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2017/08/07

年収3000万の生活とは?手取りや税金、職業について詳しく解説

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目次

年収3000万をもらっている人の割合とは?

年収3000万円というと、一般的なサラリーマンにはまったくピンとこない数字ですよね。
普通の日本人の友人知人関係なら、「あの人は年収3000万円」なんて話はそうそう聞かないでしょう。では、日本全国で、年収3000万円以上の収入の人はいったいどれほどの数がいるものなのでしょうか?

国税庁が公表している「民間給与実態統計調査」によれば、日本全国で年収3000万円以上の所得があった人の数は、9万人前後のようです。
内訳は、約8万人が男性、3千人前後が女性となっています。

これは、日本の労働従事者を4500万人とすれば、約0.2%という割合になります。

つまり、1000人の社会人が一堂に会しても、その中で年収3000万円以上の日本人は、たった2人しかいないということです。ですから、普通のサラリーマンであれば、まず同僚や周囲に年収3000万円という人はほぼいないわけです。

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年収3000万の生活水準とは?

年収3000万円の贅沢その① アッパークラスの住まい

年収3000万円というクラスは、よく、「富裕層と呼べるのは、年収3000万円から」などと、区切りとして使われる層です。
そして、その富裕層の始まりのこの年収3000万円というクラスになれば、暮らしぶりで何が一般庶民とは変わってくるのか?といえば、その住居です。

年収2000万円ぐらいまでは、まだタワーマンション等の高級賃貸マンションに住んでいる人も一定の割合います。
しかし、年収3000万円を超えるクラスになると、一気に「賃貸物件」に住む人の割合は激減します。
東京であれば、多くは世田谷区の成城や大田区の田園調布といった閑静な高級住宅地の庭付きの大邸宅を住居にします。つまり、不動産所有者が増えるということです。

年収3000万円の贅沢その② 高級車

年収3000万円クラスにもなれば、当然のことながら、自家用車も一般賞民とは一線を画した高級車に乗っている人ばかりになります。まず、国産車に乗っている割合は非常に低くなります。
ほとんどは、ベンツやベントレー、ジャガー、レンジローバーなどを中心とした高級外車が自家用車というのが普通です。
中には、ポルシェはもちろん、フェラーリやランボルギーニ、またはマクラーレンといったスーパーカーを所有している人もちらほら出て来ます。

また、この階層になると給与所得者(サラリーマン)はほとんどいなくなり、法人の代表取締役なども増えるために、法人名義の高級車で、運転手(専属ではなく所有法人の社員)を雇っている人も増えてきます。

年収3000万円の贅沢その③ 外食(パーティー)三昧

いわゆる「パーリーピーポー」な人の割合も増えてくるのが、この年収3000万円という階層からです。これほどの年収を稼ぎ出すクラスの人は、ビジネスにおいても、成功者であり、その交遊関係は多岐に渡るのが普通です。

その交流の機会が、毎夜のようにあちこちで開催される晩餐会、パーティー、ディナークルーズなどなのです。ですから、年収3000万円を超えるクラスになると、夕食はほとんど家では食べないという人の割合も高くなります。
パーティーディナーやレストランディナーで、グルメ三昧という人も珍しくはありません。

年収3000万円の贅沢その④ セレブなホテルやリゾート施設の利用

年収3000万円というクラスになると、様々な会員制の特別会員の入会資格が得られるケースが世界的に多いです。なので、例えば海外旅行に行くにしても、完全に一般観光客とは一線を画した、会員しか泊まれない高級ホテルが利用出来たり、会員限定の高級リゾート施設が利用できたりします。
そのためか、年収3000万円を超えると、年に何度も海外旅行に出かける人の割合はグンと増えます。

年収3000万円の贅沢その⑤ 別荘およびクルーザーなどの所有

年収3000万円を超える人々は、避暑地や景勝地などに、本宅とは別に別荘を購入する割合も高くなります。このクラスの人々は、たいてい要職に就いていて、日常は激務の人が多いです。
なので、メリハリの利いた暮らし方をします。休暇は別荘で、ゆっくりくつろいで過ごすのです。
また、クルーザーを購入し、休日は釣りクルージング三昧という人も多くなるのも年収3000万円クラスの特徴ですね。

年収3000万の手取りと税金、節税対策とは?

年収3000万の手取りはどれくらい?

年収3000万円といっても、3000万円丸々もらえるわけではありません。
当然のことながら、税金というものがかかってきます。
税金には、所得税や住民税があり、これらは所得の多寡に応じて累進課税方式になっていて、高額所得者には当然のことながらそれ相応の税率の税金が課せられます。
年収3000万円の人の場合には、手取りの年収はだいたい1800万円程度とみていいでしょう。

年収3000万にかかる税金とは?

