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2018/12/22

年齢や年収別に見た平均の貯金割合!貯金額の目安と貯金を増やすコツ

みなさんは貯金はありますか?貯金は意識して行わないとなかなか増えるものではありません。
また、貯金なしの人の割合はどれくらいいるのでしょうか。
今回は、貯金を行っている平均貯蓄割合と貯蓄を行ってない人の割合をみてみましょう。
貯金を増やすコツなどもお伝えします。

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貯金割合【世代別】

まずは、貯金をしている人の割合としていない人の割合を一覧で見てみましょう。
各年代で貯金の割合はどうなっているのでしょうか。

年代 貯金なし割合 (%) 貯金あり割合 (%)
20代 35.6 64.4
30代 33.7 66.3
40代 33.7 66.3
50代 31.8 68.2
それ以降 29.4 70.6

上記の表の様な結果になりました。
多くの人が貯金していますが、全ての年代で約3分の1の人は貯金なしということがわかります。

また、貯金ありの人平均貯金額と、貯金額の中央額も一覧として見てみます。(2人以上世帯を対象)

貯金あり 貯金平均値(円 貯金中央額(円
20代 321万 77万
30代 470万 200万
40代 643万 220万
50代 1113万 400万
それ以降 1411万 601万

年代が上がるごとに平均値が大きくなっていますね。
平均値と中央値の開きは年代によって異なるようです。
年代別に詳しく見ていきましょう。

20代

最も貯金なしの人の割合が大きかった20代ですが、これはある意味仕方がなく、20代はこれまでの貯金をする期間も短く、最も貯めにくい年代でもあります。
そのため、貯金の平均額も中央額も他の世代に比べると圧倒的に低くなってしまいます。

しかし、平均額と中央額の開きも割合として大きいことから貯金している人はしているというデータになっています。

30代

30代は何かとライフイベントの多い年代になります。
結婚する人も近年では30代に多く、式などをすればかなり出費となるでしょう。

子供が居る家庭などは養育費や教育費などに出費を多く取られる時期でもあります。
しかし、もっとも平均値と中央値の開きが割合として少なかった世代でもあり、どの世帯でも貯金格差はおきていないことがわかります。

40代

40代になってくると、平均額と中央額の開きがまた大きくなり、貯金ができている人とできていない人が顕著になってきていることがわかります。
会社や事業などで成功した人と失敗したひとの差もありますが、貯金体質ができているかどうかも大きく左右しているでしょう。

50代

50代になると平均額は1000万円を越えてきます。
しかし、中央額でみると、500万円に届いていません。

40代50代はマイホームの購入などのイベントも多い世代なので、購入した、あるいはしていない世帯での貯金額の開きもでてくるのかもしれません。

それ以上

それ以上の人をみると、貯金をしていない人の割合が30%を下回っていることがわかります。
ライフイベントの出費が減り、貯金をしやすくなったと言えますが、60代以上で貯金がないというのも不安になりそうです。

<下に続く>

貯金可能な割合【年収別】

貯金可能な割合を年収別に見ていきます。

まず、年収から年間ベースの手取りの金額を算出し、今回は二人世帯での生活として、二人世帯の生活費の月額平均28万3000円を基準に記載しています。

月額標準の出費以下の手取り金額の年代に関しては、節約をしているものとした上で、生活費等を抑えた状態で可能な額として表記しています。

年収 年間手取り額 貯蓄可能額
200万 170万 10万
300万 230万 20万
400万 305万 35万
600万 470万 130万
800万 560万 220万
それ以上 それ以上 それ以上

200万

もっとも貯金が難しいと言えるのが200万円代の人です。当たり前ですが、生活費だけでもかなりの割合の金額が支出として出ていきます。

二人世帯では、生活費をかなり抑えた上で頑張っても、月に1万円程度の貯金しかできない計算になりました。

年収200万でどちらかが家で専業で主婦(夫)をすることの難しさがわかります。

300万

年収300万円でも、まだ貯金をしていくには節約をしていかないと難しいです。

しかし、平均支出額を節約すれば、年間では20万円ほどの貯金ができる計算になりました。

400万

400万円世帯からは節約をしている前提ではなく、平均支出額で出費があった場合の年間で残る金額をそのまま貯金可能額としています。
そのため、節約を意識すればもっと多くの金額を貯金することも可能です。

600万

このあたりの年収からは比較的簡単に貯金に回せるようにはなりますが、貯金体質の人とそうでない人で大きく開きがでてくる年収クラスでしょう。

節制をしていれば数年でかなりの額を貯めることができる反面、生活水準なども上げてしまいがちなクラスと言えます。
おおよそ100万円以上を貯金に回せます。

800万

手取りで500万円を越える年収になってくると、少し豊かな生活をしても貯金に回せるレベルになってきます。
節制して生活すれば年間で200万円以上の貯金をすることも可能になってきます。

銀行の金利の低さなどから、資産運用などを視野に入れて良い水準です。

それ以上

それ以上の水準の人は、多くの金額を貯金に回せるでしょうが、投資に回している人が多いのもそれ以上の年収を貰っている人の特徴です。
貯金から投資へ視野が向く人が多いです。

