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2018/08/10

電気代が高い理由とは?急に高い時の原因と今日からできる節約方法

毎日の生活で電気や電化製品は必ず使うものであり、それらを使うための電力にかかる電気代は、家賃や食費と同じように毎月必ずかかってきます。
その電気代を少しでも安くすることができれば助かりますし、もし急に高くなったのなら何か原因があり、対処が必要になります。

それでは電気代についての疑問や節電方法などをご紹介していきます。

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目次

電気代の仕組み

高い電気代を送る送電線

電気料金は、「基本料金」「賦課金」「電力料金」の大きく3つの項目によって算出されます。

「基本料金」は電力会社との契約によって違い、毎月同じ金額がかかります。
「賦課金」は太陽光発電などの再生可能エネルギーのためのお金で、全国一律で自動的にかかってきます。

「電力料金」は毎月の電気の使用量によって変わってくる金額なので、利用者の努力次第では下げることができる項目です。
あとは発電に使う燃料の調達によって変動する費用も含まれますが、これも自動的にかかってきます。

1ヶ月の電気の使用量はメーターが示す数字によって決まります。

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電気代が高い原因

では、電気代が高い原因をみていきましょう。
電気代が高いのは、以下の原因が考えられます。

  1. 古い家電を使っている
  2. 生活に合わない電力プランの契約
  3. 漏電や電線の劣化

続いて、電気代が高い原因を、それぞれ詳しくみていきます。

電気代が高い原因①:古い家電を使っている

最新の家電は省エネ効果が高く、使用する電気量が10年以上前の家電とは全然違ってきます
例えばエアコンを新しいものに買い替えると、10年前のものよりも19%、15年以上前のものだと43%もの省エネになります。

節電意識が高いと言われる高齢者の世帯で、実際の電気代が思ったよりも高くついていることが多くあります。
その理由は、物持ちがよく買い替えをせずに古い家電を使っていることが理由にあげられます。

省エネ効果だけでなく、最新の家電は使い勝手も格段によくなっています。
エアコンなどは無理をして節約すると熱中症などの危険性にもつながるので、たとえ故障していなくても積極的に買い替えることをおすすめします。

電気代が高い原因②:生活に合わない電力プランの契約

家族の人数や生活スタイルは各家庭によって違うのに、適切な電力プランで契約されていないことがあります。
子どもが自立して人数が減ったのに同じ契約アンペア数のままだったり、日中は家にいなくて夜中に多くの電気を使うのに一日中同じ電気代のプランだったり、適切な電気プランの見直しがされていないと、電気代が高くなってしまいます。

電力プランの見直しは、電力会社から提案されたり自動で変更されることはないので、電力会社に相談したり、ホームページでシミュレーションしてみましょう。
プランの見直し等の具体的な対策についてはこのあと詳しくご説明します。

電気代が高い原因③:漏電や電線の劣化

自宅敷地内で漏電を起こしていると意外と気づかないことも多く、電気代が高くなる原因のひとつとして考えられます。
漏電の場合は突然電気代が高くなることがあるので、身に覚えがないのに請求金額が急に高くなったら漏電を疑ってください。

漏電は電気代が高くなるだけでなく、感電や火災につながることもあるので注意が必要です。
急に電気代が高くなった時の注意点も、このあと詳しくご説明します。

<下に続く>

電気代の高い電化製品と節電方法

掃除機で電気代が高い

では、電気代の高い電化製品と節電方法をみていきましょう。
電気代の高い電化製品と節電方法には、以下のものがあります。

  1. エアコン
  2. 冷蔵庫
  3. 照明
  4. 洗濯乾燥機
  5. テレビ
  6. ウォシュレットトイレ
  7. 食器洗い乾燥機
  8. 炊飯器
  9. ガス給湯器
  10. 掃除機
  11. ドライヤー
  12. 浴室乾燥機

続いて、電気代の高い電化製品と節電方法を、それぞれ詳しくみていきます。

電気代の高い電化製品と節電方法①:エアコン

電気代がかかる代表格の家電がエアコンです。
冬は石油ストーブやガス床暖房など、他の熱源で対応できますが、夏場の冷房はほぼエアコンに頼っている家庭が多いでしょう。

エアコンは、設定された温度まで室温を上げるまたは下げるための稼働時に電気を多く使います。
建物の構造や窓の向き、部屋の大きさによって条件は異なるので一概には言えませんが、短時間の外出であればつけっぱなしのほうが結果的に電気代は安くすみます。

電気代の高い電化製品と節電方法②:冷蔵庫

冷蔵庫は電源を切ることがなく常に電気を必要とする家電なので、月々の電気代における消費電力の割合が大きくなります。

節電のポイントは、まずは季節によって強弱を変えることです。
また、冷蔵庫には物を詰め込みすぎないこと、反対に冷凍庫はいっぱいに入っていた方が冷却効果が高くなります。

他にも、ドアの開け閉めする回数を減らす、冷気が出てくるところに物を置かないなど、細かな配慮で少しずつですが電気代は節約できます。

電気代の高い電化製品と節電方法③:照明

照明の種類によって節電の方法は異なりますが、どんなものであってもつけっぱなしであるとそれだけ電気代がかかってしまうので、使わない部屋の照明はこまめに消すようにしましょう。

