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2019/07/10

東大理三の定員・倍率とは?主席の勉強法と逸話を紹介

東大といえば、日本の全大学の中でもトップの名門大学ですよね。
東大理三といえば、その東大の中でも最難関のトップエリートだけが集まる頂点です。

ここでは以下に、東大理三の入試傾向やその対策、男女の割合などを細部にわたって掘り下げて考察していきます。

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「東大理三」とは

東大の学科

東大こと東京大学の特徴として、その学部学科の分類の仕方です。
東大は入試での学部学科の種別はなく、文科一類、文科二類、文科三類、理科一類、理科二類、理科三類の6つの類でそれぞれ選抜試験を行うシステムになっています。

この6つの類のことを東大では、「前期課程」と呼び、教養キャンパスのある駒場キャンパスにて、1・2年の学修を行います。
3年生なると、この6つの類から、「後期課程」の専門教育課程として、初めて専門の学部・学科へ進むことになります。

後期課程の学修は、一部を除き本部のある本郷キャンパスに移って行われます。

医学部との関係性

数ある東大の学部学科の中でも、飛びぬけて難しい最難関学科が医学部委学科です。
定員が110名と少ない上に、学生の学力と知力のアベレージもボーダーも他学部とは比較にならないほど高いわけです。

東大では、6つの類から専門の学部学科へ3年次に進学することを進学振り分け(通称:進振り)と呼びますが、この進振りには科類別必要最低点数というボーダー得点は存在します。
しかし、入試で最難関の理三に合格した時点で、よほどの不始末でもしない限りは、理三生は、医学部医学科へほぼ全入できると考えて良いでしょう。

前期課程の流れ

前期課程とは前述したように、東大における教養課程のことで、1・2年生の学生を指します。
前期課程の学生は、文科、理科ともに目黒区駒場にある駒場キャンパスにおいて、外国語や一般教養科目、体育等の基礎科目や、総合科目、そして主題科目を履修し、単位を取得していきます。

正確に言えば、上記の科目群を1年生~2年生前期までの1年半かけて学修していき、2年生の残り半年は、進振り先の学部学科の専門教育科目を中心に学修していく流れとなっています。

後期過程の流れ

そして、東大生は3年生になると、それぞれの学類から、専門の学部学科へ進学していきます。
この専門教育課程は前述した通り、後期課程と呼ばれています。

後期課程では、教養学部へ進学する一部の人と、理学部数学科へ進学する一部の人以外は、基本的に本部の置かれている文京区本郷の本郷キャンパスで学ぶことになります。
後期課程の流れとしては、医学部医学科と薬学部の一部は後期4年間を専門教育課程として学び、その他の学部学科においては、後期2年間を専門教育課程として学ぶことになります。

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東大理三男子・女子の割合と特徴

東大理三への書籍

割合

東大全体に言える傾向として、極端に女子の割合の低い大学の1つといえます。
一般入試合格者は、男子が圧倒的に例年多く、女子の比率は、2018年度では、18.8%に留まっています。

その反面、近年はじまった推薦入試の全合格者における女子の比率は、42%にも達しており、推薦入試では女子の躍進傾向が顕著に見られます。
では、東大最難関である理科三類の女子の割合を見てみましょう。

2018年度の東大理三合格者は全部で98名、内男子が82名、女子は16名となっており、女子の比率は、16.3%です。

特徴

東大理三はこのように女子の割合がかなり低いにもかかわらず、東大最難関に合格するほどの頭脳を持った女子のためか、マスコミや世間の関心は高く、メディアに取り上げられる人も多いのが特徴です。
更に、数が少ない割に美人や可愛い女子が多いというのも東大理三の女子の定評となっています。

実際、ミスコンで人気を集める女子やアイドルとして芸能活動をする女子も東大理三には、高い比率で存在しています。
一方、桜蔭をはじめとするバリバリの超進学女子高から東大理三に入ってくる女子も多いので、男子に免疫が無く世間知らずの天然系お嬢様が多いのも、特徴の一つと言えるでしょう。

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東大理三の入試①定員・倍率

東大の6つの類(文科・理科一類~三類)のなかでも、入試における理科三類の募集人員数(定員数)は際立って少ないものです。
ここ3年間の2016年~2018年度の東大理三の入試においては、募集人員はわずか97名という極めて狭き門になっています。

この少ない募集人員(定員)に対して、志願者数は2018年度では、450名であり、競争率(倍率)は、最終合格者の98名に対して、4.6倍となっています。
2017年度が5.4倍、2016年度が5.6倍となっていますので、東大理三の入試の倍率は、今後も5倍前後になると考えて良いでしょう。

