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2017/09/29

年収300万円で家を買うために住宅ローンは組める?頭金や限度額について

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年収が300万円でも住宅ローンは組めるのだろうか。将来を考えたとき、だれもが一度はマイホームを持ちたいと考えますよね。賃貸とは違い自分の理想の家が手に入るのは素敵なことです。でも、マイホームを持つにはほとんどの人が現金で購入できないために住宅ローンを組んで返済していかなければいけません。

収入が少ない、貯金してから改めて住宅購入を計画しても完済年齢を考えると早く家を建てておきたいと思う人もいるのではないでしょうか。
今回は年収300万円でも住宅ローンは組めるのか、頭金は必要なのか、気になるけど聞けない疑問を解説します。

年収300万で住宅ローンは組める?

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住宅ローンは最長35年間返済していかなければいけないので、家電や車の購入とは違い、完済する年齢や返済計画、家計の将来設計などきちんと考えておかなければいけません。そして住宅ローンを組む場合には、金融機関では審査があります。年齢や職業、年収、勤続年数などあなたがきちんと返済していける見込みがあるのかを審査し、返済できると判断されると住宅ローンを組むことができるのです。

また、気になる年収については、300万円でも住宅ローンの審査ができますので当然住宅ローンを組むことができます。
まず各金融機関で条件などは違いますが、年収が低いと言う理由から住宅ローンが組めないことはありません。ただし審査基準に最低年収が決められている金融機関もあるので詳しく見ていきましょう。

審査の申し込みはできるのか

金融機関では最低年収200万円~300万円以上など制限がある場合がありますし400万円以上という金融機関もあります。ですから300万円以下の年収だけで審査ができない!なんてことはありません。

住宅ローンの審査の条件は
・個人信用情報(ローンや事故はないか)
・勤務先・勤続年数
・健康状態
・年収負担率
・家族構成

などさまざまなことから審査されます。簡単に言いますと審査を受ける人に返済能力があるのか、信用できるか、またどのような返済プランなのかを確認しています。このように審査はいろんな情報を元に決めるので年収が少ないから審査の申し込みはできない!などはありません。

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年収300万で住宅ローンを組むと頭金はどのくらい?

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年収約300万円で住宅ローンを組むにはどのくらいの頭金が必要なのか。

頭金は毎月いくらなら返済可能なのかが一番重要になるのではないでしょうか。住宅ローンが始まるとローンの支払いだけではありませんので、返済できる無理のない金額を考えておかなければいけません。

最近では頭金ゼロでも購入可能な物件も、年収300万円でも返済していける金額もありますので##頭金にこだわらなくても良い##でしょう。

また、住宅ローンを組むにあたり、住宅以外にもたくさん費用がかかります。住宅購入にかかる手数料や引っ越し費用などです。お子さんがいて転校になる場合も制服など購入しなければいけませんよね。頭金を考える前にいくら現金を置いておかなければいけないのかを考えておきましょう。

住宅ローンを組んで生活が苦しくなったり夢のマイホームを手放すなんてことのないようにしましょうね。そして住宅ローンの毎月の返済額が厳しいようなら返済できる予算で探したり頭金を増やすようにしましょう。そして無理をして住宅ローンを組むと、のちに生活を圧迫してしまいます。ローンを開始してからの返済額の変更は、手続きも大変なので要注意です!

ですが頭金を入れておくと月々の返済額を下げることも、希望の住宅を購入することも可能になることがありますね。あるに越したことはありませんが、手元の現金がなく住宅ローン開始後に金利の高いローンを組むことのないように!

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年収300万での住宅ローンの限度額とは?

年収300万円での住宅ローンの限度額はいくらなのでしょうか。

住宅ローンの審査は返済負担率で見ます。返済負担率は年収に占める住宅ローンの負担です。年収300万円で返済負担率を見てみると30%で計算している金融機関が多いので、返済負担率30%で計算してみると…

・年収3,000,000円×返済負担率30%=900,000円

このように##年間約90万円まで返済できる##と言った感じで審査されます。毎月の返済で言いますと…

・900,000円÷12か月=75,000円

毎月75,000円までの返済と言う計算です。
つまり住宅ローンを30年~35年で返済することを考えると住宅ローンの限度額は約2,000万円前後になります。ここで公務員の場合や保証人、担保などがあればもう少し限度額が上がったりする場合があります。

ですが実際に月々75,000円の返済ができますでしょうか。

年収300万円の収入がある夫、専業主婦の妻、お子さんが2人居たとしたらどうでしょうか。お子さんが教育費がかかるころには住宅ローンがあるために生活は厳しくなる、あるいは破産なんてことになりかねません!お子さんが少し大きくなったら妻も働く、毎月○万円貯金するなど将来のプランも考えて考えておきましょう。

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年収300万で住宅ローンを組む時に見ておくべきポイントは?

