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2019/03/12

銀行を辞めたい時に考えるべき5つのこと!1年目で辞めるのはあり?

銀行員といえば、かつては安定の代名詞であり、お堅い仕事として見られていました。
しかし、近年では、メガバンクに入行しても「辞めたい」と思う銀行員の比率が急増しています。

ここでは以下に、銀行を辞めたいと思う理由や辞めたい時に考えるべきことなどを考察していきましょう。

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銀行を辞めたいと思う理由

では、銀行を辞めたいと思う理由をみていきましょう。
銀行を辞めたいと思う理由には、以下の15個のものがあります。

  1. 業務が多様で煩雑すぎる
  2. 仕事を持ち帰ってできない
  3. 事務処理が細かすぎて混乱する
  4. ノルマがキツい
  5. 基本的にパワハラ体質
  6. 酒席が多すぎる
  7. ゴルフハラスメントが多すぎる
  8. 内部の人間関係がストレスフル
  9. 転勤が頻繁
  10. 先細りの収益予想がつく
  11. 出世競争や蹴落とし合いがえげつないほど熾烈
  12. 休日出勤が多すぎる
  13. 仕事以外にも取得必須の資格の勉強が大変
  14. 労組が完全に「御用組合」で使えない
  15. 自腹の出費機会が多すぎる

続いて、銀行を辞めたいと思う理由を、それぞれ詳しくみていきます。

理由①:業務が多様で煩雑すぎる

銀行員が銀行を辞めたいと思う理由に多いものとして、「銀行の業務が多様すぎる」というものがあります。
銀行員の日常業務は、メガバンク、地銀を問わず多岐に渡ります。

預金業務や、為替業務をはじめ、融資や投資信託、住宅ローンにマイカーローン、教育ローンといった各種のローン業務、地域の企業の出納に至るまで、窓口や係は分かれているものの、顧客によっては、これらすべてを同じ担当に質問されたり、任されたりします。
他の業種や職種と比較しても、これほど多様で煩雑な業務を覚えてこなしていかなければならない銀行の業務はかなり特殊でしょう。

理由②:仕事を持ち帰ってできない

銀行の業務は全般的に、個人情報を取り扱う仕事です。
よって、個人情報漏洩を防止するために、銀行の仕事は基本銀行の中でしか行うことはできません。

他の職種によくあるような、溜まっている仕事を家に持ち帰ってから片付ける、といったことは銀行員にはできないのです。
そのため、仕事が溜まっている場合には、ずっと銀行に残って残業を行わなくてはなりません。

資格取得などの勉強のために、行内の資料を持ち出す行為でさえも、いちいち許可が必要なのが銀行というところです。

理由③:事務処理が細かすぎて混乱する

銀行員が銀行を辞めたいと思う理由に多いものとして、「事務処理があまりにも細かすぎる」といったものも挙げられます。
銀行の事務処理は原則として、完璧なものでなければなりません。
後に監査があり、その際にミスが発覚すれば減点されてしまうからです。

そのためチェック機能は何重にも設けているのが業務上普通であり、事務処理は多様を極めています。
書類によって、ここの検印は課長か課長代理か、はたまた別の責任者が妥当か、といったことでいちいち頭を悩まさなくてはなりません。

理由④:ノルマがキツい

銀行を辞めたいと思う理由で、おそらく1位2位を争う理由として、「課せられるノルマが過酷でキツすぎる」というものが挙げられるでしょう。
これはメガバンク、地銀を問わない共通の銀行の仕事の特徴です。

銀行業務では、その部署を問わず常に数字のノルマが付きまとうのです。
この毎期の数字のノルマを達成できないと上司に厳しい叱責を受けますし、プレッシャーは半端ではありません。

ノルマのプレッシャーから精神を病む銀行員も珍しくはなく、ハンパなブラック企業よりも過酷な実態がある場合が多いのです。

理由⑤:基本的にパワハラ体質

銀行という業界は、特に体育会的なタテの関係性の強い社会です。
基本、ヒエラルキーの完全確立している原始社会のような構造であり、メガバンク、地銀問わず、「上司の言うことは絶対」という昭和の体育会的空気が銀行の各支店内には流れているわけです。

当然のように上から酒席やゴルフの誘いを断れば、それに比例して出世の目は絶たれていきます。
このような閉鎖的で息苦しい体育会のノリが生理的に合わない銀行員は、ノイローゼになったりする人も少なくありません。

