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2017/10/12

自己憐憫になる人の心理や特徴!克服法や付き合い方も解説!

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目次

自己憐憫(じこれんびん)の意味は?

自己憐憫とは、あまり聞きなれない言葉ですが、どういった意味なのでしょうか?

自己憐憫とは、「自分をかわいそうだと思う、自分の置かれている状況を不幸だと嘆いて、不満を漏らすこと」という意味があります。

受験や恋愛、仕事などで失敗した時、「どうして自分ばかりこんな目にあうのか」などと、自分を責めて落ち込んだり、環境のせいにしたくなることは誰にでもあるでしょう。それが一時的なものであれば問題ありませんが、常にそう思っていると良いことはありません。

そこで今回は、自己憐憫になる人の心理や特徴、克服法を解説していきます。

<下に続く>

自己憐憫な人の心理

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心理① 自分に注目してもらいたい

落ち込んでいる人がいればつい助けたくなります。そして励ましの言葉をかけようとします。自己憐憫の人はその言葉をかけてもらいたいがために、相手の気を引いているのです。

ただ、そのうち周りの人は気にかけなくなっていきますから、どんどん話の内容が過激になり、更に周りの人をドン引きさせてしまう恐れがあります。特にインターネット上での書き込みは過激な内容になりやすいです。

心理② 優先順位を高くしたい

口では、自分のことを不幸だと言っておきながら、実は自己憐憫の人は自分のことが大好きな人です。「周りの人からどう見られているのか」、「どう評価されているか」ばかりを気にしており、自分の順位にこだわります。

自己憐憫な人同士で話をすると、どれだけ自分が不幸であるかを自慢するようになりますが、これは「相手より自分の方が一番不幸なんだ」という順位にこだわっており、中身のない話でも不幸な話に作り上げるのが上手くなってしまいます。

心理③ 特別扱いされたい

「自分は特別な存在だ」と思っている人ほど、「特別に扱われたい」という自身の期待と、自分のことを特別に扱ってくれない相手への不満との間でギャップが生まれ、「自分はかわいそう」、「自分は不幸だ」という思考になってしまいます。

心理④ 誰かに依存したい

依存は愛情とは異なります。愛情はお互いのことを思い合いますが、依存とは自分中心であり、執着することです。誰かに依存すると「こうしてほしい」、「私の考えを分かってほしい」などと、相手への要求が強くなります。自分の都合の良い時に悲劇のヒロインになることで、相手が自分のペースに合わせてくれるのを望んでいるのです。

心理⑤ 怒られるのが怖い

すぐに自分自身を責めてしまうのは、他人から怒られるのが怖いのです。自分で自分を責めている人になかなかムチ打つように怒ることは少々可哀そうに感じるものです。ですから落ち込むことで周りからの同情を得ようとして自己保身に走るのです。

しかし、自己憐憫の人は自分を責めるのは上手ですが、何が悪かったのか現状を把握できておらず、反省をして次に生かそうということまで考えていません。しっかりと反省をして次に生かさない限り、「怒られてしまったかわいそうな自分」とだけ思って終わりにしてしまいます。

自己憐憫に陥りやすい人の特徴

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特徴① 完璧主義である

完璧主義の人は「失敗すること」を恐れている場合が多いです。仕事や趣味などもやるからにはミスなく完璧を目指してしまうからです。

ですので、ミスが続いたり、自身の不甲斐なさから、自分自身を責める傾向が強く、「自分はどうせ何もできない」といった思考に陥ってしまいます。

人間は失敗を繰り返し、成長していくものですし、完璧でいることは絶対にできません。誰かしら短所は持っています。完璧であろうとせずに、自分の短所や失敗の経験を受け入れられるようになりましょう。

特徴② プライドが高い

社会に出ると、ものすごいスキルを持った人や人間力が卓越している人はゴロゴロいます。その現実を目の当たりにすると、「自分はそこまで大した人間ではなかった」という思考になってしまいます。

プライドの高い人は、「他人から認められたい」という気持ちが強いですが、同時に他人から認められていることを実感できないと、とても傷つきやすい人が多いです。これが自己憐憫に繋がってきます。

自分より優れている人がいれば、「自分は大したことがない」と思わずに、「あの人はすごいから、自分も頑張ろう」とその人を尊敬し、その人から何かを学ぶ姿勢をもつことが大切です。

