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2018/12/04

履歴書での教員免許の正式な書き方!種類別の書き方と注意点を解説

教員免許を履歴書に記載する上では一種、二種や専修などの正式名称で記載するなど書き方にも気をつけなければなりません。種類にしても小学校の教諭や養護教諭、司書教諭などさまざまです。ただ社会人として一般企業へ就職する見込みでの就職活動であるとまた話は違い、書かないという選択肢もあります。この記事では取得日や更新のことも含め、履歴書に記載する教員免許のことについてくわしくご紹介します。

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目次

「教員免許」は履歴書に記載するべき?

教職に就こうというときには当然ながら、教員免許を持っていることについて履歴書に記載すべきです。
ただ、社会人として一般企業へ就職する場合に関してはまた話が違います。

履歴書に教員免許を持っている旨の記載があると教員を目指しているのではないか、採用しても教員として働くチャンスがあればその道を選ぶのではないかと判断される可能性がないでもありません。
あるいは教員採用試験へ臨んでいて、合格するまでの間は一般企業で働くライフプランであると解釈されることもあり得ます。

とは言ってもそれが事実であれば仕方がないことですし、履歴書の記載内容について面接などの場で説明する機会もあるでしょう。
また直接的には教員免許を持っていることが関係しない仕事であっても、たとえば何かしらの講習会で講師を任されるなどといった可能性があります。

たとえ自分から積極的にアピールしていないとしても、何かしらのタイミングで職場側が履歴書を見返して教員免許の保持者であることに注目するといった機会がないわけではありません。
思いもかけない場面において、教員免許の存在が仕事の幅を広げることにつながるというチャンスもあるのです。

教員免許を持っていることが別の職場で働こうとして不利になる要素はまずありません。
履歴書にも、記載しておくべきでしょう。

<下に続く>

教員免許を履歴書に書くと就活に有利?

「教員免許」は履歴書に記載するべき?

教員免許を持っていることについて履歴書に書くと、就活において有利になる可能性があります。
学校で普通に勉強しているだけで、教員免許を手にすることはできません。

先生になることを望む学生は、専門の教職課程において教員として必要とされるさまざまなことを学ぶのです。
その中には指導の仕方や話し方など、そのほかの仕事にも役立つ学びが多々あります。

そういった経験は業務上、人に何かしらの説明をするときにも後進の教育を担当するときにも役立つスキルとして見なされるのです。
それに教員免許を取得しようと努力してきたことが、履歴書を通じて勉強熱心な姿勢としても伝わるでしょう。

大学では標準的な学習に加え、別途で教職課程のカリキュラムも受講しなければなりません。
そして卒業に必要な単位を取得することに必死で、教員免許の取得を途中であきらめざるを得ないという人もいるのです。

教員免許を履歴書に書かないという選択は、逆にもったいないことであると言うこともできるでしょう。

<下に続く>

履歴書での教員免許の正しい書き方

履歴書での教員免許の正しい書き方

教員免許は持っていても、実は正しい書き方がよくわからないために履歴書へ書かないという人が少なからずいます。
確かに履歴書に教員免許のことを記載するときには適当に書くのではなく、正式名称で免許の種類を記載することが正解です。

つまり、履歴書への正しい書き方を知っておく必要があります。
教員免許ごとに、正式名称は覚えておきたいところです。

正式名称

教員免許を持っていることについて会話の中で説明するとなると、たとえば「中学校の社会の教員免許を持っている」と言えば事実は正しく伝わるでしょう。
就職活動で履歴書に記載するのであれば、免許に関しても正式名称を記載しなければなりません

たとえば自動車の運転免許にしても、履歴書に記載するにあたっては正式名称の「普通自動車第一種運転免許」と書かなければならないのです。
教員の免許についても、履歴書への書き方は変わりません。

幼稚園

幼稚園の先生として働くためには、「幼稚園教諭」の免許を持っていなければなりません。
その正式名称は、どこで必要な勉強をしたのかという最終学歴によって異なります。

大学院卒であれば「幼稚園教員専修免許状」、大学卒であれば「幼稚園教諭一種免許状」で短大卒ですと「幼稚園教員二種免許状」とそれぞれ違っていて履歴書にもそのように記載することが求められるのです。
ちなみに同じく小学校へ入学する前の子どもたちが通っている保育園には、保育士資格を持つ保育士が勤務しています。

小学校

小学校教諭の免許についても勉強した最終学歴に応じて「小学校教諭専修免許状」に「小学校教諭一種免許状」、「小学校教諭二種免許状」という種類があり履歴書にもその名称を記載する必要があります。
大学院を修了した場合には専修免許状、四年制大学を卒業していると一種免許状が与えられ短大を卒業した場合が二種免許状です。

