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2017/07/09

増え続ける貧困女子の生活実態は?貧困女子の年収や特徴、結婚事情?

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増え続ける、貧困女子の実態とは?

貧困女子とは、そもそもどんな女性なのか?

貧困女子の定義は、「年収114万円未満の独身女性たち」であるということとされています。凡そ、月収にすれば、大体11万から、16万円程度の月収を得ている女性です。

現在、日本国内において働く女性は全国でおよそ2,800万人います。この人数の働く女性のうち、約3分の1が該当する計算になります。

通信費は月1万、食費も切り詰めて月1万、電気ガスなどの光熱費で1万、と引かれ続ければ、手取りで10万円を下回ってくる収入だと、確かに経済的には非常に苦しい生活を強いられます。自由に使えるお金は、5万円程度です。
仮にそれ以上の賃金をもらっていたとしても社会保険料や、所得税などの源泉徴収を経て、家賃分や光熱費を引いた残りが80000円程度になる場合は、一般的な生活保護の水準と同等になるので「貧困」「貧乏」と定義されてもいいのかと思います。

一概に年収いくらより下が貧困女子とは言えませんが、定義としてはこのような感じと認識しておけば大丈夫でしょう。

貧困女子の生活実態とは?

育児

2013年11月、大阪で31歳の女性が生活に困った末に餓死するという事件が起こりました。警察が調査したところ、ガス・電気・水道などの主だったライフラインは全て断たれ、冷蔵庫には中身のないマヨネーズしかなかった、というあまりに悲惨な事件です。

あまりにも痛ましい事件ですが、これに近い状況に落ちる可能性、いや、既に落ちている貧困女性というのは、確かにいらっしゃいます。

一日の食事は、食パン一枚などで、満足に取れず、健康を維持するギリギリかそれ以下の水準のカロリーや栄養しか摂取できていないことも多くあります。

また、お金がなく、保証人となるべき人もいないため、アパートなどを借りることも出来ず、ネットカフェで何泊もすることになってしまいます。住居が無ければ、満足な仕事も出来ません。そのような生活をしている女性が存在するのです。
衣・食・住は人間が普通に暮らすうえで、どれか一つでも欠けてはいけない重要な要素です。しかし、貧しさから、どれかが欠けてしまう満足な生活が送れないという実態が確かにあります。

貧困女子の指標は、まだはっきりしていない

ここまで貧困女子について書いてきましたが、実は、最近、耳にするようになった言葉なので、経済学的に明確かつ、具体的な指標があるわけでもなく、また、貧困に陥る直接の原因が調べられたことも、現在の所はありません。

そのため、この数字にはからくりがあります。月収が16万円程度であっても、出ていくお金が少ない女性は、当然のことですが、お金が貯まります。裕福、とは言い難いかもしれませんが、それでも、「貧困女子」という扱いになります。

また、持ち家や、居住地域のことなども考えらえていません。賃貸を借りて一人暮らしをしている女性と、実家で親と同居している女性、いわゆるパラサイトシングルでは、同じ手取り額でも、支援者の有無がありますので、生活のレベルは大きく違ってきます。

また、同様に、地価や物価の高い東京・大阪などの大都市圏で年収200万円の人と、物価の安い田舎で生活していて、年収150万円の人を比較しても、その懐具合には差が出ます。

先に記した例は、極端なもので、全ての貧困女子が同じような生活をしているワケではありません。

それを考えると、割合としては、もう少し下になるでしょう。働く女性の3人に1人、単純計算で900万人も貧困とはいくらなんでも考えにくいでしょう。まだまだ、貧困女子というのは、定義が明確ではなく、傍から見ると悲惨さが伝わらないものです。

しかし、現実問題として、どれだけ働いたとしても、暮らしが豊かにはならない、毎日の食事でさえ大変というような、その日暮らしの生活を送っている人がいるというのは、間違ありません。

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何故、貧困女子は生まれるのか?

