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2017/07/15

街のあちこちでよく見かける警備員の年収はどれくらい??

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知っているようで知らない警備員の仕事内容と年収にスポットを当てる!!

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幅広い警備員の仕事の種類

私たちが、日々、外出したりすると、生活の中で必ず出くわす職業の人たちがいます。

その一つが警備員です。

仕事などで、色々な会社を訪問する際には、出入り口に制服を着たガートマンが入場をチェックするのに出くわしますし、車で移動していると、工事などで片側通行の際には、やはり制服を着たガードマン(警備員)が交通整理の旗振りをしていたりします。

このように普通に生活してたら随所で見かける警備員ですが、その仕事内容は実は多岐に渡りますし、その雇用形態も様々のようです。

まず、その雇用形態についてですが、外目では、同じ警備会社の制服を着ている警備員も、その雇用形態は、「正社員」、「パートタイム労働者(日雇い契約のアルバイト含)」、「派遣社員」などに分かれていて、それら雇用形態の違う人達が同じ現場で同じ警備服を着て仕事しているわけです。

給料の方も、正社員は警備会社本体の正社員なので、社内規定による給与規定で、毎月給料が支払われ、賞与もあるところがほとんどです。

パートタイム労働者(アルバイト)は、その契約、契約で、時給××円であったり、日給◯◯円であったりで、その契約に応じて随時働きます。

週単位の契約であったり、短期で1日だけ(日雇い契約)の場合も警備員は多いようです。

派遣社員は、他の業界と同じく、人材派遣会社と契約をしている人が、外注として現場に派遣されてくるケースです。

派遣社員の場合には、その給料も派遣会社の給与体系に依ります。

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警備員の仕事内容の違いについて

警備員の仕事の定義は、警備業法という専門の法律によって、定義され、その現場や種別によって明確に分類されています。

以下に、それらをざっと紹介しておきます。

1.1号警備-施設警備

インテリジェントビルやデパートやショッピングモール、更に施設の駐車場など人々が集まる場所をを警備したり巡回警備したりする仕事が1号警備です。

2.2号警備-交通誘導警備および雑踏警備

道路や踏切などを工事する際に、片側通行になる際に、交通誘導警備をしたり、お祭りなど大勢の人々が集まるイベントの歩行誘導警備を行う
のが、2号警備です。

3.3号警備-輸送警備

これは、現金輸送車の護衛警備が主な職務です。
高価な宝石類や金塊などの輸送車、またテロリストなどに襲われたら大変なことになる核燃料の輸送車などの警備にも3号警備は当たります。

4.4号警備-身辺警備

依頼者の身辺を護衛警備します。
俗に言うボディガードの仕事が、4号警備です。

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警備員の平均的な年収とはどの程度か??

厚生労働省のとったデータである「賃金構造基本統計調査」によれば、警備員の平均年収は、とても高いとは言いがいたのが現状です。

前述したように、警備員の中でも1号~4号警備まで、異なる仕事内容のものがあり、そのいずれかの職務に就いているかによっても、年収は若干変わってくるようです。

一般的に、スキルの高い警備員は、レベルも高い現場に回されますし、給料もそれに応じて高くなります。
その逆に、特にスキルもなく、誰でもできる現場しかやれない警備員は、給料も低くなります。

それにしても、警備員の平均年収約301万円という額は、大変な仕事内容と天秤にかけた場合、相当安いように感じますよね。

これは、業界構造的な問題と、正社員ではなく非正規雇用で大量に現場を回している特性も大いに関係があるでしょう。

特に、2号警備と呼ばれる交通誘導等の警備員は、正社員よりも、週払い契約や、日雇い契約で働く短期のアルバイト、パートタイム労働者が多いことも昔からの通例となっています。

これらのパートタイム契約労働者では、時給900円~1000円程度、日給では、基本12時間拘束労働で、日給1万円といった具合の賃金契約が多いようです。

派遣社員の警備員の場合には、その契約元である人材派遣会社の給与規定に依るので、警備会社の体系とは直接関係ありません。

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警備員の将来性と年収をアップさせるビジョンについて

年収平均が、300万円をわずかに超えるほどという警備員の仕事は、心身共にきつい労働の割には、年収が釣り合っていない職業のうちの一つに間違いなく入るでしょう。

警備員というのは気苦労の多い仕事です。

常に対人で人と接しなくてはならない仕事でもあります。

交通誘導や駐車場の警備をやっていても、良い人やマトモな人ばかりが、ドライバーやお客とは限りません。

理不尽に文句を言ってきたり怒鳴り散らしたりしてくるような非常識な人もいます。
クレーマーも多いでしょう。

警備員はそのような勘違いした人々からは見下げて扱われます。
不快な思いもします。

それで平均年収301万円という現状は、やってられないと思う人も多いかもしれません。

そこで、少しでも今後警備員が年収を上げていくにはどうすれば良いか?を考えます。

まず、年収アップにもっとも具体的に効力があるのは、「警備業務に関する各種資格を取得する」ことです。

というのも、法律によって、最低一人は、それらの資格のある警備員を配置しなくてはならないと定められているからです。

次に、警備業界、セキュリティー全体の将来は、どんどんオートメーション化が進み、ホームセキュリティ、オフィス警備問わず、AI化、ロボット化がより一層進むでしょう。

そうなると、人間はまずますいらなくなり、代わりにそれらのセキュリティーシステムをコントロールしたり統括したりできる人材は必要不可欠になります。

というわけで、セキュリティーシステムの勉強をやっていくことも、警備員にとっては、将来の年収アップに繋がるポイントですね。

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警備員は社会にとって絶対に必要な職種

このように、仕事内容は大変で気苦労も多いわりに年収は安く、本当に大変なだけのように思える警備員ですが、社会貢献度は非常に高い職業の1つでしょう。

人や施設を「守る」という仕事は、人々に安心感を与えます。

国際化時代に突入し、海外から移民も大量に流入してくる近未来の日本の治安は、今よりずっと悪化することは確実でしょう。

そんな「自分の身は自分で守る」時代の日本においては、警備員の仕事はますます重要になってくるでしょう。

警察のように国家権力は与えられていませんが、今後はますます警備員の仕事も多様化し、警備のスペシャリストのようなプロフェッショナルな専門職に分かれていくと予見されます。

現在の平均年収の安さだけでは推し量れない職業が警備員だと言えるでしょう。

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街のあちこちでよく見かける警備員の年収はどれくらい??のまとめ

いかがだったでしょうか?

警備員は、実に多彩な職分の区分けがあること、更に、心身共に大変で気苦労の多い職業のわりに、あまりにも平均年収が安いことがわかりました。

これが資本主義だと嘯く人々も必ずいますが、「こんな大変で社会の役に立ってる仕事なのにこんなに給料が安いの!?」という仕事と、「え、こんな仕事が、こんなにボロい稼ぎなの!?」という仕事がありますよね。

警備員は社会貢献も大きな必ず必要な仕事にも関わらず、前者の典型的なパターンに当てはまるでしょう。

今後の警備員の地位向上と年収向上を願ってやみません。

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「お金のコトをもっと身近に」というミッションで、みんなのお金ドットコム(みんかね)を運営しています。
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