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2017/02/05

おまとめローンの審査に通らない?審査に通りやすくするためのポイント

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目次

おまとめローンの種類を知ろう

おまとめローンというのは、一言でいうと、複数のローンを一本にしてもらうローンのことです。
おまとめローンにも2種類あり、大きく分けるとおまとめローン専用サービスと通常のカードローンとして借り入れる方法の2つになります。

おまとめローン専用サービス

大手消費者金融では、アイフルなどが積極的に展開しているサービスです。
おまとめMAXや借り換えMAXという名前で知られています。

銀行系カードローンでは東京スター銀行が力を入れている分野で、スターワンバンクローンという名前の商品ですね。
おまとめローン専用サービスを使うと、例えば以下のようなメリットがあります。

以下のように3社の消費者金融から合計100万円のお金を借りているとしましょう。
・消費者金融A:50万円(利息18%)
・消費者金融B:30万円(利息18%)
・消費者金融C:20万円(利息18%)

この状態で、新たに東京スター銀行のスターワンバンクローンを利用して100万円を借り、消費者金融3社のお金をすべて返済してしまいます。

そうすると借金の状況は以下のようになります。
東京スター銀行:100万円(利息5.8%〜14.8%)

おまとめローン利用後は東京スター銀行に対するローン100万円だけが残るというわけですね。
毎月の返済も1社だけでOKということになりますし、通常は利息負担も小さくなります。

なお、おまとめローンに申し込むときには、現在借りている複数のお金については解約(カードを失効させること)をするよう求められますので、基本的に借入限度額は変わらないことになります。

通常のカードローンとして借り入れる方法

東京スター銀行やアイフルのおまとめローン専用サービスを使わなくても、実質的におまとめローンと同じ効果を得る方法があります。

これは現在借りているお金に追加で消費者金融から銀行カードローンでお金を借り、そのお金を使って今借りているお金はすべて返してしまうという方法です。一見、おまとめローン専用サービスと同じようですが、審査についてはおまとめローン専用サービスよりも少し難易度が上がると考えておきましょう。

現在、複数の借入先がある状態で新規にローン審査を受けることになりますので、現在借りているお金が大きい場合、ローン審査に落とされてしまう可能性があります。
一方で、審査に通った後には先に借りていたお金についても解約する義務はないというメリットがあります。

<下に続く>

おまとめローンの審査が通るためのポイントを知ろう

カードローンの審査をスムーズに通すためにはいくつか注意点があります。
ここでは審査が通るためのポイントについて解説させていただきますので、実際に申し込みをする前に必ずチェックしておいてくださいね。

他社借り入れ件数をチェック

カードローンに申し込むときには、必ず現在、何社ぐらいから合計いくらのお金を借りているかをチェックされます。

お金を貸す金融機関側としては、収入の金額から考えて多すぎる借金を負っている人に対してお金を貸すと、返済期日にお金をきちんと返してもらえない可能性があります。

そのため、現在あなたが他社から負っているローン残高については必ずチェックされるのです。
現在他社から負っているローン残高が多い人ほど審査が通りにくいということになりますが、その場合には「おまとめローン」を利用することも検討してみましょう。

通常のローン申込みでは審査に通らないけれど、おまとめローンなら審査に通るというケースもありますよ。

多重申し込みのチェック

たくさん申し込んだうちの1つでも通ればいいやという感覚でカードローンに申し込むことは絶対に避けるべきです。

審査の申し込みを受けた金融機関は、あなたが何社ぐらいの審査に申し込み中であるかの情報を参照することができますので、あまりにたくさんの申し込み件数があると「この人はよほどお金に困っているらしい」という判断をされてしまいます。

そうなると当然貸付にも慎重になられてしまいますので、審査に落ちてしまったり、貸付利率が高く設定されてしまったりする可能性があります。
カードローンは1度に申し込むのは1社だけにして、もし審査に落ちてしまったら次のところにチャレンジするという形をとるのが鉄則です。

勤続年数のチェック

一般的に、一つの会社に長く勤めている人の方がカードローン審査では有利です。

金融機関が最も重点的にチェックしているのは「あなたに継続的に安定的な収入があるかどうか」ですので、勤続年数が長い人はこの点で高評価とされることになります。
なお、勤続年数については会社が発行している健康保険証をチェックされることによってわかることが多いです。

審査を申請する時期をチェック

審査が通りやすい時期があるのかについては「そんなものはない」という意見もあれば「いやいや実はそういう時期もある」という情報もあって実情が把握しにくいというのが実際のところです。

