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2018/08/27

修羅場の意味とは?原因と修羅場に遭遇した時の対処法を紹介

仕事上、あるいはプライベートのいずれかで修羅場と呼ばれる事態に直面することがあります。
修羅場の原因が自分にある場合はともかく、まるで交通事故のように不可抗力で巻き込まれることも少なくない修羅場ですが、不可避であるなら不幸を嘆くよりも少しでも上手く対処するのが得策というもの。

そこで今回は修羅場へと発展する可能性の高い原因や、いざ修羅場に直面した際の対処法をご紹介します。

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目次

修羅場とは?

一般に修羅場と聞いたときに思い浮かべるのは、とっくみあいなどのおよそ理性的とは言えない争いごとではないでしょうか。
実際そうした争い全般を修羅場と総括して呼ぶことも多いため、修羅場に巻き込まれたと聞いた時、周囲の示す態度も一概に同情的ではなくどこか冷笑気味なのもそうした概念に起因しています。

修羅場の読み方・意味

修羅場はしゅらばと読みます。
本来の意味は後述するように阿修羅と帝釈天が争った場所を指しますが、現在の日本においては収拾がつかないほど混乱した争いごとを指すことが多く、中でも男女間の争いから派生する諍い全般を指すケースが多く見られます。

修羅場の語源

修羅場の語源はインド仏教の言い伝えなどの中にあります。
輪廻転生における六道の内の1つの修羅道に生きる阿修羅と守護神の1人である帝釈天の争いの場を指します。

修羅場の類語・対義語

修羅場と同じ意味で使われる類語としてまず挙げられるのが半狂乱です。
修羅場に陥った人間がとる行動はしばしば理性を欠いたものが多く、その姿をもって半狂乱が修羅場の類語とみなされています。

また修羅場の対義語としてはそのものズバリという言葉を挙げることは難しいと言えます。
強いて言えば感情を荒らぶらせることなく物事を進める態度を指す淡々と、あるいは粛々とが修羅場の対義語に該当します。

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修羅場の使い方・例文

修羅場の闘い
では、修羅場の使い方・例文として以下を紹介します。

  1. 修羅場が繰り広げられる
  2. 修羅場が人を磨く
  3. 修羅場をくぐる
  4. 修羅場を迎える

続いて、修羅場の例文を、それぞれ詳しくご紹介します。

修羅場の使い方・例文①:修羅場が繰り広げられる

修羅場が繰り広げられるとは、複数の人間が入り混じって繰り広げられる争いの様を指します。
往々にして修羅場が繰り広げられるまでになった事態はこじれるだけこじれている場合が多く、簡単に収束することは期待できません

また、修羅場が繰り広げられる過程においては、本来その争いに無関係だったはずの人間が巻き込まれていることも多く、そうした理不尽で理性を欠いた争いがなお事態をこじらせていくことになることがしばしばです。

修羅場の使い方・例文②:修羅場が人を磨く

修羅場が人を磨くとは、本のタイトルに採用されたことで一般に広く知られるようになった言いまわしです。
修羅場は自分に非があることに起因することが多いのは事実ですが、その一方で仕事関係など本来自分の非ではないことで修羅場に巻き込まれてしまうことがあります。

こうした自分由来の修羅場ではないにも関わらず、不可避の修羅場に直面した際に、ただその修羅場からひたすら逃避することを考えるのではなく、その修羅場を一種修行の場として捉える考え方や行動を修羅場が人を磨くと言うことができます。

修羅場の使い方・例文③:修羅場をくぐる

修羅場をくぐるとは、大概が長く続く不毛な争いごとである修羅場を自分の智恵や才覚、努力などでくぐりぬけることを指します。
つまり修羅場をくぐり終えた人は修羅場のサバイバーと言えます。

修羅場の使い方・例文④:修羅場を迎える

修羅場を迎えるとは、えてして不可避であることが多い修羅場に直面する、修羅場に突入していく状況を指します。
自分に非がある、思い当たる節がある場合はともかく、巻き込まれることも多い修羅場に直面することは心身共にタフな立場に立たされることを意味します。

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修羅場になる原因

浮気の修羅場
では、修羅場になる原因をみていきましょう。
修羅場になるには、以下の原因があります。

  1. 嘘がバレる
  2. 資金繰りが破綻する
  3. 浮気が発覚する
  4. 親しい間柄で争いが起こる

続いて、修羅場になる原因を、それぞれ詳しくみていきます。

修羅場になる原因①:嘘がバレる

修羅場になる原因の1つ目は嘘がバレることです。
この嘘は自分がついた嘘の場合もありますが、自分の周囲の人、例えば自分のパートナーがついた嘘によって引き起こされるケースもあります。