理由⑥:酒席が多すぎる

銀行員は、他の業種の仕事の人と比較しても、酒席や接待の酒の席の際立って多い仕事だと言えます。
銀行には未だに、接待酒が文化として根強く残っているのです。

このような空気感の中では、上司が「飲め!」と命じれば無理しても一気飲みのひとつもしなくてはなりません。
酒席で「おい、踊れ!」と命じられれば、恥を忍んで三十路を過ぎても裸踊りで、主賓や上司を楽しませなくてはなりません。

こういった酒席の多さでうつになってしまう銀行員も多いようです。

理由⑦:ゴルフハラスメントが多すぎる

銀行には「ゴルフハラスメント」なる言葉があります。
これは、自身の行内での世渡り、昇進のために、支店内で定期的に行われる店内ゴルフコンペのお誘いを断れないというものです。

このゴルフコンペの参加費や交通費はもちろんすべて各自自腹の手出しですし、場合によっては、上司が「明日朝4時、うちに迎えにこい」と命じれば、車を出してお迎えに上がらなくてはならないストレスフルなイベントになるのです。
このようなことが、年に数回あるわけですが、断れば昇進は立たれますし、支店内での人間関係も悪くなります。

理由⑧:内部の人間関係がストレスフル

かつて国民的大ヒットを記録した銀行を舞台にしたドラマ『半沢直樹』がありましたが、あのドラマで描かれる人間模様のストレスに満ちた描写は印象的でしたね。
実際の銀行もあそこまでではないにしろ、内部の人間関係はストレスに満ちているのが普通です。

どの業界のサラリーマンにもありがちな、上に媚びへつらい太鼓持ちとゴマスリで出世をはかる輩は、銀行ではむしろマジョリティーのようです。
上司の方でも、パワハラ、暴言は日常茶飯事であり、先日明らかになった地銀のスルガ銀行のような耳を疑う部下への罵詈雑言の叱責は銀行業界においては珍しいものではありません。

理由⑨:転勤が頻繁

銀行員には異動や転勤はつきものです。
あちこち色々な地方に住めてラッキーと思うような奇特な人を除けば、その多くは「望まない異動・転勤」であるわけです。

メガバングに限らず地銀でも、銀行員というのは平均すれば3年に1回のペースで異動や転勤の辞令を受けます。
独身者ならまだしも、既婚者で子供もいる銀行員の場合には、子供の学校を頻繁に転向しなくてならなくなり、家族との軋轢も深まることが多いのです。

理由⑩:先細りの収益予想がつく

銀行という存在そのものがその存在意義を問われる時代に入っています。
暗号通貨の急速な台頭によって、為替業務自体の必要性の低下、さらに手数料ビジネスとして安泰だったかつての銀行業務自体が不要な時代になってきています。

更に何とか銀行の収益を支えてきたカードローンに関しても、金融庁のお達しで、「貸付自粛制度」の導入へ推移するなど、これからますます銀行の収益は激減していくことが容易に予想が付くのです。
激務でストレスフルでも銀行員が一定の評価と人気を得ていたかつての理由は「高収入」というものがありました。

しかし、これから収益が減り先細りの銀行は給料もどんどん安くなっていくので、もはや銀行を続けるモチベーションを失う人も多いわけです。

理由⑪:出世競争や蹴落とし合いがえげつないほど熾烈

銀行という業界は、サラリーマンのなかでも特に出世競争が熾烈で蹴落とし合い、脚の引っ張り合いの露骨な世界です。
銀行員は基本的に、能力主義社会ののような加点方式で評価や昇進が決まる世界ではなく、公務員のように減点方式で決まってしまうのです。

ですから、致命的なミスを犯したり、上司に不興を買っていたりすれば、大幅に減点され、出世の道は閉ざされるのが銀行員という職業です。
こういった出世競争のプレッシャーやストレスで心身ともにボロボロに摩耗する銀行員も少なくなく、出世コースが外れたと感じた時に一気に銀行を辞めたいという気持ちが大きくなるようです。

理由⑫:休日出勤が多すぎる

銀行は窓口業務が、土日と祝日完全にお休みなので、一般的には銀行員も休日の多い職業だと思われています。
しかし、実際には、非常に休日出勤の多い職種なのです。

しかも、あくまでも表向きには休日出勤を銀行は禁止しているので、出勤記録すら残せない、ゴースト休日出勤を余儀なくされるのです。
つまり、世間的には休んだことになっているのに、休日も仕事を隠れてやるという何ともやりきれない休日出勤を行っていることになります。

