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2019/03/26

住所欄の「方」の意味とは?宛名/履歴書/アパート/様方の書き方

アパートや下宿先に出す際の宛名や履歴書やエントリーシートを書く際に、「方」や「様方」という言葉を見かけることがあります。
一時的な滞在先や呼び出し先として記す場合に必要ですが、詳細な意味が分からないという方も多いでしょう。

意味や書き方について説明します。

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住所の「方」とは?

宛先を書く際に、相手の人が所有している自宅ではなく、間借りしている住宅や下宿先の住所などを宛名に記載することがあります。
その時に寄宿先の名義の下に付けて、誰々の家に寄宿していると言うことを表します。

ほとんどの場合は、名義の方を敬う意味で「様」を書き入れます。
アパートに住んでいる場合も、宛先と大家さんの氏名を記載して、その下に入れる場合があります。

住所に建物名や部屋番号を入れる場合は、その後に書くことがほとんどです。
間借りではなく、二世帯住宅に住んでいる場合も考えられます。

世帯主と名字が違う子供夫婦や孫などに手紙を送付する場合、(例として、漫画「サザエさん」の家族構成で、結婚して夫の名字を名乗った娘夫婦が娘の実家に同居している場合)があります。
よくあるケースであれば、年賀状などの挨拶状や御中元や御歳暮などの贈答品を送る場合もあるでしょう。

表札が2つあれば誤配を防げますが、設置をしてあっても配達担当者が見落とすこともあります。
できれば、住所に付け加えて記入すると安心です。

意味

個人宅に付けて、宛名の相手が寄宿している所を表します。
住所を書いた後に寄宿元の個人を敬うために、敬称の様を付けるのが慣例です。

必要な場面

下宿先に出すので住所に様方が必要

手紙を出す時に封筒やはがきを使います。
宛先を書く際に、相手が立ち寄り先や下宿先に住んでいる時に、住所の一部として世帯主の名前を記入して、付けます。

手紙の宛名だけではなく、履歴書を記入した時の住所や電話番号にも必要となることもあるでしょう。
また、書類や届出をサービス会社や公共機関に提出した時に、連絡先を確実にするため、滞在先を書いた時に必要になることもあります。

読み方

「方」は「かた」と読みます。
上に「様」を付けた場合は「さまかた」と読みます。

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住所の「方」の書き方

宛先を書く場合、最初の行に都道府県名(同一都道府県内であれば市町村)から書くことがほとんどです。
1~2行程度で宛先の番地まで書き終えたら行を換えて、寄宿先の世帯主や大家さんの名前を書き、名前の下に入れましょう。

行を変えて手紙をだす相手の名前を書き、敬称の「様」を付けます。

書く位置

住所を入れてから、世帯主や大家さんなどの家の持ち主とか、家族の代表の方の名前の下に書きます。
少し小さめの字で入れるとバランスを取りやすくなります。

苗字が同じ場合

親族の家に下宿している場合は、世帯の人と名字が同じということもあるでしょう。
宛名とその家の人の名字が一緒の場合は、住所を書いた後に、「○木A助 様方」と書いて、宛名に「B太郎 様」と書くこともできます。

気になる場合は、宛名を通常記載する通りに、フルネームで書いても間違いではありません。
また、親族とは関係なく偶然に下宿先や立ち寄り先が、相手の名字と一致した場合にも、フルネームで書き入れます。

返信はがきや返信用の封筒を一緒に投函する場合、実家などの身内の家を立ち寄り先にするのであれば、様を入れないようにしましょう。

苗字が違う場合

下宿先の場合や親族の家へ一時的に間借り、二世帯住宅の場合は、その家の主人と名字が違うことがあります。

その場合は、住所の後に「○山 △夫 様方」と書いて、行を変えて宛名に「A川 B太郎 様」と書くといいでしょう。

アパートの場合

アパートの場合は、大家さんの名前などは省略することも可能です。
しかし、大家さんの家の敷地内にアパートがある場合は、略せないこともあるでしょう。

番地を含めた住所を記載した後に大家さんの名前を書いて付け加え、アパート名と部屋番号を入れて、宛名を書きます。

英語で書く場合

英語では、「care of 名前」で「名前 様方」の意味になります。
住所を記入する際は、略語で「c/o 名前」と入れます。

海外に留学でホームステイをしている相手、海外の個人宅に下宿して仕事をしている人に、手紙を出したり、荷物を送ったりする際に使えます。

「c/o」は、個人や団体の区別なく使えるため、ホテルなどの宿泊施設に泊まっている方に手紙を出す場合や、私用の手紙を勤務先に送付する場合も「気付」の意味で使うことも可能です。
日本語で宛名を書く場合とは逆に、宛名を先に書いてから「c/o」と記載して立ち寄り先の世帯主もしくは、その家の持ち主の名前を書きます。

「Mr.A, c/o Miss.B」と住所に書いてあった場合は、「B様方 A様」という意味になります。
宛名を書いた後、「c/o」以下は行を変えて書くと分かりやすいでしょう。

その次に住所を3行に分けて記載します。
1行目に番地や号、地域名(町村名)丁目

2行目に郡や市区名、都道府県名(都道府県名は大文字で書きます)
3行目に郵便番号、国名(国名も大文字で書き、アンダーラインを引きます)

こちらの順番に書き入れます。
日本とは宛先とは順番が逆になりますので、十分に注意しましょう。

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エントリーシートで住所の「方」を書く場合

応募先に住所に方を付けて書くのは難しいから下書きをする

学生がエントリーシートを出す際に、すぐに連絡が取れるように住所欄や電話番号欄が設けられています。
実家と大学が離れている場合は、下宿をしたり、アパートに住んでいたりすることもあります。

