みんなのお金ドットコム | お金のコトをもっと身近に
2018/11/02

日頃よりとは?使い方・例文と「平素より」との違いを解説

常時取引のある先方に連絡するときや、仕事の依頼をするときなどに多く使われる「日頃より」という言葉。
この言葉の正しい使い方をすることで、社会的信用度も高まることでしょう。

また、類似している表現の一つ「平素より」との違いや使い方の違いなども紹介していきます。

Large %e6%97%a5%e9%a0%83%e3%82%88%e3%82%8a %e3%82%b5%e3%83%a0%e3%83%8d
目次

「日頃より」とは?

「日頃より」の使い方を勉強している人たち

意味

「日頃より」という単語を良く目にする方もいるのではないでしょうか。
手紙をかき始める際などに頻繁に用いられる言葉です。

一体どのような意味が込められているのか、きちんと把握しておくことで誤った使い方は防げることでしょう。
意味のない言葉というのはこの世には存在しません。

きちんと意味があるからこそ言葉は生まれたのです。
「日頃より」という言葉は、言葉を送る相手に対して敬意を持っていることを表しています。

お世話になっている人に使ったりするのが一般的と言えるでしょう。
意味としては常々お世話になっているというものだと覚えておくとよいです。

類似表現

似た表現としては間違えやすい「平素より」というものがあります。
ただ、どちらを使っても違和感はありません。

違いは後ほど紹介しますが大きく言えば、「平素」のほうがより丁寧な表現であるということです。

使いどころ

使う場面においてはビジネスにおける場所が多いです、
例えば株主総会を開く時の書類であったり、スピーチの挨拶などで開催する側が株主達に向かって使うということです。

または、取引を常々行っている相手方に対しても使えます。
ショップなどで働いていたとすれば、よくご来店くださる顧客様に向かって使うこともできるでしょう。

更に、日常生活でももちろん使う場面は多くあります。
自分自身のことを常に気にかけてくれたり、身内のお世話をしてくれている人などに対して使ってもよいです。

英語

「日頃より」を単体で英語に訳すとusuallyになります。
しかし、その後に続く言葉によって表現方法は様々変わっていくでしょう。

例えば、nowadaysという単語です。
日頃より、お世話になっております。という言葉を英語で表現する時はnowadaysを使って英語で表現します。

<下に続く>

「日頃より」は間違えやすい敬語?

間違えやすい敬語というよりも、日本語表現として間違えやすいものと言ったほうがよいかもしれません。
ここで問題点となるのは、「日頃より」なのか「日頃から」なのかという点です。

より、から、双方ともにどちらも始まりを表す格助詞です。
例えば「ここからあるきはじめます」も「ここよりあるきはじめます」も「ここ」が始まりの場所であることを意味しています。

主に双方の違いは口語表現か、文章で表現するときにふさわしいのかという点です。
手紙の送りあいが始まったのは今から何年も前の平安時代です。

その平安時代では、文章中でほとんど「から」という表現はなく、「より」を使って表現されてきました。
そのため、「より」が文章中で表すにふさわしい言葉であり、「日頃より」と伝えるのがよいでしょう。

<下に続く>

「日頃より」の例文

「日頃よりご愛顧ありがとうございます」と書かれたDMをもらって上機嫌な人

では、「日頃より」の例文として以下を紹介します。

  1. 「格別の」と共に使う
  2. 「ご愛顧くださり」と共に使う
  3. 「お世話になっております」と共に使う
  4. 「ご厚情」とともに使う
  5. 「お引き立て」とともに使う
  6. 「ご高配」と共に使う

続いて、「日頃より」の例文を、それぞれ詳しくご紹介します。

「日頃より」の例文①:「格別の」と共に使う

よく見るのがこの「格別の」と共に使われているパターンです。
例としていくつか上げていきます。

「日頃より、格別のご協力をいただき、誠にありがとうございます」
「日頃より、格別のご配慮をいただきましてありがとうございます」

格別という言葉を一緒に使うことで、とても洗練された文章になります。

「日頃より」の例文②:「ご愛顧くださり」と共に使う

主にお客様に対して連絡するときに使える言葉です。
顧客様との信頼関係を失わないことが、お客様と関わる業界に関してはなによりも大切ですよね。

お客様へ敬意を表すという意味も込めて、ご愛顧という言葉を共に使いましょう。
例としては以下です。

「日頃より、ご愛顧いただきまして誠にありがとうございます」
こうした一文はショップの店員さんがダイレクトメールを送るときなどにも使える表現の一つです。

自分のお店に来てくださるお客様に対して感謝と敬意を示すことで今後の売上にも大きく繋がっていく可能性が高いです。
また、ご愛顧の愛顧にはきちんと「ご」をつけ丁寧な表現にするよう気をつけてください。

