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2019/05/22

マイナンバーは何桁?数字の決め方や法人番号との違い!海外の例も紹介

マイナンバー制度が始まってしばらく経ちましたが、ご自身のマイナンバーをちゃんと覚えていますか?マイナンバーが全部で何桁あったかなどもうろ覚えかもしれませんが、ちゃんとある方法に従って決めてあるんです。海外のマイナンバー制度の例も紹介しながら、番号の決め方についてご紹介します。

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マイナンバーは何桁?

そもそも、マイナンバーとは?

マイナンバーとは、日本の住民票を持つ人すべてに割り当てられた個人番号のことです。
マイナンバー法(行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律)に基づいて各市町村が発行します。

住民基本台帳カード(住基ネット)の流れを引き継いでいますが、住民基本台帳カードは導入するかが各自治体に任せられたのと違い、マイナンバー制度は政府主導で国民全員の加入が義務付けられています。
簡単にまとめると、国民全員に固有の番号を割り振って、便利な身分証明に使おうという制度です。

国民識別番号制度とも呼ばれ、同じような制度は世界各国で用いられています。

マイナンバーの桁数

マイナンバーの桁数は12桁に定められています(住民基本台帳カードは11桁)。
この12桁のうち11桁は住民票コードをもとにそれを変換して作られます。

さらに、残りの1桁は11桁の数字から独自の計算をして算出され、確認番号として使われます。

マイナンバーはだれが決めてるの?

マイナンバーは地方公共団体情報システム機構という公的機関が定めています。
地方公共団体情報システム機構というのはその前身である地方自治情報センターからの流れを汲み、国民全体の個人情報を扱う機関です。

住民基本台帳カードの管理と運営を行っていた会社でもあり、犯罪の被害を防ぐためデータサーバーの所在地は非公開となっています

マイナンバーは何に使われる?

マイナンバーの使用用途について、政府は社会保障、税、災害対策の三分野を掲げています。
社会保障とは、各種手当や年金のことです。

児童手当や失業保険などを受け取るときはマイナンバーの提出が必要です。
これによって本来より多く受け取ることや不正受給を防いだりして、必要な人に正しく社会保障がいきわたるように管理されます。

また、年金を受け取るときは今までは基礎年金番号という固有の番号の提示が必須でした。
しかしこれの代わりにマイナンバーの提示をすることによって年金が受け取れるようになるなど、手続きの簡素化ができるようになります。

税とは各種税金の手続きのことです。
たとえば確定申告の時にマイナンバーカードを所持しているとインターネットでの確定申告ができるようになり、わざわざ税務署に出向いたり郵送をしなくても申告ができるようになります。

また、マイナンバーによって各個人を管理することによって本来必要な分より税金を多く納めすぎたり、または少なく納めたままといった納税の不公平をなくすことができます。
災害対策とは災害に遭った場合に公的保障を受けるための手続きのことです。

被災者台帳を作成したり被災者生活再建支援金を受け取るときにマイナンバーを提示することによって、被災した時の公的支援がスムーズに受けられるようになります。

マイナンバー制度について -内閣府-

法人番号との違いは?

マイナンバー制度には、国民それぞれに割り振られた個人番号のほかに、法人番号というものがあります。
法人番号とはその名のとおり会社や組合などの法人や地方公共団体、国の機関などに割り当てられる番号のことで、個人番号とはいくつかの違いがあります。

まず一つ目の違いは、桁数の違いです。
個人番号は12桁ですが法人番号は13桁あります。

二つ目の違いは、すべての法人に法人番号が指定されるわけではないということです。
個人番号は日本の住民票をもつすべての人に指定され通知されましたが、法人番号はすべての法人に付与されるわけではありません。

法人番号の指定がない法人はありますか。 法人情報公開サイト-国税庁-

三つ目の違いは、法人番号は公開情報であることです。
個人番号は大事な個人情報であり、むやみに教えてはならない野に対し、法人番号は広く公開され、必要ならば誰でも利用することができます。

法人番号公表サイト -国税庁-

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海外のマイナンバーは何桁?

