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2017/02/01

借入とは何か。ローン・融資との意味の違いや審査における重要項目

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借入とは? ローンと融資の違い

クレジットカードやカードローンの情報サイトを見ていると「借入」「ローン」「融資」など、様々な金融用語が飛び交っています。
なんとなくの意味はわかるけど、厳密な違いはちょっとわからない…そんな方も多いのではないでしょうか?
かといってネットで調べてみても、出てくる解説ページは難解な表現ばかり……これではわかるものもわからなくなってしまいますよね。

そこで今回は今更聞けない借入・ローン・融資の意味と、私たちが借入をするにあたって無事成功に至るための4つのコツをご紹介します。

借入とは

個人や企業がお金やモノを借りることを借入といいます。
個人の場合はカードローンやクレジットカードのキャッシングに代表されるローンや借金、企業の場合は無担保・無保証人でお金を借りることのできるビジネスローンやリース会社の購入した物品を借りるリースなどが挙げられます。

ローンとは

金融機関が顧客へお金を貸し出す金融商品のことをローンといいます。
ローンは大きく2つに分かれており、1つは住宅ローンや自動車ローン、教育ローンのように特定の使い道が決まっているもの。
もう1つはフリーローンやカードローンなど、使い道が特に決められていないものです。

マイホームやマイカーを購入する時、その莫大な購入金額を貯蓄で支払うことは難しいでしょう。
その際に銀行や信用金庫などの金融機関から「ローン」として必要なお金を借りることで、手元に十分なお金がなくても大きな買い物をすることが出来ます。
これによって長い目で見た計画的な生活設計を立てることが出来、より充実した人生を作る手助けとなってくれるのです。

なお、使途が定められたローンはそうでないローンと比べて申し込みにあたって様々な手続きを踏む必要がありますが、その代わりに金利が低く押さえられているメリットがあります。

融資とは

融資とは主にお金を貸す側である「貸し手」が使う言葉で、借り手に向けて資金を貸し出すことを指します。
しかし今日では借り手である個人や法人が用いることもあり、カードローンの「即日融資」や日本政策金融公庫の「創業融資」など、借入と同じ意味で用いられることが多々あります。

<下に続く>

借入審査の重要項目


借入審査にあたっては個人・法人共に様々な項目を精査され、借入の可否が決められます。
ここでは個人の借入に焦点を絞り、主に重視される項目を4点ご説明致します。

勤務先と勤続年数

銀行や消費者金融会社が融資を行う際、借り手に安定した収入があるかがまず第一に重要なポイントです。
安定した収入があれば、そこから滞りのない返済を見込むことが出来、結果安心してお金を貸すことが出来るからです。

その為、個人の場合はまずどんな勤務先に何年勤めているかが最も重要視されます。
経営が安定している会社で長年の勤務実績があれば、この先もずっと同じところで働き続けることが見込まれますからね。

年収額

次に重視されるのは年収額です。
どんなに長い勤続年数があっても、日々の生活で精一杯な収入しかない場合、お金を貸すことは難しいからです。

また、消費者金融会社や信販会社がお金を貸す場合には貸金業法における総量規制が適用され、年収の1/3までしかお金を貸すことが出来ない決まりがあります。そのため年収は借入額を決めるにあたって、極めて重要な項目となります。

他社の借入件数・借入額

今現在何社から借入をしていて、総額がいくらであるかも審査において重要な項目です。
既に複数の金融機関から借り入れを行っていて、今回新たに追加で借入を行う場合、借りたお金で他社へ返済をする自転車操業状態になっているのではないかと不安視される場合もあります。

基準は各社によって異なりますが、銀行系では2〜3社以上、消費者金融系では4〜5社以上の借入があった場合には、たとえ借入総額が低く押さえられていても審査が否決となる場合が多いのです。
また、消費者金融系の貸金業者から借り入れを行う場合には、重要項目2でもご説明した総量規制により、借り入れできる金額に制限があります。そのため借入件数に加えて借入の総額も重要な項目として精査されています。

月々の返済状況

最後の重要項目として、月々の返済状況が挙げられます。

金融機関は顧客にどんな契約でいくらのお金を融資していて、毎月ちゃんと返済されているかを「個人信用情報」と呼ばれる情報で共有しています。
そのため、自分たちのローンやキャッシングを申し込んだ人が今どこからいくらお金を借りていて、毎月返済を期日通りに行っているかなどの情報は、照会を行えばすぐに確認することが出来るのです。

