みんなのお金ドットコム | お金のコトをもっと身近に
2018/07/13

総合・専門商社の売上高・平均年収と就職人気ランキング!

多くの企業が3月からエントリーを始め、6月には選考を始めます。
これから就職を控えている人にとって、企業の売上高や平均年収は一番気になるところではないでしょうか。

商社は年収が高いことから人気がある業種です。
人気がある商社は志望者が殺到しますが、イメージと実際の業績は必ずしも同じとは限りません。

実際のところはどうなっているのか?
志望する企業を決める際に役立つよう、商社の売上高や年収をランキング形式でまとめました!

Large pexels photo

総合商社の売上高ランキング

総合商社の中でも毎年のようにランキング上位にランクインする五大商社は、2017年と2018年も変わらずランクインしています。
ただし五大商社の中でもその年によって、ランキングは少しずつ変わっているのも事実、2017年の総合商社売上高ランキングを見ていきましょう。

【総合・専門商社】売上高・平均年収・人気就職ランキング

5位:丸紅

5位にランクインした丸紅は非資源に強いことでも知られています。
2016年は3位ながら純利益は623億円でしたが、2017年は純利益1,553億円と倍以上にまで回復しています。

この理由は資源価格が回復したからだと見られていますが、2018年は他の五大商社が軒並み2,000億円以上(最高では5,000億円)の売り上げを達成している中、丸紅は1,700億円と少し出遅れています。

2014年には丸紅最高となる、2,109億円の純利益を達成していますので得意分野の非資源で今後に期待したいところです。

4位:住友商事

2016年は745億円で2位だったものの、2017年は1,708億円と順位は下がっていますがこちらも倍以上を達成しています。
住友グループというバックグラウンドを持つことから、安定しているイメージがありそれも人気となっています。

総合商社の中でもメディア事業とトレーディングビジネスに強いのが武器となっているようですね。
この調子が続けば更なるランクアップも不可能ではないでしょう。

3位:三井物産

2016年は▲834億円で5位、赤字決算という残念な結果になってしまったものの、翌年には見事に巻き返しを図り3,061億円で見事3位にランクインしています。

資源ビジネスに強いことで有名ですが、その分資源の波の影響を受けやすいのが弱みとなってしまいます。
石油や鉄鉱石の影響を受けやすいものの、2017年はそれが吉と出たために3.6倍近い回復という結果になりました。

2位:伊藤忠商事

2016年は2,404億円で見事1位にランクインしていましたが、翌年にはランクを1つ落としているものの3,522億円と数字ではいい結果を残しています。
さらに3,522億円というのは、伊藤忠商事にとって過去最高となる数字でもあります。

その理由としては、資源価格の上昇があります。
ここ数年は五大商社の中でも上位を争っていますが、唯一の不安要素が8,000億円と超えると言われる中国への投資と言われています。

1位:三菱商事

2016年は五大商社で唯一上位5位から外れ6位となり、▲1,494億円という悲しい結果でした。
しかし翌年には、4,402億円という驚異的な回復を見せ見事1位を獲得しています。

大赤字からの4,000億円超えというのも、かなり差が激しいですがこれも三菱商事らしいと言えます。
1位になった理由は、市況系事業の影響が大きかったようです。

資源価格によって大きく左右されてしまうので、今後も資源価格によって数字は大きく変わってくるでしょう。

<下に続く>

専門商社の売上高ランキング

5位:伊藤忠食品

創業明治19年、設立が大正7年という歴史と実績がある、食品や酒類の卸売をしている企業です。
全国4,000社以上のメーカーと取引があり、1,000社以上の小売業者に50万以上の商品を提供しています。

2017年の売上高は、617,7億円。
食品部門では国内でも有名な大手企業がランクインする中、堂々の5位を獲得しています。

4位:加藤産業

昭和22年創立の、食品の卸売事業をしている商社です。
国内の主要都市に100以上もの物流センターを設置して、全国に向け商品を提供しています。

2017年は6,524億円の売上高を上げています。
幅広い商品を扱っていますが、カンピーというオリジナルブランドの商品は種類も幅広く売り上げにも貢献しているようです。

3位:三井食品

1928年の創業以来、三井物産グループの食品流通事業の要と言える存在であり続けています。
食料品全般から酒類、ペット用品や園芸用品、医薬品や化粧品の販売や輸出入まで幅広く手がけています。

生活に欠かせないものを扱うことから、7,452億円という売上高にも納得です。
オリジナル商品の開発を積極的に行っており、そのジャンルも幅広いのが強みです。

商品開発に関しては輸入開発商品なども手がけています。

2位:日本アクセス

1952年創立、1993年設立の企業で、食品から水産物や農産物、花卉の販売、輸出入と幅広く事業展開しています。
株主には五大商社の一つとして知られる伊藤忠商事や、雪印メグミルクなどそうそうたる顔ぶれです。