特徴③ マイナス思考が強い

物事をマイナスに考える人は自己憐憫に陥りやすいです。マイナスに考えてしまうと、物事が上手くいかなくなりますし、負のループに陥りやすくなり、取り返しがつかないほど、自分を責めてしまいます。

マイナスの感情や思考に支配されないように、まず何に自分が悩んでいるのか紙に書き出して整理してみるのも良いでしょう。

特徴④ 現実を受け入れない

現実を受け入れない人は、失敗や辛いことから逃げてしまい、「自分はどうせ~」などと言い訳ばかりしてしまいます。失敗や辛いことから学ばなければ、自己否定ばかりで、自身への成長につながってきませんし、また同じ過ちを繰り返してしまいます。

特徴⑤ 自己中心的である

自己中心的な人は、人の気持ちを考えようとしたり、人からのアドバイスに耳を傾けようとしません。他人の気遣いに対して、「自分の気持ちは他人にはわからない」といった思考に陥りやすく、自分の心をシャットアウトしてしまい、他人に対しての感謝の気持ちが欠けてしまっています。

心配してくれた人に対して、感謝せずに頭ごなしに否定をしてしまえば、いつかは誰からも心配されなくなりますし、本当に助けてほしい時に助けてくれる人がいなくなってしまいます。まずは、他人に感謝の心を持ち、素直になりましょう。

特徴⑥ 話を誇張する

自己憐憫の人は、不幸話を大袈裟に言う割には、誰にでも起こり得るような不幸であったり、深刻な内容ではない場合が多いです。大袈裟に言うことで、周りの人の同情をひきたいという心理が働いているからです。

本当に切羽が詰まっている状況であれば、愚痴を言う前に行動に移しているはずです。

特徴⑦ 寂しがり屋

寂しがり屋で、1人だけでいるのが耐えられない人です。やがて寂しさから不安へと感情が変わり、「誰かと話したい」、「かまってもらいたい」という考えから、周りの人の気を引こうとしてしまいます。

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自己憐憫に浸ってもいいことはない!

自己憐憫に浸っていても、自分で自分を責めていくことで、負の感情が表情に出て暗くなりますし、自信がなくチャレンジ精神がなくなってしまい行動におこせず、言い訳をしてしまい、良いことはありません。

実際に行動に起こさず、口だけ動いている人は、周りから疎まれます。負の雰囲気が漂っている人は自分だけではなく、周りの雰囲気も暗くし、風邪のように伝染していきます。口だけを動かす前にまずは行動に移しましょう。

綺麗になりたいのであれば、ダイエットや綺麗に見えるメイクやヘアスタイルの研究をする、人付き合いが苦手なのであれば、人の大勢いるところに自分から出向く、飲み会に積極的に参加する、自分からあいさつする。

勉強ができないのであれば、勉強時間を増やすなり、効率の良い勉強方法を見つける、仕事ができないのであれば、空き時間に勉強したり、先輩や同僚と積極的にコミュニケーションを取って、分からないことを聞くなど、色々と起こすべき行動はあります。

自分が幸せになりたいなら、自分から行動を起こさなければ何も変わりませんから、自分を責める前に、幸せになるための1歩を踏み出してみましょう。

自己憐憫を克服するには?

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ポジティブに物事を考える

人生は1度きりですから、マイナスに考えるよりも、ポジティブに物事を考えるようにしましょう。考えているだけでは状況は変わりません。起きてしまったことを悔やんだり、落ち込んだりするよりも、これから先どうすればいいのかを考えて行動し、同じ失敗を繰り返さないように努力することが大切です。

他人に対して感謝の心を持つ

いつも自分は不幸だと思っているのは、不幸な事ばかりが頭に残って、目の前の幸せや他人の親切心に感謝できていないからです。相手に対して、感謝することができなければ、本当に自分が不幸になってしまいます。

自分自身が思っているほど、そこまで不幸ではありません。親や友人など誰か自分のことを気にかけてくれる人がいて、普通の生活ができて、好きなことができるだけでも幸せなことです。ですが、自己憐憫の人はそこに意識が向かず、辛いことが少しでもあると過剰に反応しているだけなのです。

