、NRIや野村総合研究所などからレポートがあがっており、NRIアメリカの報告によれば、米国で試作段階でも約50社、有償サービスとして展開する企業に絞っても約20社サービスを提供していると報告されています。
資産規模に関しては、MY PRIVATE BANKING research社のレポートによれば、2015年6月時点で約140億米ドルとなっており、2020年には預かり資産だけで2.2兆米ドルになると言われています。

ロボアドバイザー市場規模【海外編】


アクセンチュアのアンケートによれば、世界18の国を対象に約3万3000人に調査したところ70%もの人が、老後資金の運用にロボアドバイザーを利用したいと考えています。

さらに、その中でもおよそ4割の人がロボアドバイザーのアドバイスが迅速であることを理由にあげており、生身の人間よりもロボアドバイザーの助言を期待していることが伺い知れます。
しかも、サービスの提供価格が年々下がってきており、参入障壁が低くなってきています。
企業によっては、人間の専門アドバイザーよりもロボアドバイザーを利用する方が手数料が低く抑えられており、乗り換えを検討する人も急増しています。

ロボアドバイザー市場規模レポート【日本編】

金融サービス大手のアイテ・グループの調査が2016年〜2020年の間に日本のロボアドバイザー預かり資産が1兆円を超えるという見通しを出しました。
2016年段階では、およそ240億円ほどですが、同調査では2020年以降も市場は拡大し続けると予想しています。
利用者の内訳としては、8:2=若年層:中高年層となっており、今後も若い世代が少額からアルゴリズムを用いた資産運用を積極的に活用するであろうと想定しています。

2016年は日本のロボアドバイザー元年とも呼ばれており、お金のデザインからTHEOやマネックス・セゾン・バンガード投資銀行からMSV LIFEといったサービスが展開しています。
THEOは、ETPによるポートフォリオ作成に限定されたサービスであるにも関わらず、2016年段階で10万人以上が無料診断を行っており、注目度の高さが知られます。

ロボアドバイザー市場規模推移


世界の市場規模および日本国内の市場規模両方からして、ロボアドバイザーの市場規模は拡大を続けています。
2016年現在、米国ではロボアドバイザー関連企業はわずか3社が発足したにすぎませんが、それだけロボアドバイザーの認知が進み、新たな発展段階に入ったとNRIのレポートが報告しています。

日本においても、ロボアドバイザーのサービスが続々とローンチされており、運用件数も2016年段階で約26,000件、2020年の試算では約1,050,000件に増加すると見られています。
預かり資産の増加とともに顧客数も増加すると見込まれており、市場規模は雪だるま式に拡大すると考えられます。

先行する米国において、一時的な新興関連企業の減少が起きているため、日本においても、新規にサービスを展開する企業の減少は避けられないといえます。
しかしながら、日本国内においては若年層が積極的に活用している点から、今後も市場拡大の方向に推移すると考えられます。

ロボアドバイザー市場規模の今後の見通しについて


今後の見通しにおいては、乱立するロボアドバイザー企業の再編がすでに米国で開始されています。
フューチャーアドバイザー社などの身売りもあり、関連企業数の減少はあるものの、米国においては現行の10倍以上の経済規模を誇ると考えられています。

また世界に視野を広げれば、新興国への広がりも期待できるため、市場規模は格段に大きくなる可能性を秘めています。
日本でも、今後新規参入の可能性も高く、市場規模は拡大の一途をたどることでしょう。

ロボアドバイザーの市場規模が急成長中!国内外の市場動向について解説のまとめ

ロボアドバイザーの良さは、忙しいビジネスパーソンでも自動的に資産運用の組み換えを行うことができ、アルゴリズムによって最適化できる点にあります。

給与の上昇が軟調な現在、資産運用を行いたいと考える人は多いもの。
今後はロボアドバイザーが扱う金融商品なども増加すると予想されるため、利便性の高まりによる利用者増加も世界中で想定されます。

いずれ、個人が単にロボアドバイザーを利用するというのではなく、どのAIや企業のシステムを選択するかまで到達するのに、さして時間はかからないはずです。

また、下記の記事でロボアドバイザーのサービスも紹介しているので、是非チャレンジしてみてください。
日本のおすすめロボアドバイザー比較!AI(人工知能)で投資信託・資産運用の時代へ

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