1兆6,986億円という3位以下を大きく引き離した売り上げも、納得の結果でしょう。

1位:国分グループ本社

創業が1712年と歴史を感じさせる国内でもトップクラスの大手です。
設立はだいぶ後の1947年ですが、食品や酒類などを扱い、卸売業以外にも流通加工や配送、貿易や不動産賃貸まで幅広く手がけています。

売上高は1兆7,074億円と、13桁を超えているのは専門商社でも限られた企業だけです。
長い歴史のある老舗ですか、企業からの信頼も厚く、毎年志望者も多い人気商社の一つに数えられています。

<下に続く>

総合商社の平均年収ランキング

商社のオフィス

商社は年収が高いのが魅力として、毎年のようにたくさんの志望者が殺到します。
確かに一覧を見ると、他の企業に比べて年収は高くなっています。

総合商社の平均年収ランキングの上位7つをチェックしてみましょう。

7位:豊田通商

7位でも年収997万円はかなりいい方ではないでしょうか。
ただし皆がこんなにもらえるわけではありません。

平均年収997万円というのは全体の平均ですから。部長クラスになれば約1,500万円、課長クラスで1,200万円と言われています。
30代後半になると、平均年収に近づくといったところでしょう。

年収は基本給にボーナスや残業代をプラスした金額です。
2018年からボーナス制度が変わり、会社側が決めるというシステムになっています。

業績に連動しなくなっていることが、今後どう影響していくか見極めも必要でしょう。

6位:双日

1,090万円という平均年収に達するのは、40代前半、勤続年数15年以上というのが条件になります。
五大商社には数えられていませんが、非資源に強く資源価格に左右されにくいのが強みです。

五大商社の影に隠れている感は否めませんが、平均年収は多少の違いはあるものの、過去のデータを見ても1,000万円超えが続いているのでまずます安定していると見ていいでしょう。

給料システムとしては、新卒だと2年目までボーナスがなし。
大学院卒の場合は、初年度から3ヶ月分のボーナスが支給されます。

6年目で主任クラスになると手当が付きボーナスが6ヶ月分になります。
課長代理まで6ヶ月分のボーナスがありますが、課長1になると年収が少し上がる分ボーナスなしと条件が変わります。

部長クラスになれば年収1,800万円も夢ではありませんが、かなり条件が厳しく狭き門となっています。

5位:三井物産

2017年の平均年収は、1,213万円となっています。
五大商社の名前の通り5位までにランクインしていますが、この年は赤字だったことを考えれば
1,213万円という数字はかなりのものではないでしょうか。

この年収に達するのは、勤続年数18年以上40代前半です。
三井物産も学歴によって収入が変わるので、新卒は2年目までボーナス満額はもらえません。

大学院卒なら初年度から4ヶ月分のボーナスが出ます。
新卒でも2年目以降はボーナスがもらえますし、勤続年数7年で主任になれればボーナスが8ヶ月分もらえます。

残業代などを含めると、30代までに年収800万円も夢ではありません。
1,213万円の平均は課長クラスの年収ですが、課長クラスから管理職となり残業代がなくなります。

それでもボーナス8ヶ月分あるので、かなり年収はアップします。

4位:三菱商事

平均年収は1,068万円。
ランキング上位で見ると、少ないと感じてしまうものの他の企業と比べたら決して少ないとは言えない数字です。

しかしこれも勤続年数18年前後になる、40代前半に到達する年収です。
2015年には巨額の赤字を出している過去がありますから、それを思えばこの数字もまずますではないでしょうか。

新卒の初任給は他の企業と同じくあまりいいとは言えませんし、ボーナスも初年度は満額ではありません。
大学院卒との差はありますが、それ以降はボーナス5ヶ月分とかなりアップします。

主任クラスになればボーナスは10ヶ月分となり、ここでも一段と年収がアップとなり、総合職は昇格しやすいのもメリットでしょう。
残業が多いほど年収がアップするのも他の企業と同様です。

3位:住友商事

平均年収は、1,255万円と4位にかなりの差をつけています。
全国でも名が知れた商社で、五大商社の一つとしても大変人気があり注目される企業です。

過去数年の平均年収を見ても、1,300万円代に達する年もありますが、だいたい1,200万円台~1,300万円台と安定しています。
これは一般職も含めた平均ですから、水準は高いと言っていいでしょう。

役職なしの20代後半~30代前半では年収も700万円台~800万円台にとどまりますが、役職が付くと年収もかなりアップします。
ボーナスは8.5ヶ月分と多めなのもポイントです。

