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2018/12/02

「楽しみにしています」の例文と正しい敬語表現を紹介

「楽しみにしています」は気持ちのこもった、未来につながる言葉です。
一方、感情表現の強い言葉だけに、得意先や目上の人には使い方に工夫が必要です。

インパクトの強いこの言葉を上手に使いこなす方法を、いろんな場面や例文をベースに紹介して参ります。

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目次

「楽しみにしています」の使い方、敬語表現・外国語表現

明日の会議を楽しみにしています

類語

「それでは、明日の会議を楽しみにしています」
これは、ビジネスメールでよく使う、締めの言葉です。

「楽しみにしています」という言葉は、なにか良い事が実現することを期待し、わくわくしながら待っている心の状態を表しています。
この言葉の類語として最も近いのは「心待ちにしています」です。

広辞苑によれば「心待ち」とは「心の中で期待して待つこと」です。
「楽しみにしています」が素直な感情表現なのに比べて、「心の中で、待っています」とはなんとも日本的で、奥ゆかしい表現です。

「期待しています」という類語があります。
広辞苑によれば、「心待ちに待つこと」「将来実現するだろうことを心待ちすること」となっています。

ほとんど同じ意味の説明になっていますが、受け止める感触が微妙に違います。
「期待しています」は相手の成果に期待を寄せていると言うニュアンスです。

一方「楽しみにしています」や「心待ちにしています」は喜びを共有しましょうと言う雰囲気です。
同じような類語ですが、ニュアンスには大きな違いがあるのでした。

敬語表現

「楽しみにしています」を丁寧に表現すると「楽しみにしております」となります。
「楽しみにしています」は友人や同僚との間で交わす言葉ですので、目上や得意先との会話やメールでは「楽しみにしております」が正解です。

さらに丁寧な敬意を表すためには、前後のフレーズに工夫をすることが必要となります。
上司や目上の人に使う方法につきましては後ほど紹介いたします。

使い方

「楽しみにしています」は相手の心にやさしく響く言葉です。
この言葉を受け取った相手は、ことがうまくいったときに、お互いに喜び合う姿を目に浮かべて、楽しくなります。

また、うまくいくことを心待ちにしてくれる人がいることで、その日までの毎日が楽しくなります。
「楽しみにしています」は相手に二重の喜びを与える魔法の言葉なのです。

親しい友人や、得意先の仕事仲間など、心許せる相手とはお互いに刺激し合い、良い結果を出して喜び合うために、「楽しみにしています」をどんどん使いましょう。

外国語

日本語:お会いできるのを楽しみにしています。

フランス語で:J’ai hâte de te voir.      

ドイツ語で:Ich freue mich auf Sie zu sehen.

イタリア語で:Non vedo l'ora di rivederti.

スペイン語で:Apenas puedo esperar para verte.

ポピュラーな表現を選びました。

英語

楽しみにする。
look forword to

すこし堅苦しく・・「お会いするのを楽しみにしております」
I'm looking forword to seeing you.

カジュアルな表現で・・「またお会いできるのを楽しみにしています」
I hope to meet you again.

何を楽しみにしていますか?
What do you look forword to?

新和英大辞典(研究社)より編集しました。

中国語

楽しみにしております。
我正期待着

あなたにお会いできるのを楽しみにしています!
我期待与您的见面

貴方が次に日本を訪れるのを楽しみにしております。
我期待着您下次到访日本。

weblio から編集しました。

<下に続く>

「楽しみにしています」は上司や目上の人に使える?

「楽しみにしています」は「ます」という丁寧語を含んだ言葉ですが、敬語表現と言うにはすこし軽い言葉です。
感情を含む言葉であるだけに、上司や目上の人には工夫が必要です。

「楽しみにしています」をへりくだると「楽しみにしております」となります。
「お会いできるのを楽しみにしています」を敬語表現に変化させてみました。

お会いできるのを楽しみにしています。
(「います」を「おります」に変えます)

お会いできるのを楽しみにしております。
(「会う」を敬意を示す「お目にかかる」に変化してみます)

お目にかかれるのを楽しみにしております
大事な得意先や重要なビジネスメールには下段の二つから使い分けることをお薦めします。

類語の「心待ちにしています」を使って敬語表現にしてみます。
「お目にかかれるのを心待ちにしております」となります。

「心待ち」は奥ゆかしいのですが、「待つ」意味が強くて、受動的な表現になります。
なので、先方に訪問して「お目にかかる」ときにはこの表現は不適切となりますので、注意してください。

