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2018/07/18

検察官の平均年収とは?勤続年数による年収のあがり方と仕事内容!

犯罪せずに平凡に日常を過ごしていれば、検察官と関わる機会はまずありません。
ですので、検察官はどういった仕事をしているのか、警察官とはどう違うのか、年収はどれくらいもらっているのかなど、検察官の仕事や年収に関して詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、検察官の平均年収と勤続年数による年収のあがり方について解説していきます。

Large steve johnson 628975 unsplash
目次

検察官の仕事

検察官の仕事内容

検察官の仕事内容は、刑事事件の捜査を行ったり、被疑者や参考人の取り調べを行ったり、起訴するのか不起訴にするのかの判断を行い、証拠が揃っていて、被疑者が罪を犯したということが明らかで、なおかつ、起訴をするのが妥当だと判断すれば、被疑者を起訴して、裁判手続きを行うことが主な仕事です。
起訴するのか不起訴にするのかの判断する権利は、検察官だけが持っている権利で、これを「起訴独占主義」と呼びます。

また、証拠が揃っていて、罪を犯していることが明らかであっても、被疑者の罪の重さや情状、性格、年齢、その後の状況などを考慮して起訴を見送ることもでき、検察官の裁量が広く認められています。

検察官になる方法

検察官になるためには、難関の国家資格である司法試験に合格した後、司法修習を終える必要があります。
なお、司法試験を受験するためには、法科大学院を卒業するか、司法試験予備試験に合格する必要があります。

なお、司法修習中に、裁判官になるか、検察官になるか、弁護士になるか、将来の道を選択する必要があるので、検察官になるのであれば、検察官の道に進むことを選択します。
しかし、弁護士とは違って、検察官は検察庁に入庁して国家公務員として働くため、定員が決まっており、検察官を志望すれば必ず検察官になれるとは限りません。

ですので、司法試験に合格したとしても、司法試験の成績や司法修習での成績や姿勢、仕事の適性が大きく影響してくるため、司法修習が終わるまで気を抜かずに努力をしなくてはならないのです。

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検察官の平均年収

検察 官 年収

検察官の俸給等に関する法律を参考にすると、検察官の平均年収は、約613万円となっています。
検察官の給料体系は、他の国家公務員とは異なり、「検察官の俸給等に関する法律」という法律によって定められているため、役職や等級によって、月給が独自に定められていることが特徴です。

例えば、検察官の役職の1つである検事の等級は、1号から20号まであって、試験の合格することによって等級が上がり、それに伴って給料が上がっていきます。
ですので、同じ司法試験に合格必要のある弁護士であれば、自分の能力次第で年収をアップさせることができますが、検察官の場合は、出世したとしても、法律で定められた給与体系の中でしか年収をアップさせることができません。

ですので、年収をアップさせるためには、等級を1号に近づけるために試験にどんどん合格していかなければなりません。

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検察官の年収は他の職業と比べて高い?低い?

検察官は、司法試験にも合格し、国家公務員として採用されたエリートですし、試験に合格して順調に昇給していけば、年収1,000万円を超えることもあるので、他の職業の年収と比べてみると、検察官の年収は高いと言えます。
しかし、一般的な公務員であれば、残業をすることで残業手当が支給されますが、検察官の場合は残業しても残業手当が支給されません。

そのため、検察官の年収が高いのは、残業代が含まれているものだと考えることができますし、人によっては、検察官は勤務時間と給料が見合っていないと考える方もいらっしゃるかもしれません。

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検察官の年収の上がり具合は?

検察 官 年収

1年目

1年目ですと、最初は、20等級からスタートすることになるので、月収が227,000円で、年収に換算すると272万円となります。
そして、ボーナスは夏と冬で合計4か月分支給されるので、年収と年間のボーナスを合計すると、年収が362万円となります。

10年目

検察官としての勤続年数が10年になると、1年に1回のペースで昇格することができれば、等級を10号まで高くすることも十分可能であると言えるでしょう。
なお、30代の平均年収は500万円前後と言われているため、20代で検察官になって10年以上勤めた場合、等級は14号前後が平均的であると言えます。

20年目

検察官としての勤続年数が20年になると、1年に1回のペースで試験に合格して昇格することができていれば、40代で等級が1号になる可能性も考えられますが、40代で1号まで上り詰めた人はほとんどいらっしゃらないでしょう。
なお、40代の平均年収は650万円前後と言われているため、20代で検察官になって20年以上勤めた場合、等級は8号前後が平均的であると言えます。

30年以上

検察官としての勤続年数が30年以上になると、優秀な方で順風満帆に試験に合格することができてれば、等級が1号となって、年収1,453万円をもらっている方も少なからずいらっしゃるでしょう。
なお、50代の平均年収は700万円前後と言われているため、20代で検察官になって30年以上勤めた場合、等級は7号前後が平均的であると言えます。

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検察官の平均年収と勤続年数による年収のあがり方!のまとめ

検察 官 年収

以上で、検察官の平均年収と勤続年数による年収のあがり方について解説してきました。
検察官とは、司法試験に合格した検察庁に勤める国家公務員であり、検察官の年収は、独自の法律によって等級ごとに細かく定められています。

検察官は、普通のサラリーマンと比較すると、高収入で安定した収入を得られる仕事ではありますが、残業しても残業代が支払われないことになっており、仕事の内容が専門的で、かつ仕事が忙しいので、中には、検察官の年収が低いのではないかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、検察官として頑張って、順調に昇給し続ければ、いつかは年収1,000万円を超えることも夢ではありません。

また、他の職業では経験することのできないような仕事を経験することができるので、検察官は夢のある仕事だと言っても過言ではないと言えるでしょう。

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