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2017/08/18

資本主義は限界を迎え終焉するの?その特徴をわかりやすく解説

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資本主義とは?

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資本主義とはなんなのでしょうか。資本主義とは人々を幸せにする制度なのでしょうか。世界には資本主義以外でどのような制度があるのでしょうか。また、それぞれの制度の中、資本主義は本当に優れている制度なのでしょうか。

私たちにとって、資本主義の一番身近な例が日本です。日本では当たり前のように個人が資産を保有し、運用ができますし、自由に海外への送金もできます。

また、自らの資産を使って資産を増やすことが可能であり、そこで損失を被っても自己責任として処理されます。

しかし、国家によっては個人が必要以上の資産を持つことを禁止、もしくは抑制をおこなっています。

国家によってなぜこのような違いが起こるのでしょうか。それは、その国家が採用している制度が違うからです。

日本のような自由に個人資産を保有、運用できる制度を資本主義と呼びます。

資本主義とは個人が、もしくは企業が市場原理に基づき、他者と競争を行いながら利潤を追求していく制度となります。

日本は資本主義を採用していますので、企業や資本家は日々、自らの資本を市場に投下し、利潤を追求しています。

そして資本をもたない人たちは労働者として、企業や投資家に自らの労働力を提供し、賃金を得ています。資本主義とはある意味、経済的に支配する者、される者に分類されてしまう特性もあるのです。

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資本主義のメリットとデメリットとは?

メリット

資本主義のメリットとはなんでしょうか。資本主義とは先に挙げたように、個人、または企業が市場において自由に競争をおこない、利潤を追求することにあります。

したがって、資本主義の社会では、利益を得るために各企業がサービスを追求し、技術開発に余念がありません。

サービスの向上、技術の進歩が消費者を振り向かせ、その対価として企業や出資している資本家に利益がもたらされます。発展した技術、サービスは国民の民度を高めたり、国力向上にもつながります。

また、資本主義とは国を経済的に発展させることにより、国際競争力を強くする側面を持ち、また、能力のある者はチャンスを掴めれば一気に富裕層の仲間入りができる可能性も秘めています。

こうやって考えると、資本主義とはとても素晴らしい制度のようにも感じられます。しかし、資本主義とはメリットだけしかないのでしょうか。

デメリットとは?

資本主義とはメリットが多くあるようにも感じられますが、負の側面、デメリットももちろんあります。その最もたるものが貧富の格差です。

資本主義とは自由競争の社会であり、競争に勝ち抜き、利益を得た者、またはその利益を譲り受けた者、そして競争に敗れ、資本を持てなかった、または産まれながらにして資本を得られなかった者の差が激しすぎるということです。

持つ者は持たざる者を労働力として使用します。持たざる者のほとんどは、その一生を労働力として持つ者に提供しなくてはなりません。

また、資本主義社会では医療や教育といった人間の人生の根幹をなす部分にも、資本の差によって個人差が大きく開いてしまいます

持つ者はより高度な教育、より先進的な医療を受けられます。それにより、更に資産を増やし、それを後世に引き継ぐことができるのです。

しかし、持たざる者は最低限の教育、そして最低限の医療によって生きていく必要があり、後世には残せるものが少ない、といった結果になっています。

資本主義とは自由な社会、自由な国家のようにも見えますが、実のところは資本主義とは搾取する者、される者に分類され、そこから抜け出すのが実は非常に難しいという負の側面があるのです。

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資本主義の歴史とは?

近代社会と産業革命

資本主義とは一体、いつから始まったのでしょうか。近代の資本主義は、18世紀の産業革命から始まったといわれています。産業革命により技術は大幅に向上し、工業が爆発的に発展します。

