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2018/08/01

セックスワーカーが多い国上位10カ国|仕事内容と問題点とは

セックスワーカーとはどのような意味なのでしょうか。また具体的にどのような仕事があるのでしょう。世界で特にセックスワーカーが多い国はどこで、どのような背景によりそうなったのか調べてみました。セックスワーカーが多いことによる問題なども併せて紹介します。

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目次

「セックスワーカー」とは

意味

セックスワーカーとは性に関する仕事をして、お金をもらっている人全般をさします。
性別、どのような行為を行なっているのかということは関係ありません。

性労働者という日本語に訳されます。

実態

セックスワーカーには本来認められるべき人権がない、と言われるほど不当に扱われているのが実態です。

「職業はセックスワーカーです」と周囲に言えるのは、人気があり、一般的な会社員よりも多い収入を得ている一部のセックスワーカーのみで、多くの人はセックスワーカーと知られないように生活しています。

<下に続く>

セックスワーカーの種類・仕事内容【女性編】

セックスワーカーの仕事内容

では、セックスワーカーの種類・仕事内容をみていきましょう。
セックスワーカーの種類・仕事内容には、以下のものがあります。

  1. ソープ嬢・デリヘル嬢
  2. ピンサロ・マッサージ
  3. ポルノ女優
  4. ストリッパー

続いて、セックスワーカーの種類を、それぞれ詳しくみていきます。

種類・仕事内容①:ソープ嬢・デリヘル嬢

セックスワーカーと聞いて一番に思いつくのがソープ嬢やデリヘル嬢でしょう。
お客さんと個室で性的な行為をするのがソープ嬢やデリヘル嬢の仕事です。

ソープという業種は、様々ある風俗業の中で唯一、本番行為つまりペニスを膣内に挿入しての性行為をしても良い業種です。

地域によって18歳から働ける場合と、20歳からというところがあります。
現在、ソープは風営法により新規出店の許可がおりないため、店舗数は減っています。

また建て直すこともできないため、建物の老朽化の問題も抱えています。
お客さんは男性であることがほとんどですが、女性相手に接客することもあります。

デリヘルとはデリバリーヘルスの略で、業種としてはヘルスと同じ、本番行為はNGです。
女性は手や口を使ってサービスをし、素股という女性の太ももなどで男性のペニスを擦り刺激を与えることもします。

デリバリーですので出張タイプで店舗は構えておらず、客が事務所に電話をし、女の子を自宅やホテルに呼びます。

風営法により、店舗を構えるのが難しくなっている風俗業の中で店舗を構えなくて良いデリヘルは数が増えています。

デリヘルには様々なサービスがあり、イメージクラブ(イメクラ)やM性の男性のためのM性感など多くの種類に分化します。

種類・仕事内容②:ピンサロ・マッサージ

ピンサロはピンクサロンの略で、女性が口をメインにしたサービス、フェラチオで男性器を刺激する業種です。

ピンサロは飲食店の名目なので、店内にシャワーや個室を用意することが許されていません。

ですので、薄暗い店内で、多くの客が一度にサービスを受けることになります。
また、シャワーを浴びることができないので、おしぼりを使って清潔を保つことになります。

他にも建前上は風俗店ではなく、営業しているものに男性用マッサージ店があります。

マッサージ店なので、性的サービスをするとは言っていませんが、ホームページなどを見ると風俗店のように露出の高い服をきた女性のパネル写真が掲載されて指名ができるようになっています。

種類・仕事内容③:ポルノ女優・AV女優

ポルノ女優・AV女優の仕事は、アダルトビデオなど販売される動画のために性的な演技をすることです。
セクシー女優と言われることもあります。

アダルト女優の中でも、女優の魅力や人気だけである程度の売り上げが見込める女優を単体女優と呼びます。
彼らは特定のメーカーと契約を結び、女優の個性や魅力を生かした作品が作られます。

