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2019/01/08

免許取得日の確認方法と履歴書の書き方【自動車|医療|国家資格】

履歴書の免許取得日を書こうとした時に、どの日付を書けばいいのか迷ってしまう人は多いはず。
そこで、免許取得日は「交付日とは違う?」「どこを見ればいい?」「失効日はいつ?」といった疑問を解決していきましょう。

自動車や医療などの国家資格を中心に、履歴書に書く際の注意点・書き方例を解説します。

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免許「取得日」と「交付日」の違い

取得日は「免許資格を持った日」、交付日は「免許証が発行された日」を指します。
一般的には資格試験に合格すると、資格保持者として登録されます。

この登録された日が免許を保有できた日、つまり「取得日」になります。
その後、免許取得を証明する免許証が発行されるわけですが、免許証には一切の間違いが許されないため慎重にさまざまな手続きを行う必要があります。

そのため取得してから実際に免許証が交付されるまでにはかなりの時間がかかり、日付に違いが生じるのです。
また免許証が手元に届かなくても、登録さえ済んでいれば「履歴書に記入する」「面接でアピールする」「資格が必要な仕事に従事できる」など、資格保持者として行動することができます。

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免許取得日の調べ方・確認方法【種類別】

免許取得日を書く

免許取得日は免許証に記載されていますが、免許証の形・サイズ・内容はさまざまなので、取得日の記載方法も免許の種類によって異なります。
では、免許取得日の見方を種類別に確認していきましょう。

普通自動車

普通自動車の場合、免許証の左下に記載されている以下の区分に注目します。

  • 「二・小・原」:大型自動車二輪・小型特殊自動車・原付など
  • 「他」:大型自動車・中型自動車・普通自動車など
  • 「二種」:大型自動車第二種・中型自動車第二種など

普通自動車の場合は「他」になり、原付バイクの免許も同時に取得している場合は「二・小・原」と同じ日付になります。
運転免許証は常に持ち歩いているはずなのに、気にしているのは自分の写真写りと有効期限だけ、という人も多いよう。

今後のために、一度は左下の日付もチェックしておきたいですね。

大型自動車

大型自動車第二種の場合は「二種」に記載されています。
しかし大型自動車第一種の区分は、普通自動車と同じ「他」になるので免許証に記載することができません。

そのため自分で確認する作業が必要になります。
大型免許取得日の調べ方でおすすめなのは、IC免許証読み取り装置で閲覧する方法です。

運転免許証に埋め込まれているICチップには「全ての免許の取得年月日」が記録されていて、専用の読み取り装置があれば閲覧が可能。
装置が設置されているのは警察署・免許更新センター・市役所などですが、置いていないところもあるので事前に確認した方がいいでしょう。

閲覧するためには、運転免許証の取得・更新時に設定した「2組・4桁の暗証番号」が求められます。
もし暗証番号を忘れてしまった場合は再設定することができますが、警察署で免許証を提示するなどの手続きがあるので、前もって準備しておいた方がよさそうです。

また書面で確認したいという人のために、自動車安全運転センターで「運転免許経歴証明書」を発行してもらう方法もありますが、実はこれには落とし穴が。
取得年月日は、一つの区分に対して最初に取得した日付しか記載されないのです。

つまり、取得年月日は運転免許証と全く同じ情報しか盛り込まれないため「大型自動車第一種免許の取得日はわからない」という悲しい結果に。
お気をつけください!

看護師

看護師の免許取得日は、証書の「免許状交付日」を見ると確認できます。
交付日の中で、「看護師籍に登録」という記載がされている日付が免許取得日になります。

証書が見つからないなどの場合は、日本看護協会に問い合わせると教えてもらえるでしょう。

薬剤師

薬剤師の免許取得日も証書で確認できます。
「薬剤師名簿登録年月日」という記載がされている日付が免許取得日になります。

合格通知書の日付と間違えてしまいがちですが、合格通知書はあくまでも試験に合格したことの知らせなので、通知を受けただけでは免許を取得したことにはならないのです。

管理栄養士

管理栄養士の免許取得日も証書で確認できます。
「管理栄養士名簿登録年月日」と記載されている日付が免許取得日になります。

証書の最後の方にも別な日付がありますが、これは免許証が交付された年月日ですので意味合いが異なります。

理学療法士

理学療法士の免許取得日も証書で確認できます。
「理学療法士名簿登録年月日」と記載されている日付が免許取得日になります。

免許証を紛失してしまった場合は、住所地の保健所で再交付の手続きができます。

臨床検査技師

臨床検査技師の免許取得日も証書で確認できます。
「臨床検査技師名簿登録年月日」と記載されている日付が免許取得日になります。

勘違いしやすいのは免許を申請した日ですが、免許を申請した日に登録されるというわけではないようです。
また免許証が手元に届いた日でもなく、「登録された日付」が対象になります。

宅地建物取引士

宅地建物取引士は免許ではないので、「宅地建物取引士証」で資格取得日を確認できます。
運転免許証のように、顔写真入りのカードタイプ。

「登録年月日」と記載されている日付が資格取得日になります。

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免許取得日から失効日までの期間とは?

