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金貨の価格推移と買い時を解説!日本と世界の金貨の種類・価格も

安全資産として注目されている金貨ですが、投資対象としても、コレクションアイテムとしても古くから人気を集めている商品です。
また、日本国内や世界には、様々な種類の金貨が存在します。

では、金貨にはどういった種類のものがあって、それぞれどれほどの価値があるものなのでしょうか。
そこで今回は、金貨の価格推移と買い時、日本と世界の金貨の種類と価格について解説していきます。

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目次

価格が重要!金貨のキホン

金貨の魅力

まず、金貨の魅力についてですが、金は、人類が最初に発見した金属と言われており、非常に長い歴史を持っています。
また、銀や銅とは違って、独特の美しい輝きを持ち、長年放置しても錆びたり朽ちたりすることなく、永遠に美しい輝きを保つことができます。

そして、何といっても金の価値は世界共通だということです。
そのため、世界中にある市場で取引することができ、国家の政治や経済の影響を受けにくいというのがメリットであると言えます。

このように、金貨を持っているだけでも立派なコレクションの1つとなりますし、いざとなれば金貨を売却してお金に換えられるという安心感も手に入れることができます。

債権との違い

金貨と債権の違いですが、株や国債などの債権は、発行元の国家や企業の信用度によって、その価値が大きく変動するものです。
そのため、発行元の国家が財政難になったり、企業が倒産してしまえば、その債権は無価値になり、元本を全て失ってしまう可能性があるのです。

一方、金は、債権とは異なり、金そのものに価値があり、なおかつ、世界中で流通しているため、その価値は世界共通です。
このため、政治や経済などの影響を受けにくく、世界中でいつでも取引をすることができます。

したがって、金の価値は安定性が高く、元本を全て失うというリスクがないので、金貨は非常に魅力の高い金融商品の1つなのです。

買い時

金貨は純金でできているので、金貨の価格は金相場と連動しています。
なお、金相場は株式相場と逆相関するものと言われています。

株価が上昇すれば、金価格が下落し、逆に、株価が下落すれば、金価格が上昇する傾向にあります。
経済が好調であれば、投資家は株を買い集めさらなる利益を得ようと思いますが、リーマンショックやバブル崩壊など、経済に大きな打撃があれば、投資家は損失を出さないために株を売却しようとします。

そのため、それに代わって安全資産である金が買われるようになるのです。
したがって、経済や国の情勢が不安定な時こそ、これから金相場が上昇する可能性があるので、この時が金貨の買い時であると言えるでしょう。

<下に続く>

上昇傾向?金貨の価格推移

価格の高い金貨

金相場は2004年頃から上昇傾向にあり、2008年に発生したリーマンショックでは、一時的に金相場が暴落してしまいましたが、2009年から再び金相場が上昇傾向になりました。なお、2018年8月現在では、1g当たり4,700円前後で価格が推移しています。この金相場は、過去最高の水準となっており、今後は急激に上昇する見込みがないと思われるので、今は金の買い時ではなく売り時であると言えます。

<下に続く>

日本の金貨の種類と価格

では、日本の金貨の種類と価格をみていきましょう。
日本の金貨の種類と価格には、以下のものがあります。

  1. 昭和天皇御在位60年記念 10万円金貨
  2. 天皇陛下御即位記念 10万円金貨
  3. 天皇陛下御在位10年記念 1万円金貨
  4. 天皇陛下御在位20年記念 1万円金貨
  5. 皇太子殿下御成婚記念 5万円金貨
  6. 長野五輪冬季大会記念 1万円金貨
  7. 日本国際博覧会記念 1万円金貨
  8. ワールドカップ日韓共催記念 2002年FIFA 1万円金貨
  9. 東日本大震災復興事業記念 1万円金貨

続いて、日本の金貨の種類と価格を、それぞれ詳しくみていきます。

種類・価格① 昭和天皇御在位60年記念 10万円金貨

「昭和天皇御在位60年記念 10万円金貨」は、昭和天皇が即位されてから60年を記念して、1986年に発行された記念金貨です。
金貨の表面には大礼の儀が行われた紫宸殿、裏面には皇室の家紋である菊花紋章がデザインされています。