工場はより多くの労働力を欲し、労働者はより多くの賃金を得るために、労働力を企業に提供します。

このころ登場したイギリスの経済学者、アダム=スミスは労働力が価値を生み出す源として、設備投資や富の備蓄が必要である。と唱えました。

そして市場で自由に競争をおこなわさせることにより、社会全体の生産性が高まる。と考えました。

そこに国家は介入せず、市場での物資の価値、価格は需要と供給のバランスによって決められるべき。という現在の資本主義の根幹部分を提唱したのです。

現在の資本主義とは、このアダム=スミスが提唱した「自由主義経済思想」が根幹となり、成立しています。

そう考えると、資本主義とは歴史がまだまだ浅く、もしかしたら改善の余地のある不安全な主義なのかもしれません。

しかし、根本的な資本主義とは遥か古代、農耕社会から始まったとも考えられます。

農耕社会が始まる以前は、人類は狩猟をメインに日々の糧を得ていました。狩猟社会では一人一人が共同で獲物を追い、協力しながら平等に食料を分かち合ってきたはずです。

もちろん、その中でも多少の格差はあったにせよ、皆が全て労働力として作用しなければ生きていくことが厳しい社会であったはずですので、大きな貧富の差というものはなかったはずです。

しかし、稲作が始まり、集落が出来始め、定住が始まると状況は一変したはずです。稲作をおこなうための労働力と、それを管理する者とに分かれます。

やがてそれはそのまま支配と搾取に転換し、その流れはその社会、コミュニティが崩壊するまで子々孫々と受け継がれてきたはずです。

そこにやがて貨幣という概念が生まれ、物々交換から貨幣での取引が始まり、更には需要と供給の概念も生まれてきたものと考えられます。

近代的な資本主義とは先ほど挙げた18世紀の産業革命に発生しますが、人間が一定の社会性を持った時点で、すでに資本主義は芽吹いていたと考えられます。

明治維新を迎える日本

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では、日本における資本主義とはいったいいつから始まったのでしょうか。日本で資本主義が発生したのは、明治維新の時であるといわれています。

明治維新以前の日本は、武家が領民を支配する封建主義でした。個人資産を多く保有する商人などもいましたが、自由に市場で競争できていたわけではなく、常に幕府の統制下におかれていました。

しかし19世紀になり、欧米各国が産業革命により国力を増大させ、世界中に植民地を求めて進出してきたことにより、世界は帝国主義の時代に入ります。

産業革命に遅れた日本は、欧米の侵略を阻止するためにも、徳川幕府を崩壊させ、より近代的な国家への変貌を遂げる必要がありました。日本の資本主義とはここから始まったといえます。

富国強兵」のスローガンのもと、日本は工業化の道を邁進し、日清、日露の戦争を乗り越え、遂にはアジア初の産業革命を果たします。

ここで産業革命を成し遂げられたおかげで、日本はアジアで唯一、列強国として大国の仲間入りを果たします。

産業革命直後の世界では、資本主義とは国力の増大を目的とし、他国への侵略を目的として発展してきた節があります。

これは日本も例外ではなく、日本における明治期の資本主義とは正に当時の世界基準、帝国主義に順応するために導入されたものでした。

しかし、産業革命、資本主義導入により大国化した大日本帝国のその後の凋落は、歴史が示す通りです。

第二次大戦中の日本

明治以降、資本主義社会として経済を発展させてきた日本ですが、日中戦争を機にその流れが徐々に変化していきます。工業化を民間企業に推進させていきながら、国力を増大させていくには、膨大な資源が必要となります

国内に資源が皆無な日本では、その全てをほぼ海外からの輸入に頼っていました。しかし、国際的に孤立を深めていた日本は資源の調達が難しく、結果、それが原因の一つとなり、日本はアメリカと戦争をはじめてしまいます。

戦時中は限られた資源と資金しかないため、個人資産といえども自由にはできなくなりました。また、賃金という対価を得るためではなく、強制的に国民は工場で兵器製造などに従事させられていました

この時の日本は資本主義とはいいがたく、軍国主義、全体主義(ファシズム)であったといえます。

資本主義化する日本

敗戦後、アメリカ主導の中、日本は再び資本主義化していきます。

明治期の資本主義とは、欧米列強に戦争でも負けないための手段として取り入れられましたが、戦後の日本での資本主義とは復興、経済の発展、そしてアメリカの世界戦略、日本の共産主義化を防ぐために導入されました。

