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IRとは?企業のIR情報はマスメディアからネット上で自ら発信する時代に

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目次

IRとは

IR、企業PRとの違いは

IR(Investors Relation:投資家情報)とは、企業が投資家や株主などに決算内容の説明や、企業のこれまでの会計・財務状況、今後の中期・長期営業戦略などを報告するものです。

決算の結果に対して目標が達成されない場合などは、その要因・敗因などを株主などに納得できるよう説明しなければなりません。

IRは、企業のPR(Public Relations:広報)の一種とも言えますが、企業のPRは、「良い所どり」を公表するのに対して、IRは、これにプラスして、企業の「ネガティブな部分」をも公表しなければなりません。

近年、IR情報は、株主や投資家向けだけではなく、新たな顧客や地域社会にも経営方針などを公表することがIRの役目ともなっています。

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プロに頼むほど企業にとって重要なIR

企業にとってIRの開示は、「良い部分」、「悪い部分」をどこまで公表するかが株主、投資家への判断材料となります。

上場企業などのウェブサイトには、IRについてのコンテンツが記載されており、最新ニュース・速報や社長などのメッセージ、経営方針、株式・配当の状況、格付け、事業のリスクなど記載されています。

これは、株主や投資家への判断材料にもなっており、新たに関心のある投資家を誘導して詳細情報を提供、資金供給を訴えるものとも言えます。

インターネット上では、様々なメディアに取り上げてもらうため、企業のIR情報をプロのライターなどに企画・制作を依頼する業者もあるなど、企業にとっては重要な情報開示となります。

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IRで分かること

プレスリリースは企業自らが発信する時代

上場企業などでは、IRによってプレスリリースや決算報告などが開示されます。

IRにおいてプレスリリースは、その企業の出来事であり、企業では、決算期・中間期・四半期ごとの経営報告や配当金の予想、経営目標の修正、新製品情報、人事情報、新株の発行情報などを知らせる内容となっています。

プレスリリースにおいても、前述のように「良い部分」、「悪い部分」が公表されることが企業の信頼にもつながります。

現在は、スマートフォンの急速な普及により、いつでもどこでも気になる企業情報が手に入る時代。企業自らが情報を発信しなければなりません。

インターネットが普及する以前は、企業は株主や投資家に対し、IR情報を提供するためマスメディアを活用していましたが、インターネット普及によって自ら発信。マスメディアの加工・編集もなく情報を正確に伝達できる時代となっています。

決算情報はウェブサイトで無料で手中に

IRによる決算書は、自身が投資家となった場合、投資した企業の決算書が気になるはずです。企業の決算書は、株主や投資家はもちろん、経営者や税理士、金融機関、信用保証協会、取引先、信用調査会社なども見ています。

IRでの決算書では、四半期毎、本決算期に公示されるのが一般的です。内容としては、増収増益などの実績や損失の状況、企業価値に対しての批評、財務データなどが挙げられます。

上場企業の場合、決算書は金融庁が運営する有価証券の報告書がデータベースとなっている「EDINET(http://disclosure.edinet-fsa.go.jp/)」があり、企業が公開するIR情報が無料で手に入ります。

ほかにも、「四季報」や、「日本経済新聞」でも決算情報が確認できます。

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IRとは?企業のIR情報はマスメディアからネット上で自ら発信する時代にのまとめ

IRは、これまで機関投資家やアナリスト、報道関係者などプロを対象にしていましたが、インターネットが普及し、個人投資家が増加することでIRの存在自体が広がっています。

個人投資家も参加可能なIR説明会や参加できない投資家には、IT(Information Technology:情報技術)によりインターネット上で公開する企業なども多くなってきています。

現在は、企業のIR情報を公開する企業は、1,000社を超え、その4分の1の企業では、インターネット上で動画配信しています。

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