「日頃より」の例文③:「お世話になっております」と共に使う

この言葉と一緒に使うのは社会人であれば頻繁に使う一文であるとも言えます。
お世話になっている取引先にも幾度となく使うことでしょう。

「大変」という単語をつけるとより丁寧さが増します。
例文としては以下となります。

「日頃より、大変お世話になっております。」
例えば、常々利用している取引先などに使う場合にはこうした表現のほうがしっくりきます。

「日頃より」の例文④:「ご厚情」とともに使う

日常的なシーンで使うことが多いとも言われている表現の一つを紹介します。
それは例でいうと以下です。

「日頃より、ご厚情を賜っております」という表現です。

「日頃より」の例文⑤:「お引き立て」とともに使う

こちらははじめに紹介した格別という単語と併せて使い、より丁寧さを表す表現となります。
「日頃より格別のお引き立てをいただきまして、誠にありがとうございます」

「日頃より」の例文⑥:「ご高配」と共に使う

こちらは、先程紹介したご厚情という表現と少しにていますが相手方を敬う上で、心配りしていますよということを表す文章となります。
「日頃より、格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます」と表現するとよいでしょう。

<下に続く>

「日頃より」と「平素より」との違い

どちらがいかに丁寧な表現であるかということが、主な違いです。
「平素より」という表現のほうが、ビジネス向きであるとも言えます。

日頃よりという表現は割とカジュアルな印象になってしまう場合もありますので、自分の立場が下に来る場合には平素を使ったほうがいいかもしれません。
また、この言葉は季節の挨拶を共に使うのが自然です。

しっくり来るというとわかりやすいかもしれません。
例えば、12月であれば「師走の候」という挨拶表現と共に使います。

<下に続く>

「日頃より」を使う際の注意点

では、「日頃より」を使う際の注意点をみていきましょう。
「日頃より」を使う際の注意点には、以下のものがあります。

  1. はじめての相手に使わない
  2. カジュアルな言葉と混ぜない
  3. TPOを考える

続いて、「日頃より」を使う際の注意点を、それぞれ詳しくみていきます。

「日頃より」を使う際の注意点①:はじめての相手に使わない

意味の部分でも説明しましたが、この言葉には常日頃から、という意味が込められています。
例えば、初めてあった人や初めてコンタクトを取る相手には使わないように注意しましょう。

使ってしまった場合、相手の方も疑問に思いますし最悪の場合、自分に送られた連絡ではないと勘違いしてしまう場合もあります。
大変失礼な行為になることは間違いありませんので注意することが必要です。

「日頃より」を使う際の注意点②:カジュアルな言葉と混ぜない

「日頃より」という言葉は丁寧な言葉です。
相手を敬う表現のひとつなのですから当然ですよね。

そのため、カジュアルな表現と混ぜないようにしましょう。
一気にその言葉の信憑性が損なわれてしまいますし、自分自身の評価も下がってしまうものとなるでしょう。

例えば、語尾が普通はフォーマルな表現ですから「~です」であったり「~ます」で終わるのが正しいですよね。
しかしながら、「~だ。」であったり「~である。」で締めくくられていたりした場合違和感を感じる人がほとんどでしょう。

使う場所ももちろんのこと、その後に続く文章においても丁寧かつきれいな言葉を心がけることが臑兪用です。

「日頃より」を使う際の注意点③:TPOを考える

TPOをわきまえて使うことも大事です。
カジュアルなシーンなのに、使ってしまった場合笑われてしまう可能性もあります。

日頃よりという言葉はフォーマルな表現方法の一つです。
ふさわしい場所でふさわしい言葉を使うように注意しましょう。

<下に続く>

日頃よりという言葉に関するまとめ

「日頃より」が正しく使われている文章が記載された手紙

頻繁に目のすることの多い言葉であり、無意識のうちに使っている人もいたのではないでしょうか。
正しく言葉を使えば、その人の評価は少なからずともあがります。

今回紹介したことを改めて念頭に置き、正しく「日頃より」という言葉を使っていきましょう。

Thumb minkane logo
written by
「お金のコトをもっと身近に」というミッションで、みんなのお金ドットコム(みんかね)を運営しています。 投資・節税・保険・ローン・クレカ・節約などのテーマの情報を各領域の専門家や編集部を通して記事配信していきます。
関連記事
おすすめ記事
Logo
みんかねの
おすすめ記事がLINEに届く!
Add line
Logo
みんかねの
おすすめ記事がLINEに届く!
Add line