女性の貧困はどうして生まれるのか。当たり前の話ですが、満足な暮らしができていない女性たちは、好き好んで、その状況に陥っているわけではありません。
貧困女子になってしまう理由について、現在、考えられている内容を調べてみました。どうやら、働いても十分に稼ぐことができない、あるいは、満足な収入を得る働き方ができない、具体的な理由があるようです。

貧困女子は、収入減が不安定

現在、日本国内における働く女性は、約2800万人いると言われています。その働いている中で、不安定な非正規雇用で働く女性は、なんと57.5%。実に、男性の2倍以上だといいます。
女性差別をしたい訳ではありませんが、どうしても、企業内において、その後、結婚や出産などのライフプランを考えている女性だと、一般職になることが多く、転職や休職のしにくい総合職を目指しません。

また、一般企業への就職をせず、細々とアルバイトで食いつなぐということも多くあります。当然のことですが、アルバイトの方が企業の総合職より、給与が安いというのは当たり前の話です。
このような収入の不安定さが、貧困女子を生み出している原因の一つと考えられています。

貧困女子は結婚できない?

先の段で、女性が何故、非正規職や一般職になるのか、という理由の多くは、その後のライフプランの中に、結婚や出産を作っているからだと考えられます。
昨今は、多少、理解のある企業も増えてきましたが、依然として、女性の育児休暇というものに対する無理解があるのも一側面の事実です。そういう流れを知っているなら、そのまま退職しても、影響の少ない職種を選ぶのも自然な話です。

しかし、この選択が結婚に結びつけば良いのですが、結婚市場の売りはやはり若さです。歳を経るたびに、買い手は少なくなり、市場価値は下落する傾向にあります。
買い手がつきにくくなるのは、子供を産みにくくなってくる30代後半からはやはり結婚しづらくなってしまう傾向があります。

求職者

貧困女子の多くは、シングルマザー

もう一つは、シングルマザーであるということです。子供を育てるには、高額なお金が必要になります。従来までの日本社会であれば、男性一人の賃金で、十分に家族4~5人を養えるだけの金銭を得ていました。

しかし、いまや結婚したカップルの3組に1組が離婚する時代になってしまいました。性格の不一致、浮気、ドメスティックバイオレンス、金銭トラブルなど、暮らしている上での不満は多々あり、昔では思いもよらない原因も考えられます。
結婚も権利なら、離婚も権利です。しかし、若く、十分な仕事の経験がないままに、専業主婦になった女性は、離婚した瞬間から、あまりにも大きな経済的危機に直面します。

単純に、就労経験が少ないので、賃金の高い専門職などへの就職は難しくなります。また、正社員として雇ってもらっても、子どもを引き取ってシングルマザーになると、育児の問題もあるので、長期間続けるのは難しいのが実情です。
子どもの権利として認められている養育費や生活費を払わなくなる離婚夫も多数存在します。その中で、やっと見つけた仕事は、時給の安いパートの仕事。仕方なく掛け持ちしますが、長時間働いても、一般家庭の半分以下の収入しかないということは多くあります。

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貧困女子は、40代からが最悪の時代

女性の貧困は、40代を迎えてからが、真骨頂だと言われています。仮に、現時点で貧困状態でも、20代や30代であれば、まだ生活をやり直しもできます。働くにしても、職業の選択肢も多数存在するので、十分に脱出することが可能です。

加えて、20代、30代というのは、結婚市場においては売り手市場です。若い女性を求める男性は多いので、結婚して貧困脱出ということも不可能ではありません。
深刻なのは40歳を過ぎた人やアラフォー世代の女性。低収入のため、ギリギリのラインを往たり来たりして、生活しています。そのため貯蓄がありません。40を過ぎるとだんだんと体への負担が大きくなり、医療費も高額になります。入院でもすればなかなか厳しくなってしまいます。

ならば、結婚して脱出と行きたいところですが、そもそも40代を迎えてしまった女性を欲しがる男性は、なかなかいません。そして、婚活をしたくても、お金がないので、化粧や服飾に使うお金がないので、婚活すらできない、という厳しい現実に直面してしまう場合もあります。

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貧困女子になりやすい人の特徴とは

ここまでは、社会的に女性を貧困に追い込む理由について述べてきました。ただ、繰り返しになりますが、都会と田舎では、同じ年収でも出費が異なります。他にも、生活実態がありますので、一概に年収が少ないからと言って貧困とは言えません。

