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2017/10/12

結婚式の遠方からの列席者の交通費や宿泊費は負担すべき?相場や配慮は?

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目次

遠方からの結婚式参加者の交通費の負担

友人・知人、兄弟、親戚の結婚式はとてもおめでたいものですから、心から祝ってあげたいものです。しかし、結婚式場まで行くためには交通費がかかります。また、遠方での結婚式に参加するには交通費のほかに宿泊費用もかかります。

結婚式の交通費は新郎新婦が払うべきなのでしょうか?遠方から参加してくれた参列者の結婚式の交通費は来客側と新郎新婦側のどちらが払うべきでしょうか?また結婚式の交通費として参列者に渡す「お車代」の相場はいくらでしょうか?

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遠方の方を招待するケース

地方出身の人が現在は東京在住で東京で結婚式を挙げる場合には、地元の古くからの友人を招待することもあるでしょう。その場合には、遠いところから来てもらうことになります。また、結婚式を外国や観光地などで行う場合にも遠方から招く事になります。

結婚式に招かれたほうは、おめでたい席ですから、ぜひとも参加して祝いたいという気持ちもあることでしょう。しかし、実際に式場を訪れるためには、交通費や宿代がかかり、金銭的な負担が大きくなるため、やむなく欠席する人もいるようです。

たとえば、九州から東京まで行くとなると、時期にもよりますが、片道1万円~1万5千円程度はかかります。ホテルの宿泊費が1泊1万円程度と考えると、往復の交通費と宿泊費用で合計3万円以上かかることになります。

海外のリゾート地での結婚式などは、結婚式のあとに観光も楽しめるわけですから、招かれる方も思い出に残ることでしょう。しかし、それもこれも、先立つものがあってこそです。こんなご時勢ですから、日々の生活で精一杯・・・という人もいるでしょう。そのような人にとって、高額な交通費や宿泊費用がかかる遠方の結婚式は、経済的に負担を感じることも確かです。

遠方からの結婚式列席者の交通費は負担する?

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基本的には、遠方から来ていただいた方には、新郎新婦側が全額交通費を出せれば一番良いです。しかし、実際には交通費を全額負担するのはなかなか難しい事も多いでしょう。特に、若い夫婦の場合は全額負担することが難しいケースもあると思います。

その場合でも、交通費と宿代があわせて2万円を超えるゲストについては、新郎新婦側で交通費を出すのが一般的のようです。

海外やリゾート地で結婚式を上げるなど、華々しい式を上げることが目的ではなく、地元の友人も招いて祝ってもらいたいという場合もあると思います。そういった場合には、全員の交通費を全額負担するのであれば、新郎新婦の負担も大きくなりますから、招かれた側がかえって気を使ってしまうこともあります。

他の友人・知人の結婚式では、交通費がどうなっていたのか、あらためて振り返り、確認してみましょう。

しかし、全額負担が難しい場合でも、招く側が結婚式の交通費を全く負担しないというのでは、おもてなしの気持ちや気遣いが伝わらず、あまり良くない印象をもたれることもあるでしょう。特に、以前、ゲストの方の結婚式に招かれていて交通費を負担してもらった場合には、かならずその人の分は、こちらで出しましょう。

また、遠くから親戚を呼ぶときは、交通費や宿泊代について、事前に両親や親戚に確認しましょう。もしかすると、新郎新婦の預かり知らないところで、両親同士がお互いの子供の結婚式の交通費について取り決めているかもしれません。

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遠方からの結婚式列席者の宿泊費は負担する?

通常は、遠いところから結婚式に参列してくれた方への宿代は、新郎新婦が出します。宿代と交通費は、まとめて新郎新婦が出す事が多いようです。

親戚の場合は、宿泊代と交通費については相手に気を遣わせないだけの金額を負担するのが一般的です。

友人・知人には、交通費と宿代をどれくらいこちらで負担するか、前もって相談して決めたほうが良いでしょう。

・交通費は新郎新婦が全部払い、ホテル代は来客が全部払う
・ホテル代は新郎新婦が全部払い、交通費は来客が全部払う
・ホテル代は新郎新婦が全部払って、交通費は気持ち程度、新郎新婦が払う

といったように、どのような形で交通費と宿代を負担するかには、いくつかの方法があります。お互いに無理のない金額で、納得のいくように決めることが多いようです。

結婚式は前もって日程が決まっているのですから、飛行機とセットになったお得な宿泊プランを使う事もできます。またホテルで結婚式を挙げれば、お得な割引プランを使う事が出来る場合もあります。しかし、式場と提携しているホテルを使うと、かえって割り高になる場合もあるので事前に自分でしっかりと調べてみましょう。

宿泊プランを上手に選ぶことで、新郎新婦側もゲスト側も、宿代の負担を軽くすることができます。

結婚式への交通費や宿泊費の相場は?