その際、毎月きちんと返済されていれば何も問題はありません。
むしろ「自分たちが今回お金を貸しても、ちゃんと返済してくれるだろう」と見なされるため、審査にはプラスの影響があります。
しかし返済が遅れ遅れになっていたり、現在延滞を起こしてしまっている場合には、審査にあたってマイナスに響いてしまいます。
「この人にお金を貸しても、ちゃんと返してくれないかもしれない」と思われてしまいますからね。

そのため、新たに借入を申込むにあたっては今現在の借入やクレジットカードの支払いなどを毎月滞りなく支払うこと、万一延滞を起こしてしまった場合には速やかに支払って解消させることが必須です。

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借入を成功させる4つのコツ

さて、審査において重視される重要項目に続いては、実際に借入の申込を成功させるために効果的な4つのコツについてご説明します。

最初の申し込み額は少なめに

まず最初は、申し込み額を少なめにおさえることです。
融資をする金融機関側にとってまだ取引関係のない方にいきなり多額の融資を行うことはどうしても慎重になってしまいます。
そのため最初は少額の借入で取引実績を積み、ある程度の期間を経てから借入額の増額を申し込むという流れがベストです。

今日、個人向けの融資は各社積極的に取引機会の拡大を推し進めています。これにより、ある程度の取引実績、具体的には3〜6カ月ほどの間滞りなく返済を続けている方には、増額の提案電話がかかってくることの多い傾向があります。最初の申し込みからすぐにと言うわけではありませんが、これが結果的に最大の借入額を最短で借りられるようになる近道であると言えるでしょう。

勤続年数を積み上げてからの申し込みがベスト!

就職や転職をしてからすぐの申し込みは、あまりおすすめできません。

なぜなら、あまりに勤続年数が短い場合は貸し手にとってすぐ退職してしまうのではないかと疑われてしまうことが多々あるからです。
転職時には色々物入りになるため、借入が必要になることも十分に考えられるのですが……それでも勤続1カ月未満での申し込みはやはり厳しいと言わざるを得ません。

万全を期すためにも、半年から1年以上の勤続年数を積み上げてから。あるいは前の職場を退職する前に申し込みをすることが望ましいでしょう。

今借りているものの返済は絶対に滞らせない!

個人信用情報で返済状況が一目瞭然となるため、今借りているローンや分割払いの返済は絶対に滞らせないようにしましょう。
たとえ1ヵ所だけ期日通りの返済が行われていない場合でも、審査にあたってマイナスの影響が及んでしまうことは残念ながら避けられません。

また、これまで一度も滞りなく返済を続けてきた方にとっては、この返済実績が新規の申し込みにあたって強い追い風となってくれます。
可能な限りマイナスの影響を避けることはもちろん、出来ることならプラス材料としてこれまでの実績を使っていきたいものですね。

多重申込みはしない

個人信用情報では上述の返済状況に加え、6カ月の期限付きで「申込情報」という情報も登録されています。
これはその名の通り、どの会社にいつ申し込みをしたのかが記録されているものです。

これが審査にどんな影響をおよぼすのでしょうか?
例えば短い期間に多数の会社へクレジットカードの発行やローンの申込みを行っていた場合、金策に困っていて手当たり次第に申し込みをしていると見なされてしまうことがあるのです。
年収や勤務先、返済状況が申し分なくとも、この多重申し込みによって審査落ちとなってしまうことも十分に考えられます。

また、複数の申し込みは本人情報の入力や必要書類の準備など、かかる手間もばかになりません。
借入の申込は「数撃ちゃ当たる」というわけでもありませんので、ここは件数を絞った上で申し込みをかけてみましょう。

<下に続く>

借入とは何か。ローン・融資との意味の違いや審査における重要項目のまとめ

「借入」と「ローン」と「融資」日常的に用いられている3つの金融用語についてご説明致しました。なかなか面と向かって聞きにくいものではありますが、それぞれ非常に似た意味の用語であるため、これまで借り手・貸し手の双方で曖昧に用いられてきた経緯もお分かりいただけたかと思います。

また借入をするにあたっての重要項目と成功のためのコツは、いずれも今日から意識することで成功確率をグッと引き上げてくれるものを主にご紹介しました。カードローンやキャッシングの審査通過率は30%〜50%弱のやや狭き門です。これをくぐるためには、どのような項目が重視されているかや具体的なコツを知ることが必須であると言えるでしょう。

この記事が借入やローンといった用語の本意を知るきっかけとなり、また新しく借入を行う際の一助となれましたら幸いです。

<下に続く>

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