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2017/11/27

借金500万円を返済するには?返済期間と利息・返済計画・債務整理

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目次

借金が500万ある場合の利息や返済期間が気になりますね。またその返済方法や返済計画はどうしたらよいのか、更には債務整理の任意整理・個人再生・自己破産はどういう方法でやるのかシミュレーションを使いながらまとめてみました。

借金500万の内訳は?

借金がトータルで500万なのか、1社で500万なのかで返済方法や利息は変わってきます。複数ある場合はどこにいくらあるのかも調べておく必要がありますが、500万はどういう目的で借りたお金なのかによっても生活面の影響も変わってきます。

車のローンや学資ローンなどの他、キャッシングなどもあり目的に応じて利率が違いますが、今回はキャッシングでの内訳や返済等について調べてみました。

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借金500万の返済期間と利息

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通常フリーローンやキャッシングでの利率は高く、返済もリボや一括・定額など様々あります。また借入先によっても金利が違います。また複数のところから少しずつ借りていてトータル500万借りている場合は利息だけでも大きな金額になり負担も増えます。

裁量規制

基本的に収入から借りられる金額というのは裁量規制というのがあり、借りられる限度額というのが決められています。

お金を借りる際の規制は個人貸付のみに適用されていますが、裁量規制がかかる借金は消費者金融とカード会社です。銀行ローンは裁量規制対象外となるため借金が増えてしまう場合があります。

例えば、消費者金融から200万借りていて、銀行から300万借りていたら500万になりますね。
また、裁量規制により、年収のおよそ1/3までが借りられる金額と決められていますが、500万の借り入れをした場合、年収が1500万ないと借りられないことになります。

ただし、返済能力があると貸付会社が判断した場合は、例外貸付として借りることができます。そのうち、緊急的なものの場合(例えば医療費など)借りることが可能です。

除外貸付というものもあり、住宅や不動産の購入・自動車の購入(担保扱いになります。)は同じようにローンを組みますが、除外されます。

基本的な利息は以下の通りになります。

借入先  金額 利息(金利%)
身内・友人など 500万 0%
消費者金融 500万 3%~18%
銀行系金融 500万 3%~18%
信販系金融 500万 1.8%~18%

借りた借金の500万がどこの金融からいくら借りていて、何社から借りた合計がいくらかによっても金利自体変わってきますが、複数の場合は特に利息だけでも大きな金額となります。

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借金500万の返済計画

借金500万の場合、1社から借りるというのは用途がない限り難しいので、2社から借入想定でシミュレーションをしたいと思います。

例)消費者金融200万・銀行系300万の場合

借入先 借入金 返済期間 利率% 合計
消費者金融 200万 60ヶ月 15% 月々50,569円
銀行系 300万 60ヶ月 8.80% 月々61,984円
合計 500万 60ヶ月 月々112,553円

消費者金融の利息1,034,140円
銀行の利息は利息719,040円
月々112,553円-約29,219円=元金部分83,334円

利息合計は1,753,180円となります。これを月々の返済で見た場合、月々の利息返済は29,219円かかっているということになります。

毎月の生活費から、 月々112,553円の負担が出ていることには変わらないのですが、これがどのくらい生活の圧迫になっているのか考えると大きな負担となりますね。

例)身内から200万・信販系300万の場合

借入先 借入金 返済期間 利率% 合計
身内 200万 60ヶ月 0% 月々33,333円
信販 300万 63ヶ月 15% 月々70,000円
合計 500万 63ヶ月 月々103,333円

身内からの利息は0円
信販系利息は利息1,370,550 円
月々103,333円-約21,754円=元金部分81,579円

利息合計は1,370,550 円ですが、これを月々の返済で見た場合、月々の利息返済は21,754円かかっているということになります。また5年を超える返済年月になるので精神的にもかなりの負担と言えます。

身内からの借入は気持ち的にも楽ですが、しっかり返済をしていかないと関係がギクシャクしてしまうのでしっかり返済していかなければいけません。

例)消費者金融200万・信販系300万の場合

借入先 借入金 返済期間 利率% 合計
消費者金融 200万 60ヶ月 15% 月々50,569円
信販 300万 63ヶ月 15% 月々70,000円
合計 500万 63ヶ月 月々120,569円

消費者金融の利息1,034,140円
信販系利息は利息1,370,550 円
月々120,569円-約38,169円=元金部分82,400円

利息合計は2,404,690円となり、月々の返済利息額は38,169円と返済部分に係る利息だけでも大きな金利になるのがわかります。ちょうど5年あたりで返済額は減るものの大きな出費には変わりませんね。

