みんなのお金ドットコム | お金のコトをもっと身近に
2019/06/03

茶色の種類一覧!特徴や他の色との違い&ヘアカラーでおすすめの色!

秋になると、身近に感じる茶色についてみてみましょう。
いろいろな茶色の種類や、ヘアカラーにおすすめの茶色もご紹介します。
茶色の種類を知ることで、ファッションやインテリアなど身近なカラーに取り入れやすくなります。
奥深い茶色の種類を見てみましょう。

Large chiheb chakchouk 610366 unsplash

茶色とは?

種類の違う茶色いコーヒー

茶色は基本の12色クレヨンや色鉛筆のセットにも入っている、身近な色です。
もともとは茶から染めた色ということで、この名前がついたと考えられています。

黒と黄色の中間の種類の色味で、栗のような色のことを指しています。
しかし、その色相は幅が広く、赤っぽい種類から灰色っぱい種類まで含まれます。

また「褐色」として表現されることもあります。
日本語では、緑色の信号を「青」というように、茶色い砂糖を「黒砂糖」と呼ぶことがあります。

茶色は名前になると黒と呼ばれることが多くなる色です。
英語ではBrownにあたる色と考えるとよいでしょう。

<下に続く>

茶色の歴史

日本の歴史において、お茶が登場するのは比較的早い時代です。
奈良時代、平安時代にはすでに高級貴族や僧侶がたしなんでいたといわれています。

815年に成立した「日本後記」には、遣唐使が持ち帰ったお茶を嵯峨天皇に献上したという記述があり、身分が高い人の間では知られていたことがわかります。
この当時、お茶は今の緑茶や抹茶ではなく、釜で炒って揉みこみ、天日で干して作られていました。

そのため、今でいう茶色で黒ずんだ、枯れたような色あいでした。
お茶を入れると、今のほうじ茶のような色になり、この茶葉で染めた布も同じような色になったことから、このような色を「茶色」と呼ぶようになったといわれています。

<下に続く>

茶色の種類【特徴や違い】

くすんだ種類の茶色い枯葉

茶色には種類がたくさんあります
続いて、いろいろな種類の茶色について、特徴や違いを見てみましょう。

こげ茶色

基本となる茶色は、黄色と黒の間の色合いをしています。
その色を、より黒に近づけた色がこげ茶色と考えられます。

名前のとおり、焦げた炭に近づいた色味と考えてよいでしょう。
深みのある落ち着いた色合いで、インテリアなどに使うとシックな雰囲気になる茶色です。

えんじ色

かなり赤みが強くなった種類の茶色をえんじ色と言います。
もともと紅花の産地であった中国の燕支山から由来する言葉で、美しく鈍い色味の紅花からとられています。

ファッションでは、秋色によく使われ、派手な赤ではなく少しにぶさのある茶色を含んだ赤なので、幅広い年代の女性に好まれます。

黄土色

黄土色は、使われている漢字にも表れているように、茶色よりも黄みが強く出た種類の色になっています。
色鉛筆やクレヨンにも良く入っているのでなじみのある人も多いのではないでしょうか。

ベージュよりも、赤身が少なく肌色に近い雰囲気です。
実は黄土色は、ファンデーションによく使われる「オークル」と同じです。

オークルも、やや黄みの強い肌質の人に合うファンデーションです。
また、ラクダ色といわれることもあり、砂漠の色といわれると納得される方も多いのではないでしょうか。

ベージュ

ベージュは、特に洋服を選ぶときに使われることが多い茶色です。
もともとはフランス語からきていて、何も染色されていない羊の織物が語源です。

織物自体をベージュと呼んでいたのですが、次第にその色をベージュと表現するようになりました。
少し薄い茶色で、基本の茶色よりも明るく穏やかな印象を与える色と言えます。

