2017年04月26日

為替差益とは。FX取引、円安、円高で為替差益を出す売買方法

目次

為替差益について

人間が生きていく中で経済は大きな役目を担っています。どんなに崇高な理念を掲げていようとも国民が経済的に恵まれていませんと、その国は滅びます。そして経済を発展させるには世界が自由貿易になる必要があります。

また貿易の自由化は安全保障の面においても貢献しています。ですから、世界が安定する意味でも世界的な貿易の自由化は必要なことです。

貿易の自由化が行われるときに重要な要素となるのが為替差益です。グローバル化が実施されるときに問題になるのは各国の通貨が異なることです。それを調整するのに必要なのが為替相場という市場です。これがあって初めてグローバル化を行うことができます。

為替差益とは


為替相場とは各国の通貨を交換する比率ですが、その比率の変動によりお金の価値も変わることになります。例えば、1月1日に1ドル100円だったものがなにかの出来事があり2月1日に1ドル120円になったりします。このような変動を利用して出た利益が為替差益です。

そもそも論になってしまいますが、かつて日本は固定相場制でした。しかし、固定相場制では世界貿易において不公平になってします。ですので変動相場制に参入しました。

輸出入企業が為替差益を出す場合

為替差益とは通貨の交換比率ですが、例えば1ドルが100円だったものが1ドル120円になりますと、20円お金が増えたことになります。具体例を示しますと、世界的企業であるトヨタ自動車は世界に車を輸出しています。

わかりやすい数字を使いますと米国で1万ドルの売上げがあったとして、1月1日に1ドルが100円だったときは日本の円では100万円の売上げですが、2月1日に1ドル120円になったとしたなら2月1日の売上げは120万円の売上げということになります。お金の価値が変わっただけで売上げが上がったことになります。

外貨預金や外貨建て資産で為替差益がでる場合

トヨタ自動車の例はモノの貿易でしたが、為替が大きく影響するのはモノの貿易だけではありません。お金の移動だけでも利益が出ることがあります。例えば、外貨預金というのがありますが、これは日本円を外国のお金に換えて預金することです。

例えば、1ドル100円のときに100万円をドルに換えますと、1万ドルになります。この1万ドルを預金しておき、1ドル120円のときに日本円に戻しますと120万円になります。利息とは別に20万円の利益が出たことになります。預金だけではなく外貨建てで資産を持っていても同じことが起こります。

FX取引で為替差益を出す方法


FX取引のFXとは「Foreign Exchange」の略ですが、通貨を売買することで利益を求める仕組みです。外貨預金や外貨建て資産は預金とか資産の売買と行為で為替利益を求める方法でしたが、FX取引はもっと直接的で通貨の売買だけで利益を求めるやり方です。

考え方は外貨預金と同じで、1ドル100円のときに日本円をドルに交換し、1ドル120円になったときにドルを日本円に戻すことで利益を得ることができます。

円安に動くと予測した場合の為替差益を出す売買方法

新聞などで「円安」とか「円高」などという言葉を見ることがありますが、「安」とか「高」は円の価値を指しています。

感じの響きから勘違いしている人がたまにいますが、1ドル100円と1ドル120円では「円高」なのは100円のほうです。少ないお金で1ドルと交換できるのですから「円高」です。繰り返しますが、評価をするのは「価値」なので「円高」になります。

ですから、将来「円安」になると予想した場合は、すぐにドルに交換して将来「円安」になったときに「円」に戻すなら利益を得ることができます。

円高に動くと予測した場合の為替差益を出す売買方法

反対に、将来円高になると予想した場合は外貨を「買う」のではなく「売り」から入ればよいのです。FXと外貨預金の一番の違いはここにあります。

先に外貨を「売って」おいて将来「円高」になったときに円に戻せば利益を得ることができます。外貨預金の場合は基本的に外貨を「買う」ことから始める必要がありますが、FX取引は「売り」からでも入ることができます。これが一番の違いです。

為替差益とは。為替差益を出す売買方法 まとめ


経済が進歩し発展する中で金融の技術を身につけておくことはとても重要です。先進国になればなるほど金融の知識は大きな意味を持ってきます。

その一つが為替差益の知識です。昔からの発想が抜けきれない人たちからしますと汗水を流して働かずに利益を出すことに反発する意味合いもあり、為替で利益を求めることに違和感を持つ人もいます。

しかし、世界が発展していくうえで発展途上国と同じことを先進国が行うことは世界経済からみてマイナスです。世界が反映するには進歩した国にふさわしい経済活動をすることが大切です。

その意味において為替差益の知識を身につけ、そして上手に運用することは社会貢献にもなりますし、自らのスキルを高めることにもなります。

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