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2017/09/24

母子家庭の生活費の平均や内訳は?子供の数別の生活費をシュミレーション

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今、様々な理由で離婚をしてしまう夫婦が数多くいます。それによって母子家庭となった人たちも少なくはないでしょう。

また、これから離婚をしようと考えている人、未婚の母のシングルマザーもいらっしゃいますね。
まず言いたいのはシングルマザーはけして悪いことではありません。

ひとりで子どもを育てていく決断をしたのはとても立派なことです。

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母子家庭の生活費はいくらくらい?

しかしどうしても不安になってしまうのが金銭面ですよね。
ここでは様々な母子家庭の生活費シュミレーションをしていきたいと思います。

例えば母子家庭で子ども2人での生活費や母子家庭の生活費の内訳、母子家庭の平均生活費を紹介していきます。

<下に続く>

母子家庭の生活費の平均と内訳は?

子どもの年齢にもよりますが、母子家庭の平均月収は15万前後です。
そこから内訳をしますと
①家賃 5万前後

②光熱費 1~2万前後

③携帯代 1万前後

④食費 3万前後

⑤日用品 5千円前後

⑥ガソリン代 1万前後

⑦給食費 5千円前後

⑧保険代 1万前後

⑨交際費 1万前後

というようになります。

保険代や交際費はやはり人によりますが、だいたいこれくらいは見ておいたほうが確実でしょう。
他にも美容院代や衣服代、子どもに習い事をさせていたらそのお金もかかってきます。

携帯代もキッズ携帯等を持たせたらもう少しかかってくるかもしれません。

節約次第で削れる部分は出てくると思いますが、給食費や保険代はほぼ毎月変わりません。保険会社等を変えれば値段は変わってきますが、自力で節約出来るものではありませんね。

だいたい生活費が15万前後といったところでしょうか。平均月収と同等の金額が出ていくことになります。恐ろしい現実がそこに広がっていますね…。

もちろん副業をすればそれ以上稼ぐことも可能ですし、在宅ですと給食費はかかりませんね。

最近はシングルマザーも増えていますから理解のある企業もあります。が、子どもの急な発熱等で会社を休まなくてはいけなくなったり、パート勤務ですとその分給料が減ってしまうのも現実です。

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母子家庭の生活費をシュミレーション:子供1人

ここから先はシュミレーションをしていきます。ひとつの例として小学生の子どもが1人という設定で内訳していきます。

収入の内訳

①メインのパート・お仕事 15万前後

②副業 3~5万前後

③養育費 3万前後

①はおそらくみなさんがする行動ですが、②の副業は人によっては厳しいですよね。副業の内容にもよりますし、マイナンバーが出来てからは収入についても厳しくなっています。
例えば今までは水商売は所得税等の税金がバレにくかったようですが、現在はそうではありません。