看護師の免許取得日

数多くある免許や資格の中には、定期的に更新をしないと失効されるものもあります。
では、免許を取得してからどの位の期間で失効するのかみていきましょう。

自動車免許

普通自動車免許の有効期間は、最初に取得してから3年間、次回はさらに3年間となります。
それ以降は、以下のように「運転者の区分や年齢」などによって失効日までの期間が設けられています。

  1. 70歳未満の優良運転者・一般運転者:更新日から5年間
  2. 70歳未満の違反運転者など:更新日から3年間
  3. 70歳:更新日から4年間
  4. 71歳以上:更新日から3年間

更新は誕生日の前後一ヶ月間、計二ヶ月の間で行います。

医療免許

医師・看護師・薬剤師・理学療法士・臨床検査技師などの医療従事者の場合は、免許に有効期間がないので更新する必要がありません。
そのため、一度免許を取得すると期限を気にすることなく業務を続けることができます。

ただし本人が事件・事故を起こしたり障害を持つなどの状況によって、その職務につけなくなった場合は免許が失効されることもあります。

宅地建物取引士

宅建士の有効期間は5年間
更新手続き期間は有効期限満了日の90日前から2ヶ月間なので、遅くても満了日の30日前までには更新を完了しなければいけません。

有効期間が過ぎたまま宅建業務を続けた場合は無免許営業となり、宅建業法第12条違反で罰せられます。
資格を一度でも失うと、また最初から申請をすることに。

約4~5ヶ月の期間を要し、もちろんその間は無資格なので宅地建物業を行うことができません。
また宅建士の更新回数は証書に記載されるので、数字が大きいほど高い信頼性の証。

失効のダメージは予想以上に深いものになりそうです。
ただ、宅建業保証協会では「一定期間内に資格を取り直した場合」に限り、入会金などを新たに納める必要はないとしているため、まずは30日を切る前に行政庁へ報告を。

万が一失効してしまっても諦めずに、すぐに保証協会へ連絡をしましょう。

教員免許

教員免許の有効期間は10年間で、更新をするためには合計30時間の免許更新講習の受講が必須。
有効期間満了日の2年2か月前から、2か月前までの約2年間で講習を受けることができます。

2009年以降に発行された教員免許証には有効期間が記載されていますが、期日を知らせる通知は届きません。
自分で期限を把握し、文部科学省や大学のホームページ等から受講したい講習を申し込む必要があるのです。

そのせいか、苦労して教員免許を取得したのに更新手続きを行わずに失効してしまうケースが多いよう。
免許証の再発行手続きは簡単ではないため、前もって更新の予定を入れておくといいかもしれませんね。

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履歴書に免許取得日を書く際の注意点

では、履歴書に免許取得日を書く際の注意点をみていきましょう。
履歴書に免許取得日を書く際の注意点には、以下のものがあります。

  1. 取得年月日順に書く
  2. 資格・免許は正式名称で書く
  3. 業務に関係する資格を優先する

続いて、履歴書に免許取得日を書く際の注意点を、それぞれ詳しくみていきます。

注意点①:取得年月日順に書く

資格・免許を取得した日付の古いものから順番に書いていくのが基本。
職務経歴なども最初に職についた時のことから記していくので、それにならいましょう。

日付の新しいものが一番上に書かれていたり、日付がバラバラだったりすると「社会人として常識がない人かもしれない」と思われることもあるようです。

注意点②:資格・免許は正式名称で書く

履歴書は、正しい日本語で丁寧に書く必要があります。
自動車免許の場合、日本には15種類存在しているので区別をするためにも略称を使わずに記入します。

普通自動車なら、「普通自動車免許」「普通自動車運転免許」「普通自動車第一種運転免許」となります。
国家資格は名称だけを記すのが一般的ですが、民間資格の場合は実施団体も併せて記載しましょう。

例えば簿記なら「簿記検定」ではなく、「日本商工会議所簿記検定」がベスト。
どのような資格なのか、採用者が見てすぐに理解できるように書くのが社会人としてのマナーと言えます。

注意点③:業務に関係する資格を優先する

資格や免許を複数持っている場合は、志望先の業務に関係するものを優先的に記入しましょう。
現在は持っていなくても、「卒業と同時に取得する予定がある」などの場合もOK。

その際、日付けには「取得予定日」を、資格名称の後ろには「見込み」または「合否待ち」と記載します。
枠内に書き切れなかった資格は、面接で自分をアピールできる材料になることもあるので準備しておくといいでしょう。