最近多い修羅場の1つが、夫婦間に生まれた子供が実は自分の子供ではなかったという、俗に言う託卵も発覚すればたちまち双方の親兄妹などを巻き込んだ修羅場と化します。
この場合は結果的に騙すことになった女性側が嘘と知っていたのか、あるいは気付いていなかったのかによって、修羅場が長引くかどうかや修羅場に巻き込まれる人間の数が増えるかどうかに違いが生じます。

それ以外にも自分の経歴を盛っていたり、離婚歴や借金など自分についての汚点や欠点を故意に隠していた場合、つまり嘘をついていた場合なども修羅場に発展する場合が多く見られます。

修羅場になる原因②:資金繰りが破綻する

修羅場になる原因の2つ目が、資金繰りが破綻することです。
金の切れ目が縁の切れ目であることは当然ですが、資金繰りに詰まったり、借金で首が廻らなくなった時なども修羅場と化すことがほとんどです。

この場合、修羅場に立つ立場になるのは借金をした本人は当然のことですが、貸した相手や保証人になった家族友人親戚なども嫌が応でも修羅場に立たされることがあります。
連鎖倒産や破綻、自己破産などに発展することも多く、修羅場が長引くことや、一応の解決を見た後でも長く恨みや憎しみの連鎖を生み出す懸念があります。

修羅場になる原因③:浮気が発覚する

修羅場になる原因の3つ目は、浮気が発覚することです。
現在一般に修羅場を使う場合のトラブルに多いのが男女関係のモメ事とお金の問題です。

この内、特に阿鼻叫喚の修羅場と化すケースが多いのが夫婦、あるいはカップルのどちらかの浮気が発覚するケースです。
これに先ほど紹介したいわゆる託卵の問題も加わると修羅場が泥沼化します。

それというのも現行の法律ではいったん託卵で男性が自分の子供であると認知した場合、後から自分の実子ではないと発覚しても俗に言う戸籍をキレイにすることは容易ではないことが挙げられます。
その過程において遺産相続などが生じた場合は、事態はますます混迷の一途となってしまいます。

修羅場になる原因④:親しい間柄で争いが起こる

修羅場になる原因の4つ目は、親しい間柄で争いが起こることです。
これは金銭問題、男女問題の両方が起こりうるシチュエーションで、金銭問題の場合は親族間の遺産相続争いなどが挙げられます。

また男女問題で言えば、結婚を許可する許可しないといった親と子供との争い、あるいは兄弟姉妹それぞれの伴侶を交えた争いなどが想定されます。
いずれにせよ本来なら親しい間柄の人間同士が修羅場を迎えることになった時の争いは長く尾を引きます

容易に解決することも難しく、さらに時と場合によってはその修羅場によって生み出された諍いの種が世代を超えて踏襲されることなどもあり得ます。

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修羅場になった時の対処法

修羅場で叫ぶ
では、修羅場になった時の対処法をみていきましょう。
修羅場になった時の対処法には、以下の対処法があります。

  1. 冷静に話し合う
  2. 第三者の立会いを求める
  3. 客観的証拠を作る
  4. 納得いくまで話し合う
  5. 法廷に持ち込む
  6. 金銭で賠償
  7. 状況打破に向けて努力する
  8. 関係を解消する

修羅場になった時の対処法①:冷静に話し合う

修羅場になった時の対処法の第一段階は、まずは極力冷静に話し合うことです。
修羅場に直面している以上、冷静になれというのも難しいことですが、最初からケンカ腰であればまとまる話もまとまりません

できれば修羅場の原因になった出来事が起きた直後などの冷静さを欠くシチュエーションでの話し合いは避け、一旦頭を冷やす時間をとるように心がけましょう。
また話し合いの際にはアルコールは禁物です。

修羅場になった時の対処法②:第三者の立会いを求める

修羅場になった時の対処法の第二段階は、第三者の立会いを求めることです。
冷静に話し合うように心がけることは大前提ですが、当事者だけではどうしても感情が先走ってヒートアップしがちです。

そうした時にものの弾みででも手を出した、出されたに発展すると修羅場が傷害事件や殺人事件にまで発展しないとは限りません
そうした事態を回避する為にも、客観的な意見が望める第三者の立会いを求めることは大切です。

もちろんこの場合の第三者が弁護士などであれば、解決を見たら即公的文書化することができる、といったメリットがあります。
弁護士まではオーバーすぎる、あるいは知り合いに修羅場の内容を知られたくない、といった場合には最低でもプライベート空間での話し合いにせず、ある程度人の目があるところで話し合いの場を持つように心がけましょう。

