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2018/12/30

封筒縦書きの数字の桁数別の書き方!【郵便番号・部屋番号・日付】

封筒に宛先を書こうと筆を執った瞬間、相手の住所を見て思わず「あれ?」と固まってしまった、という経験はありませんか。
縦書きで宛先を記入するとき、どのように数字の部分を書けばいいのか忘れてしまったり、4桁の番地まで出てきて漢数字にするべきか算用数字で書くべきなのか迷ってしまったりしますよね。
この記事では封筒に縦書きする際の数字の桁数別の書き方をご紹介します。

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目次

封筒が縦書きの時、数字はどう書く?

封筒の数字を縦書きする

日本人の手紙の記入時のマナーはとても難解だと言われます。
なぜなら日本人は漢字・ひらがな・カタカナ・算用数字・漢数字・アルファベット・記号など多種多様の文字を使用して生活しているからです。

そのような生活を日常的にしている我々日本人でも迷ってしまうのが、封筒の宛先に使われている数字の書き方です。
縦書きの際に漢数字にするのは何となく理解できているのですが、大きな数字(1015号室など)になるとどのように記載するのがマナーなのか知らないという意見も多くあります。

では、封筒を縦書きに使用する際、住所の番地や部屋番号などの数字が使用されている部分はどのように封筒へ書くべきなのでしょうか。
早速、住所の桁数別に考えていきます。

<下に続く>

封筒縦書きの数字の書き方(住所二桁の場合)

  1. 算用数字で記載する
  2. 「‐(ハイフン)」を使うときは注意する
  3. 単位を漢数字で使用しない

続いて、二桁数字の書き方を、それぞれ詳しくみていきます。

二桁数字の書き方①:算用数字で使用する

二桁の数字は封筒に基本的にどのような方法で記載しても大きな問題はありません。
縦書きで住所を書く場合に気を付けなくてはいけないのは、現代の郵便局では「算用数字を使用する」のが基本スタイルになっているということです。

日本郵便のオフィシャルサイトによると、封書に手紙を書く際の基本的な例として算用数字で記載が行われています。

参考URL:https://www.post.japanpost.jp/navi/mame_envelope.html

例えば17番地という住所に封筒を送付したい場合はそのまま「17番地」と記載するのが基本となります。

もちろん漢数字を使用しても配送自体は問題なく行われます。
つまり、特段決まったルールがあるわけではないということになります。

しかし、配達員は人間です。
読みにくい字だと封筒に書かれている番地の数字を読み間違ってしまうこともあるかもしれません。

そのため、我々が封筒に記載する時に気を付けなくてはいけないことは「読みやすい数字」であることとなります。

二桁数字の書き方②:「‐(ハイフン)」を使うときは注意する

「‐(ハイフン)」は私たちが住所を読む際に「の」と呼んでいる部分の記号です。
この記号を縦書きで使用して宛先を記入している場合、「‐」が長すぎてしまうと算用数字の「1」と機械にも人間にも誤認識されてしまう場合があります。

現在の郵便局には、はがきや封筒の宛先を高精度で読み取る機械が設置されています。
この機械は当然ながら漢数字にも対応していますが、算用数字の方が誤読が少ないため、郵便局では先述の通り算用数字の使用が基本例とされています

算用数字で二桁数字を書く時の注意点として、算用数字を一文字ずつ縦に並べずに、横並びに数字を書いたほうが読みやすいということを忘れないようにしてください。

また、この機械が「‐」を「1」と間違って認識してしまうと、その郵便物は別の地域の配達班の手元に届くこととなり、配達が遅れる原因となってしまいます。
機械の誤認識を避けるには「‐」ではなく、ひらがなで「の」と書いて投函するのが一番安全な方法といえるでしょう

二桁数字の書き方③:単位を漢数字で使用しない

「50番地」をひらがなにして読むと「ごじゅうばんち」になります。
この「じゅう」が単位です。

漢数字で書いた際に「五十」となりますが、宛先に縦書きで記載する場合は「五十番地」ではなく「五〇番地」と記載する方が読み間違いが少なくなり、良いと考えられます。
例えば、10-22番地を封筒に書く場合は以下のようになります。