戦後日本の資本主義とは、大国の思惑によって導入されましたが、日本は再び資本主義化することによって、急速に経済を再発展させていきます。

その後、冷戦の終結により、資本主義、自由主義が世界の潮流となりました。現在の資本主義とはどのような形態になっているのでしょうか。

現在の資本主義経済の大きな特徴は、資本主義がグローバル化されたということです。

それまでは国内市場において自由競争が活発に行われていた状態でしたが、世界が一定の平和を保ち、インフラが急激に発達したことにより、ヒト、モノ、カネの動きが世界中に広がり始めました。

競争は世界中に広がり始め、経済格差も世界中に広がりました。

国家間の格差も明確になり、乗り遅れた発展途上国は急速に工業化を推進しはじめました。世界中で近代化が進む中、産業革命時代からのツケが環境問題として問題化してきています。

また、世界競争の影響は先進国による発展途上国の人的搾取にもつながっています。先進国の企業はグローバル化するにつれ、より安い労働力を求めて人件費や土地の安い発展途上国に生産拠点を移します。

そしてそこで雇用した、安い労働力によって大量に生み出された製品を世界中に輸出することにより、企業や投資家は莫大な利益を得ています

労働力を提供するしかない発展途上国の労働者たちとの格差は、もはや簡単には埋められないものとなっており、世界的な問題ともされています。

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資本主義を導入している国家は終焉する?

資本主義を導入している国家

資本主義とは国民が自由に市場で競争をおこない、自らの利潤を追求することを国家が容認している社会です。現在、資本主義を採用している資本主義国家はどれほどあるのでしょうか。

まず、近代資本主義の元祖であるイギリスです。しかし、イギリスでは戦後、資本主義の歪みから生じる国民の福祉の不完全さを補充するため、国家が国民の社会保障に介入する制度がとられ始めました。「福祉国家」の概念です。

その後、イギリスでは社会主義的な政策が推進されていきますが、これによりイギリスの国際競争力は低下し、経済発展も著しく低下していきます。

1979年に就任したマーガレット・サッチャーはこれを打破すべく、これまでの社会保障を維持しつつ、国営産業の民営化、及び外国資本の積極的参入の推奨を促しました。

サッチャーは再び市場を競争社会に戻そうとしますが、結果としては失業率の増加や国内企業が外国資本に敗れるなどの現象が発生し、貧富の格差はより深刻なものとなりました。

その後、イギリスの資本主義は第三の道を模索しながら現在に至ります。

資本主義とは何か。を論じる場合、もっとも資本主義の理論を採用しているという国がアメリカです。アメリカの資本主義とは完全なる自由主義であり、個人の責任というものが強く強調されています。

福祉に関しても国が関与することは基本的になく、全てが民間に委ねられています。

オバマケアのような政策も発案されましたが、国家が国民に必要以上に関与することになるとし、また、国民が国家にそのための税金を納める必要が出てくることから、猛烈な反対活動がおこなわれました。

現政権もオバマケアの見直しを発表していますので、今後どうなるかは解りません。アメリカは典型的な資本主義、自由主義国家です。国家はできるだけ国民の生活に介入せず、市場への関与も基本的にはおこないません

そのためアメリカでは、極端な貧富の差が存在し、失業率も高いです。しかしアメリカという国家は、もともとが自由を求めて大陸に渡ってきた移民の国家であるため、国民は必要以上の国家の介入を嫌います

アメリカの資本主義とは典型的な資本主義であり、資本主義の歪み、問題点もアメリカをじっくり観察していくと浮き彫りとなります。

そして日本の資本主義ですが、ここでは戦後日本の資本主義とは何かについて書いていきます。

戦後すぐに勃発した冷戦において、日本は資本主義陣営である西側諸国の一員として加わります。

しかし、戦後の荒廃した日本では完全なアメリカ型の資本主義では国民の福祉を賄うことはできませんでしたので、国家が国民の福祉、教育を保障する福祉国家的な運営がおこなわれました。