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住宅ローンは年収だけで決めることはできないと言うことが分かったと思いますが、ほとんどの人が利用する住宅ローンはおそらく##一生に一度の高額なローン##になるのではないでしょうか。高額な住宅ローンを融資してもらう前に見るべき、気を付けるべきポイントがあるのでまとめてみました。

ポイント① その物件は妥当なのかよく考える!

年収や返済額も大事ですがその物件で本当に良いですか?高額な買い物ではありますが、いろんな物件や土地を見ていると金銭感覚がマヒしてしまいます。また、営業マンに言われるまま大丈夫!安い!買うなら今!などと思っていませんか?キャンペーンだから、早く決めないとほかの人が購入してしまうからと焦っていませんか?とにかく##急いで決めるのは後悔の元になりかねません!##

その物件は本当に良いと思うか、もう少し条件を緩くしたら安くて良い物件がないのかなど考えてみましょう。また家族などに相談したりある程度自分でも調べてみましょう。
住宅を購入してからではもう遅いのです。多少の妥協はしょうがないのですが、本当にこれで良いのかを考えてみましょう。

ポイント② 頭金を入れる

ちょっと支払いが増えるけど頑張ろう!贅沢はできないけど何とかなる!そんな意気込みでは年収300万円での住宅ローンは危険です。

少しでも頭金を入れれば月々の返済額は下がりますし金利も減ります。親からの援助はないのか、頭金を増やせないのか考えてみましょう。もし可能であれば##無理のない程度に頭金を入れること##を検討してみよう!

ポイント③ 本審査が通るまで他のローンは絶対に組まない!事故はしない!

住宅ローンには「仮審査」と「本審査」があります。仮審査に通ったからと言って安心してはいけません。本審査の前に他のローンを組んだり支払いを滞納して、信用情報に事故が載ると本審査に通らない場合がありますので気を付けましょう。

仮審査が通ったのに本審査が通らない場合にはこんな原因が考えられます。
・申告内容が違う
・金融機関が求める資料の提出ができない
・仮審査後に個人信用情報が悪化した
・健康状態
・面接での服装や言葉使い

仮審査後に転職などで申告内容と変わってしまう、銀行が求める資料が提出できないなどは全く信用されなくても仕方がありませんね。また個人信用情報では何もなかったのに、ついうっかりでも支払いが滞ってしまったり、欲しい物があってリボ払いにしてしまった場合も同様良くありませんね。

またごくまれですが金融機関から面接を求められることがあります。このときに服装が良くなかったり、言葉使いが汚いと印象が悪く本審査で落ちることがあります。

ポイント④ クレジットのリボ払いはしない

うっかりやってしまうのがクレジットカードの分割払いやリボ払いです。購入した支払いを分割して払うのでローン(借金)とみなされてしまうのです。せっかく仮審査に通ったのに本審査が通らなくなる可能性があり危険なので気を付けましょう。ついついクレジットカードでリボ払いしてしまう人は、しばらくクレジットカードを封印しちゃいましょうね!

またキャッシング機能がついているクレジットカードも良くありません。これはキャッシングしているのと同じように見られますので、融資可能額が減ったり審査に落ちてしまう可能性もあるのです。できれば解約してスッキリさせましょう。

ポイント⑤できるならローンは完済

住宅ローンを組もうとしているときに、他のローンはありませんか?年収にかかわらず他のローンがあると不利になる可能性が高いです。できるなら完済しておくこと。そして金利の低い車のローンは問題ない場合もありますが、完済が条件になる場合もあるので、できれば完済させましょう!

その他にもクレジットカードのキャッシング枠がある場合は借り入れがあるとみなされますのでゼロにしておくか解約し、消費者金融のカードローンを持っているなら、たとえ借り入れがなくても解約しておきましょう。

ポイント⑥ 無理なく返済できるのは年収の5倍?