蛍光灯とLEDでは、購入する時はLEDは高いですが、消費電力は低く耐久年数は長いので、長持ちます。
LEDは浴室などの熱がこもる場所は不向きだったり、光の放射が一定ではないので、使う場所や照明器具の位置などによって適切な方を使うといいでしょう。

電気代の高い電化製品と節電方法④:洗濯乾燥機

今の洗濯機は乾燥機能が付いたものがほとんどです。
洗濯だけならそこまで電気代はかからないのですが、乾燥機能は消費電力が高く、毎日のように使っているのなら注意が必要です。

節電するためには、雨の日が続く梅雨や花粉シーズンなど期間限定で使う、(電力プランを変えている人は)夜間の電気代が安い時間に乾燥するようにセットする、乾燥時間短縮のために乾いたバスタオルなどを1枚入れるなどしてみましょう。
部屋干しのにおいが気になるなら、途中まで乾燥してから干すとにおいはだいぶ軽減されます。

電気代の高い電化製品と節電方法⑤:テレビ

テレビはつけている時間だけ電気代がかかるので、基本はほかの家電と同じように見ないときはこまめに消すことが節電になります。

また、テレビは型が大きくなるとそれだけ消費電力も多くなります。
リビングでみんなで見るときは大きいテレビ、一人で見るだけやゲームするだけなら小型テレビなど、複数台あるなら使い分けましょう。

テレビには省エネモードなどもあるので、不便がないようなら省エネモードに設定しましょう。

2Kテレビ(フルHD)と4Kテレビでは、同じ50型だと4Kテレビは2Kテレビの3.5倍の電気代がかかります。
買い替えの際はこのような点にも注意しましょう。

電気代の高い電化製品と節電方法⑥:ウォシュレットトイレ

最近は多くの家庭でつけられているウォシュレットトイレですが、温水機能や便座の保温機能には電気が使われます。
保温機能はトイレを使用していない間もずっとついているので、24時間電気代がかかっていることになります。

温度設定を低めに設定する、夏は保温機能を切る、家を長期間不在にするときはコンセントを抜いておくなどで節電することができます。

電気代の高い電化製品と節電方法⑦:食器洗い乾燥機

家事の時短のためには欠かせない家電となった食器洗い乾燥機ですが、これも洗浄するだけならさほど電気代はかからないのですが、乾燥させるときに電気をたくさん使います
タイマーをセットして夜間の安い時間帯に稼働するようにしたり、乾燥したあとの余熱でも乾くので、乾燥時間を短めに設定してみましょう。

電気代の高い電化製品と節電方法⑧:炊飯器

炊飯器の節電方法は、まずは一日に何度も炊かないということです。
一度に炊く量は多くても少なくても電気代はほとんど変わらないので、できるだけ一度に多く炊き、保温も電気代がかかるので炊きあがったらすぐに切ります。

そこまで長時間でないのなら保温しておくのもありですが、エコ保温機能などがあればそれを活用しましょう。

多めに炊いたご飯は、1食分ずつ冷凍し、食べる時に電子レンジで温めます。
この方が、何回にも分けて炊くよりも節電になり、長時間保温にしておくよりも美味しく食べられます。

電気代の高い電化製品と節電方法⑨:ガス給湯器

ガス給湯器は電気代がかからないと思っている人もいますが、お湯を沸かすのはガスの力ですが、温度設定や湯量の調節などは電気を使ってコントロールされています。

電源が入っている状態で自動運転にしておくと意外と電気代がかかってしまうので、お湯を使わないときは電源を切ったり、自動ではなく手動で湯温の調節などをすると節電になります。

電気代の高い電化製品と節電方法⑩:掃除機

一回で使用する時間は短いのですが、掃除機は使用頻度が高い家電です。

掃除機は、紙パック式、サイクロン式、ロボット掃除機とありますが、紙パック式とサイクロン式では若干サイクロン式の方が電気代は安い程度です。
ロボット式は充電になるので、電気代はほかのものより安くすみますが、バッテリー交換などメンテナンスでほかのものよりお金がかかるので、機種による違いはあまり期待しない方がいいでしょう。

フローリングは弱、カーペットは強にするなど設定を使い分ける、吸引力が落ちないようにゴミをこまめに捨てるなどしましょう。
また、掃除機を使う時間を短くできればそれだけ節電になるので、必要に応じてコロコロやモップがけにすれば電気を使わずにすみます。

電気代の高い電化製品と節電方法⑪:ドライヤー

ドライヤーも一回の使用時間は短いのですが、熱風を出すため消費電力が大きく、少しの時間でも家族全員が使うと電気代が高くなる原因になります。

タオルでしっかり水を拭き取ってから使う、仕上げは冷風を使う、洗面所などの湿度が高いところではなく乾燥した部屋で乾かすなどの方法で、少しずつですが節電になります。

電気代の高い電化製品と節電方法⑫:浴室乾燥機

浴室乾燥機は浴室全体を乾燥させるので、電気をたくさん使います
衣類乾燥のために使うのであれば、浴室乾燥機よりも洗濯機の乾燥機能の方が安くすみます。

それでもどうしても浴室乾燥機で乾かしたいなら、料金プランが安いなら夜間に使う、フィルターを定期的に掃除して効率が悪くならないようにする、浴室の水気を拭き取り、お湯の張った浴槽はフタをするようにしましょう。