海外のマイナンバーは何桁か

日本の個人番号(マイナンバー)は12桁ですが、海外の同じような制度を利用している国では何桁を採用しているのでしょうか。
アメリカ、スウェーデン、韓国の三つの国について見ていきましょう。

アメリカ

アメリカでのマイナンバーに相当する個人番号は9桁で作られています。
永住外国人や外国人労働者にも付与されているのが特徴の一つです。

アメリカでは、マイナンバー制度は社会保障番号と呼ばれ、Social Security Number略してSSNと呼ばれています。
アメリカではこのSSNが広く浸透しており、公的な手続きだけでなく民間での保険やクレジットカードなどの新規契約でも必要になります。

スウェーデン

スウェーデンでのマイナンバーに相当する個人番号は10桁で作られています。
短期滞在者を除き、スウェーデンに合法的に居住している外国人すべてに付与されているのが特徴の一つです。

スウェーデンでは、マイナンバー制度はパーソナルナンバーと呼ばれ、スウェーデン語では Personnummerとあらわします。
パーソナルナンバーの最大の特徴は数字の割り当て方です。

パーソナルナンバーは生年月日を表す6桁、生まれた場所を表す2桁、性別を表す1桁、そして1桁の確認番号からできています。
つまりパーソナルナンバーを見るだけで年齢、出身地、おまけに性別が途端にわかってしまうということです。

スウェーデンではパーソナルナンバーは広く普及し、公的な手続きだけでなく買い物等で手続きが必要な時でも必要になるなどスウェーデンでの生活に欠かせないものとなっています。

韓国

韓国でのマイナンバーに相当する個人番号は13桁で作られています。
こちらも韓国国民だけでなく長期滞在している外国人にも付与されているのが特徴です。

韓国では、マイナンバー制度は住民登録番号と呼ばれ、外国人は
外国人登録番号と呼ばれてそれぞれ分けられています。
住民登録番号は生年月日、出身地、性別などで番号が割り当てられており、外国人登録番号も同様です。

韓国でも住民登録番号制度は広く普及し、どんなことをするにも名前より住民登録番号が重要であるほど、生活に根づいています。
ただ、便利であるがゆえに住民登録番号の大規模な漏えいやそれを使っての詐欺などの問題も生じているようです。

ご紹介した三つの国ではどれもマイナンバー制度は深く国民の生活に関わっており、日本のマイナンバーよりも大きな力を持ちより重要なものとなっています。

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マイナンバーは何をもとに桁数が決められてるの?

マイナンバーに相当する制度は各国にあり、何桁の数字が割り当てられているかは様々でした。
では、日本のマイナンバー制度は何に基づいて桁数が決められているのでしょうか。

法務省令で書かれている内容

法務省令では、マイナンバーの個人番号とすべき構成として、第八条にて以下のように定めています。

一 住民票コードを変換して得られるものであること。

二 前号の住民票コードを復元することのできる規則性を備えるものでないこと。

三 他のいずれの個人番号(法第七条第二項の従前の個人番号及び個人番号とすべき番号を含む。 )を構成する検査用数字以外の十一桁の番号とも異なること。

行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律施 行令

基本は住民票コードを変換した数字

マイナンバーの12桁の数字のうち11桁は、住民票コードと呼ばれる数字を変換した数字でできています。
残りの1桁は11桁の数字をもとに独自の計算で導かれる確認番号(チェックデジット)というものが用いられています。

住民票コードとは、住民基本台帳カード(住基ネット)制度にもとづき住民票をもっている全ての人に割り振られた固有の番号です。
住民票コードは各自治体で管理されていましたが、住基ネットを利用している自治体はごくわずかでしたのでそれほど知れ渡っていませんでした。

住民票コードの性質はマイナンバーと非常に似ており、異なる点は住民票コードは民間には非公開となっている点です。
住民票コードを流用することによってマイナンバー制度移行にかかる設備費などのコストを抑えるのが目的の一つです。

住民票コードがバレない数字

マイナンバーから逆算して住民票コードを求められないように、マイナンバーの数字は定められています。
変換の方法などはもちろん非公開となっていますが、よほど特定されにくい強固なやり方を使っていると思われます。

チェックデジットは必須

マイナンバーの12桁の数字のうち、最後の1桁はチェックデジット(確認番号)の機能をはたします。
チェックデジットとは数字の読み取りや誤入力を防ぐために、その他の数字を変換してできる数字です。

チェックデジットがあることによって、マイナンバーの入力間違いなどをすぐに見つけて防ぐことができます。
マイナンバーに関わらずバーコードや口座番号など沢山の数字を使う場合、チェックデジットは必要なものです。

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マイナンバーは何で12桁?