<下に続く>

「楽しみにしています」を使う場面

では、「楽しみにしています」を用いる場面をみていきましょう。
「楽しみにしています」を用いるときには、以下の場面があります。

  1. 新築披露パーティー
  2. 懇親会
  3. 明日は講演会
  4. 立派に成長
  5. 再開の約束
  6. 新製品 
  7. オリエンテーション
  8. 優勝期待

用いる場面①:新築披露パーティー

新築パーティ・楽しみにしています

新しい家を新築した友人から、お披露目パーティーへのご招待メールが届きました。
さっそくお祝いの言葉と、出席の返事をメールで出します。

メールの末尾は「楽しみにしています」です。
メールの締めに使うと、うれしい気持ちが相手に伝わる決めのフレーズになります。

用いる場面②:懇親会

ビッグプロジェクトのスタートに伴い、関係各社との懇親会を開くことになりました。
案内状の内容は「関係各位のお顔合わせと懇親」となっています。

文面の締めは「会場でお会いできることを楽しみにしております」となっています。
懇親会の目的は、関係者がはじめて顔を合わせて、楽しんでいただくことが目的なので、この締めの言葉が最大に生きてくる場面でした。

用いる場面③: 明日は講演会

講師と明日の講演会の打ち合わせが終わりました。
担当者としては、明日に向かって講師の気持ちが、前向きになってもらわないといけません。

講演内容もさらに充実させて欲しいのです。
こんなときに使える良い言葉があります。

「先生、みんなが明日の講演を楽しみにしておりますよ
この一言で、先生はやる気を出します。

用いる場面④:立派に成長

田舎の祖母が東京に帰る孫を捕まえて放しません。
一年ぶりに帰省してきた大事の孫に祖母が話しかけています。

「良いね、来年も必ずやって来るんだよ。大きくなってくるんだよ。おばあちゃん、お前の成長を楽しみにしていますからね」

孫もおばーちゃんに抱きついて離れません。
成長を楽しみにしている祖母と小さな孫の別れのシーンでした。

用いる場面⑤:再開の約束

再会はパブで・楽しみにしております

同窓会が終わりに近づくと、方々で別れの挨拶が始まります。
別れのときに必ず用いられる言葉があります。

「またお会いしましょうね。その時を楽しみにしています」
涙のお別れの時間です。

会の最後で、幹事役の挨拶は前向きの言葉でした。
「実は次の再会はすぐそこにご用意しております。二次会は地下のパブです。皆様とお会いできることを楽しみにしております」

用いる場面⑥:新製品

新製品開発チームに社長が激励にやって来ました。
社長としてはどうしてもこのチームに頑張ってもらって、経営を立て直したいのです。

そのために優秀な人材を集めて、高いフィーを用意したのですから。
ただ、むやみに激励しても良いアイデアが浮かぶわけではありません。

メンバーも社長の言葉を緊張気味に待っています。
社長は一言だけ「楽しみにしていますよ」というセリフで挨拶を終わりました。

長い話を想像していたスタッフから大喜びの拍手です。
短い一言がメンバーのやる気を引き出すのでした。

用いる場面⑦:オリエンテーション

銀座に新しいアンテナショップができあがって、オープニングイベントの企画コンペが始まります。
今日はその説明会に各社が集まりました。

説明のあと店長が挨拶をします。
プレゼンへの期待を熱く語るコメントです。

「あっと驚く企画をお願いします。私たちスタッフではなくて、オープン当日のお客様を驚かせてください。ではプレゼンの日を楽しみにしています」

店長が楽しみにしているのは、企画と言うよりはオープン当日の客の驚く顔でした。

用いる場面⑧:優勝期待

全国大会に進出することが決まった高校野球の激励会です。
校長先生が興奮気味に選手一人一人の肩を思い切り叩いています。

「お前に頼んだぞ。優勝頼んだ。優勝旗持って帰るのを楽しみにしてるぞ
校長先生興奮の一幕でした。

<下に続く>

「楽しみにしています」を使った例文

では、「楽しみにしています」の例文として以下を紹介します。

  1. 招待への返事
  2. 案内メール
  3. 社長の本音
  4. 研究発表
  5. 再会
  6. 確認のメール

続いて、例文をそれぞれ詳しくご紹介します。

「楽しみにしています」の例文①:招待への返事

先ほどの、新築披露パーティーへの招待に対する返信メールです。
「新居ご完成、まことにおめでとうございます。
早々に、披露パーティーのご招待を頂き、まことにありがとうございます。
夫婦二人で、あつかましく押しかけますね。
ナパバレーのビンテージワインが手に入ったので紅と白二本抱えて行きます。
それでは、当日お会いできるのを楽しみにしています