遠方からのゲストの場合、交通費と宿泊代金が2万円を超える来客については、普通は交通費は新郎新婦が出します。この場合は、交通費+宿代の全部~半分を負担するのが普通です。

また結婚式場までの交通費が、往復5000円を超えるゲストには「お車代」を用意する場合もあります。お車代の代わりに、タクシーを手配する場合もあります。

それほど遠くなくても、交通の便が悪い場所で式を挙げる場合には、無料シャトルバスの出ている式場を選べば、招かれるほうも安心ですし交通費の節約にもなります。式場を選ぶときには、式場までのアクセスについても、事前にしっかりと調べておくと良いでしょう。

宿泊費の相場は、一泊1万円前後と考えれるのが一般的だと思います。もちろん、ホテルのスイートルームを予約したり、豪華にしようと思えばいくらでも高く設定できますし、安くしようと思えば一泊4000円の格安ビジネスホテルもあります。しかし、一般的なホテルは1万円~2万円程度ですので、その程度で考えておきましょう。

一泊二日、宿泊込み、全館貸切で式を挙げられる小さなスパやホテルもあります。交通費や宿泊費の負担が厳しい・・・と感じる方は、そのようなプランを選ぶことで、無理なく思い出に残る結婚式を挙げられるのではないでしょうか。

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結婚式に交通費のかかる遠方の方を招待する時のマナー

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結婚式に遠方からゲストを招くときには、相手の「旅」の負担をなるべく減らすように新郎新婦側から配慮するのがマナーです。

たとえば、航空機や新幹線をつかわなければこられない、遠いところから来てもらうのであれば、前もってチケットを予約しておき、ゲストに送れば、招かれる側はチケットを選ぶ手間が省けてとても助かることでしょう。しかし、この場合は時間や経路をゲストに指定する事になります。

忙しいゲストの場合は、自分で飛行機の時間を指定したいこともあるでしょうし、途中で別の場所に寄りたいと考えているゲストもいるでしょうから、チケットを自分で手配するつもりかどうかは、事前に確認しておいたほうが良いでしょう。

飛行機や新幹線を自分で買って、会場まで来てもらう場合には、結婚式当日にお車代として新郎新婦から交通費を渡すこともできます。この場合は、当然ながら飛行機や新幹線の手配の手間をゲストが負担することになります。

結婚式前日に泊まる宿も新郎新婦で用意しておけば、ゲストは当日の宿泊場所の心配をすることもなく、安心して式場まで足を運べるでしょう。交通費のかかる遠方からゲストを招いておいて、いざ現地に到着したら泊まる場所が無かった・・・ということになれば、見知らぬ土地に招かれたほうは大変困ってしまいます。

交通費のかかる遠方から来るゲストについては宿はどうするつもりか、事前に確認しておきましょう。どこに泊まるかまだ決めていないゲストについては、新郎新婦側で宿を予約しておけば、ゲストも安心できます。

遠方から来たゲストの中には、式の前後に観光を楽しみたい人もいるでしょう。また、余裕を持って式に参列するために前泊したいと考えているゲストもいるはずですから、来賓のための宿を予約するときは、前泊する予定かどうかも事前に確認しておきましょう。

結婚式の交通費の渡し方は?

結婚式の交通費は「お車代」として渡します。式の一週間前には渡す人のリストを作っておきましょう。お車代は、ご祝儀袋かポチ袋に入れて、筆か筆ペンで「御車代」と表書きをしておきます。両家、別々に袋を用意し、招いた側の名前を御車代の下に記入します。親戚には親から、友人・知人などのゲストには受け付けで渡すのが一般的です。

結婚式の主賓や乾杯の音頭をお願いしたゲストには、受付のあと、主賓や乾杯の音頭を頼んだ側の親から渡します。主賓の方は、他のゲストとお車代の金額も違いますので、他のゲストに見えないように渡すのがマナーです。

また、仲人の方にも往復の交通費程度のお車代をつつむのが一般的です。金額も1万円以上です。式が終わった後に、ご祝儀袋に入れて渡します。

遠くからの来てくれた人に交通費を渡す場合は、どれだけこちらで払ったらいいのか、前もって聞いておきましょう。また、複数の友人・知人を招く場合は、金額が不公平にならないように気をつけましょう。

お車代を渡す時は、一言手紙を添えるとより気持ちが伝わります。自分たちの結婚式のために遠くまで来てくれて、祝ってくれてありがとう・・・という気持ちを込めて、一筆、したためましょう。

遠方からの結婚式列席者への交通費以外の配慮

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その日のために、時間を割いて交通費のかかる遠方からわざわざ結婚式に来てくれたゲストですから、交通費や宿代など、お金の面以外でも、心配りをしたいところです。

遠方からのゲストの中には、その土地に初めて来ると言う人もいるでしょうから、観光スポットや名産品、当日の天気などを調べて事前に教えてあげると喜ばれるでしょう。不慣れな土地ですから、喫茶店など、休めたり食事の出来る場所の情報があるだけでありがたいものです。

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また、ゲストも結婚式に参加するために、ヘアメイクや着替えが必要になります。美容室や着替えの出来る場所もゲストのために事前に調べ、伝えておきましょう。

せっかく来てくれたゲストが見知らぬ土地で道に迷ってしまったら気の毒ですから、会場までのアクセスも調べて、わかりやすく伝えておきましょう。交通費への配慮だけでなく、交通の便への配慮もしたいところです。

遠方からきたゲストにとって重い荷物は持ち運びに負担になります。結婚式の引き出物は、なるべく軽く、小さく、持ち運びやすいものにしましょう。当日は引き出物は渡さず、後日、内祝いという形で郵送することもできます。その土地の名産物を渡せば、良い思い出になることでしょう。

結婚式の遠方からの列席者の交通費は負担すべき?相場や配慮は?のまとめ

結婚式のゲストを遠方から招いたときには、できれば交通費と宿代は新郎新婦で負担するのがベストです。全額負担が無理であったり、かえって相手に気を使わせてしまう場合であっても、交通費+宿代の半分は新郎新婦側が負担するのが一般的です。

遠路はるばる来てくれたゲストの方たちですから、道に迷わぬよう、宿の心配をしなくて済むよう、観光を楽しんでいただけるよう、出来る限りの心配りをしたいものです。

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