課長クラスになれば、年収1,300万円台も現実味を帯びてきます。

2位:丸紅

年収だけを見ると、1,221万円という数字はかなり魅力的です。
五大商社に数えられるくらいですから、その名に恥じない年収と見ることができます。

ネームバリューもあるので、毎年志望者も多いですが年収だけで決めてしまうのは時期尚早かもしれません。
というのも丸紅は年収も高く人気がある商社といういい面だけがスポットを浴びがちですが、激務なしでは手に入らない報酬ということを忘れてはいけません。

連日深夜までの残業に加え、休日出勤なども含めた年収です。
国内への出張以外にも、海外の危険な地域への出張などもあると言います。

1位:伊藤忠商事

1,383万円と、五大商社の中でもトップなのも、企業名を見れば納得でしょう。
ここ数年の平均年収を振り返ってみても、1,300万円前後が多いです。

伊藤忠商事の特徴としては、新卒から20代前半はあまりぱっとしないものの、25歳後半から給料もボーナスも約3倍になるので、かなりの年収アップが見込めます。
そこから先は業績にもよりますが、少しずつでも順調なら確実に年収はアップしてきます。

ピークは50代前半で、毎月の給料100万円超え、ボーナスは400万超えとなります。
ただし60代になると年収は下がっていくことを覚えておきましょう。

<下に続く>

専門商社の平均年収ランキング

7位:因幡電機産業

総合商社に比べるとちょっと低いと思えてしまうものの、他の業種に比べると決して安くはありません。
858万円というのは因幡電機産業全体の平均ですが、この年収に達するのは40代後半です。

商社だと最初から高給取りというイメージを持ってしまいますが、実際は20代前半は他の企業とほとんど変わりません。
差がつくのは20代後半からです。

五大商社に比べてしまうと、アップ率は少なく思えてしまいますが、順調に行けば年々確実に年収は上がって行きます。
劇的なアップというのはほとんどありませんが、ボーナスは夏と冬合わせて4ヶ月分ですからそんなに悪くはないでしょう。

6位:OUGホールディングス

平均年収867万円は全体の平均ですから、これを可能にできるのは50代後半です。
初任給は大卒で20万円と商社にしては少し少ない印象ですが、業者別の平均年収ランキングでは300社以上ある中の21位ですからかなりいい方だと言えるでしょう。

従業員数が30人前後とあまり多くはないものの、ほとんどが勤続年数19年以上と安定しています。
年収はここ数年下がっている傾向にありますが、30代から年収アップが見込めるのは魅力です。

5位:長瀬産業

専門商社の中では、870万円で5位となかなかの年収ではないでしょうか。
ここ数年の年収推移を見ても、800万円台をキープしています。

医薬品や化成品を扱うことから、大阪ではかなり有名です。
商社でも新卒はあまり給料がいいとは言えないものの、25歳から給料もボーナスも約2倍になりここで年収アップの実感が持てます。

後は年々少しずつアップしていき、平均の870万円に達するのは40代前半です。
50代までは毎年年収がアップしていくものの、60代からは下降します。

役職がつくと年収も変わり、部長クラスになれば1,400万円台となります。
ただし最終学歴によって年収は変わります。

4位:稲畑産業

稲畑産業も大阪に拠点を置く企業で、平均年収は874万円。
他の専門商社とはあまり差がなく、給料アップのシステムなどもほとんど同じです。

化学系の専門商社としては、国内で2番目の企業です。
役職がないと年収はあまり多くありませんが、役職がつくとアップ率が多くなり40代で課長代理になれば、平均年収をクリアできます。

ただし課長代理からは、残業代がもらえなくなります。
その分基本給は上がるので、残業代なしでもそれほど差は感じないでしょう。

3位:三洋貿易

東京に拠点を置く、ゴムや化学品などを扱う企業です。
専門商社でも初年度から数年はあまりぱっとしないところが多いですが、三洋貿易は20代前半の給料も4位以下に比べると10万円ほど高くなっています。

その分25歳以降のアップ幅は小さくなりますが、平均年収875万円はそこそこの数字でしょう。
一般職なら40代後半ですが、役職がつくと平均年収以上の年収が見込めます。

総合職、技術職、一般職の順に年収が安くなっていきますが、他の企業と比べれば決して安くはありません。

2位:ミツウロコグループHD

過去数年の平均年収推移を見ると、1,300万円台に達していたこともありますが、ピークの平成25年以降は少しずつ年収が下がっています。
886万円でも他の職種に比べれば安いというわけではありません。