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貧困女子は、友達と遊んでいるより一人の時間のほうが好き

繰り返しますが、全ての年収の少ない女性が貧困状態なのかといわれると、明確にNOと言えます。例えば、地方に行けば、確かに「生活はキツい」かもしれませんが、友だちと和気藹々と生活している女性もたくさんいます。

収入が同レベルであっても、「友だち」という人的資本をお互いに活用することで、互いの貧困を補い合って生活しています。しかし、友だちのいない女性は、この人的資本が存在しません。助け合う仲間がいないため、低収入を自分で何とかしないといけなくなります。

貧困女子の家族の仲は、よいとはいえない

先の友だちの段でも述べましたが、人に助けてもらう、というのは、多くの地域で見られる事です。古い言い方かもしれませんが、持ちつ持たれつという関係性を維持することが出来れば、低収入でも何とか、貧困状態にならずに生活できます。

そして、その人的資本の最たるものは、やはり家族です。しかし、多くの貧困女子は、家族との関係がうまく行っているとは言えず、家族からの援助を受けにくい状態にあります。人的資本が欠けるので、当然、貧困に陥りやすくなります。

貧困女子には、奨学金の返済などの特別な出費がある

昔に比べて、大学へ進学する人間の割合は、確実に増えています。しかし、一方で世帯年収は下がり続けています。結果として、進学するための学費が払えない、学生生活を維持できない学生は増えています。

結果として、現役女子大生の風俗嬢というのも、珍しいものではなくなりました。特に、東京や大阪では、誰でも知っているような有名大学の現役大学生が、働いているケースもあります。
これは、在学中の話です。卒業してからは、今後は、奨学金の返済に迫られます。ただでさえ、収入が少ないのに、それを更に削って生活しなければなりません。これが家計にとっての負担となります。

在学中も、卒業してからも、大学に使ったお金が、ずっと付いて回るのです。
社会人になってすぐに400万円前後の借金が存在する状況です。400万円となると結構な大金です。日本学生支援機構は、月々1万円前後の返済になっていますが、それでも、返済が完了するまで、33年程度かかる計算ですから、55歳になってしまいます。

有名大学を出て、有名企業に入れば、もっと早い段階でペイできるのかもしれません。しかし、日本の大学にはいわゆる、偏差値が低く就職が厳しい「Fラン大学」が存在します。この大学を出ても、ずるずると借金だけが残り続け、貧困になってしまいます。

貧困女子には、実現したい夢がある

私は、夢を追うことは良い事だと思います。しかし、貧困女子の多くは何時までも夢を見続けている人たちという傾向があるようです。いずれは、と思っているので、アルバイトで食いつなぎ、現実を見る時分には手遅れになっているということも少なくありません。

貧困女子の傾向として、東京や大阪などの大都市圏に出て、技術が要求される仕事への就職や、花形のアパレル店員になりたいというのがあるそうですが、やはり地方出身ということもあってか、実際の社会環境と自身の想像とのギャップが埋まらないそうです。

希望と熱意だけでは、世の中は回っていきません。きちんとライフプランの設計があれば、まだ見切りを付けることが出来るでしょう。しかし、中々、見切りを付けることが出来ないまま、歳を重ねてしまう人は、貧困に陥りやすいようです。

貧困女子は、見栄っ張り

単純な世帯年収だけで貧困というのは、判断できません。中には、月収40万円、単純計算で480万円の年収を得ている女性でも、貧困に陥っている可能性があるのです。理由は、ブランドの買いすぎや、外食のし過ぎです。

単純に、ブランド品は他の品物に比べると圧倒的に値段が高くなります。外食も同様です。いわゆる、男性の言うところの車貧乏に近い感覚です。収入に対して、適切な支出が行われてないため、貧困に陥ってしまいます。
例え、月収が40万円あったとしても、毎日のように外食をして、週末にはブランド品を買い漁ってというような生活をしていたら、とてもではありませんが、40万円では賄いきれません。

都市部であれば、同じ平米でも家賃は高くなります。都市部の高い家賃や地価に負け、苦しい生活を強いられている女性もいます。

貧困女子は、調べごとが苦手

貧困を脱する一番簡単な方法、そして、根本的な解決は、社会を豊かにすることです。経済を好景気にして、お金が回るようになれば、当然ですが、貧困問題はある程度の解決を図ることが出来ます。

