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2017/11/14

まだまだ人手が足りない土木施工管理技師の平均年収や仕事内容

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目次

土木施工管理技士の平均年収と月収

平均年収の相場

まず新卒の土木施工管理技士の年収ですが、高卒で16万円、大卒で20万円、大学院卒で22万円程度となっており、これは例え土木を学んだとしても1級土木施工管理技士を持っておらず、経験もない「見習い技術者」という立場のためこの金額となっています。

工事責任者として経験を積んでおり、即戦力として採用された場合ですと平均年収は600万円程度となっていますが、これは会社の規模や種類、地方部や都市部といった条件で差があります。

転職をした場合の年収

1級土木施工管理技士として工事会社やゼネコンで経験を積んだ後に、設計コンサルタント会社に転職した場合年収はダウンすることが多く、これは「施工」から「設計」へ職種が変わるためです。給与条件として20万円~22万円程度となります。

しかし、「技術士」という資格を取得すると年収アップが見込めますので、技術士を取得することが前提とすれば年収減額は感じることはありません。むしろ、技術士の資格を取得することによって年収を上昇することも可能です。

工事会社から中途採用で地方自治体の公務員に転職する場合の年収相場は600万円程度となっています。給与に関しては工事会社と同程度ですが、注意すべきは残業です。ゼネコンなどは残業が基本的に多く残業手当などがついていましたが、公務員となると残業がなくなりますので、その分年収が下がることが考えられます。

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土木施工管理技士の年齢別年収・月収・ボーナスの推移

現場監督としての年齢別年収・月収・ボーナスの推移を表にしました。
現場監督とは、土木施工管理技士の有資格者のみではないため金額には幅が出ており、参考データとなります。
| 年齢 | 年収 | 月額給与 | ボーナス |
| - | - | - | - |
| 20~24歳 | 285.0万円 | 17.8万円 | 71.3万円 |
| 25~29歳 | 305.0万円~355.0万円 | 22.2万円 | 88.8万円 |
| 30~34歳 | 290.0万円~390.0万円 | 24.4万円 | 97.5万円 |
| 35~39歳 | 341.0万円~445.0万円 | 27.8万円 | 111.3万円 |
| 40~44歳 | 379.0万円~500.0万円 | 31.3万円 | 125.0万円 |
| 45~49歳 | 438.0万円~560.0万円 | 35.0万円 | 140.0万円 |
| 50~54歳 | 490.0万円~600.0万円 | 37.5万円 | 150.0万円 |
| 55~59歳 | 485.0万円~595.0万円 | 37.2万円 | 148.8万円 |
| 60~65歳 | 305.0万円~595.0万円 | 25.3万円 | 101.3万円 |
| | | | | |

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土木施工管理技士の仕事内容

土木施工管理技士とは

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土木施工管理技士とは、土木工事を施工する際に主任技術者や管理技術者を請け負うことができる資格です。現場監督以上の役割を持つには必須の資格ということになります。震災などの被害地での復旧工事の際に、工事現場一箇所につき最低一人の土木施工管理技士が必要になります。

指定建設業として法律で定められている土木工事においては、建設業法で定められた一般・特定建設業許可基準の一つとして、営業所ごとに専任の技術者、建設工事の現場に主任技術者及び管理技術者などの有資格者を置くことが建設業法で義務付けられています。

土木施工管理技士の役目

土木施工管理技士は、土木工事の施工計画や安全管理・工程管理など技術上の管理を行うことができる資格であります。土木工事は橋や道路・鉄道・トンネルなどの大規模は工事で、多くの技術者が関わります。その技術者たちをまとめ、計画通りに工事を進めていくことが主な役目となっています。また、労働災害が発生しないように、工事現場全体に注意を払う必要もあります。

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土木施工管理技士の年収以外の待遇

土木施工管理技士の勤務形態

働く場所によって勤務形態にかなりの差があり、昼夜が逆転したり転勤や単身赴任を余儀なくされたりとさまざまです。

また残業や休日出勤といったことも非常に多く職場といえます。特に繁忙期は深夜までの仕事が連日続くといったこともあります。

土木施工管理技士の福利厚生

福利厚生に関しては勤める企業の規模や職場により変わってきます。例えば、公務員であれば残業がほぼないので残業手当てなどがないです。

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土木施工管理技士の難易度

土木施工管理技士の資格

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土木施工管理技士の資格には2種類あり、1級と2級があります。
主に2級は、土木・鋼構造物塗装・薬液注入の3種類に分かりており、合格した工事の主任技術者になれ、工程管理や安全管理が行えます。

1級は、河川・道路・橋梁・港湾・鉄道・上下水道などの土木工事で主任技術者や管理技術者になれます。

土木施工管理技士の試験は、1級・2級ともに一定の実務経験が必要となり、必要な実務経験の期間は学歴が影響してきます。規定は非常に細かく設定されていますので確認が必要となります。

試験内容と難易度

土木施工管理技士の試験内容は、学科と実地の2科目となっており、学科は土木工学・施工管理法・法規の3つです。実地では施工管理を行います。試験科目は2級1級ともに同じですが、2級の出題範囲は「土木」「鋼構造物塗装」「薬液注入」のうち、自身が選択したものに限られます。そして実施試験は学科試験に合格した人のみ受験可能です。

合格ラインに関しては、学科試験・実地試験ともに60%です。なお、1級の場合は学科に合格して実地に不合格の場合は、翌年のみ学科試験が免除されます。2級の場合は1級と同じ条件と、所定の条件を満たせば学科試験が同じく免除になります。

ちなみに合格率は1級、2級ともに約40%となっています。

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土木施工管理技士を取得するメリット

土木工事は力仕事が主となるので難しいことはありませんが、工事を行うには施工管理を行う役割の人が必ず必要になります。土木施工管理技士は施工管理を行うことができ、土木工事を行う企業では一定の求人があり、需要があります。そのため就職や転職で有利になるだけでなく、出世を目指すには非常にメリットになります。

また任される工事現場の規模によっても給与が変わってきます。

土木施工管理技士の将来性

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日本では震災が多く、いまだ復興工事が続いているところもあります。また、これからはオリンピックが控えており建設工事がなくなることはありません。建設工事を行う際には必ず土木施工管理技士が必要になりますので、需要がなくなることは考えにくいです。また、現在では、土木施工管理技士の有資格者が少ない状況ですので、非常に需要が高いといえます。

今後もさらに需要は高まっていくといわれており、まだまだ求められている職種のため資格を取得することは非常にメリットがあると言えます。

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まだまだ人手が足りない土木施工管理技師の平均年収や仕事内容のまとめ

土木施工管理技士は、日本で建設工事がなくならない限り必ず必要となる職種であり、現在では人手が足りないのが現状です。

工事全体の管理を行い、そこで働く人達を安全にかつ無駄なく工事を進めることが役目となる重要な責任を持っています。

まだまだ需要は尽きないので、就職や転職を考えている人であれば一度土木施工管理技士の資格取得にチャレンジしてみることをおすすめします。

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