2017年04月13日

株式投資の基本用語「逆張り」とはどういう意味かメリデメを交えて解説

目次

株式用語で、逆張りなどという言葉をたまに目にするかもしれません。有名なバフェット氏を連想する人も少ないと思います。この逆張りについて以下、まとめてみます。

逆張りとは「株価の方向と逆で売買する」こと!

逆張りとは、株式市場が上がり調子のときに売り、下がり調子のときに買いに出るなど、トレンドとは対照的に売買をする投資戦略を指します。

逆張りのタイミングとは?


逆張りを好むファンダメンタルズをポリシーとしている投資家は、他の投資家たちの心理の裏をかこうとします。市場は人間の心理に動かされているといいます。不透明感が強いとき、先の見通しが悪いときとき、株式市場は悲観的な反応をします。

そのようなときは、株価を下げ、会社のリスクを過大評価するという方向に向かい、反対に楽観的な反応を示す時は、株価が不当に高いので、逆ばりをすることによって、過度に上昇している株への投資を回避または短期売却することによって、リスクを低減します。

また、テクニカルを利用する投資家の場合は、以下ツールなどを駆使し、チャートに指標を用いたラインへを描き、タイミングを見つけて売買します。

逆張りのタイミング①移動平均線から〇%以上離れたら

5日線あるいは25日線使う方法などで、チャートと移動平行線を使い、〇%以上離れたら買いに出るという方法です。投資に熟練していなくとも、値さえ見つけられればよいので、よく知られている逆ばりの方法です。通常20%などと言われていますが、これは一概には言えません。

逆張りのタイミング②ボリンジャーバンドの-3σを超えたら

ボリンジャーバンドは株価移動平均線と標準偏差から成るテクニカル指標です。株価のトレンドの動向、反転を見るために使用します。

株価が-1から-3σに到達した際に買いの時期、+1~+3σにに到達した際に売りの時期と考えられています。その際の判断材料の裏付けがある、つまり一時的な値下がりなのか、企業の実績になんらかの問題があるのか調べることも重要と思われます。

逆張りのタイミング③過去の推移をみて〇%下がったら

RCIでは、現在の株価の価値を判断するときに使われ、日付と価格に順位をつけて相関関係があるのかを数値化します。
通常、RCIが+80%を超えると上昇トレンドに勢いが付いていると読み、-80%以下なら下降トレンド勢いが付いていると読みます。

逆張りのメリットとは?

メリット①相場の方向に左右されない

逆ばりをすると決めたその時から、市場が動揺するたびに買いのチャンスを見つけるので、下がった!とバーゲンセールに行くかのごとく買いに走ります。いずれは上昇すると考えるので、安値で買うことがさらに大きなリターンにつながるのです。

メリット②高い勝率と利益率が期待できる

株価は常に上下します。配当金が出たあとの5月は売りだとよくいいますし、12月の末に買い、1月に売るというのも有名な話です。市場が動揺に流されるか、逆行して強気で出るか、投資家の知識と経験がものをいうのは、否めません。

投資の成功者たちは、市場の動揺には流されず、自分のスタイルで着実に前進して行きます。自分の投資家としての力量に自信があれば、逆ばりは高い勝率と利益率が期待出来る投資方法です。

逆張りのデメリットは?

デメリット①損失が大きくなるリスク

買いに出たタイミングがかなり悪いと、株価が戻るまで時間がかかりすぎて、無駄な投資になってしまうところがデメリットです。ダメージの大きさがものをいい、稀ですが株価が半分以下まで下落して数年かかってやっと買値に戻るなど、時間的なロスのリスクがデメリットです。損切りが得意であれば回避出来るのかもしれませんが、心理的に非常に困難です。

デメリット②心理的に投資しにくい

下落している中で購入することから心理的に購入しにくいと思う人も多いでしょう。誰にでも合うスタイルとは言い切れないので、順張りでいく方法があっていれば、そのほうが失敗しないかもしれません。

逆張りが向いている人ってどんな人?


それでは、逆張りが向いている人、向いていない人とはどんなタイプなのか、説明します。

①損切りが苦手な人

買ったら売らないBuy and Holdが向いている人、損切りが苦手でどうせ売らないのであれば、安く買う以外方法はありません。株は買うより、売る方が難しいと考える人には合うと思います。

②精神力が強い人

株価が急に下落して、ポートフォリオがかなり目減りしているのが顕著な時に、買いに出るのですから、ある意味思い切りのよい、精神力のある人に向いています。逆ばりは先にも少し触れましたが、経験と知識も重要な要素ですので、初心者にはあまり向いているとは言えません。

株式投資の基本用語「逆張り」とはどういう意味かメリデメを交えて解説のまとめ


投資をする際、使う予定のあるお金を投資してしまうと、下落している時にどうしてもうらなければならなくなったり、無意味な損失につながります。計画的に、長期的な運用を考える人であれば、今回お話しした逆ばりも功を奏す可能性が大きいこともあります。

精神的に無理な投資もよくない結果を招くので、自分が冷静沈着でいられるスタイルで投資をしたいものです。

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