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2017/04/01

街金とは。街金の意味や闇金との違い、注意点などを丁寧に解説!

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目次

街金とは


一般的に街金融と言うときは、中小の消費者金融のことを指すことが多いです。
消費者金融とは、貸金業法等の規制を遵守しながら、合法な態様で貸金業を行うものを指します。

これは違法な営業を行う「闇金」と対置される概念です。
この消費者金融について、その営業規模について注目した時に、大規模で貸金業を行っているわけではない、中小規模の消費者金融のことを、一般的に街金と呼んでいます。

一般的に、と申し上げた通り、街金の中には、その営業形態・営業手法の点において違法な行為をしているものもありますので、闇金との区別があいまいな部分もあります。

そこで、基本的には中小規模で貸金業を行っているものを指す、という程度の認識で足りるとも言えるでしょう。

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街金と呼ばれるようになった由来


街金はその土地にゆかりのある業者が多いようで、もともとは市街地に多く事業所が置かれていたことから、「街金」と呼ばれるようになったと言われています。

ただし、闇金と対置される形で「街金」という名称が定着していったことから、世間一般において、街金と闇金を混同してしまう形で認識が深まってしまったとも言えます。

そこで、現在では街金という名称で呼ばれることは少なく、以下で述べるように中小消費者金融という形で呼ばれるのです。

街金の正式名称は中小消費者金融

上で述べたように、街中に事業所を展開していたことに由来する街金ですが、今ではその営業形態、つまり、消費者金融のうち、営業規模が大規模ではないという点に注目して、一般的には「中小消費者金融」と称するのが正式なところであるようです。

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街金と闇金の違いについて

街金、つまり中小消費者金融は、基本的には貸金業法等の法律を遵守していると考えられますので、法律を守っているかどうか、という点において、違法な闇金融機関と区別されることになります。

闇金の種類は様々ですし、どのような点において違法と評価されるかもかわってきます。
例えば、貸金業法の規定によると、貸金業を営むものが宣伝広告に掲載する電話番号は固定電話の番号でなければならないとされていますが、固定電話の番号ではなく、携帯電話の番号によって営業を行う場合があります。

このような手法を用いている場合には、確定的な事業所を設置していない蓋然性があるでしょうし、貸金業法に違反しています。
通常の街金は、固定電話の番号をしっかりと利用しているでしょう。

また、闇金と言えばその取り立て方法が厳しいイメージがあるかと思います。
例えば、債務者の家の前で何時間も大声をあげたり、ドアに張り紙をするといった方法は違法な取り立て方法とされていますので、闇金の特徴であると言えます。

街金はこのような違法な取り立て方法を行うことはないでしょう。

さらに、その貸し付け態様についても、おそらく「一般的な闇金」では、利息制限法で規制されている上限利率よりも多くの利息を債務者に負担させていることが多いのではなでしょうか。
合法機関である街金では、通常このような理不尽な利息が付加されることは考えられません。

街金とサラ金の違いについて


サラ金という名称は、今ではあまり使われておらず、かつてサラ金と呼ばれていたものは、現在の分類で言う消費者金融のことを言います。

昔は、闇金という違法形態に対して合法に貸金業を営む組織のことをサラ金と呼んでいたのが、今は消費者金融という呼称に変わっただけです。

つまり、街金は中小消費者金融と定義されることから、街金はサラ金のうち、営業規模が中小規模であるものを指す、と整理することができるでしょう。

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街金の現状と今後の見通し

バブル以降、消費者金融がいわば無法地帯的に違法に営業活動を行い続けた結果、多くの債務者が追い込まれたことによって、例えば出資法の改正であるとか、最高裁判所による判断が蓄積されたことによって、消費者金融に対する規制は厳しくなっているのが現状です。

また、インターネットの普及によって、一般人が法律に対する基本的な知識にアプローチすることが容易になってきて、その結果債務を減額する方法(債務整理手続など)であるとか、借金それ自体を消滅させる手段(自己破産など)についても、それらの制度が周知されるようになってきています。

そのような情勢の中で、一時は、闇金を含めるとかなりの数の貸金業を営むものがあったのですが、今ではその数は激減しています。

さらに言うならば、様々な情報がインターネットで検索可能となったことによって、債務者がお金を借りようとするときに、その貸主の情報であるとか評判などにアクセスすることも可能になってきました。

これによって、違法な業者は当然に淘汰されることになりますし、また合法な貸金業者であったとしても、大規模に貸金業を営んでいる業者の方が、信用性が高いという理由などによって顧客が集まりやすくなってしまいます。
つまり、合法の貸金業者の中でも淘汰が進んでいるのが現状なのです。

このような状況にあっては、大手の消費者金融や、地元に密着している小規模経営の優良とされる消費者金融などが残っていくことになるでしょう。
また、その淘汰が進んでいく中で、お金に苦しんでいる人は、どこから借りればよいのか、ということが、加えて問題となってしまいます。

特に、大手消費者金融ではもはや融資を受けることができなくなってしまったような場合には、消費者金融が淘汰される時代になってしまったことから、借りる先がなくなってしまい、どうすることもできなくなるという状況が作り出されてしまうことになります。

このような袋小路に追い込まれた借主をターゲットにして、新たな形の違法業者がどんどん出てくるでしょうし、あるいはインターネット等によって簡易に貸してくれるような怪しげな業者も蔓延してしまっています。

規制の厳格化によって、一時は違法な闇金が減少したのは事実ですが、その結果、新たな手法の闇金業者が日々創出されているのが現状ですし、今後もいわば「イタチごっこ」の状態が続いていくことでしょう。