一般的に、年収3000万円にかかる所得税は、約800万円程度、住民税が、約270~280万円ぐらいが平均的です。これに加えて、社会保険料なども支払わなくてはなりません。

年収3000万の人が行っている節税対策とは?

そのため、年収3000万円以上の人々は、様々な節税をすることが普通です。まず、代表的な節税方法としては、家族に対する「役員報酬」で節税するという方法です。

年収3000万円を超えるクラスの人には会社や団体などの経営者も多く、そのようなケースでは、奥さんを役員にして役員報酬を支払えば、個人所得にかかる税率より下げることができて、100万円近く節税できます。

個人事業主、フリーランスの年収3000万円クラスの人々にとって最も有効な節税方法は、「小規模企業共済」の活用です。

これは、個人事業主および中小企業経営者の退職金を積み立てられる共済制度であり、この積立金は所得控除対象になるのです。なので、積立金に回せば回した分だけ、課税所得を減らすことができ、有効な節税対策となります。

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年収3000万の人に多い職業とは?

① 会社(団体)経営者

年収3000万円以上のクラスの人々の職業でまず多いのは、経営者です。
起業して株式公開によって巨万の富を得たバブル的な経営者もいますが、多くは、親族企業のようないわゆる経営者一族に属する人が多いです。

② 開業医or病院経営者

勤務医ではなく、自分の病院(医院、クリニック)の院長クラスは年収3000万円超の人が多いです。
小規模なクリニックでは、保険外医療を行う美容整形外科や歯科であれば、審美歯科などの高額保険外の治療を行っている開業医の年収の高さが目立ちます。

③ 外資系の経営コンサルタント

特にMBA取得者のできる経営コンサルタントは外資系グループの場合には、文字通り完全実力制であり、年収億超えも珍しくないです。よって、年収3000万円以上の人の割合も高い職種です。
ただし、浮き沈みも非常に激しい業界でもあるので、多くはその資本を元に法人を起こしたり、転業したりします。

④ 芸能人・プロスポーツ選手

印税収入のあるミュージシャンや、テレビタレント、芸人、俳優、女優などの芸能人は、売れない内は非常に安い給与やギャラですが、一度売れれば、年収3000万円以上はすぐに超えます。

俳優業は比較的安いようですが、売れっ子になれば、CMのイメージキャラクターに起用され、そのギャラは数千万円が相場と言われます。プロ野球は言うに及ばず、サッカー選手やテニスやゴルフなどの個人競技のプロスポーツ選手でも、一流選手は軽く年収3000万円は超えます。
ただ、芸能人はまだしも、プロスポーツ選手はかなり特殊な才能が無ければやっていけない世界なので、一般人と比較するものアレですね。

⑤ 投資家他

更に、年収3000万円を超えるクラスになると、労働対価としての年収のレベルを超えていますよね。
なので、労働対価ではない、「不労所得層」も一定の割合でこのクラスになると増えてくるのです。
そう資産家階級です。

彼らは、特に労働をしなくても、その資産運用だけで年収3000万円以上の所得を得ています。
あえて、職業を付ければ「投資家」ということになります。
また、近年の新しいリッチ層として、一部の人気ユーチューバーなども、年収3000万円以上の所得を得ている「職業」といえるでしょう。

年収が3000万から2000万になってしまったら?

年収が減って3000万円から2000万円になると、生活レベルなどはどう変わってくるのでしょうか?
まず、税金ですが、累進課税による税率は、年収3000万円と年収2000万円ではほとんど変わりません。つまり、年収2000万円に落ちた方が損なのです。

手取りの収入は、年収3000万円の場合は、約1800万程度、年収2000万円になると、手取り1200万円程度に減るので、少しは引き締めなくてはなりません。ですが、実質的な生活レベルはそれほど下がらないでしょう。節税対策も基本変わりません。

年収2000万の生活とは?手取りや税金、職業について詳しく解説

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年収が3000万から4000万に上がったら?

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年収が3000万円から4000万円に上がると生活レベルはどう変わっていくのでしょうか?年収が4000万円を超えると、まず変わってくるのが累進課税による税率です。

基本的に、年収1800万円~4000万円未満では、所得税は40%だったのに対して、年収4000万円を超えると、税率は45%に跳ね上がります。ですから、よりお金持ちにはなりますが、より多重的な「節税対策」が必要になってくるということです。

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年収3000万の生活とは?手取りや税金、職業について詳しく解説のまとめ

年収3000万円クラスの世界を、暮らしぶりや税金関係など全般的に考察してきましたがいかがだったでしょうか?年収3000万円から富裕層の仲間入りなどとよく言いますが、さすがに生活には相当なゆとりが出てくるようです。

ただし、遊んで暮らしている投資家などの割合は日本ではまだ低く、仕事でも要職について多忙を極めている人が多いのも特徴ですね。

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