審査の基準は金融機関によってそれぞれ違いますから、厳密には各金融機関によってルールが違うというのが実情と思われます。
消費者金融の場合、決算月(3月)やサラリーマンのボーナス月(6月や12月)には審査がやや通りやすくなるという噂がありますね。

この時期には審査がゆるくなるという明確な根拠はないので噂の範囲を出ませんが、金融機関側も利益を出さなくてはならない営利企業であることは間違いないので、こういった時期には融資に積極的になるという説があります。

これは金融機関の決算月には業績の追い込みをかけるため、サラリーマンのボーナス月にはお金を借りようとする人が減ってしまうため、融資がゆるくなるだろうというのが根拠になっていると思われます。

実際のところは申し込みをしてみないとわかりませんが、審査に申し込みをしてみた人のクチコミ情報などではこれ以外の時期に申し込みをしたら審査落ちになったけれど、この時期に申し込んだら審査に通ったという情報もあるようです。

返済のトラブルがないかチェック

過去にカードローンを返済期日までに返済できなかった履歴がある人は、信用情報機関に事故情報が登録されている可能性があります。

事故情報というのは「この人は過去に返済が遅れたことがある」という個人情報のことです。

金融機関は金融機関同士で情報を共有していますので、例えばAという消費者金融に対して返済遅れをしてしまったという情報は、Bという消費者金融にも把握されている可能性が高いです。
事故情報は一定期間が経過すると抹消されますので、しばらく期間をおいてからあらためて申し込みをすると審査に通る可能性があります。

信用情報を損なわない方法


おまとめローンの審査に確実に通るためには、信用情報を損なわないことがとても大切です。

信用情報上、不利な個人情報が登録されてしまうことを「ブラックリストに載る」という言い方をすることがあります。
ブラックリスト情報は、「信用情報機関」という金融機関どうしの情報ネットワークで共有されています。

例えばAという消費者金融で支払い遅延があり、ブラックリストに載ってしまうと、Bという銀行にローン申込みをしたときにも審査落ちという扱いをされてしまうということですね。

ブラックリストに載って信用情報を損なってしまうと、新規でローン審査に通ることが非常に難しくなってしまいます。
信用情報を損なわないためには、以下のような点に注意しておきましょう。

絶対に支払い延滞をしない

一般的に、約束した返済期限から2ヶ月以上の支払い延滞があるとブラックリストに登録されてしまいます。

消費者金融のカードローンの場合には遅延状態が長期に渡ると簡易裁判所を通した支払い督促が自宅に届くことがあります。
この状態までくるとブラックリストに登録されている可能性が非常に高いです。

銀行系のカードローンの場合は「保証会社の代位弁済」という形で債権者が変更になるという通知が来ることがあります。こちらもブラックリストに登録されている可能性が非常に高いです。

半年間で複数クレジットカードを作らない

信用情報機関では、支払いの遅れだけではなく、ローンやクレジットカードの「申し込み」についても情報が共有されています。

短期間に何社も申込みをしている履歴があると「この人は相当お金に困っているのかな」というように判断される可能性が高くなりますので注意してください。
目安としては、半年間の間に複数のローンやクレジットカード発行の申し込みがある場合には信用情報を損なうことになると言われていますので注意しましょう。

リボルビルング払いを多用しない

クレジットカードのショッピング返済などで利用されることの多いリボルビング払いは、多用するとカードローンの審査に通りにくくなるというのが通説です。
リボルビング払いを多用していると、どうしてもお金の管理が甘い人という判断をされてしまいがちです。

クレジットカードを利用するときはできればリボルビング払いよりも元金均等返済などの返済方法を選択するようにしておくとカードローンに申し込む時にも審査が通りやすくなるでしょう。

債務整理をしない

任意整理や個人再生という債務整理の方法が、最近ではテレビCMなどでも盛んに宣伝されるようになりました。
債務整理というのは返せなくなった借金を、債権者側と交渉することで減額してもらう方法のことです。

債務整理はいいことづくめのように言われますが、お金を貸した側から見ると「借金の踏み倒し」に他なりません。
そのため、信用情報的には最悪の評価を受けることになってしまいます。

ブラックリストに登録されますので、登録期間中は新規のローン審査に通ることが絶望的に難しくなります。
任意整理や個人再生を行った場合には返済が完了してから5年間、自己破産を行なった場合には免責を受けた時から10年間はブラックリストに登録されることになります。