また、③の養育費についてなんらかの理由によりもらえない人も多いでしょう。
金額も様々ですが、だいたい子どもが1人だと3万ほどが平均です。

しかし一番当てにならない収入ですので、入っていればラッキーくらいの考えでいるのが適切でしょう。

支出の内訳

①家賃 5万前後

②光熱費 1万前後

③食費 2万前後

④携帯代 1万前後

⑤保険代 1万前後

⑥日用品 5千円前後

⑦ガソリン代 1万前後

⑧給食費 5千円前後

⑨交際費 1万前後

といったことになります。最初に挙げた例とほぼ同額ですね。

①については子どもがまだ低学年であればもう少し小さい部屋に住み、家賃を抑えることは可能です。

②の光熱費もオール電化なのかガスがメインなのか、はたまた電気とガスのハイブリットなのかによっても変わってきます。

③の食費ですが、工夫次第では抑えられるでしょうが、子どもがよく食べる子なのかどうかによっても多少前後はしてきます。

④・⑥については月によって前後してきますが、だいたいこのあたりでしょう。

⑤・⑧については月固定の金額ですので計算しやすいですね。

⑦のガソリン代は在宅か通勤かでも変わりますし、会社までの距離や外出頻度にもよりますね。
また都会の方ですと車より電車やバスが多いですので、多少変わってきます。

⑨の交際費はママ友との交流や、子どもを連れてのレジャーなどで意外と消費する落とし穴です。

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母子家庭の生活費をシュミレーション:子供2人

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収入の内訳

①メインのパート・お仕事 15万前後

②副業 4~6万前後

③養育費 5万前後

子どもが1人の時とメイン収入は変わらない設定でご説明します。

②の副業は子どもが2人となるとお母さんも頑張って収入を増やす方が多いようです。

③の養育費は子どもが1人のときよりも上がります。しかし双方の収入によって金額が変わりますのであくまで目安としてお考え下さい。

支出の内訳

①家賃 6万前後

②光熱費 2万前後

③食費 3万前後

④携帯代 1.5万前後

⑤保険代 1.5万前後

⑥日用品 5千円前後

⑦ガソリン代 1万前後

⑧給食費 1万円前後

⑨交際費 1.5万前後

という計算になります。やはり人数が増えた分金額も上がり、18万前後といったところでしょうか。

①の家賃は小学生となると自分の部屋を欲しがりますのでもう少し高めに見ていたほうがいいかもしれません。

②・③のふたつもどうしても金額が上がってきてしまいますね。

④・⑤も人数が増えた分多少上がると考えたほうがいいでしょう。

⑧の給食費は単純計算で2倍の1万円です。

⑨の交際費も子どもが増えた分少し上がります。

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母子家庭の生活費をシュミレーション:子供3人

収入の内訳

①メインのパート・お仕事 15万前後

②副業 5~7万前後

③養育費 7万前後

①こちらもメイン収入は同じ額の15万とします。

②2人の子どもの時と同じ理由で副業の収入は上がりますが、これも人それぞれでしょう。

③こちらももちろん上がりますが、先に述べたようにお互いの収入にもよりますし、ここまでの金額となってしまうと本当に払ってくれるのか疑問です。

支出の内訳

①家賃 8万前後

②光熱費 2.5万前後

③食費 4万前後

④携帯代 2万前後

⑤保険代 2万前後

⑥日用品 1万円前後

⑦ガソリン代 1万前後

⑧給食費 1万円前後

⑨交際費 2万前後

といったところですね。金額も子ども1人の時と随分変わってきてしまい、23万前後です。

①の家賃は4人家族となると狭いアパートでは厳しいです。もしかしたらもっと高くなると考えてもいいでしょう。

②・③も当然上がってきます。食べ盛りで全員男の子となればさらに食費は上がります。

④・⑤・⑥ももちろん上がってきますし、この内訳以上になることももちろん有り得ます。

⑧・⑨も単純計算です。特に⑨は子どもの学年や友達層によっても変わりますね。

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母子家庭の生活費をシチュエーション別に紹介

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離婚した場合

一番多いのがこちらのケースですね。この場合は養育費がもらえますので生活費の足しになります。

しかしながら先にも言いましたが、支払われると確約されたものではありません。
調停を介して離婚したのであれば差し押さえ等ができますが、協議離婚の場合養育費はもらわない代わりに子どもとの面会交流はさせないといったパターンをとった人もいるのではないでしょうか。

そうなりますと平均3万円は減ってしまいます。

離婚後実家に帰るという行動をとるとするならば家賃や食費はかなり浮いてくると思います。もちろん居候という形になってしまいますので最低月3万円ほどはおうちにお金を入れましょう。

シングルマザーの収入や生活状況にもよりますが、『児童扶養手当』、いわゆる母子手当がもらえます。
金額は変わりますので断定的には言えませんが、かなりの助けになることは間違いありません。

離婚による平均年収は175万円です。

ここに手当等が入りますので収入としてはもっとありますが、労働収入としてはこれくらいとなります。

サラリーマンの平均年収が約300万前後ですので少なく感じてしまいますが、それだけお金を稼ぐのが大変だということです。

死別の場合

死別での平均年収は256万円で離婚よりは高いですね。というのも死別となるとあまりに若くして死別というパターンは稀ですので、年齢を重ねている分昇給により収入が高いということかもしれません。

また離婚と違って同じ職場で働き続ける確率も高くなることも理由でしょう。

離婚ですと住所が移る人がほとんどです。そうなるとやむなく仕事も変わってしまい、またいちからスタートという形になりますよね。

触れにくい話になってしまいますが、死別の場合ですと生命保険の保険金が入ってくる確率が非常に高いです。
結婚した際に受取人を妻、もしくは子どもに変更しているのではないでしょうか。