小さなことでも感謝できる心を持つようにして、今日1日にあった良いことを振り返る時間を作るのも、自己憐憫の思考を変えていく上で大切なことです。

実際に問題に向き合う

自己憐憫な人は、現実に起きている問題に取り組む前に、言い訳をしてしまう傾向があります。まずは言い訳を考える前に、実際に行動に起こしてみましょう。

行動を起こして失敗するよりも、何もしないほうが大きな失敗です。問題を解決できれば、大きな自信に繋がりますし、ポジティブな思考を生み出すことができます。

世の中には、もっと辛い思いをしている人はたくさんいると考える

「自分はなんてかわいそうなんだ」、「なぜ自分だけ辛い思いをしなければいけないのか」と思うのは自分だけが不幸であり、周りの人が輝いて見えていると思い込んでいるからです。

しかし、それは間違いです。人は生きていれば必ず辛いことを経験しているものですし、中には壮絶な経験をしている人もいます。周りで輝いて見える人も、実は辛いことを隠して生きているのかもしれません。ですが、人それぞれ辛いことを乗り越えているのです。

世界に視点を向けてみれば、貧困で1日1日を生き延びることさえ精いっぱいな人、紛争で平和と秩序が乱され、いつ命を落としてもおかしくない人もいます。

日本で生活している以上、貧困で苦しんでいる国と比べたら、生活は十分保障されています。普通に家がある、食べ物が食べられるだけでもすごく幸せなことです。ですから、過度に辛い、かわいそうだと思わずに感謝の心を持ちましょう。

辛いことを引き寄せているのは、もしかしたら自分自身なのかもしれません。

<下に続く>

自己憐憫な人との付き合い方

特徴① 深く関わらない

どうしても関わらなくてはいけない時を除いて、プライベートで深く関わらないほうが良いでしょう。あまり深く関わってしまうと、「この人なら話を聞いてくれる」と思い、頻繁に連絡が来てその人の話を聞かなくてはなりません。

不幸話を聞いているうちに、自分自身にもマイナスの思考や雰囲気が乗り移ってしまう可能性があります。

特徴② 不幸話は受け流す

不幸な話は、同情や愛情を得たくてしている場合が多いです。不幸な話は一方通行で聞かなくてはなりませんから、聞く側にとってみたら精神的に疲れてしまいますし、気持ちも暗くなってしまいます。

大体、真剣に受け止めようと思っても、相手が真剣に変わろうとしない限り、不毛な話の内容で終わりです。「頑張ったね」、「かわいそうだね」、「辛かったね」と言ってもらえるだけで相手は満足なのです。

受け流す程度に話を聞いていれば、相手の方から不幸な話をしなくなるかもしれません。

特徴③ 不幸からは何も生まれないことに気づかせる

自己憐憫に陥っている人は、環境や価値観の積み重ねから、意識せずに自然とマイナスの思考になっている場合が多いです。色々マイナスに考えるよりも、行動に起こさなければ何も変わらないことを諭して、改善に向かうよう促すのが良いでしょう。

特徴④ 幸せな話題は話さない

自分が幸せな話題を振ってしまうと、その幸せな話題に嫉妬してしまい、更に相手の不幸話が加速してしまう可能性があります。

自己憐憫の人は、自分以外の幸せな話題には許せない人が多いです。ただ、その嫉妬心を素直に表現することができないので、変わりに不幸話で自分への注目度をあげたいと思うのです。

特徴⑤ あえて厳しい態度で接する

不幸話をされたときに、あえて厳しい態度でのぞむ姿勢を見せましょう。自己憐憫の人は今まで自分に甘いことを指摘されてこない人が多いので、「私はあなたに対して厳しく言うから」と宣言します。厳しく言われることによって、もしかすれば不幸話をやめようと反省するかもしれません。

自己憐憫になる人の心理や特徴、克服法を詳しく解説のまとめ

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以上で、自己憐憫になる人の心理や特徴、克服法について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

自己憐憫に浸っていても何も良いことはありません。辛いことは、生きていれば何度も経験し、困難に立ち向かっています。ネガティブ思考で自分を責めていても何も始まりません。

まずは、自分自身を見つめ直し、失敗と成功を繰り返しながら成長していけば、自然と自分の周りに人が集まってきます。いつも笑顔で楽しそうな人はみんなから好かれていませんか?

ですので、自己憐憫に浸るのはやめ、ポジティブ思考に切り替えて、自分を評価していきましょう。

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