単体女優が出演料を1番多く得ることができます。

反対に企画女優の中には、特定の性癖をもつ人を対象にしたビデオに出演する女優は、精神的にも身体的にも辛く、出演料は安いことが多いです。
例えばスカトロやハードSMのようなものがあります。

日本では性器を映すことはわいせつ物頒布等の罪とされることが多く、自主規制としてモザイクを入れていることがほとんどです。
しかし、肛門や精液はわいせつ物に当たらずモザイクは入れられません。

種類・仕事内容④:ストリッパー

ストリッパーはお客様と性的な接触の少ないセックスワーカーです。
劇場のステージで、男性を興奮させるようなダンスをしながら、服を脱いでいくことになります。

大抵は決められた1ステージの時間演技をし、1日に4回程度踊ることになっています。

基本的には男性客との接触はありませんが、順番に胸を触らせる、膣に指を挿入させるというサービスをしていることもあります。

また、男性ダンサーとペアでステージを見せることもあります。

<下に続く>

セックスワーカーの種類・仕事内容【男性編】

セックスワーカー男の仕事内容

では、セックスワーカーの種類・仕事内容をみていきましょう。
セックスワーカーの種類・仕事内容には、以下のものがあります。

  1. AV男優
  2. レンタル彼氏
  3. 売り専
  4. 男の娘デリヘル

続いて、セックスワーカーの種類を、それぞれ詳しくみていきます。

種類・仕事内容①:AV男優

男性のセックスワーカーはなかなか思いつきにくいかと思いますが、AV男優は目につきやすい男性セックスワーカーです。

AV男優の中にはカリスマと呼ばれ多くのファンを持っている人から、ただ射精の瞬間を見せるだけの人もおり、収入にも大きな差があります。

AV女優はほとんどが顔出しで売り出されるのに対し、AV男優の中には顔にモザイクをかけて出演している例も少なくありません。

種類・仕事内容②:主張ホスト・レンタル彼氏

出張ホスト・レンタル彼氏もセックスワーカーに含まれます。
とくにレンタル彼氏は女性客との距離が近く、女性と本当の交際相手のように近づくため、性交渉を持ちやすいです。