今考えている住宅ローン予定の金額は本当に適正ですか。無理なく返済できる金額は年収の5倍と言われているのをご存知でしょうか。

とは言いましてもそれぞれ家族構成生活レベルはみなさん違うので年収の5倍を超えてはいけないなんてことはありませんし、実際に年収の5倍以上の住宅ローンを組んでいる家庭は多いので、突然の臨時出費やお子さなどの教育費などで出費が増えても問題のかを考えてみましょう。

ポイント⑦ 自己資金はあるか

住宅ローンを組む前に必ず確認しておきたいのが自己資金。よく「諸費用込みでフルローン可能」なんて聞きませんか?でもね、全て住宅ローンに組み込むことはできませんし、組み込むと住宅ローンの融資可能額が減ってしまいますよ?

住宅を購入するには住宅以外に、
・頭金・手付金(住宅の一部費用として利用されます)
・諸費用
・引っ越し費用
・新居での必需品(外構、カーテン、インテリア、家具、家電など)

住宅についているものやローンの中に組み込めるもの、現金で必要なものなどもありますのでローンを組む前に営業マンなど担当者に確認しておきましょうね。

だいたい自己資金がいくらあれば良いのか、目安は購入価格の20%程度と言われています。そしてそれとは別に諸費用が購入価格の10%程度と言われています。もちろん自己資金がなくてもローンに組み込むこともできるものもありますので相談してみるのもアリです。ただし毎月の返済額が増えてしまうことも理解しておきましょうね。

ポイント⑧健康

住宅ローンを組むには団体信用保険(団信)に加入できることが必要です。つまり大きな病気や持病がなく生命保険に加入できる状態なのかと言うことです。健康であれば問題ありませんし、##持病があっても加入できる団信もある##ので住宅ローンを組む前に確認しておきましょう。

ポイント⑨完済時の年齢

住宅ローンの完済時の年齢は80歳の誕生日までとされているのですが問題ないでしょうか。また問題としても完済時の年齢の時に働いていますか?年金収入のみだとしたら住宅ローンの返済はできそうですか?

今は問題がなくても高齢になって住宅を手放さなければいけない!なんてことのないように、完済時まで考えておきましょう!よく聞くのが「繰り上げ返済するから大丈夫!」「退職金で返済するから問題ない」と言う話。長い期間返済するのですよ。今の収入や増える見込みはありますか?ボーナスがずっと支給される保証はありますか?将来の収入や健康に大丈夫はないのでよく計画しておきましょう。

ポイント⑩ローンのプランは適正であるか

住宅ローンには変動金利、固定金利、フラット35(全期間固定金利)があります。低金利の今、毎月の返済額を考えると変動金利が一番安くてお得に見えますが、金利が今後どうなるかなんて銀行マンにも分かりません。そして広告や営業マンは毎月の返済が少ない(少なく見える)##変動金利をすすめてきます##。金利の固定などは住宅ローン開始からいつでも変更もできますが、手数料もかかりますしよく検討し、住宅ローン開始後もたまに金利のチェックしておくと良いですよ。また苦手な人は全期間返済額が同じであるフラット35がおすすめです。

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年収300万での住宅ローンをシュミレーション

住宅ローンは大体いくら借り入れることができるのか、プランや毎月の返済額、または繰り上げ返済するとどうなるのか、住宅ローンの具体的なシミュレーションをしてみればよりリアルな返済計画ができるのではないでしょうか。
住宅ローンのシミュレーションはどんな時に役に立つのか具体的に見ていきましょう。

シミュレーションは完済まで役に立つ!

シミュレーションは借り入れ前に具体的な返済について知ることができますが、実は完済まで役に立つのです。

どんな時に使用するかと言いますと…

・住宅購入前に借り入れる額や毎月の返済額を知ることができる
・固定金利・変動金利の変化があっても簡単に計算してくれる
・借り換え時、どのくらいメリットがあるのか調べることができる
・繰り上げ返済計画ができる

長い期間返済することになる場合が多い住宅ローンは、いくら計画して借り入れても金利の変化や生活の変化などで思うようにいくとは限りません。何かあるたびに銀行へ伺って相談するのは大変なのでシミュレーションを利用しましょう!ファイナンシャルプランナーなどのお金の知識を持ったプロなら計画できますが、素人が自分で計算するのはとても大変なので役に立ちますよ!

ちなみに住宅購入する機会にファイナンシャルプランナーの資格を取り本格的に計画する人も多いのでこの機会に勉強しておくのもおすすめです。

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年収300万で住宅ローンを組むために知っておくべきことは?