ベージュはクリーム色にも近い、薄い色をしていますが、もう少し濃い茶色になるとフレンチベージュと呼ばれ区別されています。

セピア

セピア色と聞くと、懐かしい写真の色を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
どことなく温かさを感じる種類の茶色で、秋っぽい雰囲気もあります。

もともと、写真のインクで使われることの多いセピア色ですが、本来はイカ墨のことを指していました。
イカ墨は、耐水性があり、その性質上ペンのインクに使われていたため、その色をセピア色と呼ぶようになったのが始まりです。

雑誌や新聞などのインクにセピア色が使われたことから人気が出て、一般的に知られるようになったといわれています。
最近では、ヘアカラーとしても人気が出てきている茶色です。

ボルドー

かなり赤が強く出ている茶色をボルドーと言います。
ワインのような深い赤みを帯びた種類の茶色のことを指しています。

少しこげ茶に近い種類の赤みがある色で、落ち着いた雰囲気を演出してくれるので服装なネイル、口紅などさまざまな使い方で女性のおしゃれに登場する色ともいえます。

小豆色

小豆色は、その名のとおり、小豆の色にある、赤を帯びた渋い茶色のことを言います。
あざやかな赤とは違い、どことなくくすみを持っている点が特徴で、渋さがあります。

この小豆色をずっと濃くしていくと、小豆羊羹の色になると思えばイメージしやすいでしょうか。
ボルドーやえんじ色よりも、赤みは薄く、くすみや渋みをもった種類の茶色が小豆色です。

団十郎茶

団十郎茶の、団十郎はもちろん歌舞伎の市川團十郎からきています。
市川團十郎のシンボルカラーとして使われているのが、この団十郎茶で、襲名披露の際に団十郎茶色の袴が使用されます。

かつて、歌舞伎役者五代目市川團十郎が演目「暫」で使っていた素襖の色からきています。
やや明るい茶色で、やや赤みを帯びているのが特徴です。

どことなく華やかさも感じられる茶色で、團十郎の名にふさわしい色と言えるのではないでしょうか。

芝翫茶

この茶色は「しかんちゃ」と読みます。
団十郎茶と同じく、歌舞伎に由来する茶色の名前です。

三代目中村歌右衛門が好きだった色ということで、江戸時代終わりごろに庶民の人気を得た色です。
少し薄い茶色で、赤みを帯びた種類の色合いが特徴です。

中村歌右衛門の俳名が「芝翫」だったことから、この名前が使われました。
芝翫香や芝翫縞など、芝翫の名前はいろいろなものに残っていて、彼の人気の高さをうかがうことができます。

璃寛茶

璃寛茶も、歌舞伎に由来する茶色の名前です。
歌舞伎役者二代目、嵐吉三郎という、大阪で人気のあった歌舞伎役者が好きだったといわれています。

その色合いは、どちらかというと渋みのある緑がかった茶色で、落ち着いた風情を感じさせる種類の色です。
当時は若者にも流行したといわれ、女性に人気のあった嵐吉三郎にあやかろうとした男性が多かったと考えられています。

璃寛茶の「璃寛」も、嵐吉三郎の俳名です。

路考茶

さらに、歌舞伎に由来する名前が続きます。
歌舞伎役者二代目瀬川菊之丞の俳名「路考」からとられた茶色の名前です。

茶色の中でも、金色に輝きを帯びた色ですが、ギラギラした派手さよりも、落ち着いた上品さを感じさせてくれる種類の色です。
江戸時代人気を博した女形であった菊之丞が、良く着物に使ったことからこの名前が使われるようになりました。

遠州茶

遠州茶は、茶道や作庭で有名な、戦国時代の武将であり茶人の小堀遠州からとられた名前です。
赤や橙色に近い、美しい茶色で、小堀遠州が好んだことからこの名前が使われるようになりました。