このうち二種免許状に関しては、一種免許状の取得に向けて努力しなければならないという義務が課せられています。
二種免許を持っていてある程度の実務経験期間があれば、研修の受講といったことで一種の免許を取得することが可能です。

中学・高校

中学校や高等学校の教員免許についても、最終学歴によって種類が分かれています。
中学校の教員免許は小学校と同じ区分になっていて「中学校専修免許状」と「中学校一種免許状」、「中学校二種免許状」の3種類です。

ただ高校に関しては、二種免許状がありません
短大に、高等学校教諭の免許状を取得することのできる課程はないのです。

それと中学、高校に関しては小学校と違って免許状に教科の違いもあります。
たとえば英語の中学校教員免許を持っていてそれが一種であれば、「中学校教諭一種免許状(英語)」が正式な表記です。

履歴書でも、教科名は末尾に括弧書きで加えます。

特別支援学校

特別支援学校の教員免許には「特別支援学校教諭免許状」と「特別支援学校自立教科教諭免許状」、「特別支援学校自立活動教諭免許状」の3種類があります。
特別支援学校教諭免許状は小学校や中学校と同様で「特別支援学校専修免許状」、「特別支援学校一種免許状」と「特別支援学校二種免許状」という区分です。

実際に幼稚部から小学部、中学部と高等部も含めて教科を担任します。
特別支援学校自立教科教諭免許状には「一種」と「二種」があり、高等部における自立教科の担任です。

特別支援学校自立活動教諭免許状は一種だけで、すべての部における自立活動を担任します。

その他

学校の保健室に常駐しているいわゆる「保健室の先生」は、正式名称を「養護教諭」と言います。
養護教諭の免許は小学校などと同じく最終学歴による「養護教諭専修免許状」と「養護教諭一種免許状」、「養護教諭二種免許状」の区分です。

さらに学校で栄養管理を担当する教員である「栄養教諭」の免許状にも、また区分があります
大学院で必要なことを学び卒業すると、「栄誉教諭専修免許状」を取得することが可能です。

同様に四年制大学で学ぶと、無事に卒業するとともに「栄養教諭一種免許状」が得られることになります。
学んだ場が短期大学であると、「栄養教諭二種免許状」です。

なお一般的に勉強を教える以外の教諭としては、「司書教諭」も挙げられるでしょう。
ただ司書教諭については、教員免許を持っていて所定の講習を受講することによって取得することのできる資格です。

つまり、司書教諭として独立した免許状というものは存在していません。

<下に続く>

履歴書に教員免許を記載する時の注意点

では、教員免許を記載する時の注意点をみていきましょう。
教員免許を記載する時の注意点には、以下のものがあります。

  1. 正式名称を記載する
  2. 複数の教員免許があれば行ごとにひとつずつ記載する
  3. 教員免許の種類によって教科の記載方法が異なる
  4. 免許状の取得日は時系列で記載する

続いて、教員免許を記載する時の注意点を、それぞれ詳しくみていきます。

注意点①:正式名称を記載する

教員免許を履歴書へ記載する場合には、正式名称でしっかり記載するだけでも人物としての評価がより良いものとなる可能性があります。
教員免許に関しては、よく「免許」と略される運転免許のように「免許証」ではありません。

教員免許は、「教員免許「状」」であるのです。
取得して渡される「現物」に関しても、運転免許証のようなものではありません。

言ってみれば、賞状のようなものです。
「一種」や「二種」に関してはその前に「第」をつけて履歴書で「第一種」、「第二種」と記載される例もあるのですがこれは正しくありません。

履歴書での正しい書き方としては、免許の取得日を履歴書の日付欄に書きます。
一例として中学校の数学の先生であれば、「中学校教諭一種免許状(数学)取得」と書くことが適切です。

なお学校をまだ卒業していない状況で履歴書を作成するとなると、その時点において教員免許を持っていないわけですから「取得」と記載すると虚偽になってしまいます。
あくまでもそのまま順調に学校を卒業すれば免許が得られるということですから、履歴書では「取得見込み」と記載することによって真実の情報を伝えることになるでしょう。

注意点②:複数の教員免許があれば行ごとにひとつずつ記載する

複数の教員免許を持っているという場合、すべてを履歴書にまとめて記載してはいけません。
履歴書のスペースは、一行につきひとつの免許というように使いましょう。

一例として、四年制大学において中学校と高校で数学を教えることのできる免許が得られたとします。
その場合にはまず、「中学校教諭一種免許状(数学)」と記載しましょう。