10万を超える借金返済の金額は生活の負担になっているといってもいいでしょう。

例)信販系200万・銀行系300万の場合

借入先 借入金 返済期間 利率% 合計
信販 200万 57ヶ月 15% 月々45000円
銀行系 300万 60ヶ月 8.80% 月々61,984円
合計 500万 60ヶ月 月々106,984円

信販系利息は利息563,638円
銀行の利息は利息719,040円
月々106,984円-約21,377円=元金部分85,607円

利息合計は1,282,678円で、月々の返済利息は21,377円になります。また、返済期間も最短4年と8ヶ月ほどで残り2ヶ月は返済金額も減りますが、それでも日々の生活を考えるとかなりの額になります。

このようにシミュレーションで見た場合、日々の生活費プラスとして返済金額がかさんでしまうので、返済が終わるまでの約5年はかなりの苦労が必要と考えなければいけません。

数値で表した場合、予想外にも信販系のクレジットローンの方が利息が高いことがわかりました。最近はカードでの買い物をする人も増えていますが、カード払いも考え方によっては利息が一番高いので利用する際は気をつけなければいつまでも元金が減らないということがわかりますね。

更にどの金融系の利息についても月々2万円から4万弱になり、実質元金は10万切っていることがわかります。
借入先によっては利息だけでも大きい額になるので、借入先についても十分に検討する必要があるということがわかります。

また裁量規制によれば、年収が1500万なければ500万の借入は不可能ですが、抜け穴の除外や例外にあてはまることでトータル500万は借入が可能となるため、注意をしなければいけないポイントだということも数字で返済額を見るとわかりますね。

借りるときは簡単ですが、返済は簡単ではありませんので、しっかりとした返済プランを立てなければいけないということも考える必要があります。

今回は上記の例えを使いましたが、これ以上に複数社からの借り入れをし利息を含んだ金額が500万ある場合は、更に利息も多く返済期間も長い場合や、生活ができないほどの返済額に陥ってしまうケースもあるようですので気をつけたいところですね。

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借金500万を返済するためにやるべきこと

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①:借入先のリストや返済額などを数字化してみる。

借入先毎の返済金額を算出することで、残金の確認をすることができどのくらい返済額が残っているか確認することができます。

数字化しないとどうしても目に見えない金額になるため、安易に考えがちになります。そこで数字化することで今後の返済計画を立てやすくなります。

②:これ以上借りない。

しっかり毎月返済し、これ以上借りなければ借金は今以上に増えることはありません。堅実的な方法として一番良い方法だと言えますね。

極力現金払いでの生活にするよう心がける事でカード出費を抑えることにもつながります。

③:生活費の内訳を数字化してみる。

生活費がどこにどのくらい掛かっているかを数値で見ることで、必要以上に使っていることも明白になります。そうすることによって出費削減にもつながります。

また生活費の内訳で抑えられる部分と固定費用に分けることが出来るので、必要経費の確認にもつながります。

④:抑えられる出費先の項目が金額の数字化。

固定費用以外で抑えられる名目は、食費・光熱費・携帯代金・生命保険・交際費などです。
食費は一日いくらまでと金額を決めることで献立を立てる際にも役に立つほか、食費を抑えることもできます。
また光熱費も普段コンセントをつけっぱなしで使用しているなら、コンセントから外すことでも経費を抑えることができ、携帯電話は格安SIMに変える、ネットはプロパイダーの見直しでも抑えることができます。

更に生命保険の見直しで費用を抑えることができますし、必要最低限保証にしておけば返済が終わったあとに再度見直しなどをすることも可能です。

外食を控えできるだけ自宅からお弁当を持参することでも外食費用を抑えられます。

⑤:不用品を売る。

普段使わないものを売る事でお金を作ることができます。ネットオークションやフリマなどの利用の他、リサイクルショップなどで売るといいでしょう。

その他メリットとしても不用品がなくなることで家の中の片付けにもつながります。

⑥:専門家に相談してみる。

いろいろな手段をしてもどうしても無理な場合もあります。そういう場合は専門家に相談してみましょう。
借金専門で対応している弁護士や司法書士など最近ではよくTVなどでも見受けられますし、匿名で相談も可能になりました。

無料相談も実施している専門家も多くいますので、利用してみましょう。

⑦:身内に相談してみる。

身内に相談することも1つの手段として挙げられます。また大きな金額ですが、少しでも利息を減らすために借り入れが可能かどうか身内に相談してみましょう。

⑧:ボーナスの使い方を変える

ボーナス払いの他に余裕がある場合、必要な物を買う以外はすべて返済に充てるのも利息分を減らす事ができます。利息が減ることで返済期間が短くなり、生活にも余裕を持つことができます。

