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投資信託は利回りだけで選ばない?利回りの計算方法や基本をおさらい

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目次

投資信託は利回りだけで選んではダメ?効率よく良い銘柄を見極めるには

投資信託の分配金は確かに投資家にとって魅力的に思えます。

ただ、本当に利回りだけでファンドを選んで果たして正解なのでしょうか。
ファンドの銘柄リストを見て、項目ごとにソートしてみてください。
順位がかなり大きく変わりませんか。どのような尺度でファンドを選ぶか、それそれ希望が違うものですし、自分の目的にあったものがそれかの見極めは容易ではありません。

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利回りを含めた基本知識!投資信託のメリット・デメリット

投資信託のメリット

①少額から購入できる

株式投資には、ある程度まとまった資金が必要ですが、投資信託であれば、1万円からいの少額から気軽に始められるものもあるため、月々少しずつ自分のペースで資産を運用できるのです。

②株式や債券などに楽にバランスよく分散投資できる

分散投資が最も安全な投資方法です。
個人で分散投資しようとすると、多額の資金が必要となりますが、投資信託もともとそれを目的に作られた商品なので、バランスよく分散投資ができます。

③専門家に頼める

株式や債券などの投資で成功したいのであれば、かなりの知識、経験、実績が必要です。
経済・金融の専門家が、個人の代理で投資信託を運用します。
また、個人では買えなかったり、買いにくかったりする海外の株式、債券、金融商品に投資することも可能になるのです。

④資産価値や値動きが明確

基準価格がほぼ毎日公表されており、資産価値や値動きが分かりやすく、決算後に監査を受けるため、クリアーな情報提供を受けられます。

投資信託のデメリット

①仲介するため、コストがかかる

手数料は一般に信託報酬と販売手数料の2種類です。
また、お金を預けて資産運用を依頼するため、運営を担うファンドマネージャーたちに運用報酬を払うことにもなります。
その運用報酬が信託報酬と言われるものです。

      

②元本割れなどのリスクが発生

通常の預金と大きく異なる点は、投資信託では実際に金曜市場で取引をするので、価格が常に動きます。
銀行預金と違って預金保護(ペイオフ)の対象外になります。

元本を割ってしまい、損失を出している投資信託も多くあります。
ハイリスク・ハイリターンとはよく言ったもので、投資家が高いリスクの投資をするからこそ、高いリターンが生まれます。

③運用する専門家の手腕に差がある(ファンドマネージャーの能力)

運用する人が良い仕事をできる人かどうかを判断することはとても難しいものです。
理由はその判断材料が過去の実績と投資方針しかないことにあります。
過去の実績を以下説明する投資信託の利回りだけで評価することは避けたいものです。

投資信託の利回りについて


株式投資の配当金と一見酷似している投資信託の分配金を株式のように収益の分配と見て、高いほどいい商品だと信じていいものか、考えてみたいと思います。

まず、株式投資の大きな魅力は配当があることです。
配当金を毎年着実に上げられる企業は投資家から信用され、企業の業績上昇を反映していると考えられるため、株主にとっては定期的な収入としてだけでなく、投資した企業の業績を知る指針としても重要視されます。

配当金とは企業の業績の一部を株主に還元することです。
前年度の収入をさらに投資するか、配当金にするかは企業のポリシーに関わる重要な要素です。

投資をすることがさらなる企業の成長に繋がるので、単に配当の利回りがよいからという価値基準で株を選んでよいものか慎重に考える必要がありますが、一般には配当の利回りはかなり重視されているといってよいでしょう。

さて、投資信託の分配金をどう考えるべきでしょうか。
投資信託の収益の内容は、証券の売却にから得るもの、株の配当金、債券の利子、ですが、信託投資が分配金を分配するということは実際の資産を切り崩すことと同じになるので、純資産が減ることになります。

投資すべき資産を減らしてしまうことにより、投資自体から得られるリターンも減ることにつながります。
これを年に何度も定期的に行うことが果たして良策と言えるでしょうか。

