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2018/07/23

年収別の貯金額目安と理想の割合!年齢別貯金すべき金額は?

毎月の収入から生活費を引いて、余ったら貯金をしているというお金の貯め方をしてはいませんか?
それだと、何歳になったらどのくらい貯金できているか、どのくらいの収入でいくらくらい貯金できているのかを把握しきれてはいないでしょう。

結婚、出産、マイホーム購入など、人生の転機となるイベントには大金が必要になります。
具体的にどのくらい貯金するべきなのかをイメージするためにも、年収や年齢別の貯金額の目安や目標額をご説明していきます。

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貯金額の目安とは?年収や年齢によって異なる

「何となく不安だから、何となく貯金している」だけだと、お金は貯まりにくいばかりか、将来完全に安心だとは言えません。
貯金を増やしたい、将来安心して生活できるだけのお金を貯金したいのならば、「何歳までにいくら貯金する」というように目標を持ちましょう。

そのためには、自分と同じくらいの年収の人や同世代の人の貯金額を知ることにより、自分に置き換えて具体的な目標額を決めることができます。
年収や年齢によって貯金できる金額は違ってくるので、まずはその目安を知ることが大切です。

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年齢別の貯金額の目安

貯金を始めるにはできるだけ早いに越したことはありません。
各個人に適した貯金プランを計画するためにも、年収や年齢別の貯金額の目安をご紹介していきます。

20歳の貯金額の目安

20歳はまだ学生の人や働き始めたばかりで、貯金をしているという人のほうが珍しいかもしれません。
学生のうちはアルバイトをしていても充分な収入があるとは言えないので、まだ明確な貯金額を決めるのは尚早です。

しかし、すでに働いている人は、生活費の1か月分は最低でも貯金しておくようにしましょう。
家を出て一人暮らしをしているなら、家賃や光熱費、食費などを合わせると、最低でも1カ月で15万円ほどはみておくようにします。

月々の収入は毎月の生活費でなくなってしまうかもしれませんが、少しずつでもいいので、不測の事態に備えて最低1か月分は貯金しましょう。

25歳の貯金額の目安

20代の平均貯蓄額は約155万円ですが、月給の3か月分を目安に貯金しましょう。
実際は、20代のおよそ19%の世帯では貯金額がゼロ、または50万円以下という世帯がほとんどですが、だからと言って安心してはいけません。

この頃は、月収の手取りが17万円なら、17万円×3か月=51万円なので、約50万円ほどの貯蓄があればとりあえず安心です。
20代はまだ給料もそこまで高くはないので、生活費や娯楽費に給料のほとんどが消えてしまいます。

しかし、結婚など人生の転機や、急な病気やケガでお金が必要になったり、転職などで安定した給料が見込めない場合もあります。
この頃から、人によって貯金している人としていない人との差が開き始めてきます。

自由に使えるお金も多くなってきた分、散在してしまうかもしれませんが、そろそろ将来のことを考え始めなければいけない時期でもあるので、貯金にもしっかりお金を回すようにしましょう。

30歳の貯金額の目安

30歳頃の貯金額の目安は、年収と同じ額くらいです。
年収の平均は300万円から500万円なので、そのくらいの金額は貯金できるようにしましょう。

30歳ごろは、人生の中でもお金がかかる大きなイベントが集中する年代です。
結婚や出産、引っ越し、車の購入やマイホームの検討を始める人も出てきます。

これらは数十万から数百万単位でお金が必要になるので、今すぐは予定がなくても、30歳くらいにはある程度これらのイベントに目途をつけた貯金があるようにしましょう。
結婚して家庭を持つようになれば、なおさら不測の事態に備えた貯金が必要になります。

保険の見直しなどもできますが、いざというときに必要なのはやはり現金なのです。

35歳の貯金額の目安

30代の平均貯蓄額は約400万円ですが、貯金額の目安は年収の1.5倍くらいです。
結婚して子どもがいれば、子どもにお金がかかってくる年代です。

また、マイホーム取得の年齢は35歳から40歳くらいがもっとも多く、たとえ住宅ローンを組むとしても頭金や諸経費、引っ越しなどで数百万単位でお金が必要なります。
仕事では若手から中堅になったころで、給料も安定してきていますが、昇進したり仕事量が増えて大変な時期でもあります。

子どもが公立校であれば小学生のころが貯め時なので、進学する前までに頑張って教育費を貯めましょう。

40歳の貯金額の目安

40代の平均貯蓄額は約650万円で、貯金額の目安は年収の2倍くらいです。
この頃は住宅ローンの支払いがあるほか、子どもが成長するにつれて進学や塾、受験などの教育費が跳ね上がっていく時期です。

40代にもなると、年収も個人差が大きくなり、貯金額も貯めている人と貯められない人との差が大きくなってきます。
なかなか貯められないという人は、住宅ローンの繰り上げ返済や保険の見直し、副業、専業主婦家庭であれば妻のパートなども考えてみましょう。

参考URL
平成28 年 国民生活基礎調査の概況(厚生労働省)