そして高度経済成長を迎えるにつれ、企業の終身雇用、年功序列制度が当たり前となり、国家が主導する公共事業の増加。特定産業を優遇、保護する政策など、社会主義的な政策も多くとられ始めました。

このような日本独自のシステムを「日本型社会主義」とも呼び、日本は資本主義を採用する国家でありながら、もっとも成功した社会主義国家とも呼ばれるようになります。

資本主義の終焉

資本主義とは時代によって多少の目的は変わるものの、根本的には経済を自由競争の中で増大させ、国際競争力を高めることによって自国の利益を得るものだともいえます。

結果的にそれが国民への利益として還元されることになれば一番いいのですが、そこに至る過程までには多大な犠牲と負担が一部の国民に極端にまわってくるのも事実です。

完全に近い資本主義国家であるアメリカでは、自由競争の結果、国内企業が日本企業などに次々と敗北する結果となり、失業者問題などが深刻化し、暴動もよく発生していました。

また、かつては製造業の中心であった地域がグローバル化により、海外に生産拠点を移したことにより、その地域が衰退してしまったという問題(ラストベルト)もあります。

資本主義とは世界の産業を大きく発展させ、グローバル化させてきたという側面もありますが、弱者切り捨てという厳しい社会を構成することとなりました。

東西冷戦では資本主義陣営が勝利しましたが、資本主義が優れているわけではありません。かといって共産主義がいいかというとそれも違います。

資本主義とは過去も現在も、最終的には世界で如何に自国が生き残るかを追求した結果持たされた制度であるともいえます。

しかし、資本主義とはそれにより一部の既得権益者がさらにその利益を増やし、弱者はその後の世代も弱者のままである。という不公平な社会を生み出してしまったのです。

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資本主義と共産主義と社会主義の違いとは?

資本主義と共産主義の違い

資本主義とは私有財産を認め、自由な市場競争を促しました。それにより個人がより一層の資産を増やすことが可能です。しかし、共産主義は私有財産を否定し、全ての財産は平等に皆で共有すべきとの考えです。

つまり共産主義の社会では資本主義とは違い、強者も弱者もおらず、皆が平等に平和に暮らしていこう。というある意味、理想的な世界です。

企業も全て国有化されていますので、国家の方針で経済状況は決まってきます。国家がある産業を推進しようと思えば、国民はそれに従う必要があります。

仮にその政策が誤りだと思っても、それを声に出すことは禁じられます。共産主義国家においては、個人の自由な発言は厳しく取り締まられる可能性があります。

誰かが国家の政策に異を唱え始めてしまい、それに賛同する人が増えてしまうと、国家の統制が効かなくなり、国家崩壊の可能性があるからです。

更に共産主義社会では資本主義とは違い、平等な労働、平等な賃金というのが前提です。しかし、それでは頑張っても頑張らなくても賃金は同じになりますので、経済活動は鈍化してしまいます。

このように共産主義は資本主義とは全く異なる性質を持つ主義となります。

資本主義と社会主義の違い

社会主義とは共産主義の初期段階ともいえます。資本主義とは何度も書きますが、私有財産を認めています。

しかし社会主義では共産主義と同じく私有財産を認めていません。国家が企業を運営、管理し、労働者に平等に利益を分配します。

社会主義国家では労働者に手厚く保障をかけている場合も多く、北欧などは社会民主主義を採用し、高い税金に対して手厚い福祉政策がとられています。

資本主義国家とは違い、大きな政府を目指しており、中央集権的な色合いが強いです。資本主義国家はその特性から小さな政府が推奨されており、日本でもその傾向が強まっています。

社会主義は共産主義と非常に似通った制度ですが、共産主義では私有財産を否定し、その後の消費活動も平等であるべき。と極端な政策がとられています。

しかし、社会主義では消費活動に関しては国民の自由活動を承認している場合が多く、そういった点では共産主義とは大きく異なります。

また、資本主義とは違い、過度な競争もなく、北欧では国民の幸福度は非常に高いと言われています。しかし、国際競争力をつけようとした場合、どうしてもそこは資本主義とは差が出てきてしまいます。

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資本主義に関する主な経済学の特徴とは?