この金貨は1,100万枚発行され、重さは20g、直径は30mm、純金製となっています。
なお、2018年現在では、額面を2万円程度上回る12万円前後で取引されています。

種類・価格② 天皇陛下御即位記念 10万円金貨

「天皇陛下御即位記念 10万円金貨」は、現在の天皇陛下(今上天皇)が即位されたことを記念して、1990年4月に発行された記念金貨です。
金貨の表面には鳳凰と瑞雲、裏面には皇室の家紋である菊花紋章がデザインされています。

この金貨は200万枚発行され、重さは30g、直径は33mm、純金製となっています。
なお、2018年現在では、額面を3万円程度上回る13万円前後で取引されています。

種類・価格③ 天皇陛下御在位10年記念 1万円金貨

「皇陛下御在位10年記念 1万円金貨」は、現在の天皇陛下(今上天皇)が即位されてから10年を記念して、1999年12月に発行された記念金貨です。
金貨の表面には鳳凰と桐と白樺、裏面には皇室の家紋である菊花紋章と橘と桜がデザインされています。

この金貨は20万枚発行され、重さは20g、直径は22mm、純金製となっています。
なお、2018年現在では、額面を大きく上回る8万円前後の高値で取引されています。

種類・価格④ 天皇陛下御在位20年記念 1万円金貨

「天皇陛下御在位20年記念 1万円金貨」は、現在の天皇陛下(今上天皇)が即位されてから20年を記念して、2009年11月に発行された記念金貨です。
金貨の表面には鳳凰と瑞雲と皇居二重橋、裏面には皇室の家紋である菊花紋章がデザインされています。

この金貨は20万枚発行され、重さは20g、直径は28mm、純金製となっています。
なお、2018年現在では、額面を大きく上回る8万円前後の高値で取引されています。

種類・価格⑤ 皇太子殿下御成婚記念 5万円金貨

「皇太子殿下御成婚記念金貨」は、現在の皇太子殿下と雅子妃殿下がご結婚された、1993年9月に発行された記念金貨です。
金貨の表面には二羽の鶴、裏面には皇室の家紋である菊花紋章と、皇太子殿下のお印の梓がデザインされています。

この金貨は200万枚発行され、重さは18g、直径は27mm、純金製となっています。
また、日本国内で最初に発行された5万円金貨として知られています。

なお、2018年現在では、額面を2万円程度上回る7万円前後で取引されています。

種類・価格⑥ 長野五輪冬季大会記念 1万円金貨

「長野五輪冬季大会記念 1万円金貨」は、1998年に、冬季オリンピックが長野で開催されたことを記念して発行された記念金貨です。
この金貨は3回に分けて発行されており、デザインは「スキージャンプ」、「フィギュアスケート」、「スピードスケート」の3種類があります。

発行枚数はそれぞれ55,000枚の合計165,000枚で、重さは15.6g、直径26mm、純金製となっています。
なお、2018年現在では、額面を5万円程度上回る6万円前後で取引されています。

種類・価格⑦ 日本国際博覧会記念 1万円金貨

「日本国際博覧会記念 1万円金貨」は、2005年に、開催された日本国際博覧会(愛知万博)を記念して発行された記念金貨です。
この金貨は7万枚発行され、重さは15.6g、直径は26mm、純金製となっています。

なお、2018年現在では、額面を5万円程度上回る6万円前後で取引されています。

種類・価格⑧ ワールドカップ日韓共催記念 2002年FIFA 1万円金貨

「ワールドカップ日韓共催記念 2002年FIFA 1万円金貨」は、2002年に、日韓ワールドカップの開催を記念して発行された記念金貨です。
金貨の表面には大会のエムブレムと桜、裏面にはサッカーをしている選手の姿がデザインされています。

この金貨は5万枚発行され、重さは15.6g、直径は26mm、純金製となっています。
なお、2018年現在では、額面を5万円程度上回る6万円前後で取引されています。

種類・価格⑨ 東日本大震災復興事業記念 1万円金貨

「東日本大震災復興事業記念 1万円金貨」は、2011年3月11日に発生した「東日本大震災」の復興を応援する目的で、「個人向け復興応援国債」の変動10年を購入した方に贈られた記念金貨です。
この金貨は第一次発行分が14,000枚、二次発行分が11,000枚、三次発行分が10,000枚、四次発行分が10,000枚発行されています。