このように漢数字を用いても間違いではありませんが、「一」や「二」は書き方によっては「三」に見えてしまう場合もあります。
その場合は丁寧な字で書き、各文字の間をしっかりと取って、読む人にとっても読みやすいかどうかに気を配ると良いのではないでしょうか。

<下に続く>

封筒縦書きの数字の書き方(住所三桁の場合)

では、封筒縦書きの三桁数字の書き方をみていきましょう。
封筒縦書きの三桁数字の書き方には、以下のものがあります。

  1. 算用数字を縦に並べる
  2. 算用数字を横書きにして縦に並べる
  3. 漢数字を縦に並べる

続いて、三桁数字の書き方を、それぞれ詳しくみていきます。

三桁数字の書き方①:算用数字を縦に並べる

日本郵便の推奨している算用数字を使用しながら、1文字ずつ縦に並べていく方法です。
例えば123‐45番地に封筒を出したい場合は以下のようになります。








この書き方のメリットは一つ一つの数字を縦に書いているので、機械の読み取りでミスが出にくいことです。
一方、この書き方は本来横書きで書くべき数字を縦に書いているので、数字の「1」と「|」の読み間違いが発生しやすい点がデメリットとなります。

三桁数字の書き方②:算用数字を横書きにして縦に並べる

この書き方が現在の主流になっているようです。
読みやすく、配達時の間違いも起こりにくいことが主流になっている要因でしょう。

この方法で123‐45番地に封筒を出したい場合は以下のようになります。

123

45

私たちが普段目にしている封筒の書き方に一番近いのではないでしょうか。
この書き方のメリットは横書きと縦書きが混ざっているものの、先述の通り読み手が非常に読みやすいことです。

間違いも起こりにくく、配達時の確認も容易です。
まさに配達人思いの書き方と言えるでしょう。

三桁数字の書き方③:漢数字を縦に並べる

「縦書きは漢数字」という日本語の基本に沿った書き方です。
この方法で123‐45番地に封筒を出したい場合は以下のようになります。








電信柱についている住所表示が漢数字でされているという地域もまだまだ多く残っており、その表記を見慣れている方からすると違和感のない書き方です。

しかし、「一二三」の部分は字体や字の大きさによっては「三」が二つ並んでいるように見えてしまい、慣れていない配達員にとっては誤配達の原因となってしまうこともあります
漢数字で宛先を書く際、あまりに達筆で字体を崩して書いてしまうと、誤配達や配達までに時間を要する原因となりますので注意が必要となります。

字と字の間にスペースを十分に入れて大きめの字で書けば、配達員も間違うことはないでしょう。

<下に続く>

封筒縦書きの数字の書き方(住所四桁の場合)

では、封筒縦書きの四桁数字の書き方をみていきましょう。
封筒縦書きの四桁数字の書き方には、以下のものがあります。

  1. 番地のみを2行目に改行して算用数字を縦に並べる
  2. 算用数字を横書きにして縦に並べる
  3. 漢数字を縦に並べる

続いて、四桁数字の書き方の方法を、それぞれ詳しくみていきます。

四桁数字の書き方①:番地のみを2行目に改行して算用数字を縦に並べる

基本的に住所三桁の際の書き方と大きな違いはありません。
実は日本郵便のオフィシャルサイトには2桁以上の番地の記載例がありません。

現在の記載例は1桁の番地の場合の例を記載していますが、その方法で従って考えるとこの方法が日本郵便の求めている書き方と考えられそうです。
例えば1234-5番地に封筒を出したい場合は以下のようになります。








頭の中で「≪せんにひゃくさんじゅうよんのご≫ばんち」と読むために少し考えながら読まないといけないのではないでしょうか。
これを「≪いちにさんよんのご≫ばんち」と読む方が間違いがなくて良いかもしれません。

しかし、一目ではとても読みづらいのも事実です。
機械からすると読み取りやすい書き方ですが、人間の目からするとあまり好まれない書き方になります。

四桁数字の書き方②:算用数字を横書きにして縦に並べる

三桁住所と同じくこの書き方が現在の主流です。
後述しますが、そもそも算用数字は横書きを想定して、漢数字は縦書きを想定して作られている文字です。

そのため、縦に住所を書き進めていく場合も数字は横書きする方がストレスなく読むことができます。
この方法で1234-5番地に封筒を出したい場合は以下のようになります。