しかし、個々人で社会を豊かに、景気を良くするのは現実的な話ではありません。一番、個人で出来ることで手っ取り早いのは、収入を増やすことです。貧困の原因は、入ってくるお金と出ていくお金が見合ってないことが原因ですから、それを取り除くのです。
世間全体を見渡せば、シングルマザーでも働きやすい職場作りをしている会社や、寮生活が出来る会社など、出費を抑えて、かつ、収入を上げることが出来る職種というのは、確かに存在します。インターネットもあるので、昔より情報は入手しやすいはずです。

しかし、それをこちらに対して、受動的に教えてくれる人は、そうそういません。だからこそ、自分で探しに行かなければならないのですが、調べ物が苦手だと、途中で断念してしまったり、逆に悪いところに引っかかってしまったりするのです。
そして、転職をしても、あまり待遇の変わらない企業に就く事になってしまい、結果、貧困から抜け出せない。もしくは、より悪化した状態になることも考えられます。

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貧困女子にならないために

ここまで貧困女子になる社会的な理由や、個々人による理由を見てきました。では、一体、どうすれば、貧困女子にならないで済むのでしょうか

貧困女子にならないために① ライフプラン、キャリアプランを持つ

貧困に陥ってしまった女性の多くは、自分自身のライフプランやキャリアプランを持っていません。簡単に言ってしまえば、その日が良ければ大丈夫という刹那的な考えで生きているということです。
このような考え方が悪いということはありませんが、人間の人生です。いつ何時何が起こるか分かりません。それは決して、事態を好転させることばかりではありません。悪化させることだって考えられます。

失業や離婚、出産とお金が動くタイミングは生きていれば、多数存在します。この時、どのような備えを置いておくのか。一番は保険を掛けておくことですが、常日頃からの貯金も欠かせません。
予想される人生のイベントに備えた行動を、早いうちから起こしておく。目先のブランド物に吊られず、堅実な蓄財を進めます。何が起きても安心できるように備えておけば、貧困に陥る可能性は、ぐっと減らせます。

絶対に、なんとなく学校に行き、なんとなく就職する。数年で結婚して辞めることを前提にしているから、仕事について真剣に考えない。その結果、長く勤める環境が作られず、キャリアアップやベアアップに繋がらなくなってしまうのです。

貧困女子にならないために② 安易に進学先を選ばない

やはり、奨学金というのが、貧困女子にとっての大きな負担になっている状況は否めません。しかし、例えば、東大や京大のような名門国立大に入ることが出来る学力を備えているならば、奨学金で借金しても大手企業に入れば将来的には返済できるでしょう。

奨学金が借金であることを分かっていない大学生は多いでしょう。ただ大卒の学歴が欲しいからとか、モラトリアム期間を過ごしたいからといった理由で、地方のFランク大学を選んでしまえば、就職先は簡単には見つかりません。
いっそスパッと進学を諦めて、高卒で就職するという手段も考えられます。高卒で働きながら、長く勤め、堅実にキャリアアップを図る。そうすれば徐々に給与も上がります。少なくても、永く安定した収入があることが貧困を抜ける一番の方法です。

勿論、大学へ行きたいという方もいるかもしれません。それならば、徹底的に努力して大卒だからこそ取得できる資格や免許などを取得すべきでしょう。何のために大学へ行くのかを明確にせず、ただ、借金をするから、将来、貧困を招くのです。

貧困女子にならないために③ 結婚に対する幻想を捨てる

まず何よりも、現代日本において、「女は結婚するもの。結婚したら夫に養ってもらうもの」という考えは、通用しなくなりつつあります。これの一番の理由が、女性の社会進出が進んだ結果なのですから、皮肉なモノです。

女性の社会進出は、日本においては皮肉にも、誰もが結婚する、結婚したら男が家族を養うという、日本国民の中にあった昔からのライフスタイルを、崩壊させてしまいました。結果、日本の結婚制度は、もう、あてにできなくなっているのです。
しかし、未だに多くの女性の間には、この意識が蔓延しています。悪いとは言いませんが、それならば、ライフプランの中に結婚に至るまでの道筋を作り、結婚するまで、どう働くか、どれだけ稼いで、どれだけ貯金するかを、真剣に考えなければなりません。