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電気代が高いときの対策

電化製品の節電対策をして使う電気の量を減らす他にも、電気代を下げるためにできることがあります。
根本的な対策なので、大幅な電気代の削減につながる可能性もあります。

アンペア変更

「アンペア」とは電流のことで、この数値が大きいほど電流が大きいということになります。
各家庭ごとに使うアンペア数に応じて電力会社と契約がされており、このアンペア数の大小で基本料金が違ってきます。

10A~60Aで変更が可能ですが、標準的な家庭で契約されているアンペア数は30A~50Aです。
使う電力が少ないなら、契約アンペア数を下げれば基本料金が下がるので、電気代を下げることができます。

ただ、使用する電力に見合った契約でないと、頻繁にブレーカーが落ちたり、電化製品の使用を調整する必要が出てしまい、生活が不便になってしまいます。

プランの見直し

次に考えたいのが電気プランの見直しです。

通常は一日中電気代が一定のプランに設定されていますが、生活スタイルによってはプラン変更をすると電気代が下がる場合があります。
電気の使用量が多い家庭、オール電化の家庭、夜間の電気使用量が多い家庭などです。

電気を多く使うのは家事をする電化製品です。
日中は不在がちで、夜間に家事をしたり、タイマーを設定して夜間電力を使う家庭は、夜間の電気代がお得になるプランへの変更を検討してみましょう。

電力会社のホームページではシミュレーションができるので、参考にしてみましょう。

契約電力会社の変更

電力自由化により、契約する電力会社を選ぶことができるようになりました。
条件によっては電力会社を変更するだけで電気代が安くなる場合があります。

ガス料金やインターネットとセットにすることで電気代が安くなったり、他にもサービスがつくなどして、全体的なお得感があります。
電気料金はセットにしたものと一緒に請求されるようになります。

オール電化やあまり電気を使わない家庭はメリットがあまり得られないので、こちらもシミュレーションをしてから検討するようにしましょう。

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急に電気代が高くなった時の注意点

電気代が高い夜景

では、急に電気代が高くなった時の注意点をみていきましょう。
急に電気代が高くなった時の注意点には、以下のものがあります。

  1. 漏電している
  2. 分電盤が故障している
  3. メーターが故障している
  4. 盗電されている
  5. 電気の使い過ぎ

続いて、急に電気代が高くなった時の注意点を、それぞれ詳しくみていきます。

急に電気代が高くなった時の注意点①:漏電している

雨、湿気、結露が原因で、本来電気が流れる以外のところへ電気が漏れてしまう「漏電」を起こしている恐れがあります。

最近の分電盤は漏電が発生するとブレーカーが落ちる漏電防止装置がついているのであまり心配ありませんが、古い家屋に住んでいる人は注意が必要です。
冷蔵庫や洗濯機など、底に水が溜まりやすい家電にも注意してください。

急に電気代が高くなった時の注意点②:分電盤が故障している

漏電を止めるための分電盤そのものが故障していることも考えられます。
もし漏電していたとしてもそれを感知することができず、いつの間にか電気代が高くなってしまうのです。

この場合は放置してしまうと感電や火災など重大な事故につながる恐れがあります。
電力会社や専門業者へすぐに連絡しましょう。

急に電気代が高くなった時の注意点③:メーターが故障している

毎月検針員が見に来て電気代を算出するメーターが屋外に設置されています。
このメーターが故障していて、間違った電気料金を請求されている可能性があります。

今は従来から使われているアナログメーターからスマートメーターへの交換が進められているので、まだスマートメーターに交換されていない場合はメーターの故障が原因かもしれません。

急に電気代が高くなった時の注意点④:盗電されている

機械系統に故障がなく急に電気代が上がっている場合は、盗電されている可能性があります。
電気の配線を故意に変えられていたり、屋外のコンセントから勝手に電気を使われてしまっているかもしれません。

電力会社だけでなく、建設会社や管理会社にも相談してみましょう。

急に電気代が高くなった時の注意点⑤:電気の使い過ぎ

①~④のどれにも当てはまらないなら、単純に電気の使い過ぎということも考えられます。
家電を増やした、住む人・使う人が増えたなど、思い当たる点はないでしょうか。

特に季節的に夏や冬は空調関係の家電の使用が増えるので、電気代が数千円単位で違うことがあります。

<下に続く>

電気代が高い理由とは?急に高い時の原因と今日からできる節約方法のまとめ

電気代を下げるためには、節電への意識が不可欠です。
ただ、電気代を下げることだけに固執して、電化製品の存在理由でもある快適な暮らしができなくなったり、エアコンを控えて体調を崩したりしては意味がありません。

節電できるところは気を付けながら、バランスよく電気を使いましょう。

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