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年金の満額はいくら?国民・厚生年金の満額と必要納付年数

将来年金を受給するために、保険料を払っている人がほとんどでしょう。
しかし、実際に老後いくら年金をもらえるかわからないと言う人は多いです。

今回は国民年金と厚生年金の満額について調べてみました。
年金の満額や満額になる条件について詳しく情報をまとめたので、老後の資金計画の参考にしてみて下さい。

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目次

年金の満額は毎年変わるって本当?

原則として、年金の満額は毎年変動しています。
なぜなら年金支給額が生活していけるような額になるのかどうか、みているからです。

そのため、賃金水準と物価水準の上げ下げにあわせて年金の満額は調整され、変動が無かった場合は据え置きになります。
そもそも年金の満額とは、20歳から60歳までの40年間毎年欠かさず年金を払い続けることで受け取れる老年基礎年金のことです。

ちなみに、平成30年度の国民年金の老年基礎年金の満額は779,300円となっています。
年金事務所やねんきんネットといったサイトで、自分の年金事情を把握することができるので気になる人は、そこで見てみてください。

その年の年金の満額についてや保険料についてなどは、厚生労働省が定期的に発表しているので、チェックしておくといいでしょう。
こちらは現在最新の年金概要についてまとめてあります。

厚生労働省作成・年金事業概要

<下に続く>

いくら?年金の満額と平均受給額

年金の満額はいくらか

年金は国民年金と厚生年金と種類があり、それぞれの年金の満額と平均受給額を調べました。
ぜひ、自身の年金運用の参考にしてみて下さい。

国民年金の満額

国民年金の満額は、上でも記載しましたが平成30年で779,300円です。
満額で受け取るには条件があり、20歳から22歳まで大学生で支払いを延期していたなど難しいことが多いですが、そのようなときは60歳以降も国民年金に加入し支払い期間を補う方法もあります。

もしくは学生特例猶予後の10年間のうちに、追納しておくことは可能です。
少しでも満額に近づけたい人は、早めに確認し行動にうつすことが大切になります。

厚生年金の満額

厚生年金は給与によって金額が変わってくるので、ここではっきりとした金額を記載することは難しいです。
一方国民年金は、基本的に誰でも一律の額を支払うことになるので、満額は簡単にだせます。

厚生年金のマックス額の支給条件としては、入社から70歳までの50年間厚生年金に加入し続けてなおかつ保険料の上限の610,000円程の月額収入があった場合となります。
このような条件は非常に厳しく、まずないと言っていいでしょう。

ちなみに上の条件での厚生年金は約3,000,000円ほどになります。

国民年金の平均

国民年金は平均月額が約55,000円です。
国民年金の満額は月額が約64,000円となるので、平均は満額よりマイナス9,000円となるでしょう。

つまり、国民年金受給者には満額で受け取れていない人が一定数いることになります。
そのため、満額で受け取りたいと考えている人は、早めに自分の支払い状況などをネットや年金事務所で確認してみて下さい。

厚生年金の平均(男女)

厚生年金は平均月額約145,000円です。
やはり給料によって支給額がかわってくるので、平均145,000円と言いましたが、人によって大きく差がでてしまうことが多いでしょう。

特に女性は結婚や出産を機に仕事を辞めることもあり、男女差がでてきてしまいます。

厚生年金の平均(男性)

厚生年金の男性平均は、約166,000円です。
平均値はこの数字ですが、受け取り金額で多いのは180,000円ほどになります。

やはり、男性は勤続年数が長い人が多く、受け取り金額は女性より高いのが特徴的です。

厚生年金の平均(女性)

厚生年金の平均は、だいたい102,000円です。
やはり女性は結婚・出産などで仕事を辞めたり中断することが多く、必然的に働く期間が短くなります。

そのため、厚生年金の平均額は男女差が大きくひらけてくるのでしょう。
近年女性でも育休や産休を取り長く働き続ける人も多いので、もう少し平均金額は上がる可能性もあります。

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国民年金と厚生年金の満額受給に必要な納付年数

年金の満額を計算する

上でも触れましたが、国民年金と厚生年金の満額受給にはいくつかの条件があります。
ここでは詳しい年数などをまとめていくので、参考にしてみて下さい。

国民年金

国民年金の場合は、20歳から60歳までの40年加入し、支払いすることが大切です。
しかし、その期間に学生であったり失業したなどで年金の支払いを免除や猶予された場合は、過去10年の間であれば追加で納税することができます。

また、滞納した場合は申請すると過去5年分支払いすることができたりと、満額に近づける方法はいくつかあるでしょう。
自力でなかなか老後資金を貯められない方は、より満額に近い数字を得られるように早め早めに行動してください。

厚生年金

厚生年金の場合、満額受給を狙うには加入年数と月額給与の高さが必要となります。
そのため、なかなか満額にもっていくには難しいでしょう。

しかし、少しでも多く貰いたい場合は、長く働き加入することが重要です。
厚生年金の加入期間は、中学を卒業する15歳から70歳までの期間が可能となります。

年金の支給が始まっている歳と被ってしまいますので、そのときは年金受給を遅らせてみるなどしてください。

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厚生年金を満額受給できる人は少ない?

厚生年金を満額受給できる人は、少ないです。
なぜなら、厚生年金は給料の金額と支払い年月で年金の金額が確定しますが、満額になるためには初任給から高額所得である必要があります。

そのため、保険料支払い額が一律の国民年金と違い、満額を受け取れる人はなかなかいません。
すこしでも満額に近づけるためには、70歳まで働き支払い続けることが重要とされます。

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厚生年金の受給額を計算する方法【受給額の決め方】

厚生年金の受給額を計算する方法は、報酬比例額+経過的加算額+加給年金=厚生年金の受給額(65歳以上から受け取りの場合)といった式を用いります。
そもそも、報酬比例額とは平均給与額×一定乗率×厚生年金加入年数といった式で計算できますが、少々複雑な点があり注意が必要です。

まず平均給与額とは勤続期間全体の平均となりますが、平成15年度を境に平均給与額の計算方法が変わります。
平成15年3月までの平均給与額の算出方法は、月給のみの平均を出すやり方ですが、それ以降の場合は月給にボーナスも加えて計算しなくてはいけません。

そのため平成15年をまたいで仕事している人は、少々計算がやっかいです。
また、一定乗率は生まれた年により掛ける数字が異なります。

平成12年には5%も引き下げられたりし、計算するのに欠かせない数字です。
詳しい一定乗率の数字は、以下のサイトを参照下さい。

日本年金機構/一定乗率まとめ

厚生年金の受給額を知る上では、まず報酬比例額をきちんとだすところからはじまります。
さらにより詳しい説明が欲しい場合は、日本年金機構が詳細を載せているので参考にするといいでしょう。

日本年金機構/厚生年金計算方法

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年金の満額を受給しよう

年金を満額受け取り過ごす人

年金の満額を受給することは、多少条件が難しい場合が多いです。
しかし、国民年金の場合は満額受給するためにいくつか方法もあります。

少しでも多くの年金を受け取り豊かな老後を過ごすためにも、年金の満額受給の条件は細かくチェックしましょう。
そして、追納などには期限があるので、確認してからはなるべく早く行動にうつしてください。

また、日頃から自身の年金状況を把握しておくためにも、ねんきんネットなどをみておくことをオススメします。
将来の資金計画に年金は欠かせないので、より自分の年金に興味を持ってみましょう。

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