それから履歴書のひとつ下にある行へ改めて、「高等学校教諭一種免許状(数学)」と書くことが適当です。

また四年制大学で小学校教諭、それと中学校で英語を教える教員免許が得られたとしましょう。
このケースでは「小学校教諭一種免許状」、そして「中学校教諭一種免許状(英語)」と書きます。

日付欄には教員免許の取得日を書くのですが、時間が経過すると正しい日付に関する記憶も薄れていくでしょう。
そこで免許をいつ取得したかについて確認する上では、手元に免許状の現物を用意して目を通してみると役に立ちます。

免許状には授与年月日が明記されていますから、目視で確認すれば確実であり間違いもありません。

注意点③:教員免許の種類によって教科の記載方法が異なる

中学校や高校の教員免許と違い、小学校教諭の免許に教科の別はありません。
中学校へ入学すると各科目の授業ごとに別々の先生が担当することになりますが、小学生のうちは基本的に担任の先生がすべての科目で教壇に立っているでしょう。

そこで履歴書で小学校の教員免許を保持していると示すにあたっては、「小学校教諭一種免許状」と書いておくことで十分です。
養護教諭や栄養教諭に関しても専修や一種、二種という区分はあるものの教科の区分はありません。

履歴書には、「養護教諭一種免許状」のように記載します。
この点、中学校や高等学校の教員免許に関しては教科別の区分が設けられていますから要注意です。

書き方としては、「中学校教諭一種免許状(英語)」のように教科を括弧書きします。
特に高校となると、かなり教科の種類が増加するのです。

免許状の種類も多々ありますから、間違いのないよう気をつけなければなりません。

注意点④:免許状の取得日は時系列で記載する

大学を卒業すると同時にいくつかの教員免許状を取得したような場合は、同じ取得日となるわけですから履歴書に記載する順番などを特別に気にする必要はありません。
ただ実際には、異なった時期に教員免許を取得するケースもあるのです。

たとえば認定講習を受け、すでに幼稚園教諭の免許状を持っていて小学校教諭の免許状も取得するという人がいます。
取得のタイミングに時間差があるケースでは、履歴書には最初に取得した教員免許から時系列に沿って書いていきましょう。

実際に教員免許を取得する人の大部分は、大学の卒業をもってということになっています。
それであれば日付の違いを気にする必要はないのですが、取得日が違っていて履歴書への記載が順不同ということになると書き方として正しくありません。

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教員免許を就活でアピールする方法

教員免許を就活の履歴書でアピール

教員免許を取得しているか、あるいは取得見込みであるという状況で就活へ臨むこともあるでしょう。
すると履歴書から先生にはならず、就職を志望する理由がどういったことであるのかと尋ねられることもあり得ます。

教職課程の教育実習では実際に学校の教壇に立ちますが、その際の経験で仕事に対する適性がないと判断して教員の道をあきらめるという人もいないわけではありません。
ただ一般企業の就職面接で、それをその通りに説明することは良くないのです。

あくまで、教員免許の存在が実務に役立つとアピールする必要があります。
たとえば、教員免許の勉強を通じて仕事で物事についてわかりやすく伝えるスキルが身についたといったようにアピールする方法があるでしょう。

<下に続く>

教員免許の更新に気をつける

教育の現場で働いていて、その仕事を退いてから民間企業へ就職するという事例は少なくありません。
そういったときにも、履歴書には教員免許に関して記載することになるでしょう。

やはり教職として働いていたキャリアが長いほど、それを履歴書に記載しない手はありません。
職歴から教員として働いた過去を省くと、長い空白期間が生まれることになってしまいます。

それに、持っている教員免許が何らかのかたちで活かされる余地もあるわけです。
ただ、教員免許について更新手続きが必要であることには気をつけなければなりません。

教員免許には修了確認期限があり、それを過ぎると免許状更新講習を受講しなければならないのです。
特に教員を退職してからある程度の時間が経過している場合、就職活動で履歴書を準備する上でも免許の期限に関する確認を怠ってはいけません。

免許の期限が切れている場合は、「小学校教諭一種免許状取得(更新講習未受講)」といったように履歴書へ記載する必要があります。

<下に続く>

履歴書での教員免許の正式な書き方!種類別の書き方と注意点を解説のまとめ

教員免許について履歴書へ記載するにあたっては、正式な書き方を理解しておきましょう。
最終学歴に応じ、取得することができる教員免許の種類は別々です。

それは正式名称で記載し、教科の区分がある中学校や高校の教員免許に関しては末尾に括弧書きで教科名を記載します。
複数の免許を持っている場合は取得した時系列順にして、同時に取得した場合も履歴書では行を変えてそれぞれ記載しましょう。

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