また遺族年金も受け取れるかもしれませんが、この場合は児童扶養手当は受け取ることができません。

そのあたりもよく調べてみる必要がありますね。

未婚の母の場合

平均年収は160万円です。上のふたつと比べるとかなり少なくなってしまいますね。
というのも死別とは逆の理由ではないでしょうか。

未婚の母の場合、若くして生んだはいいものの自分にはお金を稼ぐ術がない年齢だったりすることが関係してくるといえます。

子どもの数が多いと生活はかなり厳しくなってくるでしょう。

また離婚・死別と違って寡婦控除が受けられないといったこともおこってきます。寡婦控除とは税金控除のことです。

未婚で生んでしまうと子どもの父親の欄は空欄になります。様々な理由があるとは重々承知していますが、筆者はあまりオススメしません。

ひとりで育てることを決意し、その覚悟は本当に素晴らしいです。
しかし自分のことは自分で守るしかありません。そこに小さな命も加わります。

守ることも大事ですが守られることも大事であると心の隅に置いておいてください。
もちろんこれはシングルマザーになったすべての人に言えることです。

<下に続く>

母子家庭の生活費を助ける公的手当を活用しよう

土地家屋調査士

母子家庭には様々な手当てを受け取ることができます。ひとつずつ確認していきましょう。あなたの知らない手当もあるかもしれません。

手当① 児童扶養手当

先程説明した母子手当のことです。
なぜ母子手当というのが正式名称でないのかというと、父子家庭でも受け取ることができるからです。最近では父子家庭も多くなってきていますからありがたい制度ですね。

自治体から支給され、子どもが0歳~18歳の年度末になるまで受け取れます。
支給月は4月・8月・12月と4ヵ月に1度となっています。それぞれ支給月の前月までの4ヶ月分(4月支給のものであれば12月・1月・2月・3月)が受け取れます。

注意点としては自分で調べて自分で市役所に申請しにいかなくてはなりません。
毎年申請が必要です。

手当② 児童手当

少し前まで子ども手当と言われていたものです。こちらは母子家庭だからもらえるものではなく、0歳~15歳までの子どもがいる家庭に支給されるものです。

所得制限があるため、家庭によって支給額が変動します。

こちらも2月・6月・10月とそれぞれ前月までの4ヶ月分が支給されます。児童扶養手当同様に市役所へ申請が必要です。

手当③ 住宅手当

地区により条件は変わってくるのですが、民間住宅であったり、家賃が10万円以上であるなどがあります。

こちらも母子家庭だけではなく父子家庭にも適応されます。

手当④ 医療費助成制度

18歳未満の子どもの医療費が無料になります。普通の家庭では子どものみですが、地区によってはひとり親の医療費が無料になったり負担額が減額したりします。

もちろんこちらも父子家庭にも適応されますが、地区によって様々ですのでお住いの市役所に問い合わせてみてください。

ちなみに助成されるのは保険適応のみだったり、入院や通院で変わってきたりしますのでそこもしっかりと確認しましょう。

手当⑤ 自立支援教育訓練給付金

雇用保険の教育訓練給付が受給できず、さらに教育訓練を受講・修了した場合に経費の20%が返ってくる制度です。

資格を取りたい方にオススメの制度です。

手当⑥ 国民年金・国民健康保険の免除

必ずしも免除となるわけではありませんが、案外この負担は大きいものです。
おさめることが出来ないような場合であれば市役所へ相談することで減免や免除となることもあります

困っているようであれば相談してみましょう。

手当⑦ 保育料の免除・減額

こちらも地区によって、そして収入によっても変わってくるのですが、保育園や幼稚園の保育料が免除もしくは減額になる場合があります。
確認してみましょう。

<下に続く>

養育費も母子家庭の生活費を助けてくれる

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あてにならない養育費ですが、きちんと支払われていれば生活費の大きな助けとなります。

先に述べたように調停離婚をするのであればその際にしっかりと養育費についても話し合いましょう。
根気がいりストレスも溜まりますが、よほどの理由がない限りは受け取るようにしましょう。

