2017年04月17日

おすすめのネット銀行住宅ローンの金利を比較や利用上のデメリット・リスク

目次

ネット銀行における住宅ローンは、近年融資残高の伸びが非常に大きくなってきています。大手銀行や地方銀行に比べて、金利や保証などの観点からみても魅力的な点が多く、住宅ローンにネット銀行を選ぶ方が増えています。

ここでは、ネット銀行での住宅ローンのメリットやデメリット、また、おすすめのネット銀行の住宅ローンについてまとめました。

ネット銀行で住宅ローンを組むことを検討している方などに、参考にしていただければと思います。

ネット銀行の住宅ローン利用のメリット


ネット銀行における住宅ローンを利用した場合のメリットは次の3つが挙げられます。

・低金利である
・保証料が0円
・繰上げ返済手数料が無料

では、それぞれのメリットについて、詳しく説明いたします。

低金利

ネット銀行における住宅ローンの一番のメリットは、「低金利」です。ネット銀行は店舗を持たないため、人件費や運営費などを抑えることが可能となり、その分の利益を、ローンの金利を下げることによって顧客に還元しています。
都市銀行や地方銀行における住宅ローン金利と比較すると、ネット銀行の方が低い金利に設定してあることが多いです。

保証料

次に挙げられるメリットは、保証料が「0円」ということです。
都市銀行や地方銀行で住宅ローンを契約すると、一部の銀行では保証料がかかります。この保証料は、割と高めの金額ですが、ネット銀行の住宅ローンでは0円となっています。

厳密にいうと、保証料は金利に含まれているのですが、保証料を組み込んでいるのに低金利の設定になっています。

繰上げ返済手数料

ほかにも、繰上げ返手数料が無料ということも大きなメリットです。
住宅ローンなど長期にわたる契約の場合、資金に余裕のある時に繰上げ返済をして、支払利息を減らすことができます。

しかし、都市銀行や地方銀行などで繰上げ返済をする場合、繰上げ返済手数料が必要になります。ネット銀行では、繰上げ返済手数料が無料なので、資金に余裕のある時にこまめに返済をすることができます。

ネット銀行の住宅ローン金利ランキング


ネット銀行における住宅ローンの金利を比較し、ランキング付けしたもののうち、上位3銀行を紹介します。

変動金利、固定金利、全期間固定金利の3つの部門に分けてまとめました。

ネット銀行の住宅ローン変動金利ランキング(2017年4月21日時点)

変動金利部門でのランキング上位3銀行をご紹介します。

【第1位】じぶん銀行

住宅ローン全期間引下げプラン 変動
適用金利:0.497%(2017年4月現在)

【第2位】住信SBIネット銀行

ネット専用8疾病保障付住宅ローン <通期引下げプラン>変動
適用金利:0.497~0.568%(2017年4月現在)

【第3位】イオン銀行

住宅ローン 金利プラン 手数料定率型 変動
適用金利:0.570%(2017年4月現在)

ネット銀行の住宅ローン固定金利ランキング(2017年4月21日時点)


続いて、固定金利部門でのランキング上位3銀行をご紹介します。

【第1位】じぶん銀行

住宅ローン 当初期間引下げプラン 固定10年
適用金利:0.500%(2017年4月現在)

【第2位】イオン銀行

住宅ローン 当初固定金利プラン 手数料定率型 当初10年固定
適用金利:0.690%(2017年4月現在)

【第3位】三井住友信託銀行

住宅ローン<リレープランフレックス>[当初期間金利引下げ]固定10年
適用金利:0.550~0.850%(2017年4月現在)

ネット銀行の住宅ローン全期間固定金利ランキング(2017年4月21日時点)


全期間固定金利部門のランキング上位3銀行の紹介です。

【第1位】ARUHI

ARUHIスーパーフラットS(金利Aプラン)全期間固定(15年~35年)
適用金利:0.720%(2017年4月現在)

【第2位】住信SBIネット銀行

フラット35S(金利Aプラン)全期間固定(21~35年)
適用金利:0.820%(2017年4月現在)

【第3位】楽天銀行

フラット35S(金利Aプラン)全期間固定(21年以上~35年以下)
適用金利:0.820%(2017年4月現在)

ネット銀行と一般的銀行の住宅ローンでどのぐらい差が出る?