信用情報を自分で確認

自分の信用情報がどのような状態になっているか?を確認したい場合には、各信用情報機関(KSC、CIC、JICCの3つがあります)に対して信用情報開示を請求することができます。
ここでは各信用情報機関ごとの情報開示の方法について解説させていただきます。

まず、KSC(全国銀行個人信用情報センター)は必要書類(誰が開示を申請するかによって必要な書類が異なります。本人が申請する場合には本人確認書類2種類と開示請求申込書です)を「一般社団法人全国銀行協会全国銀行個人信用情報センター」宛に郵送することで開示書類を本人の現住所まで郵送してもらうことができます。
開示書類は本人受け取り限定の郵便または簡易書留で1週間〜10日間ほどで届きます。
なお、手数料として1000円分の郵便小為替を郵便局やゆうちょ銀行で購入して開示請求書類に同封しなくてはなりませんので注意しましょう。

CICの信用情報開示手続きは、インターネット又は郵送、窓口で受け付けています。
お急ぎの場合には即日開示をしてもらえるインターネットか窓口での開示を選ぶと良いでしょう。
インターネット開示の場合は利用手数料は1000円で、クレジットカード決済のみとなります。郵送の場合も手数料は1000円で、郵便小為替で支払います。
窓口請求の場合は手数料は500円で、その場で現金で支払うことが可能です。
インターネットでCICに開示請求する時にはクレジットカードを作るときに登録した電話番号で「受け付け番号」を取得しなくてはならないので注意してください。
郵送の場合には開示まで10日間程度かかります。

JICCの開示請求ではスマートフォン開示、郵送開示、窓口開示の3種類から選択することができます(パソコンでは開示できないので注意してください)
手数料は窓口の場合のみ500円(現金払い)で、スマートフォン、郵送の場合は1000円となります。
スマートフォンの場合はクレジットカードやコンビニ払いなどを選択できます。郵送だとクレジットカードまたは郵便小為替での支払いからの選択になります。
スマートフォン開示では専用のアプリをインストールした上で開示手続きを行うことになります(開示の内容はその場で確認できます)
郵送の場合は開示まで1週間〜10日間程度かかります。

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おまとめローンで逆に損するケース

おまとめローンを利用したことで逆に損をするケースとしては、「おまとめローンをつかったことで利息の負担が一時的に減ったから、その分追加で借り入れをして返済不能になってしまう」という場合が多いです。

おまとめローンを利用すると確かに利息の負担が減る場合が多いですが、その分別の金融機関からお金を借りてしまうと思いの外毎月の返済が膨らんでしまうことも珍しくありません。
カードローンを利用する時には、自分の収入金額から無理なく返済していける金額を把握しておくことが大切です。

おまとめローンの成功ケース

おまとめローンでうまくいくケースとしては、返済先が一本化できることによって資金の管理がしやすくなるとともに、支払利息の利率を下げてもらえることがあります。

利率が下がればこれまでと同じ金額の返済でも元本返済額を増やすことができますので、完済まで早く行き着ける可能性が高いです。
返済先が1本にできることによる心理的なメリットも大きいですね。

毎月複数の金融機関にお金を入金するのはストレスがかかるものですが、おまとめローンを利用すれば毎月1回だけATMに行けば良いことになりますから、返済のモチベーションを高めることにも繋がるでしょう。

ローンの審査が通らない人へ

審査がどうしても通らないという場合、今回説明させていただいた信用情報について確認をしてみることをおすすめします。
信用情報に問題がない場合には、あなたの勤務先への在籍期間や、勤務先の規模などの「属性情報」と融資申し込み額とマッチしていない可能性もあります。
その場合は少額の融資額で申し込みをしてみることも検討してみると良いでしょう。
また、消費者金融や信販系のカードローン審査に落ちてしまうという場合には、総量規制(収入の3分の1までしか融資を受けられないというルール)にひっかかっている可能性があります。
この場合、銀行融資は総量規制の対象外となるため、銀行系のカードローンやおまとめローンに申し込みを検討してみると良いでしょう。

おまとめローンの審査に通らない?審査に通りやすくするためのポイントのまとめ

今回はおまとめローンの審査に通らないという場合に、審査を通りやすくなるためのチェックポイントについて解説させていただきました。
おまとめローンは毎月の返済先を1社に絞ることができる上に利息の負担を小さくしてもらえる可能性のあるメリットの大きい方法です。
現在、複数の消費者金融などからの借り入れがあって資金の管理が追いつかないという状態の方は、おまとめローンの利用を検討してみると良いでしょう。
ローン申し込みをするときには、本文で解説させていただいた信用情報についてのチェックポイントを事前に確認してみてくださいね。

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