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ソーシャルレンディングのクラウドクレジット!メリットやリスクを解剖

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クラウドクレジットとは

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クラウドクレジットとは、クラウドクレジット株式会社が運営するソーシャルレンディングのサービスです。ソーシャルレンディングとは、お金の借り手と貸し手をインターネット上で仲介するサービスのことです。クラウドクレジットは海外ローンファンドの案件が多いことに特徴があります。

また、金融商品を取り扱う以上、会社の信頼性も重要となります。その点、総合商社の伊藤忠商事やマネックス証券のマネックスベンチャーズが株主となっています。ゆえに、会社の運営には一定の信頼性があります。そういった点で人気となり、2017年7月21日現在では会員数3000人突破、ローン成立金額は34億円を突破しています。

クラウドクレジットの会社概要

社名      クラウドクレジット株式会社
事業内容    金融業(第二種金商品取引業者:関東財務局長(金商)第2809号)
設立      2013年1月
代表取締役   杉山 智行
取引銀行    三井住友銀行
        三菱東京UFJ銀行
        みずほ銀行
本社所在地   〒102-0083 千代田区麹町3-12 アネックス麹町 5階
メールアドレス info@crowdcredit.jp
電話番号    03-6268-9210
顧問税理士   柳澤賢仁(柳澤国際税務会計事務所)
株主      杉山 智行、伊藤忠商事株式会社、フェムトグロースキャピタル有限責
        任業組合、有限責任事業組合フェムト・スタートアップ、マネックスベ
        ンチャーズ株式会社、株式会社GCIキャピタル

(引用元:クラウドクレジットHP)

<下に続く>

クラウドクレジットのソーシャルレンディングの仕組み

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(引用元:クラウドクレジットHP)

クラウドクレジットのスキームは、出資者がクラウドクレジットでファンドに預託金を出資します。そして、クラウドクレジットファンディング合同会社がそれを海外子会社に対して貸付を行います。そして、海外子会社や海外提携会社が連携して現地で運用します。返済については同じルートを通って出資者の手元に戻ってきます。また、ファンドの運用レポートも配信されますので、自分が出資したファンドの動向を逐一確認することができます。

分配金に関してですが、こちらは元利均等方式と満期一括方式のどちらかになります。元利均等方式では毎月同じ額の返済額を受け取ることになります。また、満期一括方式は契約満期になって初めて元金が返済されます。なお、利息部分については6ヶ月に一度の支払いになります。

また、クラウドクレジットは1万円からファンドに投資することができます。運用期間は約7ヶ月から約3年程度になります。ゆえに、初心者でもリスクを抑えてソーシャルレンディングを始めることができますし、株式売買のように頻繁に取引をする時間がないという方にもおすすめです。

なお、運用手数料はファンドによりますが、期待利回りとして記載されているのものは運用手数料を予め引いたものになります。したがって、運用手数料のことは気にせずに期待利回りを見てファンドを決めても問題ありません。

<下に続く>

クラウドクレジットの海外ローンファンド

クラウドクレジットの特徴として、海外ローンファンドの案件数が非常に多いことが挙げられます。海外に子会社も持っており、これからも海外案件を拡大していくことが予想されます。そこで、海外ローンファンドに関するメリットとデメリットをまとめました。

<下に続く>

クラウドクレジットのメリット

海外ローンファンド案件は高利回り

クラウドクレジットの扱う海外ローンファンドは利回りが高いというメリットがあります。過去最高のもので14.7%のものがありました。以下の画像は2017年7月21現在のファンド情報の一部です。(公式HPファンド情報

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ご覧の通り、画像の中でも利回りが10%越えと高いものが半分くらい見られます。実際に公式HPでさらにファンド情報を見てみても利回り10%越え案件の多さに気がつくと思います。この利回りの高さが海外ローンファンドのメリットとなります。

新興国への融資は社会的意義が大きい

クラウドクレジットの海外ローンファンドはペルーやリトアニア、カメルーンなどの新興国の案件が大多数を占めます。このような資金の足りない新興国への融資は社会的意義が大きいです。そのため、投資家の中にはその社会的意義にやりがいを見出して、融資を行う投資家もたくさんいます。

新興国への融資というのは、リスクが高そうに見えますが、クラウドクレジットとしてもリスク低減策を取っています。これについては後述します。

なお、貸し倒れリスクについてですが、貸し倒れが起きた場合は期待利回りが下がるかというとそうではありません。というのも、期待利回りは貸し倒れ率を計算に入れた上で期待利回りが決まっています。そのため、ちょっとやそっとの貸し倒れでは期待利回りが低下することはありません。しかし、想定以上の貸し倒れが起こった場合には期待利回りの低下が起こる恐れがあります。

<下に続く>

クラウドクレジットのデメリット

為替リスクがある

海外ローンファンドは基本的に外貨建てで行われます。そのため、為替変動のリスクはつきまといます。運用期間中に円安になれば、むしろ利ざやが増えることになりますが、円高になれば利ざやが減ってしまう可能性があります。クラウドクレジットのファンドの運用期間は約7ヶ月〜約3年と長いので、為替変動を予測することも非常に難しいです。

円安になることを願って融資するのもありですが、リスクを避けたい方は為替ヘッジありのファンドを選びましょう。為替ヘッジありであれば、円建てで海外ローンファンドに融資することができるため、為替変動による利ざやの変動が抑えられます。

また、クラウドクレジットでは新興国への融資が多いため、余計に為替リスクが怖いと思われるかもしれません。しかし、クラウドクレジットは進出国の選定をしっかりと行なっています。例えば、以下のような基準があります。