1234

5

やはり、この書き方は読み間違いも起こりにくく、配達時の確認も容易です。
現代の郵便事情に合っていると考えて間違いありません。

四桁数字の書き方③:漢数字を縦に並べる

縦書きは漢数字を使用する方が一つ一つの漢字が読みやすいものです。
他の方法と同じく、この方法で1234-5番地に封筒を出したい場合は以下のようになります。








やはりこの場合も「一二三」の部分は字体や字の大きさによっては「三」が二つ並んでいるように見え、やはり誤配達の原因となってしまうことがあります。
解決策としては、字と字の間にスペースを十分に入れて大きめの字で書けば、配達員も間違うことはないでしょう。

特に漢数字の場合は横の幅をそろえて書くことで「一」や「二」の区別は格段に行いやすくなります。

<下に続く>

封筒を縦書きで、郵便番号や部屋番号の数字を書く場合

郵便番号は数字で縦書きするのか

次に封筒へ郵便番号や部屋番号といった数字を書く場合の書き方を見ていきましょう。

郵便番号の場合

郵便番号はどの封筒の場合も封筒上部に横書きが基本となります。
横書きを使用しますので、算用数字を使用するのが良いです。

七桁の郵便番号枠がある場合は必ずその枠の中に算用数字にて郵便番号を記載しましょう。
枠がない場合も左上に切手を貼りますので、そのスペースを空けて、上段中心よりやや左側から右側にかけて記載をします。

部屋番号の場合

部屋番号の場合、算用数字で記載する場合は横書きで部屋番号を記載すれば問題ないでしょう。
ただし、目上の人への封筒の宛先などである場合、部屋番号で終わるのではなく、その後ろに「号室」等を付けることがマナーとなります。

その場合は以下のように記載するようにしてください。
「B棟101」に封筒を送付したい場合で例示します。

B

101

<下に続く>

封筒縦書きで日付の数字を書く場合

では、封筒縦書きで日付の数字の書き方をみていきましょう。
日付は封筒の裏面左上余白に送付する日を小さめに字で縦書きするのが一般的です。

右上に書いてもマナー違反にはなりませんので、臨機応変に記載場所を選べば問題ありません。
封筒縦書きで日付の数字の書き方には、以下のものがあります。

  1. 漢数字で日付を記載する(その1)
  2. 漢数字で日付を記載する(その2)
  3. 算用数字で日付を記載する

続いて、日付の数字の書き方を、それぞれ詳しくみていきます。

日付の数字の書き方①:漢数字で日付を記載する(その1)

例えば平成21年11月20日を書きたい場合を考えます。
全て漢数字で記載する場合、一文字一文字を漢数字で並べていくことになりますので以下のようになります。











この書き方のデメリットは「一」や「二」が並ぶ場合、字体によっては「二」や「三」に見えてしまうことです。
11月のはずが2月と読まれてしまうと、送り手側としてはとても悲しい気持ちになります。

番地が地図上の場所を表している記号であるのに対し、日付は順序を表しています。
そのため、格式ばった書面でない限りは読みやすい書き方をする方が良いと考えられます。

日付の数字の書き方②:漢数字で日付を記載する(その2)

同じく平成21年11月20日を書きたいときに別の表記方法をとる場合を考えます。
小説などの文章を書く際に一般的に使用する書き方になります。












この書き方をすると、読み間違いが少なくなるのを実感してもらえるのではないでしょうか。

日付の数字の書き方③:算用数字で日付を記載する

同じく平成21年11月20日を書きたいときに算用数字で書く場合を考えます。



21

11

20

このように記載すると、漢数字のように読みやすくなりますが、正式な文書での使用は避けるべきです。
基本的には縦書きの場合は漢数字で日付を記載するのがビジネスマナーとしては良いと考えられているからです。