このようなことがずっと続くと、精神的にもかなりダメージを受け、辞めたくなるわけです。

理由⑬:仕事以外にも取得必須の資格の勉強が大変

銀行員は多岐に渡る煩雑な業務に耐えうるために、様々な資格の取得を義務付けられることが多いです。
証券外務員の資格にはじまり、生保や損保、FPなどの資格取得は、当然のこととして各自勉強し、受験して資格を取らなくてはなりません。

この際、資格試験にきちんと合格できた場合のみ、銀行はその受験料を全額負担しますが、もし不合格であれば、全額自腹の負担となります。
「じゃあ取らなければいいじゃん」というわけにもいきません。

取得必須な資格をいつまでも取らないと、例の出世競争においてどんどん減点対象となって、早々とリストラ候補に追いやられてしまうでしょう。

理由⑭:労組が完全に「御用組合」で使えない

大企業には自社の労働組合があり、労働者(従業員)の権利を代弁し、経営陣と戦うために存在しています。
しかし、銀行の労組はそのほとんどすべてが「御用労組」であり、従業員よりも経営陣の味方という実態があります。

何のために存在しているのか?存在意義自体を問われるものが銀行の組合であり、銀行員にとって何の頼りにも力にもなりません。

理由⑮:自腹の出費機会が多すぎる

銀行員が辞めたくなる日常的な理由として、「自腹を切る機会が多すぎる」というものがあります。
銀行員は、普通のサラリーマンと比較しても、何かと付き合いで自腹を切らなければならない機会の多い仕事です。

接待の飲み代やゴルフ代、取引先の冠婚葬祭費、有名無実の組合費、支店旅行の積みたて費など、毎月多くの支出が自腹で消えていくのです。

<下に続く>

銀行を辞めたい女性の割合と現状

銀行を辞めたい人

割合

近年は特に銀行員の離職率の高さは上昇の一途を辿っています。
ことに、女性の銀行員ではその辞めたいと思っている人の割合は非常に高いものがあります。

なかでも特にメガバンクの離職率は高く、割合としては「3年以内の離職率3割」、「5年以内の離職率5割」と言われています。
つまり、せっかくメガバンクに入っても、5年もたたないうちにその半分は辞めてしまうという実態なのです。

この割合は、女性の銀行員限定では更に高いと言われます。

女性銀行員の仕事

女性の銀行員と言えば、窓口業務が多いイメージがありますよね。
実際に、メガバンク、地銀問わず、銀行の各支店の窓口で対応する銀行員は男性ではなく、ほぼすべてが女性行員でしょう。

しかし、女性銀行員は窓口業務だけを行っているわけではありません。
預金のみならず、カードローンや投資信託や保険など、自分の窓口業務以外の数字のノルマを課せられている場合がほとんどです。

ですが、営業のように自由に営業活動できるわけでもなく窓口業務だけでこれらのノルマを達成することは非常に難しく、上司にパワハラや叱責を受けやすくなります。

キャリアアップのスピード

銀行という業界は、全体的に旧態依然として時代に取り残されたような世界です。
その1つとして、パワハラ体質ととも、根強く残る男尊女卑の傾向が挙げられます。

総じてみれば、銀行において男性銀行員に比べて女性銀行員のキャリアアップのスピードは遅く、出世しにくいです。

寿退社の有無

時代錯誤という点では、銀行という業界は未だに女性行員の退職=寿退社の図式が多くの銀行でまかり通っている点です。
これはシステム的にも風土的(当の女性行員たちのメンタリティ)にもそれを常識にしている点が強いです。

一般的に銀行という世界は閉鎖的で陰湿な減点法のサバイバル社会ですから、男性行員も結婚して家庭を持たないと1人前と見なされず、独身者は減点の対象になってしまいます。
そのせいで、銀行員は他のサラリーマンと比較しても、大卒者にも関わらず結婚年齢が非常に早い傾向が顕著です。

この前世紀的な業界風土は女性社員にも蔓延しており、アラフォーでキャリアの長いお局的存在になるのを極度に嫌う傾向が女性銀行員には顕著に存在します。

そこで、退職するときは華々しく「寿退社で」という暗黙の了解があるのです。

転職のコツ

これは男性銀行員にも言えることですが、女性銀行員は特に、「辞めたいと思ったら1日も早く転職する」ということがコツになります。
銀行員という職種はかなり閉鎖的な世界の業務であり、他業種に転職したら、今までのキャリアもスキルも通用しない確率は高いことを知るべきです。