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東大理三の入試②入試問題の傾向

東大は言わずもがなの国内最難関大学ですが、更にその中でも頭一つも二つも抜きん出た超最難関が東大理三です。
東大の入試は、典型的な傾斜型であり、1次試験であるセンター試験の総得点(900点満点)を110点に圧縮し、東大独自の二次試験の440点満点と併せて合否を判定しています。

1次:2次=1:4の比率からわかるように、東大受験生にとってセンター試験は、足切りラインに引っかからない程度にクリアして、本番は難問揃いの二次試験と言うことは誰の目にも明らかですね。
これは東大理三においても同様であり、科目を列挙すれば、英語(120点/120分)、数学(120点/150分)、国語(80点/100分)、理科2科目(120点/150分)の総計440点が二次試験となります。

これに、センター試験(国・英・数各200点、理科2科目200点、地歴公民100点の計900点を110点に圧縮換算)の点数を加味して判定します。

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東大理三の入試③合格点

東大の中でも、最難関の狭き門である東大理三は難易度の非常に高い東大二次試験の得点数も、他を圧倒しています。
東大二次試験は、文系と理系で共通問題も多いのですが、理系と文系では仕様が違います。

理系の一~三類は同じ問題を解かなくてはならないわけですが、東大理三は、理一や理二よりも偏差値にして5以上もボーダーが高くなります。
2018年度の入試においては、まず、550点の総点に対して東大理三の合格最低点は、392点でした。
理一が、319点、理二が311点ですから、80点程度他類より高い得点で無ければ最低点でも受からないことになります。

同じく2018年度の東大理三の全合格者の平均得点は418点で、これも文理通じて、唯一400点を超えていて東大理三だけは東大の中でも異次元の様相を呈しています。

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東大理三を目指す時の勉強法

東大理三を目指す人の集う場所

勉強時間

東大理三を目指す人の勉強法として肝になるのは、費用対効果を最大限まで高めるという点です。
よく東大でも最難関である東大理三に合格するほどの人は、1日に10時間は勉強しているのだろう、という思い込みがありますが、実際に東大理三の合格者にきいてみると千差万別で、人によっては意外なほど短い勉強時間であることも多いのです。

「何時間勉強したか?」という量ではなく、「どれだけ身に付いたか?」という質の方が遥かに重要になるということです。

数学

東大理三を含む東大理系の二次試験は120点のウェイトを占めます。
理系数学の二次問題は大問で6題あります。

この6問を150分の持ち時間で解かなくてはならないので、時間配分の訓練を平素からやっておくことがとても重要です。
東大理三への合格を目指すなら、大問6題のうち、3題は完答、残り3題でできるだけ部分点を稼いで、最低でも80点は目指すことを目標にすべきでしょう。

これの対策としては、過去問はもちろん擬似問題集の演習を毎日、時間を測って行うことです。
6問をまず見渡して要領良くできる問題から片付け、難問でできるだけ時間をかけて粘って部分点を稼ぐ戦術に出るのが得策でしょう。

実戦力を付けるには、「ハイレベル理系数学」および「大学への数学 新数学演習」がオススメです。

物理

東大理系では、二次試験で理科二科目で120点満点の配点です。
できれば、この理科の合計で90点は稼いでおきたいところですね。

東大理三を含む東大物理の傾向は、例年物理の基本的な考え方と基礎力がしっかり身に付いているかを問う正統派です。
大問が3題で、力学、電磁気、および熱力学、波動、原子の問題になります。

東大理三合格を見目指す以上、物理は高得点を狙いたいところです。
東大物理は、本質的な理解がしっかりできていれば解ける良問ばかりです。

1にも2にもしっかりと教科書レベルの基礎を固めておくことがまず第一で、東大対策としては、「東大の物理25ヵ年」などで徹底的に過去問に当たっておくことが有効でしょう。

化学

東大理三合格を狙うなら、化学において重要なのは「時間配分」です。
東大理系の化学の傾向として、問題文が非常に長く、問題量が多いという特性があるからです。

その上時間を取られる計算問題が必ずあるので、東大の化学においては上手な時間の使い方が最重要ポイントになります。
大問は3題で、例年、理論、無機、有機と決まっています。

東大理三を含む東大化学の学習法で特筆すべきは、まず理論化学の基礎力を徹底的に固めておくことです。
その上で、無機、有機化学の覚える事項に移りましょう。

東大対策としては、物理同様徹底した過去問分析が最も有効です。
「東大の化学25ヵ年」を中心に、過去問、擬似問題演習を豊富にこなしていきましょう。

国語

東大理三を含む東大理系の二次試験には国語が必須科目になっています。
理系であるので、配点は80点と他科目よりは低めになっていますが、それでも落とすことのできない科目です。