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履歴書への免許取得日の書き方例

では、実際に免許取得日を履歴書へ書く時の記入例をみていきましょう。

普通自動車

普通自動車免許の書き方例は以下のようになります。

  • 「平成○年 ○月 普通自動車免許 取得」
  • 「平成○年 ○月 普通自動車運転免許 取得」
  • 「平成○年 ○月 普通自動車第一種運転免許 取得」
  • 「平成○年 ○月 普通自動車第一種運転免許(AT限定)取得」

普通自動車免許の場合、旅客・運送目的の「第二種」と区別したいなら「第一種」と書きます。
また「免許」を「運転免許」と表記するのも一般的で、どちらを書いても採用の合否に影響することはないでしょう。

オートマ限定の人も多いと思いますが、特に履歴書へ書く必要はありません。
ただし職場でマニュアルの自動車を運転する機会があるなど、運転に関することで気になることがある場合は記入してもいいでしょう。

看護師

看護師に関連する免許の書き方例は以下のようになります。

  • 「平成○年 ○月 看護師免許 取得」
  • 「平成○年 ○月 准看護師免許 取得」
  • 「平成○年 ○月 保健師免許 取得見込み」

職務内容によっては都道府県に届出をすることもあるため、証書を確認して看護師籍に登録された日付を正確に記入しましょう。
業務に全く関係のない資格などは、「趣味・特技」の欄を利用すると人柄が伝わりやすくなり、相手に印象づけることができそうです。

薬剤師

薬剤師に関連する免許の書き方例は以下のようになります。

  • 「平成○年 ○月 薬剤師免許 取得」
  • 「平成○年 ○月 医薬品登録販売者資格 取得」
  • 「平成○年 ○月 環境計量士 合否待ち」

薬剤師に関係する免許・資格にはさまざまなものがありますので、保有しているものは全て正式名称で記入しましょう。
同じ薬剤師でも、他に業務に活かせるような資格を持っている人の方が優遇されることはよくあることです。

宅地建物取引士

宅建士資格の書き方例は以下のようになります。

  • 「平成○年 ○月 宅地建物取引士登録」
  • 「平成○年 ○月 宅地建物取引士試験合格(登録実務講習受講中)」
  • 「平成○年 ○月 宅地建物取引士試験合格(宅建士証交付申請中)」

単に「平成○年 ○月 宅地建物取引士試験 合格」と記載すると、合格をしているだけで宅建士になるための講習を受けていない状態と判断されることがあります。
そのため、登録実務講習・宅建士登録・宅建士証発行についてどの程度手続きを進めているのか、簡潔にわかりやすく記しましょう。

宅建士の正式名称は、2015年4月に「宅地建物取引主任者」から「宅地建物取引士」に変更になっているので注意しましょう。

検定スキル

検定スキルの書き方例は以下のようになります。

  • 「平成○年 ○月 実用技能英語検定2級 合格」
  • 「平成○年 ○月 日本漢字能力検定2級 合格」
  • 「平成○年 ○月 TOEIC公開テスト700点 取得」
  • 「平成○年 ○月 日本商工会議所主催簿記検定3級 取得」

志望先に直接関係がない、または国家資格ではないとしても、社会人としての常識・知識を証明できるスキルはしっかり記入しましょう。
英語検定や漢字検定の場合、履歴書に書くのは「2級以上」が一般的。

正式名称の後ろには「合格」か「取得」のどちらかを付けるといいでしょう。
ビジネス場面での英語力をチェックしたいという企業は、TOEICのスコアで判断する場合が多いようです。

TOEICのスコアを記入する時は、これまでに獲得した最高得点を記入します。
直近で受けたテストの点数を書く必要はありませんが、何年も前の結果となるとアピール力に欠けるので定期的な更新が望ましいでしょう。

日商簿記の正式名称は「日本商工会議所及び各地商工会議所主催簿記検定試験」ですが、履歴書に書くと長すぎて読みづらくなります。
そこで、通常は「日商簿記検定試験」「日本商工会議所主催簿記検定試験」と記入します。

資格を記入する目安は「2級以上」とされていますが、日商簿記に限っては「3級」でも十分に「基礎的な知識」があることをアピールできます。
自信を持って書きましょう。

<下に続く>

免許取得日の確認方法と履歴書の書き方のまとめ

自信を持って免許取得日を書く

免許取得日は、自動車なら「運転免許証の左下」、それ以外は主に「証書の登録年月日」に記載されています。
履歴書には日付の古い順に、「免許取得日」「免許の正式名称」を正確に記入しましょう。

間違いのないように丁寧に書くことで、自分の魅力を最大限にアピールできそうですね。

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「お金のコトをもっと身近に」というミッションで、みんなのお金ドットコム(みんかね)を運営しています。
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