古典派経済学とは

資本主義とは何かを語るうえで欠かせないのが古典派経済学です。古典派経済学とは、資本主義とは何かを最初に分析した学説です。

古典派経済学ではそれまでの国家が経済を統制する仕組みを批判し、自由な市場競争社会こそが国家の生産性を上げ、国は豊かになると説いています。

物の価値、価格は国家が決めるのではなく、市場の需要と供給のバランスにより決められる。という資本主義の基本部分を説いており、資本主義とは何かを理解するための基本となる考え方です。

古典派経済学は、その後現れるマルクス経済学やケインズ経済学の楚となった学説です。

資本主義とは何か。という問いに関しては様々な学説がありますので、興味がある方はこのような学説に目を通すのも一つの手です。

マルクス経済学とは

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マルクス経済学とは、古典派経済学を楚とした考えで、カール・マルクスの説いた「資本論」において展開された経済学です。

マルクス経済学では資本主義とは違う考えを展開しており、労働こそが最大の価値を生み出す。と説いています。

労働者が働いて得た利益のほとんどを支配階級である資本家や企業が搾取するのは誤りであり、世界は資本主義から社会主義に移行すべきであると説きました。

資本主義とは根本的に考え方が違い、私有財産を認めず、富は平等に分配されるべきという、共産主義、社会主義の礎となっている思想です。

資本主義とは相容れないこの考えは、旧ソ連や中国が採用していましたが、現在の世界情勢のなかでは経済が鈍化する原因ともなり、旧ソ連の崩壊の原因ともなりました。

資本主義とは何かを考えた場合、対比の考えとして持ち出されるのがマルクス経済学です。

ケインズ経済学とは

ケインズ経済学とは、イギリスの経済学者ジョン・メイナード・ケインズが提唱した経済学です。

ケインズは、経済不況を克服するには、市場を完全な自由主義に委ねるのではなく、政府が積極的に経済政策を打ち出すことを解きました。

簡単にいうと、ケインズ経済学では完全な資本主義とは異なり、自由経済ではなく市場への国家の介入を推奨しています

自由市場であれば、景気が鈍化すれば企業が倒産します。企業が倒産すれば失業者が増えます。失業者が増えれば需要は落ち込み、更に経済は鈍化してしまいます。

完全な資本主義とはこのような危険性があると考えたケインズは、政府による公共事業を推進します。

公共事業により国が企業に事業を発注すれば企業は潤い、失業者も減ります。失業者が減れば消費活動も増え、景気は上がるだろう、と考えました。

完全な資本主義とは異なる考え方ではありますが、多くの資本主義国家が、このケインズの考えを多く取り入れ、一定の成果を上げることに成功しました。

しかし、インフレと不況の同時発生にケインズ経済学は対応できず、世界は再び資本主義とは何かを考え始め、やはり自由主義国家の方がいいのではないかという考えが世界に広がりました。

<下に続く>

資本主義は限界を迎え終焉するの?その特徴をわかりやすく解説のまとめ

資本主義とは何かを知るためにおすすめの本は、トマ・ピケティの「21世紀の資本」です。

この本では、過去200年にわたって世界の格差に関してのデータ収集をおこなっています。

そして、このままの資本主義が続いていけば、今後もますます富の格差は広がり続け、持つ者、持たざる者の格差は取り返しがつかなくなってしまうという、資本主義の限界と問題点を浮き彫りにさせた本です。

この本では、資本主義とは格差を生み出し、その格差は世代を通して子々孫々に受け継がれることを詳細なデータに基づき立証しています。

更にこの本では、現在の資本主義とはとても理想的な制度ではなく、世代により引き継がれる格差を是正するには、富裕層への租税を増やし、非正規雇用社員にも富を増やすきっかけをつくっていくことを提唱しています。

資本主義とは何か。というものを詳細なデータで読み解くことができるおすすめの一冊です。

資本主義とは決して優れた制度ではありません
資本主義とは格差を生み出し、世界を二極化させてしまいます。
今後、人類が平和的に発展していくには、この資本主義の問題点を真剣に見直していく必要があるのです。

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