住宅ローンを組むために知っておくべきことや知っておきたいことってありますよね。ローン開始してから返済が苦しい、あまり借り入れができず後悔したなんてことのないようにチェックしておきましょう!

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ローン審査の基準はなに?

住宅ローンの審査基準は金融機関によって違います。例えば年収だと150万以上や200万以上となっている場合は審査可能ですが、中には400万からという条件の金融機関もあります。このように条件を満たしている金融機関を選ばなければいけません。

その他に勤務先、勤続年数、家族構成、返済負担率、健康状態、ローンの有無、頭金の有無などです。そして消費者金融への借り入れや税金や公共料金の滞納、個人の信用情報に事故がある場合はまず審査に通らないと思ったほうが良いでしょう。
また個人の信用情報が不安な場合、本人であれば本人確認後に、調べることができますので調べておきましょう。

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年収300万円での住宅ローンの限度額

金融機関や本人の情報によりますが、##おおよそ2,000万円です##。ただしほかにローンがある、クレジットなどにキャッシング枠がある、リボ払いがある場合は融資可能額から引かれるので注意しましょう!

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夫婦合算の方法

思ったように審査が通らず住宅購入できる金額に満たない場合、##妻の収入を合わせて##審査することもできます。これを「夫婦合算」と言います。

夫婦それぞれ住宅控除を受けることができ団信も加入できるので安心ですが、手数料などが2人なので2倍になるデメリットもあります。

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親子リレー返済法

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親が住宅ローンを組み、定年後は子供が返済していく方法です。親が若くない場合や二世帯住宅、リフォームなどで利用する人が多く長期にわたりローンを組むことができるため毎月の返済額が少ないこと、融資額が増えるので選択が増えることと言うメリットがあるが、子は新たに住宅ローンが組めなくなるデメリットがあります。

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年収300万円での住宅ローンは諦めるべきなのか

これは率直にあきらめなければいけない理由はありません。ただし生活の負担になって手放すことのないように共働きなど教育費がかかって苦しくなる前に##繰り上げ返済や確実な貯金の計画##などしっかりと考えておきましょう。

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住宅ローンを通すコツ

住宅ローンを通すコツはありません!ですが、絶対に通らない、通らない確率が高いことがありますので、絶対にクリアにしておくことです。それは…

・ブラックリストや滞納
・ローンやリボ払いなど
・消費者金融への借り入れ
・返済負担率ギリギリまでの審査申し込み
・勤続年数が1年未満

これをクリアにし##てきちんと返済計画を立てて審査申し込み##をすることがコツですね。

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手あたり次第審査に出すな!

住宅ローンの審査の審査は手間も時間もかかりますし、気になるからと複数の金融機関に審査の申し込みをしてはいけません!

先ほど少しお話しした「個人信用情報」はローンの審査履歴も載ってしまうのです。短期間にたくさんの審査に出した履歴があると「審査に通らなかったからうちに来たのかな」と何かあるのかなとなり審査に通らなくなる可能性まであります。

とにかく金利やプラン、メインバンクなどでこの銀行に融資してほしいと思うところを探して審査に出しましょう!そしてもし審査に落ちてしまったら、信用情報やほかのローン、融資希望額などを考えて原因がないか確認してからほかの銀行へ審査に出しましょう。

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頭金を増やしてみる?

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親からの援助や、もう少し頭金を増やしてから住宅購入する!これが可能なら絶対におすすめです。借りる前なら金利も付かないし毎月の返済額も減るわけですから、可能であれば援助してもらったり、少しでも貯蓄しておきましょうね!

<下に続く>

年収300万円で家を買うために住宅ローンは組める?頭金や限度額についてのまとめ

年収300万円で住宅ローンは組めます!ですが、家族や生活基準などみなさんそれぞれ違いますしよく計画しておかなければ年収が300万円だろうが1,000万円だろうが住宅ローンの返済はとても大変です。

住宅ローンがいくら組めるのか、限度額を見るのも大切ですが無理のない返済額であることが最も重要ですから、しっかりと計画しておきましょう!

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「お金のコトをもっと身近に」というミッションで、みんなのお金ドットコム(みんかね)を運営しています。
投資・節税・保険・ローン・クレカ・節約などのテーマの情報を各領域の専門家や編集部を通して記事配信していきます。

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