そちらの住所や電話番号を連絡先として入れる必要があり、「様方」と記載している場合があります。
親元に一緒に住んでいるのであれば、必要ないので二重線で消去して構いません。

ただし、消去する際には、修正テープや修正液で消すことはありません。
「あなたのミスを直しました」という意味になるので、親切で印字した企業に失礼に当たることがあります。

エントリーシートで記入した黒いボールペンを使って、文字の真ん中の高さ部分に二重棒線を引いて消すだけで問題ありません。
相手企業では郵送に関するマナーを知っているかどうか見ることもありますので、間違えないようにしてください。

住所欄

既にエントリーシートに記載されている場合は、「様方」の前に下宿先の名前を書きます。
必要である場合は、アパートなどの名前や部屋番号はその後に書いてください。

印刷されていない場合は、自分で入れましょう。
現住所と帰省先と2つの欄がある場合、実家住まいの方であれば、帰省先の欄には「同上」と記載するだけで構いません。

電話番号欄

現在は携帯電話を個々に持っている学生が増えています。
しかし、エントリーシートに記入する際に、不在時連絡先として「携帯以外で連絡が取れる電話番号」、つまり固定電話の番号が必要になる場合があります。

学生の場合は、下宿先に固定電話を引いていない方も多いです。
大家さんや親族の家に間借りをしている場合、許可があればそちらの電話番号を記入することも可能です。

その場合はエントリーシートに「○○様方 000-000-0000」のように記入をします。
実家の電話番号を記載する場合は、敬称はいりません。

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履歴書で住所の「方」を書く場合

履歴書には、エントリーシートと同様に、連絡先の欄と電話番号欄に「呼び出し」欄があります。
電話番号については、以前は、自宅に電話を引いていない方も多く、近所の家に電話をかけてその人を呼び出すということがあったため、そのような欄が見られました。

現在では、個々でそれぞれ携帯電話を保有している場合が多くなっています。
エントリーシートや新卒の学生の履歴書では、書類審査の応募に通った時のことに備えてすぐに連絡が取れるように必要です。

しかし、アルバイトの応募等の履歴書の場合は、すぐに連絡が取れるようであれば携帯電話の電話番号で構わない場合があると言われています。
一方、連絡先の住所に入れるのが必要になるのは、下宿先や一時的な立ち寄り先にいる場合です。

新卒の学生の場合でも同様です。
実家にいる場合や、アパートやマンションに住んでいる場合は、自分の家や部屋に直接届けられるので、自分で確実に書類などを受け取ることができます。

しかし、下宿をしている場合は、その家族が受け取ることもあります。
その家の郵送物でなく、宛名の人に届けられるように、その家の方の代表(世帯主など)を記載する必要があるでしょう。

空欄にしないように注意してください。
その欄が必要でなければ、二重棒線を引いて消去するだけです。

自宅かどうか確認をする欄があれば、忘れずにチェックを入れるようにしましょう。

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住所での「方」「様方」の違い

宛先で出すには住所には様方を付けることが多い

封筒に宛先を書く際に、どちらの書き方をするか迷う場合があります。
単に手紙を出すのか、往復はがきの返信部分や返信用の封筒に書かれるかによって違います。

「方」を使う場合

結婚式などを行う場合、招待する相手の出欠を問うために返信はがきを一緒に送付します。
結婚式を行う場合、既に新郎新婦は新しい場所に生活の場を移していることもあり、実家宛に返送する場合は、実家の住所は立ち寄り先の扱いになります。

返送先が実家になっている場合は、宛先を記載してから「○○(親の氏名)方 ○○(新郎新婦)」になることもあります。
自分や親に敬意を示すことになるため、住所と親の名前の下に敬称の「様」は入れる必要はありません。

「様方」を使う場合

個人のお宅に一時的に滞在している人に手紙や荷物を出したり、二世帯住宅に住んでいて、世帯主と名字が違う相手に送付をしたりする際に使えます。
住所と世帯主の名前を書いて、その下に「様方」を付けます。

行を変えて、相手の名前を書き「様」を付けて出すと良いでしょう。
返信用のはがきを出す際には、敬称の「様」を自筆で書き足す必要があります。

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住所の「方」は住民票でどう表記される?

自治体によって違いがあります。
以前は住民票の場合は番地までしか記載していない所が多かったです。

ですから、住所の部分は番地までで、その後は省略されていました。
しかし、方書き(住所の地番より後の部分、建物の番号や居室番号も指す)も載せないと、世帯の個別の住所が不明瞭になり正確に表せられないことになり、住民票の表記が定かでないと誤解を招く元になります。

役所側では自動的に修正する所もありますが、対応できる所で修正されていない場合は、問い合わせの上で必要な本人確認の書類を持って窓口に出向くと正式な住所の記載を受け付けてもらえます。

<下に続く>

住所の「方」の書き方のまとめ

個人名義にしか使えないので、注意が必要です。
宿泊施設などの企業や団体の場合は「気付」を使います。

下宿先や一時的に間借りをしている際には、宛先を書いてから個人の名前を書いて、その下に付けます。
ほとんどの場合は敬称の「様」を付けるのが慣例となっています。

海外のホームステイ先などの一般家庭に下宿している相手に宛てて出す場合は、英語で書き入れます。
その際に、日本での宛先とは逆の順になるので、注意しましょう。

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