レンタル彼氏が所属している団体が「性交渉禁止」としていることもありますが、多くの団体が本人の判断に任せるとしています。

出張ホスト・レンタル彼氏はグレーゾーンですが、風俗業ではないとしています。

種類・仕事内容③:売り専

売り専というのは、ゲイやバイセクシャル相手に性サービスを提供する業種です。
つまり、男性同士の性的接触のためのセックスワーカーです。

以前は売り専バーという店舗を構え、客が気に入ったボーイを店外に連れ出すスタイルでしたが、現在は出張するデリバリースタイルが主体です。

またマンション形式で個室を用意している店もあり、ボーイズマッサージと呼ばれます。

種類・仕事内容④:男の娘デリヘル

こちらも男性客を、男性スタッフが性的に満足させる風俗店ですが、スタッフは女の子のように可愛い男の子です。

サービス的には売り専と変わりませんが、客側が求めているスタッフ像が大きく違います。

出張型スタイルがほとんどです。

<下に続く>

セックスワーカーの割合が多い国ランキング

セックスワーカーの多い国

10位:タイ45人/10000人

一万人中何人がセックスワーカーなのか、でランキングしていきます。

10位にはセックスワーカー大国と思われているタイがランクイン。

タイのセックスワーカーの多くが外国人向けのサービスに従事しています。
また子供も多く従事しています。

タイでは売春は禁止されていますが、外国人と自由恋愛をしている、という建前で成り立っています。

9:ドイツ 49人/10000人

ドイツでは売春が合法とされており、首都ベルリンに700もの売春宿があります。

合法化されているため、セックス税が存在し、コンドームの着用義務があるなど、しっかりとシステムが整えられました。

ドイツの売春合法化は2002年からで、2006年のFIFAワールドカップの際は大きなお金が動いたと言われています。

8:マレーシア 52人/10000人

マレーシアの売春の実態は人身売買や子供が従事している例が多いです。
また人権が守られていないこともあります。

SPAという国からライセンスを得た売春宿以外は、取り締まりの対象となります。
ただ、このSPAを偽装しているところもあり、見分けるのは難しいです。

近隣の国から出稼ぎに来ているセックスワーカーがほとんどです。

7位:ブラジル 53人/10000人

ブラジルは売春は合法とされていますが、売春宿を経営することは違法となっており、それぞれが個人で責任を取るスタイルになっています。

ブラジルでは売春は、最貧困層の仕事で、かつ、それほど報酬は高くありません。
売春をしてもその日暮らしから抜け出すことができないのです。

6位:中国 60人/10000人

中国のセックスワーカーのほとんどが貧しい農村出身であると言われており、農村で仕事をしても思ったように稼げないために、都市に出て売春をする例が多いです。

近年は大規模な売春組織を立ち上げているものもおり、中国政府は大きな問題だとして幹部を死刑にすることもあります。

ただし、概ね売春を厳しく取り締まるのは、国際会議などが開かれる前などで、それ以外であればそれほど厳しくはありません。

5位:ナイジェリア 63人/10000人

アフリカのナイジェリアは人身売買も盛んに行われる国として、世界に2013年に大きなニュースをもたらしました。

孤児院や保護施設だとされていたところで売春が行われ、未成年が多く従事していたのです。
また、その中には妊娠中の者もおり、彼女たちが出産した子供はまた、人身売買されていくのだというのです。

この摘発はナイジェリアのほんの一部の出来事で、人々に見えないところでもっと多くの子供たちが搾取されていると言われています。

4位:フィリピン 63人/10000人

フィリピンは売春が違法とされていますが、多くのセックスワーカーが存在します。
特に美しい海が印象的なリゾート地・セブ島では夜になると多くのセックスワーカーが街に出てきて、違う顔を見せるとも言われています。

ただし、フィリピン人セックスワーカーの多くが「これで家族を養えるならOK」と考えていることもあり、明るく人懐こい性格が受けています。

3位:ペルー 102人/10000人

ペルーのセックスワーカーは日本のデリヘルのような仕事の他に、マッサージ店タイプの風俗店に勤務している場合もあります。

デリヘルの場合は電話をして女の子を呼ぶのでわかりやすいのですが、マッサージ店の場合は見分けが難しいようです。

店に入ると金額が書いてある紙を見せられ、確認したらサインをして女性と個室に入るのですが、売春の金額が安いためマッサージなのか売春なのかが分かりにくいと言います。

売春の場合でも、きちんとマッサージを受けた後で本番ありの性サービスを受けます。

2位:韓国 110人/10000人

2004年に売春が非合法となった韓国では、その前年、セックスワーカーによるGDPが4%となり、経済の一端を担っていました。

その後、韓国のセックスワーカーは自国では働けないため近隣各国へ出稼ぎに行くようになりました。

日本政府によると日本で働く韓国人のセックスワーカーは3万人を超えています。

1位:ベネズエラ 119人/10000人

以前はベネズエラで働く多くのセックスワーカーはなんらかの理由で他国から出稼ぎにきているひとで、ベネズエラ出身は20%ほどでした。

しかし現在ベネズエラの経済は不安定な状況で、多くの貧困層を生み出してしまっています。
そのためベネズエラ出身のセックスワーカーが増え、他国に出稼ぎに行く人も出て来ています。

このように経済の不安定さとセックスワーカーの数には関係があることが多く、仕事がないためにセックスワークをするようになり、セックスワーカーが増えることにより、セックスワークでは稼げなくなるという負のスパイラルが起こっています。

