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2019/05/28

「気圧される」の正しい意味を解説!日常での使い方・例文紹介

人生は、程度の差こそあれ誰しもが真剣勝負の連続です。
そんな時に「気圧される」という言葉をよく使ったり聞いたりします。

ここでは以下に、「気圧される」の意味に始まり、どんな時に「気圧される」場面があるのか?具体的な例文を用いて「気圧される」場面を説明していきます。

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「気圧される」の意味と正しい読み方

意味

「気圧される」という意味は、「相手の存在や勢い、迫力などに押される。または、精神的に圧倒される」といったものです。
気圧という単語から連想されるような、物理的な力ではなく、「気圧される」パワーというのは、主に精神的な圧力、パワーを指すものです。

概して、何か真剣勝負や引けない商談などの場に臨んだ際に、相手から受ける精神的なプレッシャーなどを総称して、こう表現することが多い言葉です。

読み方

「気圧される」が読めない人は社会人でも意外といるものです。
「気圧される」の読み方は、「けおされる」になります。

この言葉に馴染みのない人や、読めない人は、どうしても最初の「気圧」に目が行ってしまい、気象用語と勘違いして、「きあつされる」などと読みがちです。
しかし、こんな読み方をしては、相手にチンプンカンプンでまったく意とするところは伝わらないことは言うまでもないでしょう。

普通に読むと「きおされる」と読みがちですが、この場合には「気」は「け」と読むので、注意が必要です。

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「気圧される」の品詞・類語・基本の使い方

気圧される眼差し

品詞

「気圧される」を文法的に品詞分解するとどうなるでしょうか?
「気圧される」は、「気圧す」という動詞の、ラ行下一段活用という形になります。

能動ではなく受け身(受動態)の形の言葉ですね。

類語

「気圧される」というのは、相手の主に精神的なパワーや存在感などに押されたり、圧倒されるといった意味合いが強いことばです。
こういったニュアンスの単語が気圧されるの類語にになります。

代表的な類語としては、「威圧される」とか「圧迫される」、「挫かれる(くじかれる)」といったものが挙げられます。
いずれの言葉も、相手の勢いや存在感などのパワーが強くて、気後れさせられてしまうといった意味が含まれた類語です。

相手の迫力に怯んだチキン状態をあらわす「臆する」もよく使われる類語です。

使い方

「気圧される」の使い方としては、相手や物事を当初は軽く見ていたのに、想定を超えてすごい迫力や剣幕で対峙した時に、プレッシャーを感じて、タジタジとしてしまった時などが一般的です。
例を挙げれば、以下のような感じになります。

「昨日、山下が好きな◯◯(女子)のことを、おちょくる感じで、少し貶したらさ、物凄い剣幕で文句言われちゃって気圧されちゃったよ。
山下って冗談通じないぐらいガチで、◯◯が好きなんだな」

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「気圧される」を使った例文

では、「気圧される」を使った例文として以下の3つを紹介します。

  1. 理由の無い空気などに気圧される例文
  2. 人の迫力などに気圧される例文
  3. 自分に後ろめたさなどを感じている場合の例文

続いて、「気圧される」を使った例文を、それぞれ詳しくご紹介します。

例文①:理由の無い空気などに気圧される例文

(例文)


翔太はこの世界一の大都市圏を持つ東京に何のアテもツテもなく、上京してきたのだった。
東北の寒村には仕事もなく大学もなく、職業の選択肢も非常に限られたものになる。

その閉塞感がただただ嫌で、半ば衝動的に東京に出てきてしまった翔太だった。
しかし、この巨大な地下街で行きかう無数の人々は、皆早足に自分の日常の任務にわき目も振らずに列をなしているのを見ると、ただただ気圧される自分がこの上なく頼りないものに感じた。


例文②:人の迫力などに気圧される例文

(例文)


普段はおっとりして自己主張はほとんどしない深雪のおもいがけない激しいリアクションに、俊之は一瞬固まってしまった。
これほど激高した妻をこれまで一度も見たことが無かった。

彼は、深雪の剣幕と迫力にすっかり気圧されて、さっきまでの軽口を叩くのをやめてしまった。


例文③:自分に後ろめたさなどを感じている場合の例文

(例文)


私は、彼女が黙って罪を被っていることがとても恐ろしく感じました。
実際には、私のせいでああなってしまったという真実がみんなにいつバレてしまうのかと、絶えず怯える日々が始まったのです。

彼女の真意は何だろう?と考えれば考えるほど不気味で夜も眠れなくなります。
彼女が無邪気に笑いながら挨拶してくるだけでも、内心戦慄し、気圧されてしまう私なのでした。


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日常の中で気圧されること

気圧される人々

では、日常の中で気圧されることをみていきましょう。
日常の中で気圧されることには、以下の5つのものがあります。

  1. 口論や喧嘩の時
  2. クレーム対応等の時
  3. 場違いなところに来た時
  4. 試験や試合などの時
  5. 「オーラが凄い」といった時

続いて、日常の中で気圧されることを、それぞれ詳しくみていきます。

気圧されること①:口論や喧嘩の時

私たちが日常生活で、最も気圧されることを実感する場面に遭遇するのは、喧嘩や口論、議論の場においてでしょう。
相手が激高したり、物凄い剣幕でまくし立ててきたり、感情ムキ出しで向かってくるような場合、その迫力や剣幕に気圧されることは誰しも1度ぐらいは経験があるのではないでしょうか?

