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2019/04/08

「介入」の意味とは?使いシーンや使い方を詳しく解説!

私たちは日常の様々な場面で「介入」という言葉を耳にしたり、実際に使ったりします。
ここでは以下に、この介入という言葉のそもそもの意味の解説にはじまり、介入という単語を使う場面になどについても具体体に考察していきます。

例文を交えて実際の用法を考え、更に介入の類語なども紹介していきましょう。

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「介入」の意味とは

軍事的な介入

意味①:「当事者以外の第三者が割り込むこと」

通常、何か問題が起こるとその当事者間において話し合いや解決をはかろうとします。
しかし、それだけではどちらも譲らなかったり、一向に解決しない場合などには、当事者以外の第三者がこの問題解決や話し合いに割って入ることがあります。

このことを「介入」と呼びます。
これは、当事者間やまたはその関係者だけでは、お互いの利害ばかりの主張の仕合になり、にっちもさっちもいかなくなった場合によく起こる介入です。

意味②:「政治的・経済的な事項に割り込むこと」

「介入」の意味として、政治的な問題や経済的な問題、もしくは事件・事故などに、その問題の発生している場所や国以外の勢力が割り込むことがあります。
これは、特に国際政治の世界ではよく起こり得ることです。

中でも、アフリカやアジアなどの小国においてよく見られる内戦や民族間紛争、さらには戦争などにおいては様々な大国の思惑や利権が絡んでくるために、複数の大国が軍事的に介入したりします。

意味③:「無理を押してあえて入り込むこと」

「介入」の意味として、「無理を押して、あえて関わったり、入り込んだりすること」といったものがあります。
よく、「強制介入」などといった言葉も、事件や国際紛争などでは耳にしますよね。

これは、主に当事者や当事国、関係者間だけで問題解決できずに当初よりも問題がこじれて複雑で解決不能状態に陥った時などに起こる状態を指す意味合いで使われます。

<下に続く>

「介入」を使う場面

では、「介入」を使う場面をみていきましょう。
「介入」を使う場面には、以下の3つのものがあります。

  1. 議論などに割って入る時
  2. 公共の場などの他人同士のトラブルに見かねて仲裁に入る時
  3. 友達がケンカしている時

続いて、使う場面を、それぞれ詳しくみていきます。

使う場面①:議論などに割って入る時

この介入を使う場面は、会議などで、基本的に自分とは関係のない議題や担当者同士で意見が対立し、激しい議論などに発展した場合によく見られる例です。
どっちも正当で論理的な議論であれば、外野は黙っているに限りますが、場合によっては、明らかに片方の言い分が正しく、片方が間違っているということがあります。

このようなケースでは往々にして主観的で間違っている方の押しの方が強く、正しい方の相手を罵倒気味に論破しようとすることが多いです。
このような時に、周囲でどちらとも無関係な立ち位置にも関わらず、見るに見かねて第三者が、議論に介入していくことはままあることです。

使う場面②:公共の場などの他人同士のトラブルに見かねて仲裁に入る時

特に東京などの大都会で暮らしていると、朝夕の通勤ラッシュの満員電車をはじめとして、好むと好まざるに関わらず公共の場で多くの見知らぬ大衆と接しなくてはなりません。
こういった人が密集している公共の場では、ストレス値が高く、些細なトラブルの類は毎日後を絶ちません。

例えば、朝の超満員電車で、明らかに痴漢冤罪案件に巻き込まれている人がたまたますぐ前にいて、無実を証言できる場合などには、痴漢を訴えている女性と冤罪を着せられている男性の間に仲裁の為に、「強制介入」していくことはあるでしょう。

使う場面③:友達がケンカしている時

友達でも親友と呼べるような仲の良い友達同士だと、遠慮なく本心や本音をぶつけ合うことができる分、喧嘩も多くなります。
3人以上の友達同士で、本音を言い合う飲みの席などでは、ついつい議論が高まり過ぎてケンカに発展してしまうこともよくある現象ですね。

このような場合、当事者同士以外の友達はある程度まで成り行きを見守って黙っていたり、どちらの言い分も公平に聞いてあげたりしますが、激高してきて手が出るような感じになったり、感情的に相手を罵ったりするようになれば、強制的に間に介入して終息をはかります。

<下に続く>

「介入」の使い方・例文

では、「介入」の使い方・例文として以下の3つを紹介します。

  1. 外国の内紛などに第三国が介入する
  2. 不正などの問題に対して 監督部署以外の機関が介入する
  3. よその家に第三者が介入する

続いて、「介入」の使い方・例文を、それぞれ詳しくご紹介します。

使い方・例文①:外国の内紛などに第三国が介入する

(例文)


政情不安な状態が続く××国に対しては、アメリカやロシア、それに中国などの超大国が、それぞれの思惑をもって政治的に介入しています。
地域によって、◯◯派と呼ばれる内紛勢力同士の軍事的衝突が起こっていますが、この背後にもそれぞれ超大国の軍事的な介入が存在していると見られています。


使い方・例文②:不正などの問題に対して 監督部署以外の機関が介入する

(例文)