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セックスワーカーの印象・評判

日本

日本ではセックスワーカーであることが分かると、部屋を借りられないなど社会的に地位が低い、または信用を得づらい事があります。

そのことから、良い印象を持たれていないことが分かります。

ただ、日本では多くの繁華街と風俗街が隣接している例が多く、社会の一部とし確実に存在しているもしくはなくてはならないものだと認識されています。

またセックスワーカーは一目見れば分かるとも言われており、仕事のためのヘアメイクのまま街を歩くと、浮いて見えることも確かです。

風俗街の近くにはセックスワーカーばかりが住んでいる集合住宅がある場合が多く、生活時間帯が近隣住民と合わないことも多く、トラブルになることもあります。

セックスワーカーの評判は良くないと言えるでしょう。
そして、一部を除きセックスワーカーは貧困層という印象も持たれています。

海外

海外と言っても、性に関する考え方は宗教観とも繋がりがあるため、様々な考え方があります。

ただし、概ね良い印象は持たれておらず、風俗街は危険地域である場合も多いです。

また貧困層であることも日本と共通しています。

日本と大きく違うのは、人身売買されてきたセックスワーカーが存在すること、子供が従事している場合もあることです。

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セックスワーカーを利用する時の注意点

セックスワーカーを利用する際、1番気をつけなければいけないのが、性病の危険です。

日本ではセックスワーカーも性病には気をつけており、定期的に検査を受けている人も多いのですが、性病は自覚症状が出にくいこともあり、気づかない間にうつされていまっていることもあります。

ソープ利用者以外は「自分には関係ない」と思っている人も多いのですが、それ以外の業種からもうつる可能性があります。

ですのでNN、ノースキンと言われるコンドームなしでの接触は危険です。
素股やオーラルサービスでも性病はうつる可能性があるからです。

近年特に問題になっている性病は梅毒です。
江戸時代は花柳病とも呼ばれ、死に至る病気とされていましたが、現在は治療が可能です。

ただし感染力が強くキスだけでもうつると言われています。

日本ではこの5年ほどで患者数がかなり増えています。
梅毒は軽めの初期症状が出たあと、無症状の期間があるため「何かに感染したが治った」と感じることが多く、その間にも感染を拡大させてしまいます。

感染期間が長いと治療にも時間がかかります。

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セックスワーカーの多さが示す問題とは

セックスワーカーの問題

セックスワークは貧困層のセーフティーネットと言われています。
それ以外の職に就くことが出来ない、それ以外にお金を稼ぐ方法がない人が収入を得られる職業です。

つまりセックスワーカーが多いということは、貧困層が多いというのとイコールだと言えます。

セックスワーカーの数が増えると競合相手が増えるため稼ぎにくくなります。

すると稼ぐために長時間働く、単価の安い店で数多く接客するなどしなければならず、労働環境は悪くなっていきます。

そしてセックスワーカーが貧困層のセーフティーネットと言っても、高級風俗嬢など高給を稼ぐセックスワーカーにはある程度の教養が必要だとされています。

そのため貧困層出身のセックスワーカーが高給を稼げるようになるには上昇志向と努力が必要で、貧困層から抜け出すのが難しいのも問題となっています。

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セックスワーカーが多い国ベネズエラでは国民の1%以上が性産業に従事

セックスワーカーの多さは国の経済の不安定さや貧困層の多さの指針となっています。
その中で今回世界一セックスワーカーが多いのはベネズエラとなりました。

理由として近年の政府と経済の不安定さがあげられるため、経済と政治が安定すれば、別の国が一位になってしまうのです。

セックスワーカーが多いと貧困層が多くなり治安が悪くなります。
また性病も蔓延し、日本でも近年梅毒が問題になるほど増えています。

セックスワーカーは世界最古の職業であり、今度もなくなることはないでしょう。
課題としてセックスワーカーの権利も守りながらも、治安や性病の問題もクリアしなければいけません。

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「お金のコトをもっと身近に」というミッションで、みんなのお金ドットコム(みんかね)を運営しています。 投資・節税・保険・ローン・クレカ・節約などのテーマの情報を各領域の専門家や編集部を通して記事配信していきます。
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