理系の国語といっても東大二次はかなり難易度が高く、全問記述式で深く読み解いて解答する力を求められます。
問題は、大問が3題で、現代文、古文、漢文の構成になっています。

試験時間は100分ですが、記述式で要点をまとめる問題が多いので、スピードアップを常に頭に置かないと時間が足りなくなってしまいます。
東大理三といっても、国語は特別な対策は高校3年になるまでは不要でしょう。

しっかりと教科書レベルの基礎を現代文、古文、漢文ともに身に付けておけば十分です。
その上で、赤本等で過去問に当たり、東大系の模試を数回受けて形式に慣れることが実践的な訓練になります。

英語

「英語を制する者は受験を制する」ということは俗によく言われることですが、東大理三もまさに、英語が最大の合否を分けるポイントになる科目と言えます。
東大理三を含めた東大二次英語の肝は、とにかく「スピード命」ということです。

東大二次英語は、大問5問の持ち時間120分で120点満点ですが、とにかく内容や問題のパターンが多岐に渡り幅広く、かつ大学入試レベルとしては難易度も非常に高い厄介な敵なのです。
しかも、120分のうち、30分はリスニングに取られるので、記述解答できる持ち時間はわずかに90分しかありません。

まさに時間との闘いが、東大英語のミッションだと覚悟してください。
しかも、東大最難関である東大理三は東大の中でもこの難易度の高い英語が得意な受験生が集中します。

対策としては、早ければ早いほど有利ですが順番はハッキリ決まります。
単語・熟語→構文・グラマー→短文読解→長文解釈→リスニング→コンポジション→東大英語の過去問・擬似問題演習といった具合に進めていきましょう。

東大理三合格を狙うのであれば、90点は取っておきたいところなので、高1の時から何よりも英語は武器になるように磨いておきましょう。

<下に続く>

東大理三の首席は天才?どんな人?

センター平均点

前述したように、東大理三はもちろん、東大は文理どの類においても、極端な二次試験偏重傾向(センター:二次=1:4比)なので、東大生にとって、センター試験はウィーミングアップ程度の意味しか持ちません。
とは、いえあまり本気を出さずにいると足切りラインに引っかかって肝心の二次試験が受けられない羽目に陥ってしまうので、そこそこの本気は出すわけです。

2018年度の東大理三のセンター試験の合格者平均点は、793点でした。
これは、900点満点に対して、88.1%の得点率になります。

いくらウィーミングアップ程度の意味しか持たない東大理三のセンター試験とはいえ、やはりレベルが違いますね。

勉強方法

日本の受験生のトップ100の天才たちが軒並み集まる東大最難関の東大理三-。
その中でも首席となると、毎年人間離れしたレベルの鬼才といって良い人が見られるようです。

その勉強方法も、一般の受験生のように予備校や塾に通ったり、eラーニングを利用した受験対策という凡百のものではなく、非常にユニークで独特なやり方の人も多くなります。
特に数学に関しては天才レベルの学生が多く、中高で参考書などやらずに既に大学で専攻する専門の問題を解いていたり、数学オリンピックに出たりといった学生も珍しくはないのが東大理三です。

逸話

日本の最高峰学府である東大の中でも際立った最難関の東大理三の中でも首席ともなると、「本当に同じ人間か?」と思うぐらい優秀な人間がいるようです。
有名なエピソードとしては、過去に東大理三の首席だった人は、中高6年間一貫の有名な進学校でもずっとトップで、全国模試でもトップ以外の成績を1度も取ったことはありませんでした。

この人は、高1の時、高3と浪人生の受ける東大模試を受験して既に全体で1位を取ってしまいました。
東大理三に合格して以降は、「遊び半分に」暇な時に六法全書を素読しただけで、司法試験に一発合格、公認会計士試験にも合格したそうです。

今はアメリカの名門大学の分子生物学の研究室で働いているようです。

<下に続く>

東大理三に関するまとめ

東大理三の頭脳

日本の大学の頂点に君臨する東大の中でも最難関である東大理三について、その入試の傾向や合格に必要な最低点、有効な勉強法など様々な角度から掘り下げて考えてきました。
日本を支える頭脳たちが集う場所とも言って良い東大理三に合格するには、それなりの地頭の良さと早いうちからの受験対策は不可欠であることだけは理解できましたね。

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