街金の特徵について


規模の違いがあるだけで、街金もいわゆる大規模の消費者金融機関も、合法な手段によって貸金業が営まれることになります。ただ、営業形態が中小規模であることから、それぞれの貸し出し額は、一般的に少額となっています。

先程述べた、貸金業者が淘汰されていることとの関係で、無理な取り立てなどをすることによって、地元の人々の信用をなくすようなことは今ではされていないでしょう。
貸金業にも、サービス業の一つであるという意識が芽生えてきているようです。

街金の一般的な金利

消費者金融であるという性質上、利息制限法の規制内での貸し付けがなされることが通常です。
これを超えてしまうと、結局後になって過払い金の返還請求がなされてしまいますし、評判も下がることになってしまうことから、街金はこの点は厳守するでしょう。

もっとも、消費者金融が利益を上げる手段は、お金を貸すことによって利息を受け取ることができる、という点に集約されることから、銀行等の、いわば公的な機関からの借り入れの場合より利率は高くなるのが一般的です。

元本額にもよりますが、これが少額である場合には、利息制限法の範囲内で、利息はかなり高くなってしまうでしょう。

街金の一般的な審査


街金も消費者金融の一形態ですので、例えば信用情報機関などのブラックリストに搭載されているような人には貸し付けを行わないのが一般的です。

しかし、今は大手の消費者金融の方が安心してお金を借りることができるという認識が広まっていますし、また、街金業者は地元を大切にする傾向にあります。

その結果、大手の消費者金融に比べると、融資の際の審査は比較的緩いと言うこともできなくはありません。
しかし、闇金とは違うので、金融事故の履歴がある人に対しては、融資をしにくいのではないでしょうか。

街金の一般的な貸付限度額

現在の利息制限法のもとでは、元本の金額によって厳格に利率の上限が設定されています。

つまり、消費者金融については、元本が10万円以下である場合には、年利率は20%以下、元本が10万円から100万円の場合には、年利率は18%、元本が100万円以上の場合には、15%というように設定されています。

ちなみに銀行では、元本にもよりますが、14.5%を超える場合は禁止されています。

街金利用時の注意点

以上のように、現在の街金は、合法機関として比較的丁寧な営業がなされています。
しかし、一番はじめに述べたように、場合によっては、違法な形態によって貸し付け行為を行う闇金が紛れている場合もあります。

特に、闇金も結果としてその営業規模は大規模でないことから、融資を受けている(また、今後受けるであろう)業者が、街金であるのか闇金であるのかをしっかりと見極める必要があるのです。

例えば、自分の勤め先に返済の電話をするようなことは現在では禁止されているので、このような取り立て方法を行う場合には、当該融資先は闇金である可能性が高いと言えるでしょう。

相手先が闇金であることが判明した際には、すぐに法律の専門家に相談することをおすすめします。

万が一、闇金に手を出してしまったら、
下記の記事で闇金被害の相談や解決に動いてくれる法律事務所を紹介しているので、お困りの方はすぐに相談する様にしましょう。
闇金被害相談や解決に強い弁護士・司法書士!取り立てや嫌がらせの問題対策までカバー

【重要】街金と闇金の見分け方

お金を借りる際には、決して闇金からの借り入れをしてはいけません。
不合理な利息の請求をされるでしょうし、場合によっては過酷な取り立てを受けることがあります。
そのような状況に追い込まれてしまった場合には、精神的なストレスもかなりのものになってしまいます。
そこで、闇金業者の疑いがある場合のメルクマークを覚えておく必要があります。

例えば、先程述べたように、広告に固定電話の番号をのせていないような業者は闇金である可能性が高いです。
さらに、普段かかってくる電話番号が携帯やPHSの番号ばかりである場合にも、その業者が事業所を展開していない可能性を伺わせますので注意が必要です。

また、合法に貸金業を営む場合には、都道府県知事の許可を受ける必要があり、その際には、しっかりと登録手続を履践する必要があるのです。

したがって、このような登録番号が周知されていないような場合には、これもまた闇金である可能性が高いでしょう。

基本的に今では優良とされる消費者金融はホームページをもっているでしょうし、そのようなホームページの一番下部の部分に、この登録番号が記録されているのが通常です。

合法の消費者金融は、自らが合法機関であることをアピールしたいからです。
さらに、融資を受ける前に、しっかりと契約内容を確認しなければなりません。
特に、利率に関しては、闇金かどうかを見極める非常に重要なポイントになるので注意しましょう。

また、取り立てがなされる場合に、威圧的な方法によってこれが行われる場合や、執拗にされる場合など、何らかの犯罪行為であると評価されそうな場合にも、闇金であることを疑う必要があります。

暴力をふるうというような場合は稀有でしょうが、例えば、電話による返済督促についても、一日に何十回もかけることは禁止されていますし、夜中にこのような電話をかけることも許されてはいません。
少しでもおかしいと思ったら、すぐに専門家に相談することをおすすめします。

街金とは。街金の意味や闇金との違い、注意点などを丁寧に解説のまとめ

以上に述べたように、闇金とは異なり、街金はあくまで合法の貸金業者ということをまずは理解しましょう。

万が一お金を借りなければならない状況に追い込まれた時には、このような信頼のできる融資先をリサーチする必要があるでしょう。

とはいえ、債務者に対しては、常に闇金業者が隙を狙っているというのもまた現状の問題点として挙げられます。

したがって、できるだけこれらの闇金とかかわりを持たないためにも、慎重に判断したのちに、融資を受ける必要があります。
それでも、万が一闇金からの融資を受けてしまった場合には、できるだけ早い段階で法律の専門家に依頼をする必要があるでしょう。

今では多くの法律事務所で無料の相談をしていますし、また、経済的な余裕の少ない人にとっては法テラスを利用することも選択肢の一つとして考えられるでしょう。

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