現在あちこちで散見される、金融庁によるメガバンクや地銀の融資姿勢への政策的な介入は大いに問題があると見て良い。
そもそも金融庁は、政府から現在強い介入を受けていることは自明であり、間接的に政府が、民間の金融機関にまで政治的に半ば強制介入して自分勝手に意のままに操っている原始的独裁国家になってしまっている。


使い方・例文③:よその家に第三者が介入する

(例文)


親による歯止めの効かない児童虐待は深刻な問題です。
このような慢性的に虐待の行われている家庭があれば、然るべき機関が親がいくら異を唱えても介入して、まずは児童を安全な場所に保護するように取り払うべきでしょう。


<下に続く>

「介入」の類義語

政治的な介入

「介入」という言葉は、比較的広範なニュアンスを持っています。
そのため、似たような意味をあらわす類義語も多いのです。

類義語①:仲裁

介入の類義語としてまず挙げられるのが、「仲裁」でしょう。
仲裁の意味は「対立する者や勢力の間に入って仲を取り持ち、解決をはかること、仲直りさせること」といったものです。

ニュアンス的に、介入という言葉のあらわす内容とかなり近いでしょう。
ただ、介入よりも仲裁の方が、より公平で自分の意思を出さない審判役という意味合いが強くなります。

類義語②:干渉

介入に似た意味の類語には、「干渉」もあります。
干渉というのは、「関係の無い他者や他国などに立ち入り、自分の意のままに従わせようとする」といった意味になります。

他国の内政に口出しをして言うことを聞かせたり、その国の政府を傀儡とするようなことを「内政干渉」と言いますが、これは、個人であっても、会社やグループ、家庭などであっても同様です。

類義語③:口出し

介入の類義語として、日常よく使われる類義語として「口出し」が挙げられます。
口出しとは、そのままの意味であり、「他人のことに横から口をはさむ」といった感じです。

枕詞として「余計な」が付くことが多く、要するに、料簡を飛び越えて、自分の意見をゴリ押ししたり、他人に言うことを聞かせようとする場合に使われる言葉です。
意味合いとしては、介入よりもより図々しいかんじですが、カジュアルなので日常の頻度は上です。

類義語④:首を突っ込む

やはりカジュアルな表現で、日常結構使われている介入の類義語として「首を突っ込む」が挙げられるでしょう。
この言葉も「余計なことに」という枕詞とともに使われることが多いです。

意味は、同様に「(必要も)関係も無い他人の要件に介入する」といったもので、ほとんどがネガティブなケースで使われる表現です。

類義語⑤:仲介

その字も含まれている介入の類義語として、「仲介」も挙げることができます。
仲介の意味は、「当事者同士の間に入って、双方に便宜を図るように取り計らうこと」といったものです。

よく不動産仲介業とか、銀行などの仲介手数料といった言葉を日常でも耳にするでしょう。
要するに、当事者に望まれて必要とされているケースでの介入=仲介といった意味合いは強くなります。

類義語⑥:水を差す

介入の類義語としては、「水を差す」もあります。
水を差すの意味は、「物事がうまくいっている者同士の仲に入り込んで、邪魔をしたり、仲を乱したりすること」です。

介入の中でも、ネガティブな意味合いをあらわすときによく使われる類義語になります。

類義語⑦:斡旋

介入の類義語としては、「斡旋」という言葉も挙げることができます。
斡旋の意味は、「当事者同士の間に入って、双方の仲や要件を取り持ったり、紹介したりすること」になります。

介入の類義語の中でも、「仲介」と非常によく似たニュアンスをもっているのが斡旋です。
意味合いとしては、斡旋の方がより個人的な立場や感情などが入っている介入であり、仲介の方が公平性が高い響きを持ちます。

<下に続く>

「介入」の対義語

介入は、そもそも割って入る必要のない自分とは無関係の当事者同士の間に入っていくことを意味します。
この状態の反対の意味をあらわす対義語とはどのようなものでしょうか?

介入の対義語として、妥当な言葉としては、「傍観」が挙げられます。
傍観とは、「なにもせずに、ただそばで眺めているだけ」という意味です。

まさに、「必要がないし、自分には関係ないので一切かかわらない。見てるだけの立場を取る」という介入とは真逆の姿勢が傍観なのです。

<下に続く>

「介入」の英語表現

「介入」を英語で言いたい場合にはどう言えばよいのでしょうか?
介入は"intervention"と訳す場合が多いです。

よく使われる"military intervention in another country"という表現は、
「他国への軍事介入」という意味です。
この他にも、動詞として「介入する」と言いたい場合には"step in"を使う場合も多くなります。

これも文字通り「踏み込む」という意味で、関係ないところに(踏み入って)介入するといったニュアンスを強める表現です。

<下に続く>

「介入」に関するまとめ

介入を使う日常

私たちが日常で使っている言葉の一つである「介入」について、その幾つかの意味と、具体的な使い方などを例文を交えて考察してきました。
その多くの類義語を含めて、介入という単語は、実にさまざまなシチュエーションで使える言葉ですね。

正しい意味と使い方を身に付け、ビジネスシーンなどで使いこなしていきたい単語の一つと言えるでしょう。

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「お金のコトをもっと身近に」というミッションで、みんなのお金ドットコム(みんかね)を運営しています。
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