マイナンバーが何桁かどう決めているか

12桁を採用した理由

12桁を採用した理由としては、住基ネットの住民票コードを流用して作られたのが主な理由でしょう。
11桁の数字である住民票コードを桁数が変わらない方法で変換しているので11桁だと思われます。

残り1桁のチェックデジットのおかげで、適当に数字を打ち込んで誰かのマイナンバーと同じになるといった不具合や悪用の防止をすることができます。

12桁で日本人全体に割り振れる?

日本人の人口は1億人以上です。
1億という数字は全部で9桁なので9桁あれば他の誰とも一緒になることなく日本人全員に異なる数字を割り振ることができるようになります。

また、セキュリティの面であったり、預金通帳やバーコードなどの他の数字と一緒にならないようにするためにも、ある程度の余裕が必要なのです。

マイナンバーを割り振られている人が亡くなったら?

マイナンバーを持っている人が亡くなった場合はどうなるのでしょうか。
現状の法律では、マイナンバーは死亡しても失効せず、永久にその人固有の番号となります。

亡くなられてすぐは、その人の死亡後の手続きや、遺産処理などにマイナンバーが必要になるため、死後もしばらくはマイナンバーが使われます。
マイナンバーが死後もずっとその人固有の番号となるなら、いつか割り当てられる番号が無くなりそうですが、その時はまた何か対策がされることでしょう。

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マイナンバーの小さな疑問

0から始まる数字が割り振られる可能性は?

法務省令によると、数字の割り振り方は以下のように定められています。

当該十一桁の番号を基礎として総務省令で定める算式により算出される零から九までの整数をいう。

住民票コードを変換した結果得られる0から9までの整数による数字となっています。
これによると、マイナンバーが0から始まることはあり得るようです。

000・・・というように同じ数字が並んだ数字ということも理論上はあり得るようです。
なお、第三十五条にて法人番号の場合の算出方法にて触れられています。

基礎番号を基礎として財務省令で定める算式により算出される一から九までの整数をいう。

これによると法人番号の場合は0から始まるということは無いようです。

マイナンバーにアルファベットは入る?

法務省令にも書かれている通り、マイナンバーを構成するのは数字だけのようです。
よってマイナンバーにアルファベットは入りません

マイナンバー制度に関する質問 -八王子市-

外国人でもマイナンバーを発行される?

マイナンバー制度は日本に住民票を持つ人のすべてが対象になります。
よって外国人でも日本に転入届をして住民票を持っている場合はマイナンバーが発行されます

在留カードを所持しているだけなどの場合は、長期滞在者であってもマイナンバーは発行されません。

日本人でもマイナンバーをもらえない人がいる?

マイナンバーがもらえるのは日本に住民票をもつ人だけです。
よって海外在住で日本に住民票を持たない人は日本人であってもマイナンバーはもらえないようです。

しかし、海外在住の方でも投票権や年金受給などの権利を持っていたり、納税の義務があったりします。
なので海外在住の日本人もマイナンバーをもらえるように制度を整える動きもあるようです。

マイナンバーカードを紛失したらどうすればいい?

マイナンバーカードやマイナンバー通知カードを紛失した場合は、再発行の手続きをすることによって再交付してもらうことができます
どこで紛失したか、盗難または災害で紛失したかなどで手続きが変わってきますが、基本的に市役所のマイナンバー担当課に行けば対応してもらえます。

再発行には運転免許証などの顔写真の入った公的身分証明書一点と再発行手数料(500円)が必要です。
盗難や外出先での紛失の場合は警察に、火災による紛失の場合は消防署に行って書類をもらう必要があります。

マイナンバーは変更できる?