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年収別の貯金額の目安

カラフルなお金

理想的な貯金額は、手取り収入の20%くらいが目安となります。
年収が高い人ほど貯金に回すことができる金額も多くなります。

年功序列で給料が安定的に上がっていく会社は減り、若くして大金を稼ぐ人もいれば長く働いてもちっとも給料が上がらないという人もいます。
そこで、続いては年収ごとにどのくらい貯金ができるかの目安をご紹介していきます。

年収200万円の貯金額の目安

年収200万円だと、手取り収入は9万円から14万円ほどなので、毎月の生活費で収入のほとんどは消えてしまい、貯金することはかなり難しいかもしれません。
それでも、月に1万円でもいいので毎月決まった額を貯金し、余った分で生活費をやりくりできると少しずつですが貯金は増えていきます。

収入が多かった月や、ボーナスもできるだけ貯金にまわすよう努力しましょう。

年収400万円の貯金額の目安

手取りの収入の20%で計算すると、月に5万円前後、年間で60万円貯金できます。
子供がいない、実家暮らしなどの場合は倍の月に10万円は貯金しましょう。

年収400万円の層は全世帯の中でも多いので、この年収でのやりくりをする期間が長いということが言えます。
子どもがいると月に5万円の貯金は厳しいと思いますが、将来必要になる教育費や、病気やケガなどのリスクにしっかり備えなければなりません。

年収600万円の貯金額の目安

このくらいの年収になると、ある程度生活にも余裕が出てきます。
しかし、油断して浪費癖がついてしまうと一気に家計が苦しくなってしまうボーダーラインの層でもあります。

月に10万円前後、年間で120万円の貯金をしましょう。

このくらいの年収は、結婚して共働きの家庭が増えてきます。
収入は二人分で安定していますが、出産や育休、時短など働き方の変更などで年収が下がる場合もあるので、将来を見据えたやりくりと、生活基盤を安定させる貯蓄を心がけましょう。

年収800万円の貯金額の目安

収入から引かれる税金の額が増え、年収のわりには豊かな生活をしている実感があまりないかもしれませんが、それでも貯金できる金額はだいぶ増えてきます。
月に12万円前後、年間で約150万円の貯金をしましょう。

貯金と言ってもただ貯めるだけでなく、余裕のある分は運用に回したりすることで、より効率よく貯めることもできます。

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年収による貯金額はシミュレーションが大切

年収による貯金額は、現在の収入と支出、家族の状況を考慮してシミュレーションすることがポイントです。

現在の収支をしっかり把握するためにも、家計簿をつけるようにしましょう。
家計簿をつけることで、無駄な支出や削ることができそうな固定費も明確になり、そのぶん貯金に回すことができます。

プラスして自分が何歳の時いくらくらいの年収が見込めるのかがある程度わかると、ライフプランを想像しながら今現在どのくらい貯金すればいいのかわかるので、将来にわたって安心できます。

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年収以外に居住スタイルでも貯金の目安は違う

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年収や年齢別の貯金額の目安がわかったところで、具体的な目標額を決めるためには居住スタイルも考慮する必要があります。
独身、夫婦のみ、子どもがいるなど、居住スタイルが違えば必要なお金も違ってきます。

独身男性の貯金の目安

独身男性は自由になるお金が多いですが、お金のやりくりに口を挟む人もいないので、そのぶん趣味や娯楽に浪費してしまいがちです。

40歳までに1,000万円、60歳までに2,000万円の貯金が目標です。
月に5万円貯金すると1年間で60万円、30歳から60歳まで続けると1,800万円になります。

特に働き盛りの30代を中心に貯めるようにしましょう。
今は独身でも、特に男性の場合は何歳になっても結婚して子どもが生まれる可能性はゼロではありません。

ある程度年齢を重ねているにも関わらず、その時点で貯金がほとんどないと、交際相手や結婚相手に金銭感覚に疑問を持たれるかもしれません。

独身女性の貯金の目安

女性の場合は、一度仕事を辞めてしまうと年齢によっては再就職が難しかったり、キャリアアップのための転職も狭き門のことが残念ながら多いです。
平均年収も同じ年代の男性と比べると低いので、計画的な貯金が必要です。

独身女性の場合も、男性と同じように40歳までに1,000万円、60歳までに2,000万円の貯金が目標です。

子持ち家庭の貯金の目安

30歳から貯金を始めたとすると、夫婦共働きの子ども一人世帯では年間90万円の貯金が必要です。
月に8万円、ボーナスなどもできるだけ貯金することができれば、目標をクリアすることができます。

マイホーム費用は別で、子どもが多い場合や私立への進学を希望している場合などはさらにプラスする必要があります。
子どもがいると、お金を貯めやすい時期や貯金を切り崩す時期など、数年単位ではなく、学資保険なども利用して長い目で見た貯蓄計画をしましょう。

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年収別の貯金額目安と理想の割合!年齢別貯金すべき金額は?のまとめ

漠然とした不安は明確化することで取り除くことができます。
貯金の必要性に気づいた時点できちんと計画を立てて貯金を始めればまだ間に合うはずです。

自分の人生、家族がいるならその家族の生活を守るためにも、年収や年齢に適した貯金額を知り、計画的な貯金を実践していきましょう。

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「お金のコトをもっと身近に」というミッションで、みんなのお金ドットコム(みんかね)を運営しています。
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