次では、分配金のしくみや利回りについて見ていきましょう。

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簡単な利回り計算方法は「分配当金で基準価額を割る」


分配当金で基準価額を割るといった計算方法を紹介しながら利回りについてまとめます
まず、基準価額とは何かから紹介します。

一口に言うと、株式投資信託の純資産総額を総口数で割った値を、運用成績として知るために用いられる数字です。
通常、投資信託の商品を比較するときなど、基準価額でソートすることが出来ます。
分配金利回りの考え方としては、以下のように基準価額増減によって算出方法が異なりますが、分配金で、基準価額を割ると考えてください。

基準価額増の場合の計算方法
分配金利回り=過去1年間の分配金合計÷1年前基準価額

基準価額減の場合の計算方法
分配金利回り=損益の合計(過去1年間の分配金合計+基準価額増減)÷1年前基準価額

分配金利回りだと失敗する?トータルリターンの見極めも大切!

分配金の額が、基準価格の値下がりを超えていない場合は投資家の目には、ダメージの還元として考えられますが、基準価格の値下がりを超え、投資利回りがマイナスになり、損失になる場合もあることを知っておいてください。

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分配金利回り以外にも着目!投資信託の種類とは?

投資利回りがマイナスになり、損失になることを回避するため、株式以外の投資信託について紹介します。

①元本割れの確率が低い「債権型」

値動きがあまりない債券への投資は、株式に比べリターンこそ低いですが、安定した証券と言えます。

②不動産を投資対象とする「REIT」

アメリカ生まれの投資法であるREITはReal Estate Investment Trust(不動産投資信託)の略で、投資家から集めた資金を不動産ビジネスに展開させ、それらの不動産からの家賃や、売却などからの収益を投資家に還元するファンドです。

したがって、不動産業者が不動産を売買し、利益を得る現物不動産とは区別されます。
業績のほとんどは投資家に分配され、株式と比べても高い配当が魅力です。
しかし、不動産の賃貸収入および売却益は、不動産市況や経済状況の影響を受けやすいというリスクがあります。

③さまざまな投資対象を組み合わせる「バランス型」

バランス型投資信託は資産複合型の投資信託で、一般に投資の初心者に向いていると考えられています。
バランス型投資信託は、株、債券さらに不動産投信などの複数の資産にバランスよく分散させて投資するタイプの商品です。

④ハイリスクハイリターンの「株式型」

国内株型投資信託、外国株型投資信託などがあり、文字通り株式に対して中心的に投資を行う株式投資信託です。
株式投信には、日本のインデックス、(日経225やTOPIXなどの例がある)あるいは外国のインデックス(アメリカの米国のS&P500、Dow Jones US、NASDAQなどの例がある)など指数を指標とするインデックスファンドと積極的に指標を上回る成績を目指すアクティブファンドの二種類があります。

インデックス型は、指標とする指数の値動きに連動するよう作られているファンドで、アクティブには運用せず、売買はコンピュータにより人為を介さずに運用されます。そのためコストが低いため人気ですが、特色には欠けます。
ファンドごとに大きな値動きの違いがないため比較的選ぶ安いファンドです。

一方、積極的に指標を上回る成績を目指すアクティブファンドは、商品によって様々な分野に投資、運用するため、ファンドにより運用成果が大きく分かれるのが特徴ですが、そのためリスクが大きくなります。

インデックスファンドとアクティブファンドを比較する場合、インデックスファンドは初心者に向き、アクティブファンド投資信託に明るく、慣れた投資家に向いていると言えます。

投資信託は利回りだけで選ばない?利回りの計算方法や基本をおさらいのまとめ

いかがでしたか。
分配金は確かに魅力ですが、投資信託は利回りだけで商品を選ぶのは危険です。
分散することがリスクを回避するベストな方法ですので、それに加えてどのくらいの期間でで投資するのか、商品を選択する前に慎重に検討してください。
はじめて投資する方には、少なくとも5年10年先を目指して着実に安定したファンド選びをお勧めします。

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