マイナンバーを紛失した、盗難に遭ったなどで番号の漏えいが心配な場合に、届け出をすればマイナンバーの変更をすることができます
この場合もお住まいの市区町村のマイナンバー担当課に行けば対応してもらえます。

紛失した理由によって必要なものは違ってきますので前もって電話などで問い合わせるとよいでしょう。

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通知カードはマイナンバーカードと同じ12桁。何か違いはある?

マイナンバー何桁あれば安心か

マイナンバー制度の施行にあたって、住民票を持つ全世帯あてにマイナンバーをお知らせする通知カードが届きました。
通知カードには各個人の12桁のマイナンバーが記載されていましたが、申請することによって取得できるマイナンバーカードとはどのような違いがあるのでしょうか。

では、通知カードとマイナンバーカードとの違いをみていきましょう。
通知カードとマイナンバーカードには、以下の違いがあります。

  1. マイナンバーカードは希望者のみに付与
  2. 身分証明書としての機能
  3. 有効期限の有無
  4. 顔写真の有無
  5. 再発行に必要な手数料

続いて、それぞれの「違い」について詳しくみていきます。

違い①:マイナンバーカードは希望者のみに付与

マイナンバー通知カードは住民票を持つ日本の全世帯に書留郵便として配られました。
マイナンバーカードは通知カードに同封されているマイナンバーカード申込書を郵送することによって後日受け取ることができます。

マイナンバーカードの所持は義務ではないので所有するかどうかは個人の自由となっています。
ちなみに、マイナンバーカードの申請は郵送や市区町村の役所で行えるほか、パソコンやスマートホンでの申し込みも可能です。

スマートフォンによる申請方法 -マイナンバーカード総合サイト-

違い②:身分証明書としての機能

マイナンバー通知カードは、本人に割り当てられたマイナンバーを通知するためのものであり、あくまでマイナンバーが必要になった場合に番号を確認するため程度のものです。
それに対してマイナンバーカードは、運転免許証やパスポートなどと同様に自身の身分を証明するための証明書として使うことができます。

また、マイナンバーカードにはICチップが標準搭載されており、ICカードリーダーを使うことによってマイナポータルやe-Taxなどのサイトで簡単に個人確認を行うことができ、確定申告や公的手続などを手軽に行うことができます。

違い③:有効期限の有無

マイナンバー通知カードはマイナンバーを確認するための者であり、マイナンバーは一生ものなので有効期限はありません。
一方、マイナンバーカードには有効期限が設定してあり、機嫌を超えると身分証明としての機能を失ってしまいます。

マイナンバーカードの有効期限は20歳以上なら10年、20歳未満なら5年となっています。

違い④:顔写真の有無

マイナンバーカードには顔写真が載っています。
カードの申請をする際に、顔写真の提出が必要となりますので注意が必要です。

顔写真があることによって身分証明書としての信用性があがります。
公的手続や本人限定受取郵便を受け取る際の本人確認として運転免許証やパスポートなどと同様の力を持ちます。

違い⑤:再発行に必要な手数料

マイナンバー通知カードとマイナンバーカード、両方とも紛失した際には再発行してもらうことができます。
再発行に必要な手数料ですが、自治体によって多少の違いがあるものの、おおむね通知カードは500円、マイナンバーカードは1000円の再発行手数料がかかります。

マイナンバーカードの方が多少手数料が多いので注意が必要です。
また、再発行に際して他に身分証明書が必要になったり、マイナンバーカードの場合は顔写真を別途用意する必要があります。

<下に続く>

マイナンバーは何桁?数字の決め方や法人番号との違い!海外の例も紹介のまとめ

マイナンバーが何桁かという理由には大元となった制度が関係しており、何桁かは国によって様々でした。
法人番号とは桁数が異なっていたり、数字の決め方も違ったりとマイナンバーとは見分けがつきやすいよう工夫されていました。

マイナンバーについての知識をしっかりと身に着けて、有効に利用できるようにしていきたいですね。

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「お金のコトをもっと身近に」というミッションで、みんなのお金ドットコム(みんかね)を運営しています。
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