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2017/06/20

不要論もある?がん保険の必要性は?医療保険との違いなども解説

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目次

今やがんは、日本人の死因トップ。がんが原因で亡くなる方は約3.5人に1人。

ですが、医療技術により「治る病気」になってきているのが現状です。ここでは、今の「がん」を取り巻く事情をご紹介します。

2人に1人にはがんになる時代!!あなたは大丈夫?

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「がん」と診断される人は今、約3人に1人は「働く世代」と言われています。

例えば「働き盛り」、「育ち盛り」のご家庭の〝大黒柱〟ががんの宣告を受けたら・・・、大黒柱に限らず独身の方でも同様です。

もしあなたが、がんと宣告されたらどうしますか?働き方や収入にはどのように影響を及ぼすのか、この機会に考えるきっかけになれば幸いです。

<下に続く>

がん保険と医療保険の違いは?

あなたは、がん保険と医療保険のどちらも、ご加入されていますか?

〝何それ?そんなの分からない!〟というお気持ちの方がほとんどなのではないか?と思います。

万が一、がんになって出ると思っていたら、実はがん保障の部分は保険に未加入だった、なんてことになっては悔やんでも悔やまれません。ご存知の方も多いかもしれませんが念のためここで、その違いをご紹介したいと思います。

がん保険

その名の通り、がんになった時に支払われる保険です。最近だと「初期のがん(=ゼロ期のがん)」と言って、早期のがんで根治もできる段階のものです。悪性のがんとは別になります。

最近ではよく、「がんになったら保険料は要りません」という特約のある保険会社も多いですが、これは初期のがんの場合は含まれないことが多いようです(臓器によっては該当することも)。

がんになったら「一時金をお支払いします」、という特約も各社あるようですが、これには初期のがんの場合と、悪性のがん(=進行したがん)の場合で分けているところもあります。例えばですが、初期のがんの特約はいらないけれども進行がんの場合にはもらえるようにしたい、ということもできるようです。

医療保険

発熱や風邪で入院した、などいわゆる「入院保障」です。
最近は「入院の短期化」が進んでいるので、〝日帰り入院から保障〟する会社が多いようです。
入院日額の金額(¬=1日10,000円または5,000円など)の部分がメインの保障となり、オプションで一時金の特約をつけていると(例:一時金75,000円と日額5000円の場合)、日帰り入院でも80,000円となります。

このほかに成人病で入院したらプラス5,000円、がんの場合は更にプラス5,000円という特約をつけると、それぞれ日額10,000円、15,000円ということもできます。

この他に、「骨折した時にもらえるように」、とか「抗がん剤治療した時にもらえる」などの特約をつけておくと、該当すればその分が、給付金に上乗せされます。

ここで気を付けて頂きたいのは、「ついていると思っていたらついていなかった」ということです。
傾向としては、国内生保の場合は医療保険の中にがん保険も「セット」されていれば1つの契約で、フル装備で保障を持つことができます。

これが逆にがん保険はがん保険、医療保険は医療保険、というように「単品」で案内している会社もあるのです。例えば保険ショップで案内される商品や、共済のように月額が2,000円前後の商品などがこれに該当するようです。

勤務先で入れるグループ保険も、このタイプがほとんどのようです。
グループ保険の内容は比較的シンプルなものが多いので、骨折の特約や抗がん剤の特約といったものなでカバーできていないことも多いです。

共済の保障も同様のことが多く、「医療タイプ」という商品だと入院保障だけで、「がん保障コース」という商品が別にあるので、組み合わせて持つという形になってきます。

「安いし、共済だけでも保険はあるから大丈夫」と思っていたら、請求したらもらえると思っていた特約は、別のコースと合わせて持たないと該当しなかった、ということにもなりかねません。
組み合わせによっては、2つ3つ持ったら、ひとまとめで持てる国内生保の医療保険と、保険料が大して変わらなかった、ということもあるので是非、ご自宅の保険証券を確認してみてくださいね。

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「がん家系」ではありませんか?

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「がんも遺伝する」という話をよく聞きますが、今は「一生のうちに2人に1人が、がんと診断される」と言われるくらい、がんは珍しい病気ではなくなってしましました。

遺伝するがんもあれば、特にがん「家系」などではない人でも、腫瘍が見つかって検査・摘出してみたら「進行性のがんだった」とか、「結果は悪性だった」ということも珍しくありません。
実際に保険会社にかかってくる給付金請求の内容も、やはり「がんで入院した」というお問い合わせ件数が多いようです。

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がんは「通って治す時代」

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ひと昔前は「がん=難病、不治の病」という」イメージの強い方が多いと思うのですが、現在は「がんは自宅から病院へ通って治療を受ける」時代へと変わりました。

進行度が浅いがんであれば、手術によって悪性腫瘍を摘出することで治るがんもありますが、進行が進むと「手術ができる段階ではなかったから、抗がん剤治療を受けることになった」という方も少なくはありません。
抗がん剤治療は、がん細胞以外の「健康な細胞」までを破壊してしまいます。

がんの「3大治療」としては、①手術②放射線治療③抗がん剤治療があります。
これ以外にも高度治療ができるがんのように、身体への負担を抑えた治療法もありますので、新しい情報は意識して取り入れるとよいでしょう。

「抗がん剤治療」についての特約をご存知ですか?