次は、新年会への招待への返信文です。
「このたびは、貴社新年会にご招待いただき、まことに光栄に存じます。
・・・
副社長共々、喜んで出席させていただきます。
当日○○社長や社員の皆様にお目にかかれますことを楽しみにしております」

「楽しみにしています」の例文②:案内メール

ゴルフ会の案内メールです。
「○○ゴルフ会は、先日お約束の通り、11月27日(土)を予定しております。
場所は近鄕で探しておりますので、まずスケジュールの確保をお願いします。
皆様のご参加を楽しみにしております

「ご参加を楽しみにしております」のセリフは、参加を強く要請するときに、柔らかく表現する便利な言葉でした。

「楽しみにしています」の例文③:社長の本音

先ほどの新製品開発メンバーへの社長挨拶、本音版です。
できるだけ早いこと、画期的な新製品を開発してくれることを楽しみにしています。(こんな高い給料払えるのもいまのうち)なんとしても実現してくださいね」

新製品を楽しみにしている、社長の本音版でした。

「楽しみにしています」の例文④:研究発表

医薬品メーカーの研究発表です。
「今回の研究結果につきましては、実用化への道筋も順調に進んでおります。新しい治療薬として、患者の皆様の喜ばれる日が来ることを、一同楽しみにしております

「楽しみにしています」の例文⑤:再会

海外からメールでの挨拶文です。
「このたび、海外赴任が終わり、本社勤務に戻ることが決まりました。
帰りましたら、本社時代、大変お世話になりました○○様のところへ、一番に御挨拶に伺います。
久しぶりに○○様にお目にかかれますことを楽しみにしております」

次は別れ際の挨拶基本版です。
「楽しいお話、聞かせていただきましてありがとうございました。今日はこれで失礼いたします。○○様にはまた近々お会いできますことを楽しみにしております」

「楽しみにしています」の例文⑥:確認のメール

「明日朝10時から貴社会議室でのミーティングですが、配布用の資料ができあがりましたので、メールに同封させていただきます。
お手数ですが人数分のコピーをお願いいたします。
それでは、明日の会議を楽しみにしております

このメールの目的は「会議の楽しみ」ではなくて、資料を送ったこと、コピーを頼んだこと、明日出席することの確認をすることです。
「以上ご連絡と確認です」で締めるのに比べて、相手の気持ちを大事にした言葉になっています。

仕事仲間のメールのやりとりにもこの言葉を挟むことで、スムーズなリレーションを計ることができます。

<下に続く>

「楽しみにしています」と言われたら、なんと返事する?

会話で使われるとき、この言葉は儀礼的な意味の強い言葉ですから、こちらも礼儀としてなにか言葉を返すことが必要です。
返す言葉は心を込めて一言です。

相手「またお会いできるのを楽しみにしています」
返事「こちらこそ、またお会いできるのを楽しみにしております」

返事「必ず、またお会いしましょうね」
一言、自然な言葉を返しましょう。

一方、ビジネス上のやりとりでは事情が違います。
先ほどのメールです。

相手「明日の会議を楽しみにしております」
返事「会議用の資料ありがとうございます。助かります。
資料は10人分用意しておきます。
こちらこそ、明日の会議を楽しみにしております」

お互いの確認のメールですので、用件への返事が大切です。

<下に続く>

「楽しみにしています」の例文と正しい敬語表現を紹介・まとめ

「楽しみにしています」は普段の会話からビジネスメールまで、使う範囲のとても広い言葉でした。
先方とのリレーションを高めて、未来につなぐ言葉でもありました。

この言葉は「楽しみにしております」と丁寧にして、前後の言葉で補完することで敬語としても使うことができました。
豊かな気持ちのこもった言葉ですので、ビジネスでもどんどん使って、仕事に役立ててくださいね。

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