染物にもよく使われる、上品でありつつ、華やかさも感じられる種類の茶色で、現代では空を見上げたときにこの色を感じる人も多いでしょう。

岩井茶

岩井茶は、緑が強く出た種類の茶色のことを指します。
江戸時代後期、歌舞伎で大活躍をした五世岩井半四郎が好んだ種類の色であることから、この名前がつきました。

彼の名前を取ったものは、他にも半四郎鹿の子、岩井櫛、半四郎小紋、岩井香など数多くあり、その人気ぶりがうかがえます。

苅安

苅安は、茶色というより、ほとんどきいろに近い種類の色あいです。
少し緑みもある、あざやかな色で、山野に自生するイネ科ススキ属の植物「刈安」で染めたことから、この名前で呼ばれるようになりました。

古くよりススキは染料に使われ、黄色い色を出すのに使われてきましたが、苅安は名前の通り「刈りやす」かったため、次第に良く使われるようになったと考えられています。

利休茶

色あせて、やや緑がかった種類の薄茶色を利休茶と言います。
利休の名前がついていますが、実際に千利休が好んだという話は伝わっておらず、実際に利休茶の名前が使われ始めるのは、彼がなくなって時代も下った江戸時代中期ごろになります。

そのため、当時の染物屋などが、利休の名前を借りて、宣伝をしたと考えられています。
しかし、利休の名前からイメージされるようにわびさびを感じさせる、渋みのある茶色で、落ち着いた色をしています。

光悦茶

光悦茶は茶色の中でも落ち着いた雰囲気のある上品な色合いの種類の茶色を指しています。
名前の光悦は、江戸時代の文化人、本阿弥光悦からきています。

しかし、これまでの歌舞伎役者の名前を冠している色とは違い、実際に光悦が好んだ色というわけではありません。
光悦茶の上品な色味が、文化人でさまざまな作品を残した本阿弥光悦を連想させることから、この名前がついたといわれています。

紀州茶

紀州茶は、江戸時代の徳川御三家のひとつである、紀州藩が好んだ色であることから、この名前がつきました。
薄い茶色で、やや赤みが強い種類の色あいです。

特徴的なのは、少し銀が入ったような鈍い輝きを持っていることで、今でいうアッシュ系の色と言える独特の風情を持っています。
銀煤竹の別名で、竹がすすけた赤黒さといわれています。

江戸時代中期には、小袖の色として流行した色でもあります。

アッシュブラウン

ヘアカラーでよく聞くアッシュブラウンも、茶色のひとつです。
赤みを押さえた茶色をしていて、やや緑も入った色をしています。

光の加減や見え方で緑が強く印象付けられることもあり、渋みと久住のある茶色です。

栗色(マロンブラウン)

栗色は、その名のとおり、栗の皮のような赤茶色のことを指しています。
こげ茶に近い、濃いめの茶色ですが、赤みが強くなっています。

そのため、馬の色を言うときに、赤毛の馬のことを栗毛の馬と呼びます。

ピンクブラウン

茶色の中でも、ピンク色が入ったようなキュートな色合いをピンクブラウンと呼びます。
赤が強く出すぎず、かわいらしい印象になります。

ベージュにも近い感じで、服装や、メイク、髪の色などでも女性を引き立ててくれる茶色と言えるでしょう。

朽葉色

朽ちた葉っぱの色から、この名前がとられた朽葉色は、くすみのある茶色です。
緑や黒っぽさよりも、赤みや黄みが強い茶色の種類になります。

後に、より赤っぽい朽葉色を赤朽葉、黄色っぽい茶色を黄朽葉と分けて呼ぶようになります。

海老茶色

海老茶色のえびは伊勢エビのことです。
伊勢海老のような種類の茶色を、海老茶色と言います。

ゆでられた鮮やかな赤ではなく、生きている新鮮な伊勢海老を思い出すとよいでしょう。
赤っぽく、紫色も入ったような複雑な種類の茶色で、明治時代に女学生の袴の色として使われました。

少し重たい感じがする色ですが、落ち着いていて女性を引き立ててくれる茶色です。

白茶色

白茶色はベージュにも似た種類の薄い茶色です。
肌色やピンク色のような色合いで、やや黄みを帯びています。

名前のとおり、茶色に白が入った色を想像するとよいでしょう。

茅色

拭き替えられたかやぶきの屋根の色から、名前がついた茶色です。
少し赤色が加わったくすんだ茶色で、全体的に薄い、ピンクベージュに近い色あいです。

本来は、地味な刈れた茅の色ですが、それを美しい着物にして楽しんできた日本人らしさを感じる色とも言えるでしょう。

<下に続く>

茶色系でおすすめしたいヘアカラーは?