そもそも養育費というのは拒否できるものではなく、父親としての最低限の義務ですので支払われていない場合は請求することができます。

しかしそれは父親が認知している場合です。
認知していないのに要求することはできませんが、認知せず、しかし養育費は払っているという方もいますので、やはり話し合いが大切です。

協議離婚の場合は書面に決まり事などを書いておくといいでしょう。
双方の捺印があればなお良いです。
今は円満離婚でものちのち揉めることもありますので(離婚後紛争調停というものもあります)、面倒でも書面に残しておくほうが得策です。

養育費の金額は双方の収入によって変わってきます。

せっかくもらえるお金なのでもらってしまったほうがお得です。
月3万円だったとしても

3万円×12ヶ月=36万円

となります。まとまった金額でみると大きくありませんか?

諦めかけている方がいましたら是非もう一度考え直すことをオススメします。

<下に続く>

母子家庭の生活費を助けてくれる節約術

節約

節約術① 電気代の節約の仕方

今は電気の自由化というものが出来ましたよね。それによって携帯料金とセットで安くなるプランもあります。おうち割というものもありますね。
少ししか変わらないと思うかもしれませんが侮るなかれ。塵も積もれば山となる、です。

先程の養育費同様年額で考えると結構変わりますよ。
また日中は薄手のカーテンで太陽光を利用して電気を消すという方法もありますね。

節約術② 水道代の節約の仕方

公的手当のところでは紹介していませんでしたが、免税制度がある地区もあります。母子家庭は水道代がかからないというところまであります。
調べてみる価値はありますよ。

お風呂の残り湯を洗濯に使うというのもよく聞きますし、元栓をあらかじめ少し閉めて勢いよく水が出ないようにすることもできます。

節約術③ ガス代の節約の仕方

話題になった圧力鍋で節約できます。集合住宅ですとプロパンガスとなりますのでとても高くありませんか?
思い切ってオール電化にすることも考えてもいいかもしれません。

お風呂を子どもと入るのもスキンシップがとれて一石二鳥ですね。追い炊き機能がついているのであればお湯が冷めても新たにお湯を足すのではなく、追い炊き機能を利用しましょう

節約術④ 住宅費

家賃は出ていきっぱなしのお金ですのでなんだかもったいなく感じてしまいますよね。家賃分の貯金をしていれば正直家が建ちます。

しかし公営住宅であれば住宅費を安く抑えられるかもしれません。
家賃は収入によって決まりますので、払えない額を提示されることはありません。

他にもアパートを借りるとなると仲介手数料だったり礼金もかかってきますよね。
公営住宅はそれがかかってきません。

節約術⑤ 食費

自炊をすることがなによりです。一回の買い出しで見てしまうと当然金額は外食よりも高くなってしまいますが、1日でそれだけの食材を消費することはまずないでしょう。

上手く使って買い出しは週に一度○○円までと決めてしまいましょう。
スーパーでは夕方や夜に安売りをしているのでそれを狙うこともいいですね。

節約術⑥ カードは一種類

ついついカードを作ってしまいがちですが、ひとつにまとめてしまい、ポイントを溜めてそのポイントで少し贅沢なお買い物をする、というようなこともできます。

シングルマザーでも通りやすいカード会社もありますので、そこで公共料金の支払いもまとめてしまいましょう。

<下に続く>

母子家庭の生活費の平均や内訳は?子供の数別の生活費をシュミレーションのまとめ

シングルマザー

いかがだったでしょうか。
少し長くなってしまいましたが、それだけ大変だということ、そして手当もたくさんあるということです。

一番は一人で無理をせず、ご両親や友達に頼ることも大切です。

いつも母親が疲れていれば子どもも心配しますし、子どもを笑顔にするための行動なのに意味がありません。

子どもの人生も大切ですが、あなたの人生はあなたのものです。
少し疲れたなと思えば奮発してネイルサロンやエステに行っても罰はあたりません。

むしろ気分がリフレッシュしてまた頑張ろうという気になります。

お金のことを考えると頭を抱えてしまいたくなりますが、案外なんとかなるものです。
気を抜けるときは抜いてメリハリをつけて生活をしましょう。

母子ともに笑顔で過ごせる毎日を送りたいですね。

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「お金のコトをもっと身近に」というミッションで、みんなのお金ドットコム(みんかね)を運営しています。
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