  1. 経済が成長している
  2. 経済の頑健性が強い
  3. 健全で収益の高い信用市場が存在する
  4. 外資規制が緩やか

この選定基準によって進出することに決めたのが最初の進出国であるペルーです。ペルーは外貨準備金が豊富であり、中央銀行が為替を安定させようと積極的に介入を行うことが期待されているため、ある程度は変動率が予想できるとの判断で、ペルーの案件は為替ヘッジなしでも取り扱っています。詳細はクラウドクレジット社長 杉山智行のブログ当社ファンドの為替リスクにつきましてに記載があります。

元本割れリスクがある

海外ローンファンドはリターンが高いですが、その分リスクもあります。融資を行うと基本的には利ざやを得ることになりますが、原本割れを起こした人もいるようです。また、元本割れの他に延滞のリスクもあります。

クラウドクレジットの試算によると、13種類のローンに投資をして30年間運用した際、毎年元本割れを起こしているローンがあるという計算になりました。しかし、13種類全ての平均で見ると、資産は増えていました。よって、ローンであっても株式投資のように分散投資をしてリスクを回避することが重要だと言えそうです。

<下に続く>

なぜクラウドクレジットには海外ローンファンドが多いのか

なぜクラウドクレジットには海外ローンファンドが多いのでしょうか。それは、クラウドクレジットのビジョンと関係があります。というのも、クラウドクレジットは日本の国際資金ポジションの先進国化を目指しています。
(詳しくは、社長 杉山智行のブログ 日本でも(数年後に)ソーシャルレンディングがNISA対象に含まれる理由

国際ポジションの先進国化というのはどういうことでしょうか。それは、イギリスやアメリカのような金融先進国の国際資金ポジションと同じポジションを日本が取るようになることです。それではイギリスやアメリカがどのような国際ポジションを取っているかというと、以下の画像のようになります。

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(引用元:社長 杉山智行のブログ)

この画像によると、イギリスやアメリカのような金融先進国は、リスクマネーを世界に供給し、日本のような金融途上国がその国債を消化するというサイクルになっています。

一方、日本がどうなっているのかというと、以下の画像のように米国債を消化するだけで特に入ってくるフローはありません。これは日本の行動成長期そのまんまの形だといいます。

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(引用元:社長 杉山智行のブログ)

そこで、クラウドクレジットは日本の国債資金ポジションを金融先進国のそれにするために、リスクマネーを新興国へ供給し、新興国に日本国債を消化してもらうというサイクルを築き上げようとしています。

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(引用元:社長 杉山智行のブログ)

クラウドクレジット社長の杉山智行氏は日本国債を500兆円程度消化してもらうようにしたいと考えているようです。それが可能だと考える理由は、新興国の政府が黒字であることが多いが、国債規制によって安全資産を保有する必要があるため、米国債を購入することが多いためです。加えて、新興国は増えているのに安全資産はそこまで多くないため、日本国債を売ることで新興国からのお金を日本に入れることは可能と考えているようです。

<下に続く>

クラウドクレジットのリスク低減策

クラウドクレジットのリスク低減の施策は他のソーシャルレンディングのサービスとは異なっています。その施策は大きく分けて3点あります。以下で解説します。なお、それぞれの施策が適用されているファンドとそうでないファンドがありますので、事前にご確認ください。

小口分散

小口分散は、融資の金額に対して、一人当たりの貸付額を小さくして、その分多くの人に貸し付けてもらうという仕組みです。これによって、回収できなかった件数あたりの損失を小さくしています。これは、貸し倒れを起こさないための施策ではなく、貸し倒れが起きることを想定して、そのリスクを小さくする施策です。

また、試行数を増やすほどに事象の出現回数が理論値に近く定理である大数の法則が効力を持つように、債務者を多くして貸付を分散するようにポートフォリオを形成しています。最も多くの債権を保有するファンドでは、8万件にものぼります。

延滞債権買い戻し

債務者からの返済が延滞した場合に、その債権を提携業者に買い取ってもらう仕組みです。これによって、損失を抑えることができます。また、その債権を買い取ってもらった際に受け取った資金で新規に貸付を行い、正常な債権に戻します。そうすると、金利を稼ぐことができます。

実物資産の買戻し(売戻し)

これは、提携している業者が現物資産を取り扱っている場合に適用されるリスク低減施策です。この施策によって、債務不履行等に陥った際には実物資産を売却することができます。したがって、提携業者は実質的な担保を持っていることになるため、事業リスクが低減されます。

<下に続く>

クラウドクレジット利用開始までの流れ

クラウドクレジットの利用開始までの流れは簡単です。以下のようなフローになっています。

  1. ホームページからユーザー登録をする(個人情報を登録します)
  2. 投資家申請
  3. 本人確認郵便を受け取り、アカウント有効化
  4. 入金
  5. 投資

1.と2.までは数分で完了することができます。その後、3営業日程度で本人確認書類が郵送で届きます。その本人確認書類に記載のコードをマイページで入力します。すると、入金と投資をすることができます。

<下に続く>

ソーシャルレンディングのクラウドクレジットとは!メリットやリスクを解剖のまとめ

いかがでしたでしょうか。

クラウドクレジットのソーシャルレンディングは高い利回りと社会貢献性が特徴です。
また、クラウドクレジット公式ブログで各種仕組み等の情報公開を頻繁に行なっている他、セミナーや動画公開も行なっています。さらに、投資金額も1万円から可能なため、初心者でもリスクを抑えた投資が可能です。

そのため、自分の資産運用に新しい金融商品を組み込みたい方でも、初めて資産運用に踏み出すという方でも、比較的安心して利用できるサービスだと思います。

この機会にぜひソーシャルレンディングで新興国への融資を始めてはいかがでしょうか。

みんかねではその他のソーシャルレンディングサービスとの比較記事を書いています。
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慶應義塾大学在学中にモスティープレイスにジョイン。株式のスイングトレードに熱中しています。

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