ですから、転職して他の職業に就きたいのであれば、できるだけ早い方がまだ間に合うというわけです。
嫌だ、辞めたいと思ってもズルズル1年も2年も辞めないで我慢すれば、その分自分の選択肢を狭めることになると肝に銘じるべきです。

<下に続く>

銀行を辞めたい時に考えるべきこと

では、銀行を辞めたい時に考えるべきことをみていきましょう。
銀行を辞めたい時に考えるべきことには、以下の5つのものがあります。

  1. 自分の現時点での市場価値を客観的に把握する
  2. 自分の「やりたいこと」と「できること」を明確にしておく
  3. 基本的に銀行を辞めれば年収は下がることを覚悟する
  4. 家族の意見よりも自分の意見を貫く
  5. ストレスフルに耐えてまで続ける価値は無いと再確認する

続いて、銀行を辞めたい時に考えるべきことを、それぞれ詳しくみていきます。

考えるべきこと①:自分の現時点での市場価値を客観的に把握する

銀行を辞めて転職をする場合には、新卒とは違い中途採用になるわけです。
どの業種に転職するとしても、中途採用者に求められるものは「即戦力」であり、その能力やスキルがあるか?否かは問われるところです。

新卒の学生よりもこういった実務能力はシビアに問われるのが転職者だという事実を認識しなくてはなりません。
銀行内だけで通用していたスキルというものも多く、一歩外へ出れば通用しないわけです。

自分自身の現時点での市場価値といったものを正確に分析し、把握しておくことは、最低限辞めたい時に考えるべきことです。

考えるべきこと②:自分の「やりたいこと」と「できること」を明確にしておく

銀行を辞めたいときに考えるべきこととして、自分が「やりたいこと」と、「できること」を具体的に明確にしておくことです。
実際に、銀行を辞めてから何をがやりたいのか?明確でなくぼんやりとしているようでは、採用にはなかなか繋がりません。

また、自分が今まで実際に上げてきた実績や、身に付けてきた業務スキル、実務能力などを客観的にチェックして、自分で正確に把握しておかないと、これまた採用には至らないでしょう。
この2つのことをしっかりと認識することで、銀行を辞めた後の指針も立ちやすくなるのです。

考えるべきこと③:基本的に銀行を辞めれば年収は下がることを覚悟する

銀行、特にメガバンクに現在勤めている銀行員なら、一般的な多業種のサラリーマンと比べるとかなり高い給与を貰っていると思って良いです。
特に20代や30代においては、他の業界のサラリーマンよりかなり年収も高いので、銀行を辞めたいのであれば、次に転職する会社では、銀行員時代より年収は下がることを覚悟しておくべきです。

年収は少々下がっても、銀行を辞めて他の仕事を始める方が良いと心から思えるかどうかを今一度辞める前に自問自答してみましょう。

考えるべきこと④:家族の意見よりも自分の意見を貫く

自分が働いている職場や仕事は、誰よりも自分が一番よくわかっています。
よくよく考えた上でも、銀行を辞めた方が良いという結論を自分で出したのであれば、いくら家族であってもそれに異を唱えることはただの妨害になります。

特に、既婚者の場合には、配偶者(妻)の猛反対に遭ってしまい、辞めたくてもズルズルと辞められず、遂には精神を病んで、数年後にはリストラ要員などという悲惨なパターンの人も少なくありません。
心身を壊してまで、年収を保つために銀行を辞めさせない配偶者など、家族とは言えない存在で、本来ならば離婚すべきでしょう。

いずれにしても、自分で悩みぬいて出した結論であれば、家族の意見よりも自分の意見を貫く覚悟を決めてください。

考えるべきこと⑤:ストレスフルに耐えてまで続ける価値は無いと再確認する

銀行を辞めたい時に考えるべきこととして、今のストレスに満ちた銀行の仕事が、精神や神経を摩耗してまで続ける価値がある仕事かどうかを冷静に考えてみることです。
世の中には、天職と言われるようなはじめから自分がその職に就きたくて就いた職業と、多くのサラリーマンのように特になりたくなくても条件や安定性などで就いた職があります。

ほとんどの人にとっては、後者でしょう。
自分で就きたくて就いた天職であれば、多少のストレスや苦難に耐えて、いわゆる石にかじりついてでもキャリアアップする価値はあります。

