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2019/03/24

「思います」の敬語・ビジネスメール例文!存じますとの違いは?

普段何気なく使っている敬語の中にも使い方があやふやになってしまっているものがありますよね。
今回は「思います」と言う敬語表現にフォーカスをあてて、それぞれの敬語表現の活用を解説。
また具体的な使用例もお伝えしていきます。
英語表現や使用の際の注意事項もありますので、ぜひチェックしてください。

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目次

「思います」は正しい敬語?

「〇〇だと思います」と言う言葉遣いは、小学校で学び、以後使い続けている言葉遣いと言っても過言ではありません。
無意識化で使っている言葉ですが、言葉の言い回しによっては「思います」と言う表現が正しいかどうか疑問符がつく事もあります。

使い慣れてしまった言葉だからこそ、今一度本当に正しい使い方が出来ているのかを振り返っていきます。
「思います」と言う言葉遣い自体は誤っている表現ではありません。

活用によっては、より効果的な言葉遣いがありますので、次の項目からご紹介をしていきます。

<下に続く>

「思います」の丁寧語・謙譲語・尊敬語

思いますを具現化している人

一言に敬語と言っても3種類の活用方法があります。
それが「丁寧語」「謙譲語」「尊敬語」です。

学生時代に習うことではありますが、大人になるとすっかり忘れてしまうことでもあるので、それぞれの活用方法をご紹介していきます。

丁寧語

丁寧語の活用方法というのは「です」「ます」と言った言葉を語尾につけて丁寧にする活用方法です。
年上の方と会話する際や初めてお会いする方と会話する際には「です」「ます」と付けて話すのは小さい頃から教わってきたことです。

「思います」と言う言葉遣いは既に丁寧語を活用されており、特段の変化はありません。

謙譲語

謙譲語は敬語の活用方法の中でも、いまいち理解しきれていない方も多いのではないでしょうか。
謙譲語は「自分が謙って、相手に伝える」活用方法です。

へりくだると言うのは簡単に言えば、自分の立場を下げると言うことになり、相対的に相手の立場を上げて丁寧に扱う事を示します。
この場合、「思います」を謙譲語表現するのならば「存じ上げます」と言った活用方法になります。

尊敬語

尊敬語は相手のことを敬う敬語の活用方法です。
謙譲語は自分の立場を下げることで、相手の立場が上がっていましたが、尊敬語はその名の通り、相手を敬うので相手の立場を上げます。

上司や取引先の方、お世話になっている方など、丁寧語と同じように自然と使えている活用方法かと思います。
これは自分に対してではなく、相手にフォーカスを当てるので「思います」を尊敬語にすると「お思いになる」と言った形になります。

「〇〇とお思いになりますか⁇」など言ったように相手にフォーカスを当てた会話の中で使います。

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「思います」と「存じます」の使い分け

ここでは「思います」と「存じます」と明確な使い分けをお伝えします。
まず「存じます」ですが、この言葉遣いは先ほどの謙譲語の項目でもお伝えしましたように、「思います」の謙譲語表現になります。

「思います」の活用方法の違いが1つの明確な違いではありますが、シーンとしての使い分けを考えると「存じます」は目上の方相手に使うといいでしょう。
友人や同僚などに「存じます」と使うのはミスマッチ

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「思います」の正しい敬語を使ったメール例文

思いますを使ってビジネスメールを打っている人

ここでは「思います」を正しく使ったメールの例文をご紹介していきます。

  1. 私はこのスケジュールがいいと思います
  2. こちらは〇〇だと思います
  3. 〇〇と存じ上げておりまして
  4. 思っていらっしゃいますか⁇
  5. この先は大変かと思います
  6. 先方に聞きたいと思います

では、1つずつ確認していきましょう。

例文①: 私はこのスケジュールがいいと思います

メールでスケジュールの確認を行う事はビジネスにおいては頻繁にある事です。
相手が提示したスケジュールに対して、余裕のあるか無理のないものになっているのかを判断する場合に使う事でしょう。

また複数人に対して意見を求めている場合において、個人の意見として伝える場合に使う事ができます。
しっかりと自分の意思を伝えるために使用する「思います」の例文です。

例文②:こちらは〇〇だと思います

相手の質問に対して答える際に使う事が多いでしょう。
うろ覚えな内容に対して確認を取りたいと言われた時に「〇〇だと思います」と言う使い方は、オーソドックスと言えます。

また「〇〇です」と言い切ってしまってもいいでしょう。
しかしながら、「〇〇だと思います」でも間違いではありません。

前後の文脈をみて適した言葉遣いを選んで使う事をお勧めします。

例文③:〇〇と存じ上げておりまして

「思います」を謙譲語活用した場合のパターンです。
メール相手が上司や取引先の相手の場合に使えます。

この言葉を切り返しに何かを頼みたい時や確認を取りたい時などはこう言った謙譲語表現の方が相手にも失礼に当たらず、ベストな選択と言えます。
この言い回しがスムーズに使えるかどうかと言うのはビジネスマンとしての評価にも直結してきますので覚えておきましょう。