しばらくはボーナスはなかったものとして、返済に充ててしまいましょう。返済が終わるまでは辛いかもしれませんが、ボーナスでの返済は最終的に大きな特となります。

⑨:預金を崩す

全額を当てる必要はありませんが、ある程度まとまった金額を返済に充てることでも返済期間を短くすることができます。

全額を返済に当てないのは、万が一必要な出費などがある際に困らないようにするためなので、預金のうちいくらかを返済に充てましょう。

以上のように、返済をするにあたってやるべき事、やれる事は色々あります。まずは身辺を整理してみて余裕が出来そうなら毎月しっかり返済計画を立てて返済していくことが得策です。

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借金500万に対する債務整理

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債務整理をすることで、利息がぐっと減り生活も安定してきます。また精神的にも楽になりますがデメリットも多くありますので、債務整理をする場合はデメリットも含めて検討をしましょう。

①:任意整理

メリット:任意整理は、裁判所を通さずに弁護士を通し、債権者とが話し合い折り合いをつけることで返済金額を減らして毎月返済をします。その際利息制限法を利用して支払うべき利息をカットして元金を分割払いにする方法です。

また返済期間は平均5年から7年になりますが、これ以上かかる場合は「過払請求」として過払い分の請求をすることができる場合があります。

デメリット:信用情報に「事故処理」として事故扱いになるためローンを組むことが難しくなってしまいます。

②:個人再生

返済が困難な人のために取られた救済措置で2001年に導入された方法です。

メリット:裁判所で個人再生の申し出をし、認可されると個人再生をすることができます。個人再生は借金のうちの1/5を3年で支払う手段で、最低でも100万の金額を支払う必要があります。

100万を3年で払う場合、月々約27,778円を支払うことになります。決められた期日に毎月遅れることなく3年間支払う事で借金500万は返済済みとなります。

ですが、返済能力のあることが前提なので無職の方の場合は利用することができません。

また、個人再生の場合は裁量規制のものなので、自動車ローンや住宅ローンは対象外となる為、住宅ローンや自動車ローンはそのまま別で支払うことになりますので自動車や住宅を取られる心配はありません。

デメリット:任意整理同様、信用情報には「事故処理」扱いとなるため今後のローンや借り入れは厳しくなる可能性があります。

③:自己破産

自己破産とは裁判所で手続きを取り「破産宣告」手続きをします。結果として借金の全額免除となりますが、この場合は支払い能力がなく、身内からの借り入れなども不可能で利息制限法を利用しても返済が困難な場合、免責の開始も行うことで、自己破産手続きが可能になります。

メリット:借金が全額免除になります。ただし自己破産手続きをした人の名義に対しての免除です。

デメリット:自己破産ですので、返済に当てられるもの自動車や家なども失うことになります。保証人がいる場合、保証人に返済義務が移るので保証人が借金を払うことになります。

また、5年から10年は俗に言う「ブラックリスト」という扱いになるのでクレジットやローンを組むことができません。

④:特定調停

民事調停で、裁判所立会いの元、債務者・債権者・保証人が話し合い、返済の方法などを変更してもらったり条件の変更をして返済をしていく手段です。
調停が成立することで返済額を軽減できるので、任意整理同様に毎月の返済はありますが支払いの負担はかなり減ります。

メリット:利息分を減らすことが出来るので、毎月の支払いが楽になります。

デメリット:債務整理をすることで、種類によっては所有する固有資産なども精算対象となる場合があります。
保証人にも話をして調停に来てもらう必要があります。内容によっては保証人も債務整理をする必要があります。

保証人付きの借金は自分だけで自己処理をすると必ず保証人が代わりに返済義務が発生しますので、保証人のついている借金に対しては必ず、保証人にも相談をして返済方法を決める必要があります。

更に債務整理をすることになった場合は、保証人も同様に債務整理する必要が出てくるためきちんと話し合いどういう債務整理をするのが良いのか決めてから行動を取るようにしましょう。

<下に続く>

借金500万円を返済するには?返済期間と利息・返済計画・債務整理のまとめ

このように借金額が大きくなると返済総合計金額や利息も高くなり、生活の負担も大きくなります。
何気ない日頃のカード払いも極力現金払いにする事で最終的には返済額が少なくなるので、日頃から気をつけたいですね。

また債務整理は一人で悩まず専門家の無料相談で一度相談してみましょう。

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