修羅場になった時の対処法③:客観的証拠を作る

修羅場になった時の対処法第三段階は、客観的証拠を作ることです。
一旦は話し合いや金銭で解決を見た、としたのに何かの弾みでまた問題が再燃することは良くある話です。

まして修羅場にまで発展した諍いが1回ですんなり解決まで進む方がおかしいと思う方が賢明です。
そこで解決した、しないの水掛け論にならないように、話し合いの内容をボイスレコーダーで録音しておく金銭での解決の場合は、手渡しなどは極力避け、銀行振り込みなど客観的証拠が残る形をとるようにしましょう。

修羅場になった時の対処法④:納得いくまで話し合う

修羅場になった時の対処法第四段階は、納得がいくまで話し合うことです。
修羅場も長丁場になると精神的肉体的な疲労もどんどん蓄積されていきます。

そんな時に半分ヤケであったり、とにかく目の前の修羅場から逃れたい一心で適当な解決策で手を打つようなことは避けましょう。
後から冷静になってしまった、と思っても後の祭りになったら、後悔してもしきれません。

例えその時は大変であろうとも、自分自身が納得できる解決策にたどり着くまで変な妥協は辞めましょう。

修羅場になった時の対処法⑤:法廷に持ち込む

修羅場になった時の対処法の第五段階は、法廷に持ち込むことです。
当事者間の話し合いだけでは時間をどれだけかけても、全く解決の糸口が見えない時などには法律の手助けを求めることが1番です。

もちろん修羅場になったとはいえ、相手が親しい間柄の人間であった場合などに法廷に修羅場問題を持ち込むことに躊躇があるのはある意味当たり前ですが、解決を早めることが結局は自分にとっても相手にとってもメリットがあると割り切りましょう。

修羅場になった時の対処法⑥:金銭で賠償

修羅場になった時の対処法の第六段階は、金銭で賠償することです。
特に男女問題の修羅場などの場合、問題は金じゃないという反発があるのは仕方のないことです。

しかし日本の法律が目には目をのハンムラビ法典ではない以上、人が誰かに対して償いの意を表したい時には金銭での解決となるのもいたし方ない部分があります。

修羅場になった時の対処法⑦:状況打破に向けて努力する

修羅場になった時の対処法第七段階は、状況打破に向けて努力することです。
自分の側で問題解決に向けてやれることは全てやったにもかかわらず、問題解決の兆しが見えない、状況が好転しないといった場合、いつまでも修羅場の原因にこだわっていてはこちらが精神的に疲弊していくだけです。

修羅場が生み出される原因となった場所やシチュエーションを変える、具体的にいえば転居する、または転職することが可能であれば、相手が変わってくれることをいつまでも期待して待つよりも、その状況打破に向けて自分から動くことも1つの手です。

修羅場になった時の対処法⑧:関係を解消する

修羅場になった時の対処法第八段階は、関係を解消することです。
人間は許容力が広いこともあれば狭いこともあります。

どうしても許せない、過去のこととして片付けられないということも起こりえます。
そうしたしこりを残すことになった修羅場の当事者同士がいつまでも繫がりを持つことは、ある意味長くトラウマを引きずることにもなりかねません。

赤の他人であればすっぱり縁を切る、身内などであっても極力疎遠になるなど物心両方での距離をとるようにしましょう。

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修羅場を経験するメリットもある?

修羅場を経験することにメリットがあるか、と問われればまずはメリットよりもデメリットの方が大きいと言わざるを得ません。
しかしその上で言えることは不可避のトラブルなら、少しでもそのトラブルから何かを得ることに努めるのが賢明でしょう。

そういう意味では修羅場を経験することは、精神的肉体的にタフなシチュエーションに置かれるまたとない経験と言えなくはありません。
また修羅場が起きてから、それを収束させるまでの一連の流れをつかむことは、仕事の上などでのトラブルやクレーム処理の際の経験値になるとも言えます。

修羅場を経験したことを自分自身の肥やし、メリットと言い切れるようになった時がある意味では本当に修羅場をくぐり抜けたと言えるでしょう。

<下に続く>

修羅場とは?修羅場になる原因と遭遇した時の対処法を紹介のまとめ

修羅場に直面するような事態が起きない、あるいは巻き込まれないに越したことはありません。
しかし自分が意図していなくても、修羅場を迎えることがあります。

そうした不可避の修羅場に直面した時も、その修羅場となった原因を冷静に分析し、自分に非がある場合はそれに速やかに対処する、あるいは善後策を立てるなどしてできる限り三方上手く収まる方向に持って行く努力をしましょう。
避けられない修羅場ならそれに上手く対処することで、修羅場サバイバーとしての精神力を手に入れるチャンスと思考を切り替えていきましょう。

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