貧困女子にならないために④ 結婚後のことを意識する

結婚して子どもが生まれたら家庭に入るもの、それが女性の生き方と考える人もいらっしゃるかと思いますが、今の日本の実態として、専業主婦になれるのは、芸能界で活躍するよりも勝ち組です。

一馬力で、妻・子供を養える男性というのは、もう多くありません。大抵は共働き世帯です。結婚しても、教育費や住宅ローンが待っています。これらに押しつぶされて貧乏になる人も、数多く存在しています。
また、40代の場合だと、リストラされたり給料がカットされたりするなど、減収するキッカケはたくさんあります。他にも、旦那が病気や怪我で仕事ができなることも考えられます。

だからといって、そんな時に安易に離婚と言う選択も出来ません。結婚後も収入や貯蓄についての考えをキチンと予め持っておくこと。これが大切です。

貧困女子にならないためのまとめ

結局のところ、貧困女子にならないためには、計画性を持つことが最も重要です。ただ、その日が楽しければいい、という刹那的な考えではなく、将来、自分がどうしたいのか、そのためには、どれくらいお金がいるのかを、計画します。

この計画がうまく行けば、もしも、と言うときにも対処がしやすく、動きやすいでしょう。絶対になんとなくで、お金がかかる道を選ばないようにすることです。そして、もう一つは、自分自身の収入にあった生活で満足することです。

<下に続く>

貧困女子になってしまったら

頼れる親や友人もいない、となれば、もう公の力を借りるしかありません。貧困は連鎖します。その人の貧困が更なる貧困を生み出し、そして、子供世代、孫世代にも、電波します。

一度、貧困女子になったら、脱け出しづらい

一度、困窮してしまうと、仕事や精神・身体の悪化が、更なる負の連鎖を生み出していきます。

当然の話ですが、貧困状態では仕事は選べません。とにかく、明日、生活するためのお金が必要になりますので、すぐにお金がもらえる日雇いの仕事をするしかありません。これが、貧困の第一歩です。
朝から晩まで働いても、その日暮らし程度の給与しかもらえないのでは、明日も続けるしかありません。纏まったお金がないので、働かないという選択肢も取れません。結果として、日雇いを繰り返し、スキルアップが阻害されます。

スキルがありませんから、入れる企業は、離職率の高いブラック企業である可能性があります。この状況は非常に恐ろしい状況です。日雇いの仕事が切れた、ブラック企業で使い捨てられた瞬間、すぐに生活が立ち行かなくなる「その場しのぎ」でしかありません。

また、このような状態ですから、一度でも、精神や体調を崩してしまえば、医療費がありませんので、病院にはかかれません。無理して働く程、健康状態は悪化し、病気が重症化すれば、当然仕事はできなくなってしまいます。
そして、また貧困に陥る、という負の連鎖が続くのです。

貧困女子になってしまったら、公的制度を使う

ここまでなってしまったら、もう何か公的な制度を頼って、体制を立て直さなければなりません。最たるものが生活保護でしょう。真面目な方程、このような制度を使うことを忌避されるようですが、もう他に寄る辺はありません。

確かに、不正受給の問題などがあるので、世間一般の目が厳しいのは事実ですが、本来は、貧困状態に陥った人を救うための、最後のセーフティーネットです。これを使わないという選択肢はありません。
生活保護を受けるには、条件が二つあります。ひとつめは、収入や貯金等現金が最低生活費以下であること。二つ目は、株式・保険、車などの動産を始め、現金化できる資産がないことです。役所に条件を証明できる書類と共に申請しましょう。

<下に続く>

増え続ける貧困女子の生活実態は?貧困女子の年収や特徴、結婚事情?のまとめ

昨今、耳にするようになった貧困女子ですが、中には、「なんちゃって貧困」と言われるような女性がいるのも確かです。収入に応じた支出がないので、結果的に貧困状態になっているだけの人を貧困とは言えません。

このような「なんちゃって貧困」の人や、収入が低くても生活することが出来る方法があるから、今一つ、表に出てこないのです。この貧困は、是正されなければなりません。是正されることが、結果的に社会全体の向上に繋がります。

ただ、そのためには、まず貧困女子の実態を知ることから始まります。個人にスポットを当てるだけではなく、社会全体の問題として取り組むべきではないでしょうか。

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