石油やLPガスなど燃料系を扱う企業です。
メインはLPガスで、LPガス利用者全体の約3割はミツウロコグループHDからガスの供給を受けていると言われています。

給料システムとしては、初年度から数年はあまりいいとは言えないものの、25歳くらいから給料もボーナスも約2倍になります。

1位:伊藤忠エネクス

企業名からもその雰囲気を漂わせていますが、伊藤忠商事のグループ企業です。
エネルギー系を専門にしており、ガソリンスタンド経営に力を入れています。

専門商社の中では堂々の第1位の895万円。
ガソリンスタンドは自社ブランドを持っていて、元売りからガソリンを引っ張っているので安定した印象はあります。

<下に続く>

総合商社の就職人気ランキング【2017年度】

5位:丸紅

若い人にチャンスを与えるという社風が好印象なことから、就職人気ランキングでも毎年上位にランクインしています。

育児休業や短時間勤務制度を導入した実績や、寮の完備など福利厚生もしっかりしているのはさすが五大商社に数えられるだけのことはありますね。

4位:住友商事

住友グループの創業が17世紀という歴史と実績だけでなく、住友商事にも100年間日本の企業を支えてきたという輝かしい過去があります。
幅広い層に向けて、年に300講座の研修制度を導入するなど、働きながら学べてキャリアアップのチャンスが与えられるのも人気の理由です。

3位:三井物産

社員の創造と挑戦をコンセプトに、幅広い事業を展開しています。
就活をした経験がある人なら、志望するか否かにかかわらず一度は目や耳にするといってもいいくらいの有名企業です。

人材を貴重な資産と考える姿勢は、三井物産自体にとっても様々なメリットを生み出しています。
同じ部署で長く働くよりも、違う部署で多くの経験を積みキャリアアップに繋げるための人材育成が魅力です。

2位:三菱商事

言わずと知れた三菱部ループの大手です。
3月1日からプレエントリーがスタートし、テストセンター受検、エントリーシート提出と進んでいきます。
その後WEB適正アセスメント受検と学業成績提出をして、6月中頃から面接が始まります。

1位:伊藤忠商事

幅広い事業を展開する、売上高や年収のランキングでも上位にランクインする人気商社です。
30代の一般職でも平均年収700万円以上を可能にしており、育児休暇や介護休業など社員にとって働きやすい環境を提供しているのも人気の理由です。

<下に続く>

専門商社の就職人気ランキング【2017年度】

5位:長瀬産業

大阪を拠点に、化学品を専門に扱う商社です。
9種類の事業を展開しており、年収ランキングでも5位にランクインしている注目度の高い企業です。

その年による違いはありますが、新卒採用、キャリア採用、グループ企業採用など幅広いチャンスがあります。

4位:稲畑産業

充実した研修制度により、社員なら誰でもチャンスが与えられます。
入社してから2年間は育成期間として基礎的なことを学ぶ研修を受けます。

3年目からは若手から中堅社員、管理職までそれぞれにふさわしい研修を受けられるような体制を整えているのが魅力です。

3位:三洋貿易

70年の歴史を持つ企業で、国内は大阪と名古屋に支店を置き、海外にも幅広く展開しています。
社宅制度があるので、住むところに困らないのは嬉しいところです。

通勤手当や時間外手当に加えて、家賃補助など手当が充実しているのが特徴的です。

2位:ミツウロコグループHD

エネルギーや電力、不動産や飲料、健康やスポーツまで幅広い事業展開をしています。
人々の生活環境を向上させることをコンセプトにしている企業ということから、環境問題や未来に向かって突き進める人材を募集しています。

1位:伊藤忠エネクス

社員が待遇面の満足度で、5点万点中4.3点という高得点を取得していることからもわかるように、専門商社では非常に人気の高い企業です。
エネルギー事業で有名ですが、ホームライフ部門や生活・産業部門などもあります。

<下に続く>

【総合・専門商社】売上高・平均年収・人気就職ランキングまとめ

商社のラウンジ

就活をする前に自分がどの企業で働きたいのかを、しっかりと考え決めておくことが大切です。志望理由は将来性や高年収などいろいろですが、売上高と年収のランキングを参考にすると最終的な目標を絞りやすいです。

知識として持っておくことで就活に役立てることができるでしょう。
紹介したランキングをぜひ今後の就活の参考にしてみてください。

Thumb minkane logo
written by

「お金のコトをもっと身近に」というミッションで、みんなのお金ドットコム(みんかね)を運営しています。
投資・節税・保険・ローン・クレカ・節約などのテーマの情報を各領域の専門家や編集部を通して記事配信していきます。

関連記事
おすすめ記事
Logo
みんかねの
おすすめ記事がLINEに届く!
Add line
Logo
みんかねの
おすすめ記事がLINEに届く!
Add line