ネット銀行と一般的な銀行での住宅ローンでは、同じ条件でローンを組んだ場合、どの位の差がでるのか気になりますね。
ここでは、具体的に、以下の条件でシミュレーションして比較してみました。

新規借入条件

・借入額:3,500万円
・借入時期:2017年4月
・返済期間:35年
・返済方法:元利均等払い
・金利タイプ:変動金利

この条件で、都市銀行(みずほ銀行)とネット銀行(じぶん銀行)とでシミュレーションした結果は以下の通りです。

<みずほ銀行>
・適用金利:0.600%
・支払総額:4,019万円

<じぶん銀行>
・適用金利:0.497%
・支払総額:3,916万円

ご覧のとおり、ネット銀行での住宅ローンの方が、支払総額が103万円も安くなっています。
同じ条件でのローンでこれだけ金額に差が付くのは驚きです。
ネット銀行の住宅ローンを利用する方が増えているのも納得ですね。

おすすめのネット銀行の住宅ローン


各ネット銀行では、それぞれの特色を出した住宅ローンを展開しています。個々のネット銀行について、特色やメリットなどを詳しくご紹介していきます。

ARUHIの住宅ローン

ARUHIは、住宅ローン専門金融機関で、国内最大手とされています。
申込はネットでも店舗でも可能ですが、ネットで申し込みをすると事務手数料が割引になります。
また、[フラット35]は、業界でも最低水準の金利を適用しており、7年連続でシェアNo.1を保持しています。(ARUHI調べ)

じぶん銀行の住宅ローン

三菱東京UFJ銀行とKDDIの共同出資で設立されたネット銀行にしかできない金利水準やサービスを提供しています。
万が一のための団体信用生命保険の保障も充実しています。
また、ガンの診断を受けた場合に、ローン残高の50%が返済されるという「がん50%保障団信」が金利を上乗せすることなく利用できます。

住信SBIネット銀行の住宅ローン

[ネット専用8疾病保障付住宅ローン]は、団体信用生命保険や8疾病保障が付いても低金利で提供しています。
[フラット35]は、取扱金融機関の中でも最低水準の金利です。(住信SBIネット銀行調べ)

イオン銀行の住宅ローン

[8疾病保障付住宅ローン]では、特定の疾病などで万が一の場合、ローン残高が0円になります。
住宅ローンの契約者には、イオンゴールドカードを発行します。このカードは、イオンで買い物をする際、毎日5%OFFになるという嬉しい特典があります。

三井住友信託銀行の住宅ローン

新規購入物件だけでなく、リフォームのための資金としても利用できます。
また、2つの金利を組み合わせられる「ワンライティングミックスローン」を取り入れています。
[フラット35]の金利と手数料は、魅力的な水準を設定しています。

楽天銀行の住宅ローン

3つの金利タイプのローンから、ニーズに応じて商品を選ぶことができます。
手続きはインターネット・郵送・電話で対応し、来店不要なので、全国どこからでも申し込みをすることができます。
楽天銀行の口座を持っていなくても対応可能ですが、楽天銀行を指定すると、金利や事務手数料の面でメリットが受けられます。

ネット銀行の住宅ローン利用上のデメリットやリスク


ネット銀行における住宅ローンにはうれしいメリットがありますが、以下のような注意すべきデメリットもあります。

・審査条件が厳しく、審査に時間がかかる
・融通、相談が難しい
・ローン滞納時の猶予が短い

では、それぞれのデメリットについてご説明します。

一般より厳しい審査条件と審査期間

先にも述べましたが、ネット銀行は店舗を持たず(または少なくし)、人件費や運営費などのコスト削減をして、金利を低くしたり、手数料や保証料を0円にしたりしています。

しかし、その反面、都市銀行や地方銀行などに比べて、手数料収入や金利収入が少なくなってしまい、利益が出にくい状況になっています。

そのため、貸付を実行するに当たり、その審査はかなり厳しいものにならざるをえないのが現状です。

そして、慎重な審査を行わざるをえないこということは、審査に時間がかかるということになります。
事前審査や本審査に要する時間は、一般的な銀行に比べると、長くかかる場合が多いようです。

ネット対応のため融通・相談が難しい

一般的な銀行で住宅ローンを組む場合、担当者がきめ細かい対応をしてくれることが多いです。
しかし、ネット銀行の場合は、インターネットでの対応がメインとなり、対面でのやり取りがなされないため、融通をきいてもらったり、相談にのってもらうことなどが非常に難しくなります。

ローン延滞時の猶予が短い

ネット銀行では、保証料を0円に設定しています。これは、顧客にとってはうれしいことですが、銀行側からすると、貸し倒れた場合は保証協会から保証料がもらえないため、銀行の自己責任になってしまいます。
このため、一般的な銀行よりも、返済の延滞に対して厳しく対応せざるを得なく、延滞で競売にかける場合、猶予期間が短く設定され、資金を早めに回収するということになります。

おすすめのネット銀行住宅ローンの金利を比較や利用上のデメリット・リスクのまとめ

ネット銀行における住宅ローンには次のようなメリット・デメリットがあります。

<メリット>
・低金利である
・保証料が0円
・繰上げ返済手数料が無料

<デメリット>
・審査条件が厳しく、審査に時間がかかる
・融通、相談が難しい
・ローン滞納時の猶予が短い

住宅ローンを組む際に重要視されるのは金利ですが、ネット銀行は低金利というメリットを持つ反面、審査条件が厳しいなどのデメリットも併せ持っています。
各ネット銀行の金利や特色を検討し、ご自分にあった住宅ローンを見つけることが大切です。

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