例文④:思っていらっしゃいますか⁇

目上の相手に対して、意見を伺いたい時などに使える言葉遣いです。
相手に尋ねる時の言葉遣いに悩んでしまう方と少なくはないと思いますが、尊敬語の活用をする事で解決ができます。

メールの文面のみならず、口頭でも使える言葉遣いですので、目上の方と話す際にはスムーズに使えるようにしておきましょう。
腰の低い言い回しというのはビジネス以外のプライベートなどでも役立つものです。

例文⑤: この先は大変かと思います

この後の展開において、経験上大変な事が待ち受けているとわかる時にはこのような使われ方もします。
「おそらく」と言う意味合いも含まれているので、確信しているわけではないですが注意喚起する意味で「思います」を使用したいい例です。

「思います」と言う言葉を使うと個人の意見というテイストになりがちですが、注意喚起として使うことによって、相手に言葉を受け入れてもらいやすくなります。

例文⑥: 先方に聞きたいと思います

自分のこれからの行動を伝えるための「思います」の活用です。
この場合「聞きます」でもいいのですが、「思います」と使うと表現が柔らかくなるのでオススメでもあります。

メール先の相手によって使い分けることで、柔軟なコミュニケーションが取れることでしょう。

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ビジネス文書で「思います」はNG?

ビジネス文書においては「思います」はあまり好ましくはありません。
「思います」と言うのは個人としての考えの1つを提案したい時に使うものですが、文書上では説得力に欠けてしまうのは事実です。

「思います」ではなく、「存じます」や「感じています」などと言った言い回しに変える事で説得力はグッと増すことでしょう。
またあまりにも不確定要素が多い場合は、そもそも「思います」と表現してしまう事柄を書かない方がいいでしょう。

メールならばまだしも、文書の場合はお固いケースが多いので、はっきりと肯定できる内容を書くように意識をすると全体のまとまりもつくでしょう。

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ビジネスで「思います」を使う時の注意点

ここではビジネスで「思います」を使う場合の注意点を3つご紹介していきます。

では、1つずつ確認していきましょう。

注意点①: 自信がない時に使わない

若い方に多いのが「思います」と言う言葉を自信がない時に使ってしまう事です。
あくまでも「そう思う」だけなので、よくわからなくてもなんとなく「そう思います」と言ってしまって、あとで首を絞める事があります。

自信がない時には「確認します」「お調べします」と言ったように、今は判断できないと言う事をしっかりと伝える事が出来るかが重要です。
不用意な返事をして相手を期待させてしまっても意味がありません。

口癖のように出てしまっている人もいるので、意識して修正していくようにしましょう。

注意点②: 中途半端な返答にしない

これも「思います」を使うにあたって、やりがちな事ですが「~だと思います」「~だと思うんですよね」と言ったように中途半端な返答にしないように心がけましょう。
近しい関係性の方であれば、まだ大丈夫ですが取引先などの方に対してこれをやってしまうと信頼を失うことにもなりかねません。

中途半端な返答をしないように、相手に同調する意味での「思います」を使っていくようにしましょう。
便利な言葉ではありますが、使い方を誤ると大変なことになってしまいます。

注意点③: 商談の場では使わない

取引先との商談の場では弱気な発言や不用意な発言は厳禁です。
自信のなさや信頼性を欠く結果になる可能性もあるので、「思います」と言った発言は避けたほうがいいでしょう。

必ず明確な肯定をおこない、わからない場合はわからないと伝える事が大切です。
ビジネスはお互いに不安要素は少なく、クリアにいきたいものですよね。

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「思います」の英語表現

「思います」を英語表現した場合は、日本よりもニュアンスの違いによって単語が複数あることをご存知でしょうか。
一般的には「think」と言う単語が使われ、「I think」で「私は~思う」となります。

しかしながら、ちょっとまだわからないと言ったニュアンスを含める場合は「suppose」と言う単語を使ったり、強い確信がある場合は「believe」を使ったりもします。

<下に続く>

「思います」の敬語・ビジネスメール例文!存じますとの違いは?のまとめ

思いますをうまく使えるようになった人

「思います」について、具体例も交えながらお伝えしていきました。
敬語の三大活用である丁寧語、謙譲語、尊敬語によって、言葉遣いが変化する事もお分かりいただけたかと思います。

敬語は難しい時もありますが、正しく使う事が出来ると周りの評価もグッと上がり、しっかりとした大人であると言った評価がもらいやすくなります。
ビジネスマンとしても一歩リードできる事でしょう。

敬語表現に迷ってしまった場合は、ぜひ学んで正しい言葉遣いをマスターしてください。

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「お金のコトをもっと身近に」というミッションで、みんなのお金ドットコム(みんかね)を運営しています。
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