<下に続く>

ビジネスでの封筒縦書きの数字の書き方

ビジネスでの封筒縦書き数字のマナー

ビジネスで縦書きの封筒を使用する場合、基本的に数字も全て漢数字で記載するのが望ましいマナーです。

住所

前述のように番地を算用数字を横書きにして縦に並べるのではなく、全て漢数字で省略することなく記載するのが望ましいです。
ただし、「一三」など読みにくい数字が並んでしまう場合は「十三」としても構いません。

また、「丁目」や「ビル名」等も省略することなく数字部分は漢数字で記載するのがマナーですので気を付けましょう。
例えば、「民鐘町5-15 青空ビル2F」という住所を記載したい場合は以下のようになります。















部署名

部署名の場合も同じく全て漢数字を使用します。
例えば「営業2課」である場合は「営業二課」と縦書きで記載します。

ただし、会社名は「屋号」と呼ばれる立派な固有名詞です。
そのため、「株式会社039」という会社が仮に存在した場合、その社名を「株式会社〇三九」と封筒に書いてしまうのは相手にとても失礼に当たりますので注意が必要です。

この場合は縦書きであっても「株式会社039」と記載するのがマナーなのです。

あて名

あて名に数字が入る場合、部署名の場合と同じく、会社名に入っている数字以外は漢数字で書きましょう
ダイレクトメールなどで担当部署や担当者名がわからない時にはあて先が会社名になることがあります。

裏面

裏面には自身の所属している社名や所在地、社名を記載します。
封筒中央にまとめて書く場合と中央より左側に寄せて書く場合があります。

書く順番はどちらの場合でも、会社の所在地、会社名、所属部署名、課名と役職、差出人氏名となっています。
氏名については社名や所在地よりもひと回り大きい字で所在地よりも一段下げた位置から書き始めるのが基本です。

この場合も社名以外の数字は漢数字にして記載するのが基本となります。

<下に続く>

封筒縦書きの数字の疑問点

次は封筒縦書きをする場合数字に関して考えられる疑問点について述べていきます。

一行で書ききれない場合

まず、住所などが非常に長く、丁目や番地を書いている際にどうしても一行では収まりきらない時があります。
その際は無理に一行に収めようとするのではなく、改行して書いても問題ありません

ただし、二行目は字を下げて書き始めます。
地名や番地の途中で改行することのないようにバランスを考えて書くようにしましょう。

また、ビル名を記載するときは改行し、住所よりも先頭の字を下げて記載します。

ハイフンは使ってもいい?

ハイフン(‐)の使用はビジネス文書の封筒の書き方であっても問題ありません。
算用数字の「1」と混同しないように縦にしっかりと直線を引きましょう。

表と裏の住所の書き方は違っても大丈夫?

住所の書き方が表と裏で違っていても配達には問題はありませんが、マナーとしては表書きの書き方とそろえることが望ましいと言えます。

郵便番号の枠がないときはどうすればいい?

予め郵便番号枠が印刷されている封筒の場合は、その中に算用数字で記載をします。
郵便番号の項目でも記載しましたが、郵便番号の記載枠がない場合も縦書き封筒の場合は左上に切手を貼りますので、貼るためのスペースを空けて、上段中心よりやや左側から右側にかけて横書き記載をします。

または、住所の前に縦書きの漢数字で書くことも可能です。
どちらの場合も番号の前に「〒」の記号か「郵便番号」と記載をします。

<下に続く>

封筒縦書きの数字の書き方のまとめ

実は元をただすと漢字は古代中国で縦書きに適すように作られた文字です。
人間の目は目線の動きと垂直に交わる線を捉えやすくできています。

よって縦書きでは目線が上から下へ移動するので横線が多用されています。
漢字の基本的な使い方は縦書きであることを理解しておくことも大切なのですが、漢字ができた当初はここまで数字を並べて表記することを想定されていなかったことも事実です。

大切なことは使用する我々が読みやすい方法であるということです。
しかし、ビジネスの場合は漢数字で正式な記載方法が好まれますので、注意が必要になりますので気を付けましょう。

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「お金のコトをもっと身近に」というミッションで、みんなのお金ドットコム(みんかね)を運営しています。 投資・節税・保険・ローン・クレカ・節約などのテーマの情報を各領域の専門家や編集部を通して記事配信していきます。
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