逆にこちらが本当に怒り心頭の場合などは、相手を毛圧してしまったりといったことも経験のある人は多いでしょう。

気圧されること②:クレーム対応等の時

社会人で日常気圧されることが多いものに、顧客などからのクレーム対応が挙げられます。
顧客によっては穏やかに済ましてくれる人もいますが、大抵の場合クレームは険悪なムードに包まれて対応を迫られるものです。

相手が例え感情的ではなく冷静に淡々とクレーム報告してきても、こちらが悪い負い目があるので、余計に気圧されて胆を冷やす思いになります。

気圧されること③:場違いなところに来た時

自分には明らかに似つかわしくない場所に来てしまった時にも、人間は気圧されることが多いものです。
普通の庶民なのに、何かの拍子でセレブだけが集まる立食パーティーに参加した時などは、周囲の金持ちから気圧されっぱなしで居心地の悪さしか感じないでしょう。

こうした、「場にそぐわない居心地の悪さ」も場所やそこにいる人間たちから気圧されるものに起因しているわけです。

気圧されること④:試験や試合などの時

社会人もそうなのですが、学生時代に多くの人が気圧されることを体験しているものとして、入試などの試験や部活の試合などが挙げられます。
特に入試の会場などのピーンと張りつめた空気感などは、思い出すだけで気圧されて緊張がフラッシュバックしてしまうような人も多いのではないでしょうか?

やはり真剣勝負に多くの人が集まってくるような場というのは独特の気が充満しており、その気に気圧されるのでしょう。

気圧されること⑤:「オーラが凄い」といった時

よくスターや有名人に実際遭遇した人が、「オーラが凄かった」などと言うのを耳にしますよね。
スターになるような人は纏っているオーラが一般人とは違って存在感や輝きを放っているというニュアンスでしょう。

この「オーラが凄い」というのは、その受け手が対象であるスターなどの有名人から気圧されていると言い換えても良いケースです。
当のスターは、特に周囲を気圧している気は毛頭無くても、有名人を観た人が勝手に、気圧されてしまうというパターンです。

その有名人などに対する憧憬の念が強ければ強いほど気圧されるわけで、その有名人に関心が無い人は気圧されたりはしないケースです。

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「気圧される」のように間違えやすい言葉

①:一昨日(おととい)

気圧される(けおされる)のように、日常よく使うのに、読み方を間違えやすい言葉に、「一昨日」(おととい)が挙げられます。
一昨日は、誰でも意味は知っている昨日の前の日ですが、文書で漢字で一昨日とあると、「いっさくじつ」などと読んでしまう人も多い単語です。

同じ類の言葉に、明後日(あさって)なども挙げられます。
こちらも、「みょうごにち」と読む人も多いですよね。

②:一寸(ちょっと)

一寸と書いて「ちょっと」と読むケースも気圧されるのように、日常頻繁に使うのに、読み方を間違えやすい単語です。
一寸を「いっそん」と読んでしまうと、一寸、二寸といった長さの単位の寸として解釈されてしまいます。

一寸(ちょっと)は、一寸待ってください、とか短い時間をあらわす単語なので、読み間違えるとまるで文意が変わってしまうわけです。

③:下手(へた)

何かをする場合の上手さをあらわす「下手(へた)」も、日常よく使う割に読み方を間違える人の多い単語の一つでしょう。
下手を「したて」と読み間違える人も多いのです。

それで意味を成さない読み間違いなら問題ないのですが、「したて」や
「しもて」と読んでしまった場合には、場所をあらわす言葉になってしまい、かなり紛らわしくなります。
読み間違いの起こらないように、わざわざ「へた」とひらがな表記にする人も多い単語です。

④:気高い(けだかい)

気圧されると同じく気を「け」と読む単語に「気高い(けだかい)」があります。
この言葉も、気圧される同様に、よく使う割に文書で「きだかい」と読み間違いの多い単語の一つです。

気高いというのは、身分が高くて高貴である、といったものや、気品があるといった意味になります。

⑤:嫌悪(けんお)

日常的によく使うのに、文書で読み間違う人が意外に多い単語に嫌悪(けんお)があります。
「嫌悪感(けんおかん)を抱く」など日常会話ではかなり頻繁に使われる単語にも関わらず、文書では、「けんあく」と読み間違いをしてしまう人も多い言葉です。

嫌悪とは、読んで字の如く「ひどく嫌ったり、憎み嫌うこと」といった意味ですが、「けんあく」と読んでしまうと、耳で聞いた人には、嫌悪ではなく「険悪」だと勘違いされてしまいます。
険悪は、「険悪なムード」などで使われるように、「とげとげしいさま」をあらわす単語になって、微妙に文脈が違ってきてしまいますので、注意が必要です。

<下に続く>

「気圧される」に関するまとめ

気圧される剣幕

「気圧される」という言葉について、その意味や使い方を例文を交えて具体的に考察してきました。
気圧されるのような口語では結構頻繁に使われる単語にも関わらず、文書では読み間違いの多い言葉は日本語には割と多いですよね。

わかりやすく「けおされる」とひらがなで表記しても良いのですが、できれば漢字で意味の通りに響く「気圧される」と表記した方が、よりその空気感は伝わりやすくなります。
読み間違えしそうな相手に文書で伝えたい場合は、他の言葉で言い換えるか、どうしても使用したい場合には「気圧される(けおされる)」とフリガナを振って使うと間違いはないでしょう。

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「お金のコトをもっと身近に」というミッションで、みんなのお金ドットコム(みんかね)を運営しています。
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