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2017/07/21

産業カウンセラーって稼げるの?気になる平均年収や難易度は?

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目次

産業カウンセラーって稼げるの?気になる平均年収や難易度は?

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産業カウンセラーの実情をお話します。

日本では、心理士、心理カウンセラー(相談員)、心理セラピスト(療法士)などの心理職には国家資格が存在しない一方、民間の心理学関連資格は多数存在します。

その中で産業カウンセラー資格は知名度の高いものの一つです。

取得までの難易度は、大学院過程修了を基本要件とする「臨床心理士」資格や、大学院過程修了を一部要件とする「学校心理士」「臨床発達心理士」に比べても穏やかであり、産業カウンセラーの上位資格とされる「シニア産業カウンセラー」
資格も含めて比較しても、その難易度は低いです。

成年に達していれば学歴不問で参加できる「産業カウンセラー養成講座」を受講すれば、四年制大学(心理学又は心理学隣接諸科等の学部)を卒業していなくても最短では約半年間で受験資格が得られ、かつ全受験者の60%が合格します。

難易度が低いので、平均年収や月額給与は高くありません。

<下に続く>

産業カウンセラーの平均年収と月額給与

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産業カウンセラーにはさまざまな勤務形態があり、それによって毎月の給料や平均年収も大きく異なります。

民間企業や医療機関、公的機関の人事部や総務部で正規雇用される場合、勤務先の給与体系に応じて固定給をもらえることができるので、最も安定した生活が送れるようです。

一般的な会社員と同じで、中小企業であれば年収200~400万円、大企業であれば年収500万円以上となります。

<下に続く>

産業カウンセラーの年齢別年収・給与・ボーナスの推移

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年齢       年収       月額給与 ボーナス
20~24歳 248.0万円      15.5万円 62.0万円
25~29歳 258.9万円~308.9万円  19.3万円 77.2万円
30~34歳 239.3万円~339.3万円  21.2万円 84.8万円
35~39歳 283.2万円~387.2万円  24.2万円 96.8万円
40~44歳 314.0万円~435.0万円  27.2万円 108.8万円
45~49歳 365.2万円~487.2万円  30.5万円 121.8万円
50~54歳 412.0万円~522.0万円  32.6万円 130.5万円
55~59歳 407.7万円~517.7万円  32.4万円 129.4万円
60~65歳 252.4万円~517.7万円  22.0万円 88.1万円

<下に続く>

産業カウンセラーの30代・40代・50代の年齢別年収

産業カウンセラーの年代別年収は、年齢別年収推移より

30代の年収が約339,3万円~(推定)
40代で435,0万円~(推定)
50代で522万円~(推定)

30代~50代までの年収増加は約182,7万円となっています。

※国税庁・厚生省の賃金推移の比率と、業界ごとによる賃金補正値・税理士が算出した比率から算出した予想になっております。あくまでも予測のためご自身でご判断ください。

<下に続く>

産業カウンセラーの仕事内容は?

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日常の中で多彩に繰り広げられるコミュニケーションを、心理学やカウンセリング技法から捉えてより適切な対応をしていけるようにアドバイスをします。

産業カウンセラーは、産業を取り巻く現場で働く人たちが抱えている問題に対してアプローチを行い、問題解決に導くためのサポートをする専門家です。

「メンタルヘルスケア対策への援助」や「キャリア開発の援助」、「職場における人間関係開発への援助」を主な仕事内容としています。

産業カウンセラーは、企業などの組織で働く人やその家族を対象に、カウンセリングやコンサルティングを通して、心の問題をケアします。

心理カウンセラーの中でも、職場でのストレスや人間関係に特化して、働く人の心の問題を解決する手助けを行います。

近年、仕事上でのさまざまな問題点が大きく取り上げられていることもあり、注目度の高い資格です。

また、産業カウンセラーの資格取得後、上級資格であるシニア産業カウンセラーやキャリア・コンサルタントにステップアップすることもできます。

<下に続く>

年収以外の産業カウンセラーの待遇

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まず、産業カウンセラー資格単体で仕事をしている人は、ほとんどいないでしょう。

援助職の補助的な資格として取得する人が多いだけでなく、民間企業の人事部の人が資格取得をしているといったケースが大半です。

ハローワークなどの求人サイトで検索してみるとわかりますが、“産業カウンセラー資格取得者歓迎”とある仕事は、昔に比べれば増えたとはいうものの、時給も自活したい人にとっては、あまりにも低い金額です。

また、期間採用だったり、1日2~3時間×週に3日程度といった、アルバイトのような仕事が多いです。なので、2~3つの短時間の仕事を掛け持ちしている人もいます。

かなりの規模の企業でない限り、産業カウンセラーを正社員として雇用することはあまりありません。

そのため、産業カウンセラーとして勤務しようとすると非正規社員、非常勤社員扱いとなることが多く、安定した収入や勤務体系を得ることは難しくなります。

また、個人的なクライアントを多数抱えている場合でない限り、産業カウンセラーとして独立することは非常に難しいといえます。

ブラック企業や労働者の自殺問題が注目される中、企業や公共団体、福祉関連事業などで産業カウンセラーへの需要が高まるとも予想できますが、まだまだ安定した職業とは言い難いのが産業カウンセラーの実情です。

<下に続く>

年収が安定しているとは言い難い産業カウンセラー

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職業としては成立しがたい産業カウンセラーですが、資格を取得することや養成講座を受講することは、大いに意味のある活動と言うことができます。

また、患者から相談やメンタルヘルスに関する問題を持ちかけられることもあります。

薬剤や治療法にかんしては日々最新の情報をキャッチする努力をしていたとしても、相談に乗る能力やカウンセリング能力は個人的な努力では取得しにくい分野でもあります。

<下に続く>

産業カウンセラーになる難易度は?

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産業カウンセラーの合格率は?

日本産業カウンセラー協会の2012年度データによると、受験者5665名中、3925名が合格で合格率は67,6%になっています。

自動車普通免許の合格率が70%未満程度なので、資格試験の合格率としては極端に高くも低くもないと言えます。

産業カウンセラーは、必ずしも大学を卒業する必要はなく、20~40万円程度で取得できます。

実技試験のある資格もありますが、15分程度の傾聴がメインですので、それほど難易度は高くありません。

<下に続く>

産業カウンセラーのやりがい

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産業カウンセラーは、病院の都合や、受診枠の限界等で、なかなか受診者の希望に添えないこともありますが、健康診断に関して受診者からのお礼の言葉をいただいたときには、やはり大きなやりがいを感じるそうです。

人間関係が希薄になっている社会のさまざまな場所で、傾聴姿勢を学んだ産業カウンセラーへの期待は日々高まっています。

とくに、看護師として不安や心配も大きい患者やご家族とのかかわりは、業務の根幹をなすものといっても過言ではなく、大きなやりがいにつながるものです。

<下に続く>

平均年収や月額給与から読み取れる産業カウンセラーの実情

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産業カウンセラーの平均年収や月額給料を知りいかがでしたか?

産業カウンセラーの30代の年収が約339万円~、40代で435,0万円~(推定)、50代で522万円~(推定)とありましたが、推定された年収や月額給料をもらっているのはほんの一握りだと予測できますね。

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