<下に続く>

貯金割合の目安【ケース別】

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今度は、ケース別に貯金割合の目安を見ていきます。
貯金をどのくらいするべきか、また可能かどうかはケースによって大きく変わってきます。

ケース別 貯金額の目安
独身一人暮らし 10%
独身実家暮らし 30%
共働き子供あり 15%
共働き子供なし 20%

独身一人暮らし

年収にもよりますが、独身一人暮らしの場合は、収入の10%をまずは目安とすると良いです。余裕があれば15%ほどまで上げていくことが望ましいですが、最初から多くを貯金に回すのも大変なので、まずは10%を目安にしましょう。

独身実家暮らし

基本的に実家暮らしの方が一人暮らしに比べて固定費の出費がすくなく、貯金をするには非常に有利です。

独身一人暮らしの人の負担している光熱費や家賃などの固定費、あるいは食費を含めて大幅に貯金できる割合はあがります。

おおよそ、30%を目安に貯金してみましょう。

共働き子供あり

共働きで子供ありの場合は何かと出費がかさみます。10%を目安にするくらいでも難しい収入世帯も多いかもしれませんが、今後のことを考えると、15%を目安に貯金していくのが望ましいと言えます。

共働き子供なし

子供がいない共働きの世帯は、理想と言われている貯金割合の20%を目標に貯金を行っていきましょう。

何かあったときの備えが貯金ですので、しっかりとライフプランをたてれるように、余裕があっても無駄遣いには気をつけながらまずは20%を目指してみてください。

<下に続く>

貯金なしの世帯も増えている?

一番最初の表でもみてもらいましたが、近年では貯金なしの世帯も増えています。

20代〜50代まで30%を越える世帯が「貯金なし」という回答からも、3人に1人(または世帯)が貯金なしということになります。

20代で貯金なしは年収の関係からということも納得がいきますが、30代〜40代になってくると、貯金体質がついていない人が貯金できていない可能性がたかいです。

また、何かと臨時的な出費も増えてくる年代だからこそ、しっかりと計画を練るべきと言えます。

貯金は、年収別の貯金可能額でみてもらったように、意識しないで増えていくということは、よっぽど所得が多くない限りは難しいのが現状です。

<下に続く>

貯金の割合を増やすコツ

貯金 割合 コツ

貯金の割合を増やすにはどのようなことを意識していけばいいのでしょうか。

すごく大変なイメージをお持ちの方もいるでしょう。
実は、少し気を配れば貯金の割合を増やすことはそれほど難しくありません。

ここでは、簡単に貯金の割合を増やせる、生活に取り入れやすいコツを三つご紹介します。

  1. 生活費はあらかじめ別に
  2. 固定費の見直し
  3. 副業で収入自体を増やす

それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。

貯金割合を増やすコツ①:生活費はあらかじめ別に

必要な分をその都度引き出していたら、建設的なお金の使い方は身につかず、貯金からは遠ざかってしまいます。

使う分だけATMから引き下ろしていて、毎月貯金ができないという人は、毎月の生活費と毎月の貯金する額を完全に分けてしまいましょう。

最初は難しいので、余裕をもたせながら行っても問題ありません。

月初にまとめて下ろして、茶封筒などに小分けにして使うという手もあります。

慣れてきたら、初めから引き出せないように定期預金などへ預けてしまうという方法なども利用しながら、月頭に貯金する癖をつけましょう。

貯金割合を増やすコツ②:固定費の見直し

貯金の割合を増やすコツの最も基本的な部分が、無駄をなくすということです。

特に意識せずに無駄にお金を使ってしまっているものに固定費があります。
この無駄な出費を抑えることが最も簡単です。

なぜなら、あってもなくても良かったものが浮いて、その分を貯金に回す形になるからです。

スマートフォン代や車の保険であったり、生命保険の特約なんかも無駄についていたりすることもあります。毎月、または毎年払っている金額が浮けば、その分を丸々貯金に回すことができるので、非常におすすめです。

貯金割合を増やすコツ③:副業で収入自体を増やす

生活費もいっぱいっぱいまで削っても貯金が難しい場合は、現在の収入にプラスアルファを行い、その稼いだ分を貯金に回すという方法があります。

現在は、インターネットを通じての副業も多種多様にあり、現在の収入にプラス数万円するくらいなら比較的難しくありません。

副業を上手く使って貯金の割合を増やしましょう。

<下に続く>

貯金の割合を正しく理解して、実践しましょう

貯金の年代別の額や、ケースごとの可能額など、貯金というテーマ一つとっても、世帯ごとや個人の支出の目安などが異なるため答えがこうであるとは良いがいたです。

しかし、基本的な貯金の割合を増やしていくということに関しては共通で、無駄な出費を抑えて収入を増やすという非常にシンプルな考え方で問題ありません。

老後の資金を早めに準備しておくのであれば、貯金だけでなく、少し余裕が出てきたらリスクの低い投資も視野に入れてみましょう。

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「お金のコトをもっと身近に」というミッションで、みんなのお金ドットコム(みんかね)を運営しています。
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