茶色で一番なじみ深い、ヘアカラーについて考えてみましょう。
ヘアカラーは、その人の肌の色や雰囲気、目の色などによって似あう茶色が変わってきます。

肌の色がイエロー系の人には、あたたかい色味の種類の茶色、肌の色がブルー系の人には寒色系の種類の茶色が似合います。
例えば、あたたかい色味の茶色であればブラウンベージュや栗色、小豆色など種類がおすすめです。

ブルー系の人にはこげ茶色、璃寛茶など、少し緑が勝った色味を探しましょう。
灰色がかったくすみのあるアッシュ系の種類の茶色もおすすめです。

また、グラデーションでメリハリをつけてみるのも楽しいでしょう。

<下に続く>

茶色の種類を知っておくと様々な場面で役に立つ!

茶色の種類を知っておくと、いろいろな場面で役に立ちます。
例を挙げてみてみましょう。

インテリア

部屋のインテリアを考えるとき、色は大切なポイントになります。
特に茶色は、部屋のインテリアを考えるうえでなくてはならない色です。

フローリングや壁、気を使った家具など、さまざまな種類の茶色が登場するインテリアでは、どんな茶色を使うかで部屋の印象が変わります。
大人っぽいシックな雰囲気には黒が強いこげ茶や、渋みのある茶色がおすすめです。

一方、あたたかい雰囲気にしたいときは赤みが強い暖色の茶色の種類がよいでしょう。
白を合わせてナチュラルな雰囲気にしたいときは明るい色調の茶色がよく映えます。

同じ茶色でも、印象ががらりと変わるので、いろいろな種類の茶色を知っておくと、部屋のインテリ化を考えるときに便利です。

ファッション

ファッションでも、茶色の種類を知っておくと便利です。
どんなカラーとも相性の良い茶色はファッションにも取り入れやすい色と言えます。

エレガントな白と合わせるには、少し暗い色の茶色を使うと、大人っぽくしまった印象になります。
またスモーキーな雰囲気のあるくすみが入った茶色は、ピンク色と合わせることでかわいく女性らしさを引き出してくれるでしょう。

茶色の種類をたくさん知っておくことで、いろいろなファッションを楽しむことができ、おしゃれの幅が広がります。

茶色の種類を知って、生活にいろどりを

いろいろな種類の茶色を取りいれる女性

茶色と聞くと地味でくすんだ印象をもたれるかもしれません。
しかし、茶色には赤みの強い茶色から、緑がかった茶色まで、幅広くいろいろな印象を持った奥行きのある色です。

茶色の種類を知って、カラーを使いこなすことができれば、メイクや服装、インテリアまで毎日の生活をよりカラフルに楽しめる一歩になるでしょう。
女性らしさを演出したいときや、かわいさを印象付けたいときなど、セルフプロデュースにも役立つはずです。
いろいろな茶色の種類を知って、日々のカラーに取り入れてみるとよいでしょう。

Thumb minkane logo
written by

「お金のコトをもっと身近に」というミッションで、みんなのお金ドットコム(みんかね)を運営しています。
投資・節税・保険・ローン・クレカ・節約などのテーマの情報を各領域の専門家や編集部を通して記事配信していきます。

関連記事
おすすめ記事
Logo
みんかねの
おすすめ記事がLINEに届く!
Add line
Logo
みんかねの
おすすめ記事がLINEに届く!
Add line