しかし、単なる雇われ人の労働者に過ぎない銀行員にその価値を見出せる人は少ないでしょう。

<下に続く>

銀行を辞めたい時の行動例【1~5年目】

銀行を辞めたい周囲の人

1年目

銀行に入って1年目から「これは自分には合わない。失敗した」と悟る銀行員は本当に多いです。
「上司の命令と権限は絶対」という旧態依然とした体育会系のパワハラ気質に加えて、陰口やイジメが横行するネチネチと陰湿な体質の銀行の風土に1年目からうつ傾向を強く持ってしまう人もいます。

ですが、まだ1年目で辞めようとしても、親や親族が「せっかく入ったのにもったいない」とか「石の上にも3年。そんなに早く辞める人間は社会人失格」などと、引き留めたり、反対したりするものです。
しかし、ここで大事なのはこういった声に一切耳を傾けるな、ということです。

親世代の銀行感は非常に古臭く、現代のお先真っ暗な銀行業界の実態とはあまりにもかけ離れたものです。
実際に中で働いている銀行員のあなたの感じている感覚の方が正しいと信じてください。

2年目

銀行を辞めたい気持ちを持っている場合でも、できるだけ自分が将来得をするように、虎視眈々と計算しながら転職できる方策を進めていきたいものです。
2年目では、忙しい業務の傍ら、銀行でも資格取得を進めるもので、汎用的に他業種に転職した際にも武器になる資格の勉強をするのが好ましい行動です。

ただ辞めたという気持ちだけで無計画に何の武器もないまま辞めるのは得策ではありません。
資格の勉強をしましょう。

3年目

銀行を辞めたい気持ちを持ちつつ3年目には、転職の際に手土産になるような、ある程度の実績作りとして実務でキャリアを上げることに尽力しましょう。
資格を取得したりしたなら、その資格が有効に活かせる仕事や案件で、後に経歴書に堂々と書けるようなまとまった実績を築いていくのです。

4年目

銀行を辞めたい気持ちを抱えて4年目に入れば、そろそろ本格的に貯蓄を開始して、迫りくる転職活動期間に備えておきましょう。
銀行員はなんだかんだ言っても、給与的にはサラリーマンの中ではかなり恵まれた部類に入ります。

4年目ともなれば、それなりの年収額を貰えるので、できるかぎり貯蓄に回してください。

5年目

銀行を辞めたいと思って、計画的に銀行員を耐え忍ぶ最長の期間としては5年が限度です。
これ以上居座ることは、マイナスにしかならないでしょう。

5年目でやるべき行動は、具体的な転職活動です。
まずは、めぼしい大手の転職サイトに複数会員登録し、できるだけ詳細な転職希望先の条件を明示しておきましょう。

自分の希望に近い案件が入った場合には、転職サイトの担当者の方から逐一連絡が入り、面接日時なども決まります。
こういった活動をじっくり1年かけて行って悔いのない転職をするようにしてください。

<下に続く>

銀行を辞めたい人に向いている転職先

では、銀行を辞めたい人に向いている転職先をみていきましょう。
銀行を辞めたい人に向いている転職先には、以下の5つのものがあります。

  1. 生保や損保の営業職
  2. 一般企業の経理および財務の仕事
  3. 外資系投資銀行などの金融機関
  4. 大学職員
  5. 地方公務員の社会人採用枠

続いて、銀行を辞めたい人に向いている転職先を、それぞれ詳しくみていきます。

転職先①:生保や損保の営業職

銀行員として働いてきた人が最も無理なく、しかも即戦力として活躍できる業界が、保険業界です。
生保や損保などの営業職に転職すれば、銀行員時代の経験がそのまま活かせて、おまけに銀行時代に取得した資格も、同じように活きることが多いのが保険の仕事です。

更に、公務員のような年功序列の銀行の給与体系とはだいぶ変わり、インセンティブの割合が高いので、頑張りがいがあるのが保険の仕事です。

転職先②:一般企業の経理および財務の仕事

銀行員の転職先としてオススメなのが、一般の企業での経理や財務の仕事です。
銀行でのキャリアがまんま活かせて、更に銀行員時代のようなキツいストレスフルなノルマはほとんどなく、のんびりマイペースで仕事を行うことができます。