抗がん剤治療は、薬物療法のひとつです。
抗がん剤を使うことで悪い細胞の増殖を抑えますが、「悪くない細胞にまで働きかけてしまう」という難しさもあります。がんの病巣を壊して、治をめざすために使われたり、手術前に投与して患部を小さくして切除をしやすくされたり、転移や再発防止など「補助的」に使われることもあります。

がんの種類にもよるのですが、「第一選択の治療」として抗がん剤が選ばれることもあります。

「抗がん剤が効いていても、治るとは単純にいえないケース」もあります。
がん細胞は、細胞分裂が活発です。

若い人の方が進行が早い、といわれるがん。「まだ若いから。保険はいらない」という声も多いですが、小児がんや乳がん、副甲状腺がんなど、がんの種類も増えました。抗がん剤治療の多くは、その効果を得る為に犠牲を払わなければいけない部分もあります。副作用が避けられないからです。

新薬の開発が積極的になされていたり、はじめから抗がん剤治療を、治療のメインにされる方もいます。
抗がん剤治療は治療期間が長いため、通って治すにもお金の話で、「頭が痛い」方もいらっしゃることでしょう。そんな長期的な治療を、フォローしてくれるのが「抗がん剤治療特約」です。

保険の効かない抗がん剤だと何十万とするものもあるそうですが、この特約をつけておくと、毎月受け取れる金額が発生します。抗がん剤治療は長期間に渡り、半年以上治療を受けている方は半分以上、というデータも。
「わりと新しめの特約なのでつけてなかったけれど、この特約もあれば、少しは楽になったのに」と、いうボヤきの声が聞こえてくる時もあります。

そんな風に、どうしようもならないという事態を迎えるハメにならないようにも、是非お手元の証券の内容をご確認ください。また国の「高額療養費制度」で超過分をフォローしてもらえますので、過不足なく「ちょうどいい」金額で保障を持たれるのが、負担も少なく、かつ「いざ」という時にお役に立てるかと思います。

「先進医療特約」をご存知ですか

先進医療とは、公的医療保険が適用前の医療技術のことです。
悪い細胞だけをピンポイントでやっつけてくれるので、身体への負担も少ないです。どんなものにもメリット、デメリットはあります。

残念ながら公的医療保険の対象外なので、1回の〝技術料〟○○○万と目にすると正直、ヒヤヒヤすることもありますが、決して安くない金額です。保険会社の中には、もしそうなった時には、「先進医療給付金直接支払いサービス」があります。これは先進医療にかかった技術料を、保険会社がお客様を通さず直接、医療機関側にお支払いします、というサービスです。高額な治療では敷居が高かったり、利用を受けるにも、躊躇される気持ちが出てくることもあるかと思います。

でもこんなサービスがあったら、非常に有難いと思います。
ただ先進医療の治療が受けられる医療機関は、まだ限られており各都道府県に1つから2つ、あるかないかという背景もあります。先進医療特約は、今の保険会社であれば大体の会社は備えているようですが、中にはその特約自体がない会社もありますので、比較・ご検討の際にはお気をつけくださいね。

<下に続く>

不要論もある?がん保険の必要性は?医療保険との違いなども解説のまとめ

某保険会社の「入院給付金のお支払い実績」で、ダントツに多いのは男女ともに〝がん〟です。
がんができる部所も色々です。がんになって数年にわたり、抗がん剤治療や入退院の繰り返しに耐えて治療されている方もいれば、悪性腫瘍でも摘出したことで各数値が平常値に戻って、今まで通りの生活をされている方もいます。

現在の医療は、日々進歩しています。
例えば30年くらい前の保険を、そのまま変えずにお持ちくださっている方も少なくはありません。保険会社としては、長らくご継続してくださっているのは有難いことだと思うのですが、内容が「古く」なっていることは、決して否定できません。
「使わないかもしれないけれど〝必要なもの〟」、それが保険です。

最終的にどうされるかは別としても、みなさんの「いざ」という時に、悔いが残らないようにしていただく為にも、嫌がらずに「情報だけでも」、取り入れてくだされば幸いです。

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