なお、2018年現在では、額面を5万円程度上回る6万円前後で取引されています。

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世界の金貨の種類と価格

世界の金貨の価格

カナダ

カナダで流通している「メイプルリーフ金貨」は、純度99.99%の純金製で、「カナダ造幣局」から発行されている金貨です。
そのため、信頼性や評価が世界的にも非常に高く、1979年から毎年のように発行されているため、世界一の流通量を誇っています。

ちなみに、この金貨は法定通貨ですので、カナダで貨幣として使用することができます。
しかし、金の投資目的で金貨を保有するのが一般的ですし、金相場の上昇を見計らって売却したほうが利益になるため、通貨として使用することはまずないでしょう。

また、金貨の表面にはエリザベス2世の横顔、裏面にはメイプルリーフがデザインされており、上品で洗練されたデザインから、コレクションの一環として集めているコレクターも数多く存在します。
なお、金相場が上昇したのも影響して、数年前からこの金貨の価値がかなり高まっており、買取金額としては、14万円~15万円の値がつくことが多いようです。

アメリカ

アメリカでは、1930年代まで多くの金貨を発行し、それを実際の通貨として流通させていました。
なお、現在では金貨が通貨として用いられることはありませんが、日本でも馴染みの深い金貨が数多く存在します。

なお、アメリカの代表的な金貨は、主に「イーグル金貨」、「インディアン金貨」、「バッファロー金貨」が挙げられます。
まず、「イーグル金貨」とは、もともと、アメリカが発行してきた通貨としての金貨であり、1986年から現在に至るまでは、地銀型金貨の名称として用いられています。

なお、買取金額としては、13万円~14万円の値がつくことも少なくありません。
次に、「インディアン金貨」とは、1907年~1933年にアメリカで発行された金貨で、金貨の表面にはインディアンの羽根帽を被った人物、裏面には鷲がデザインされています。

なお、買取金額としては、6万円~7万円の値がつくことが多いようです。
最後に、「バッファロー金貨」とは、アメリカが初めて発行した純金製の金貨で、金貨の表面にはインディアン、裏面にはバッファローがデザインされています。

なお、買取金額としては、イーグル金貨と同じように13万円~14万円の値がつくようです。

オーストリア

オーストリアには、「ウィーン金貨」という有名な金貨があります。「ウィーン金貨」は、「オーストリア造幣局」が発行している金貨で、1989年から毎年発行されています。
この金貨は、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団がモチーフとなっており、表面にはパイプオルガン、裏面にはバイオリンやビオラなどの6種類の管弦楽器がデザインされています。

また、カナダの「メイプルリーフ金貨」と同様に、純度99.99%の純金製で、品質を政府が保証しているだけあり、世界的にも人気が高まっています。
なお、買取金額としては、14万円~15万円の値が付くことが多いようです。

イギリス

イギリスの金貨には、1ポンド金貨の名称である「ソブリン金貨」があります。「ソブリン金貨」は、金本位制を採用した1816年から1917年まで、流通用の通貨として鋳造、発行された金貨です。
また、1974年からは投資向けの金貨として発行されるようになり、現在でも1ポンドの法定通貨として使用することができます。

なお、ソブリン金貨は、長期間に渡って鋳造、発行されているため、ほとんどの金貨は地金の価値で取引されることがほとんどです。
しかし、1819年、1928年、1841年、1875年、1908年、1917年に発行されたものは残存数が少なく、希少価値が高いと言われています。

そのため、50万前後で取引されるものもあったり、中には何百万円の値が付くこともあるようです。

<下に続く>

金貨の価格推移と買い時を解説!日本と世界の金貨の種類・価格ものまとめ

価格の高い金貨

金貨は、株や紙幣と異なり、価値は世界共通なので、経済や政治的な影響を受けにくく、安全資産として注目されています。
また、日本には、天皇の即位記念、オリンピック開催記念、ワールドカップ開催記念などの記念金貨が数多く存在します。

また、アメリカやイギリスなど、様々な国が発行した外国金貨も多数存在します。
もしも、こういった見慣れない金貨が自宅に眠っていれば、金貨の種類を特定してみることをおすすめします。

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