ただし、年収に関しては総じてだいぶ減ると思ってください。
お金よりも精神的な安寧と人間らしい生活を優先したい人にはオススメな転職先です。

転職先③:外資系投資銀行などの金融機関

銀行員とは違ったベクトルで戦々恐々とした世界になりますが、銀行のように硬直した江戸幕府のようなタテ社会ではなく、いわば戦国時代の下克上のような実力主義で生きていける世界が、投資銀行などの外資系金融です。
シティ・グループやクレディ・スイス、モルガン・スタンレーやゴールドマン・サックスなど日本でも有名な外資系の投資銀行では、転職組であろうが、キャリアが浅かろうが、成績を上げる実力のあるものが上司より遥かに稼げる世界です。

上の顔色を気にせず、思うままに稼いでみたいというタイプにはオススメの転職先です。

転職先④:大学職員

ストレスフルな銀行員を辞めて、少しマイペースで仕事をしたいというタイプに人気な転職先として大学職員が挙げられます。
経済、経営、商学系の講師や内部の会計の職員は、銀行時代の経験や知識、資格などがそのまま活かせます。

その上、プレッシャーやノルマもほとんどなくストレスからは解放された生き方ができ、労働時間の割には給与も高い仕事です。

転職先⑤:地方公務員の社会人採用枠

銀行員は辞めたいが、安定した転職先が望ましいという安定志向の人にオススメなのが、地方公務員の社会人採用枠です。
これは、30歳以上~59歳の社会人(つまり転職希望の大人)を対象とした公務員の中途採用枠のことです。

公務員なので、勤めれば自動的に賃金も上がっていきますし、ボーナスや福利厚生も安定しています。

<下に続く>

銀行を辞めたい時におすすめの転職エージェント

おすすめ①:リクルートエージェント

リクルートエージェントは、転職エージェントは、13万件という業界最多の求人件数を誇るナンバーワン転職エージェントです。
転職成功実績も32万件ずば抜けており、これは担当するキャリアアドバイザーの転職に際するアドバイスが的確だという事実を示しています。

リクルートエージェントの頼もしいサービスの特徴として、平日のみならず土日や祝日であっても、夜間でも相談に応じてくれるという点が挙げられます。
これは、銀行で毎日遅くまで働きながら転職活動をする身にはとても頼りになる存在ですね。

おすすめ②:DODA

DODAも、国内最大級の転職エージェントサービスであり、公開求人案件数は、33000件以上、非公開求人案件数に至っては、13万件を超えており、質量ともに屈指です。

DODAは、転職サイト利用者へのアンケートにおいて、満足度No.1に輝いており、このことから転職を成功へと導く手厚いサポート体制が見て取れます。

おすすめ③:ビズリーチ

ビズリーチは登録し、経歴書を提出するだけの手間で、毎日採用担当者やエージェントからスカウトが届きます。
それほど、きめが細かく手厚い転職先紹介サポートがあるのが特徴です。

仕事が忙しく自分で求人をチェックする暇が無いという多忙な銀行員の転職エージェントとして最適でしょう。

おすすめ④:就職shop

就職shopは、現在30歳以下の銀行員であればオススメの転職エージェントです。
対象年齢が、18-30歳までなので、31歳以上の人は対象外なので注意してください。

このサービスの最大の売りは、「書類選考が不要で、確実に面接にエントリーできる」という点です。
加えて、スタッフが100%実際に足を運んで確認している案件しか紹介しないので「ブラック企業がない」という心強いメリットもあります。

おすすめ⑤:JACリクルートメント

JACリクルートメントは、以上のイギリスに本社を置く外資系企業への転職を得意とした転職エージェントです。
外資系企業や高年収案件、ハイスペック求人に特化したサービスなので、主に30代で、キャリアとスペックに自信のある銀行員の転職活動にはピッタリで頼もしい味方となります。

<下に続く>

「銀行辞めたい」に関するまとめ

銀行を辞めたい計画を練る人

かつては安定した職業の代名詞だった銀行員も近年は随分様変わりし、その存在意義すら問われるような時代に入りつつあります。
こうしたストレスとプレッシャーだらけの基本パワハラ体質の組織の中で働き続けることは、銀行員になりたくてなった人以外にとっては牢獄のような日々になっています。

心身を非可逆的に破壊するレベルにいかないうちに、辞めるに限ります。
その場合においても、思い付きで無計画に辞めるのではなく、虎視眈々と機を伺いつつ、計画的に準備を進めながら辞めるのが理想でしょう。

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